コロナ休みぶりに失礼します。お元気ですか。暑い中、お身体を大切にしていますか。
急に上がったピッチに疲れ果てたりしないように、うまく休む時間を作ってくださいね。
しばらくはあなたと同様、ワタシも何だかいろいろあるので、週に1回「今週実践すること」というスタンスで書きたいと思います。
今までは、1冊についてじっくり書きましたが、そうもいかない感じです。
日々できるちょっとしたことを、一緒に考えたり、できることから一緒に実践していったりできたら、とても嬉しいです。
本ブログは、読者様が実はすごく努力家な方が多く(登録された方のブログをのぞいたりして調査した限り)、サボり屋なワタシが恥ずかしいのですが。
また、ぼちぼちやっていきますので、よろしくお願いします。
今日も残業だ、仕事が終わらない、また先送りしてしまった、やりたいことが全然できない、もっと効率的な方法があるんじゃないか・・・そうやって時間に縛られて人生を楽しめていない、と感じる私たちのための本著。
明日の朝起きたら、まったく違う新しい人生を始めるためのヒントです。
プログラマーとしてマイクロソフト本社でWindows95の開発に携わり、「ドラッグ&ドロップ」を世界に普及させ、「右クリック」の概念を現在の形にしたのが著者です。
こういった世界を変える発明をすることは、時間を制することで誰でも生み出せると言っても過言ではない、と著者は言います。
自分に鞭打って、眠い目をこすりながらパソコンに立ち向かわなければならないこともよくあります。つらいときがまったくないかと言えばうそになります。
しかし、時間を自分の手の中に取り戻し、時間を最大限にまで効率的に運用し続ければ、もしかしたら2倍以上の能力差のある優秀な人たちをも出し抜けるのではないか、と思っていました。
恐れるべきは失敗することではなく、自分の「やりたい」という思いに不誠実になることだったからです。
すると結果として、幸せな人生を手に入れることができたのです。
「やりたいこと」を実行するよう努力し続けていたら、結果を出すことができた、というわけです。
そのためのやりかたの1つとして、本著では「ロケットスタート時間術」を勧めています。
100人に1人もでいない「あること」とは?
著者はたくさんの日米エンジニアと日々仕事をしてきました。
その中には明らかにものすごい生産性でプログラムを作ってくれる馬力のあるエンジニアもいました。
しかしそんな中でも著者がもっとも大切だと考えていることがこなせる人は100人に1人もいませんでした。
その「あること」とは、「常に締め切りを守ること」です。正確に言い換えれば、「常に締め切りを守れるような仕事をすること」です。
スケジュールの立て方・仕事の進め方の段階から、締め切りを守ることの大切さをきちんと認識すれば、何が合ったも締め切りを守り続けることは十分可能なのです。
そう。その通り。でも、ワタシは今月中2回も締め切りオーバーをしてしまっています・・・。
信用を失うから、本当に締め切りを破ることはしたくない!
「ラストスパート志向」が諸悪の根源
多くの人が、スケジューリングの段階から大きな勘違いをして仕事に取り掛かっています。
締め切りと言う言葉への典型的な誤った考え方は、次のような物でしょう。
・見積もりはあくまで見積もりでしかなく、予定通りに仕事が進むとは限らない
・締め切り目前に、徹夜でも何でもして頑張ることが大切
・それでもどうしても締め切りに間に合わなかった場合は、その段階でスケジュールを変更してもらうしかない。
多くの人が「最初はのんびりしていても、最後に頑張ればなんとかなる」という根本的な過ちを改めることから始めないといけません。
そうですけど、そうですけど、どうにものんびりしちゃうんです!
そこで発想の転換です。
まずは「締め切りは絶対守るもの」と考える
たとえば上司から「これ10日でやっといて」という仕事が降ってきたとき、どうすればいいでしょうか?
大切なことは、スケジューリングの段階から、「締め切りは絶対に守るもの」という前提でのぞむことです。
すると予定を立てる段階から、次のような真剣なやりとりをせざるを得なくなります。
①「まずはどれくらいかかるかやってもるので、スケジュールの割り出しのために2日ください」と答えて仕事に取り掛かる(見積もりをするための調査機関をもらう)
②その2日をロケットスタート期間として使い、2日で「ほぼ完成」までもっていく
③万が一、その2日で「ほぼ完成」まで持っていけなかった場合、これを危機的な状況」と認識してスケジュールの見直し交渉する
自他ともに認める社畜なワタシは「10日でやって」と言われて「2日考える時間をください」などとは、口が裂けても言えません(笑)!
しかし、初めのロケットスタートで2日で仕上げる、は参考になりました。
やる気と体力が比較的ある時期だと、仕事を受けてからすぐに「さわりだけ」に取り組むことができる時ってありますよね?
そうすると、その仕事はほぼスケジュール通りに何とかなったりしますよね。
どうしても、「ああ、今日の上司の定時までに仕上げなきゃ!」という火事場の馬鹿力に頼る毎日です。
でも、それだと時間に追われてしまいませんか?(ワタシはそうです!)
17時以降のプライベートタイムに入れていた「ちょっとショップに寄って帰ろう」とか「帰りに〇〇をしていこう」「本屋で好きな本を探そう。それをもってスタバで1時間だけ読んで帰ろう」と自分と約束していた楽しみをつぶしたりしています。
スタートダッシュんで一気に作る
「締め切りに迫られていないと頑張れない」のは多くの人に共通する弱さですが、仕事が終わらなくなる原因の9割は締め切り間際の「ラストスパート」が原因です。
ですから、10日でやるべきタスクだったら、その2割の2日間で8割終わらせるつもりで、プロジェクトの当初からロケットスタートをけけなければなりません。
初期段階でのミスならば簡単に取り戻せますし、リカバリー期間を十分に持つことができます。
とにかくこの時期に集中して仕事をして、可能な限りのリスクを排除します。
考えてから手を動かすのではなく、手を動かしながら考えてください。
崖から飛び降りながら飛行機を組み立てるのです。
手を動かしながら、プランニングをして、スタートの2日で終わらせる!
最高です。
夏休みの宿題を終わらすには、最終日に死にそうになってやるパターンが多かったのですが、調子のよい年はスタートダッシュで終わらせる、ということが稀にできたことを思い出します。
あれは、デキた場合に達成感が非常にあり、しかも残りの夏休みが別のことに思い切り集中できた素晴らしき日々でした。
(ごくまれにしか、このスケジューリングは達成できていませんが・・・)
あと1週間で8月が終わり。
夏休みの宿題の片づけ方を思い出して「2日で完成」をトライしたいと思います。
とりあえず、スケジュール管理に卓上カレンダーを買います。
コロナで消毒やソーシャルディスタンスにかかる手間と時間がかかっていませんか?
リモートがあなたを疲れさせてしまっていないでしょうか。
スケジュール管理も難しい日々が続いています。
何よりも、あなたの体調を大切にしてほしいと思っています。
多少のうまくいかないことがあるのも、環境が変化しているのですから、ごく当たり前のこと。
むりせずやっていきましょうね。
では、また。