猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

すぐやる人は小さな石を動かそうとする~『図解 「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』塚本亮

先週読んだ本書ですが、小さいステップの習慣だったので、おおよそ身につけることができてきました。

そこで、さらにもっと良い習慣を身につけいと思い、さらに読み進めていきたいと思います。

本書は実戦が本当に小さいステップで書かれているので、あなたも読んでいて「これなら今すぐできる」「やってみてもいいかも」と思えるものがあるかもしれません。

ひとつでも全く構いません。

ちょこっとだけ意識してみることがスタートラインだと思います。

 

今回挑戦してみたい習慣はこちら。

 

1.HKTをうまく味方につける

2.小さな石を動かそうとする

3.人を楽しませる

4.感情をうまく吐き出す

5.言葉の力を信じる

6.戦略的に睡眠を活用する

7.姿勢がよい

8.サティスファイザー

 

 

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1.HKTをうまく味方につける

すぐやる人は、HKTをうまく味方につける

やれない人は、追い込みすぎてしまう

 

行動を妨げるものの一つに、「自力本願」があります。

その方がいいんじゃないの!?と思いますが、実は精神論で自力本願になりすぎると、かえって行動できなくなるのです。

それよりも仕組みで自分を動かす方がよほどラクです。

自分を動かす仕組みを構築するには、行動に具体性を持たせなければなりません。

だから、行動を起こす前に少し、H(ヒト)、K(カネ)、T(タイム)について考えてみましょう。

 

あなたの周りの資源を活用し、あなたを動かすエネルギーに変えることができます。

たとえばダイエットをするとき、H(ヒト)に頼ってみましょう。

周りの人に「ダイエットしようと思うんだ」と言ってみれば、「安いトレーニングジムを知っているよ」「私と同じトレーナーさんに頼んでみる?」なんて言葉が出てくるかもしれません。

K(カネ)は、このご時世、無理は禁物ですね!お金をかけてパーソナルトレーナーを付けるなどができないワタシも、近所をジョギングしはじめました。

そのスタートに、スマホのナイキの主するランクラブ(ナイキ+)に無料で入会したら、記録が自動ででき、いつどれくらいどこを走ったかが見られるようになり、モチベーションが上がりました。

T(タイム)は、いつやるかを即座に明確に決めることです。ここがワタシはずっと弱くて、「夕方」「勤務から帰ってきてから」などとしていたら、ずるずる続かないことしきり。

「土日の夕方」と決めることで、走り終わったら冷たい身体をすぐ湯船につけることができるので、それが楽しみで続けることができました。楽しみは大事だと実感できました。

2.小さな石を動かそうとする

すぐやる人は、小さな石を動かそうとする

やれない人は、大きな石を動かそうとする

 

どんなスポーツでも、いきなり試合はせずウォーミングアップをしますよね。

仕事も勉強も同じなのです。

まずは、心理的負担が少ない簡単な作業から取り組むことが、すぐやる人になる秘訣です。

最初の5~10分間に物事がうまく進むと、気持ちも上向き、リズム感が生まれ、全体がスムーズに進んでいきます。

少し順番を変えるだけでも心理的な負荷は変わってきます。

 

実は本ブログは、休みの日にやらなきゃならん仕事を待ったなしで持ち帰った際、

「パソコンに向かうのも億劫だ~!」となった際にワタシを前向きにさせるためにも活用させてもらっています。

自分で書いたものを読み返したり、実際に少し書いてデスク仕事にはずみをつけたりして使っているのです。

前向きな話を読んでアウトプットするのは、超絶明るくなりますからね。実は我が家はネガティブな言葉を発する人がいるのです。人の気持ちがそのまま入ってきてしまうタイプのワタシは、ポジティブな言葉を浴びてないと夜帰宅したり土日で家族と居る時間が長くなると鬱状態落ちてしまうんです。

一緒に読んでくれるあなたがいることで、本当に救われています。命の恩人です

 

関係ない話でした。すみません。

とにかく、小さいタスクをまずこなしてスタートです♪

3.人を楽しませる

すぐやる人は、人を楽しませる。

やれない人は、正論を押し付ける。

 

あなたの周りにも「正論を押し付ける」人がいるかもしれません。

尊敬する人の中に、「人を楽しませる」人がいたかもしれません。

「すぐやる人」は、人を楽しませることが好きなエンターテイナーです。

そこには、相手に何をしたら楽しませられるかと言うセンサーが働いています。

著者はマイケルジャクソンの専属振付師でレディ・ガガビヨンセなどの振り付けやステージプロでユースをしてきたトラウ”ィス・ペイン氏のイベントで、MC兼通訳をしたときに、そのすごさがわかりました。

何よりも人を楽しませるためのセンサーが鋭いのです。

「すねてがお客さんはどう感じるか」という視点で徹底します。センサーが全開なのです。

 

人を楽しませる人は、あなたもよくご存じの通り、人から愛されます。

人とのつながりが活性化し始めると、行動することが楽しくて仕方なくなっていきます。

 

4.感情をうまく吐き出す

すぐやる人は、感情をうまく吐き出す。

やれない人は、感情をため込む。

 

あなた自身も経験があると思います。

誰にも言えない悩みをため込んでいるとき、「すぐやる」なんて、無理です!

ここでまず大切なことは、人間は感情の生き物であることを受け入れることです。

企画が通らない、成績が振るわない、そんなときにがっかりするのは当たり前のことなので、それを否定せずまずは受け止めましょう。

感情コントロールするうえでの最適な方法は、感情を悪とせず受け止めることです。

頭の中で整理しようとしてもうまくいかないものです。

そんなときは、紙に書き出し、少し距離を置いた視点で感情を見つめなおすことができます。

大切なことは、感じたことをどんどん自分の中から取り出してあげること。

言語化してみることで、心に大きな余裕を生み出すことができます。

5.言葉の力を信じる

すぐやる人は、言葉の力を信じる

やれない人は、言葉をおろそかにする

 

「言霊(ことだま」」とは、口にした通りの現実を引き寄せる、言葉に宿っている力のことで、日本では昔から「良き言の葉は良きものを招き、悪しき言の葉は災いを招く」と考えられていました。

あなたの周りにいる「だって」「できない」「でも」をよく使う人の行動力は、いかばかりでしょうか?

 

私たちは触れる言葉の影響を無意識の中で深く受け入れています。

単語が書かれた複数のカードを文章になるように、速く正確に並べ替える実験を行いました。

1回目の実験では「若い」や「素早い」といった単語。

2回目の実験では「年老いた」や「遅い」といった単語。

その後で、被験者の歩く速さを測定すると、「若い」や「素早い」という単語カードを使った被験者の方が、歩くスピードが速くなったのです。

 

また、心の中でつぶやくよりも、声に出すことはモチベーションを高める効果があります。

「楽しそう。でも、今は時間が無い」を「楽しそう。だかr、時間を作ってみよう」。

まずは、「でも」を「だから」に替えてみましょう。

6.戦略的に睡眠を活用する

すぐやる人は、戦略的に睡眠を活用する

やれない人は、なんとなく睡眠を取る

 

私たちの脳を振る回転させるには、ベストな睡眠時間が必要です。

一般的に6時間未満の睡眠は意志力の回復を妨げ、誘惑に負けてしまう可能性が高くなります。

そうは思いながらも、なかなか急に早い時間に寝付けないもの。

しかし、俳優の哀川翔さんは「早く寝られないっていうのは、早く起きてないからだよね。『早寝早起き』って言葉は間違い。『早起き早寝』が正解でしょう」と言っています。

まさにその通りで、ちょっと眠いけれど、早く起きることから早寝はスタートします。それには、

1.目覚まし時計を使わない:脳に良くないので

2.カーテンを閉め切らない:太陽光は体内時計を活性化させるから

3:週末も同じ時間帯に起きること:睡眠はリズム。なりゆきに任せない

が大切です。

7.姿勢がよい

すぐやる人は、姿勢が良い

やれない人は、背中が丸い

 

多くの研究で分かっていることですが、姿勢は私たちのムードに大きな影響を与えます。

良い姿勢はポジティブな、悪い姿勢はネガティブなムードを作ります。

ドイツのウ”ィッテン・ヘァデッス・マラハック博士の研究では、被験者に良い姿勢で幸せそうに歩いてもらったり、悪い姿勢で落ち込んだように歩いてもらったりして、40語を見せました。

その後、さらに8分間歩いた後に、40語のうち思い出せる限りの単語を被験者に思い出してもらうと、悪い姿勢で歩いた人はネガティブな単語ばかりを思い出すことが分かりました。

一方で良い姿勢で歩いた人は、ポジティブな単語を多く思い出したのです。

つまり、私たちは良い姿勢で歩くだけで、肯定的になれるのです。

 

また、脳は血管が運ぶブドウ糖と酸素をエネルギー源として働いている、というのも大きな理由です。

姿勢が悪いと血管を圧迫してしまうので、ブドウ糖と酸素が十運に運ばれず、脳の働きが悪くなるのです。

その結果、判断力が鈍り、先延ばしをしやすくなってしまいます。

 

8.サティスファイザー

すぐやる人は、サティスファイザー

やれない人は、マキシマイザー

 

アメリカの心理学者バリー・シュワルツ博士によると、私たち人間は、自分にとって最高の選択をのぞむ「マキシマイザー」と、まずまずのところでも満足する「サティスファイザー」の2種類に分けられるそうです。

マキシマイザーは満点を望む完璧主義。

誰でも100点は嬉しいし、完璧なものに憧れます。

しかし、その思考が大きなブロックとなって行動を妨げていることも考えなければなりません。

 

「すぐやる人」は雑にやるという個との大切さを理解しています。

いわゆるサティスファイザーで、80点でいいものは80点でいいと思えるので、行動が早くなります。

合格点を見据え、その点数をクリアするのに最低限の労力のみをかけるようにしているのです。

 

著者がたくさんの人々を始動していて、「伸びる人」「伸びない人」を比較すると、「伸びる人」は、とにかく雑でもいいので取り掛かります。

ペンキ塗りで、一度にきれいに塗るのではなく、何度も何度も塗り重ねムラをなくしていくようなものです。

一方、「伸びない人」は、一度でやり切ってしまおうとしすぎて、要点をつかめずじまいに終わってしまいます。ですから、どこに力を入れていいかわからなくなるのです。

それぞれのタスクの合格点を明確にして、まずはそれを満たすことが自分にとっての100点だと考えていきたいものです。

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本書は900円です。なかなかお買い得です。

 

今週もお疲れさまでした。

すぐやる人になって、今年のあなたがいっそう輝きますように!

 

 

以下はひとりごとです。

 

 

これを書きながら、娘が身支度をするのを待っていました。

年頃の娘の準備はなかなか終わらず、1時間半が費やされ、ブログが1つ書きあがりました。

今日の1番の目的は娘にインフルエンザ予防接種を受けさせること。

ひとつの目標が達成出来たら、あとはおまけなのです。(・・・たぶん!)

もっと早く用意させられたら、買い物や職場の片付けができたのに!なんて考えるよりも、「今日はワクチン接種」!!

今日接種が終わらなかったら、持病持ちの旦那さんがうるさくなります。

そして、それに腹を立てた娘が「パパのためにワクチン接種などするものか!!」となり、泥沼が始まること必定。

今は、「娘のワクチン接種」が我が家の安全を意味しています。

いいんだ!職場の整頓は明日の朝早く出勤してやればいいし、夕飯はありもので作れる!

(そもそも根本には、旦那さんと娘の関係性が破綻していることが問題であって、それは私の問題ではない)

 

めざせサティスファイザー

余裕のある母親がいる家庭は、家庭の平和を守るのです。

家族の平和のためにも、今年の目標に加えます。