猫のメメとモエ

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1日1分。片づけ習慣で人生が変わる!~『たった1分で人生が変わる片付けの習慣』小松易

身のまわりを片付けると人生が好転し始める。

 

職場でデスクの片付けができている人って、身の回りや思考が整理されていたりしませんか?

仕事をこなすスピードが速くて、クオリティが高かったり・・・。

それに比べてワタシは、子供のころから「片づけが苦手な人」でした。

 

できる経営者も、身のまわりをつねにキレイにしています。

つまり、片づけができる。

これはただ「片づけてある」のではなく、「片付けが習慣化」しているからだと著者は言います。

 

さらに著者は「生きること」と「片づけ」は同じだと言います。

 

生きることは限られた時間の中で、素敵な出会いと多く素敵なモノを取り入れ、それを消化して、新たな出会いとモノを手に入れること。

その循環で成り立っています。

片づけも同じで、多くのモノや情報を取り入れ、消化して活かし、また新たなモノや情報を取り入れます。

つまり、「片づけ上手」は「生き方上手」なのです。

 

片づけは難しいことではないのだと著者は断言します。

1度リセットできれば、あとはたった1分、毎日片づけるだけだとか。

 

あなたもワタシと一緒に片づけの習慣を今回手に入れて、人生を変えるきっかけにしてみませんか?

 

1.片付けの第一歩は身近なところから

2.片付けで挫折しないコツ①ゴール②1か所③4ステップ

3.片付けの基本動作

4.リバウンドしない方法

5.片付けが習慣化すると人生がこんなに好転する

 

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モノが少なくなることで、あなたの生活がかえって豊かになる!

ミニマリストについての話題が多い昨今、これは疑問の余地が無いところだと思うので最後にお伝えします。

1.片付けの第一歩は身近なところから

著者は日本初の片付け士でスッキリラボを経営しています。

クライアントさんから片づけについて、「どこから始めて良いですか?」という質問をされることが多いそうです。著者の答えは

「身近なところから始めましょう!」です

 

すると多くのお客さんは、「机」と答えるそうです。

 

実は机から取り組むと、成果がすぐ出るので小さな成功体験を積むのにとても効果的だそう

仕事場の作業机やリビングの食卓など、今つかっている机。そこからいきましょう!

 

逆にはじめの一歩に向かない場所は押し入れなどの大きめの収納です。

一番に片づけたくなりますが、途中で断念しがちなのです。

普段見慣れないモノが出てくると、手が止まっちゃいますしね。

 

ですから、始めの一歩は成果がすぐ出る机などがオススメなのです。

 

2.片付けで挫折しないコツ①ゴール②1か所③4ステップ

著者が片づけ指導をするときに必ず伝えるのがこの3つのポイントです。

①ゴール:目標をはっきり決めてその姿を明確に思い浮かべる

片づけ終わったら「こんな部屋にしたい」というゴール(目標)を決めます。

できるだけ明確に部屋のイメージを作ります。

雑誌などで理想としている部屋の写真を見つけて、目に見えるところに貼っておきましょう。

初心者にはハードルが高いですが、「部屋をカフェみたいに姿態」「かっこいい書斎みたいにしたい」などの夢を抱くのもいいでしょう。

とにかく、はっきりゴールを思い浮かべましょう。

②1日15分で1か所だけ片づける

一気に片づけようとして、かえって散らかってしまったという経験はありませんか?

著者は「1日15分を1セット」で、片づける場所も「1か所」と決めてくださいと指導しています。

一気に片づける人は、散らかるときも一気に散らかります。

つまり、リバウンドがあるのです。

少しずつ確実に成果を出し、それを習慣化することが片付けで大事なことです。

③片付けの4ステップ

最後のポイントは、4ステップでやること。

「出す→分ける→減らす→しまう」です。

ワタシはよく、「引き出しをあけて、そこからちょこちょこと不要っぽいものを捨てる」をしていましたが、この正月「出す」からスタートしてみました。

減る量が違いますし、全体を見渡したうえでバランスよく減らせるので、非常に効果が高いと感じることができました。

これについては、次に詳しく説明しています。

3.片付けの基本動作

(1)まず、すべて外に出す

最初の動作は「出す」です。

たとえばあなたがデスクを片付けるときに、まずは片づける場所を決めますよね。

つくえのいちばん上の引き出しを片付けるとしましょう。

では、引き出しの中に入っているモノをすべて机の上に出してください。

そして、出したモノを一度眺めてみてください。

ポイントは、何も考えずにすべて机の上に出す、ということです。

全部出すと、逆に散らかることが心配になるかもしれません。

もしあなたが今片づけに使える時間が15分ならば、「15分の中で片付けの基本動作が全部できる範囲のモノを外に出す」ということです。

 

しまったままの状態でワタシはよく始めてしまっていました。

本書を読んで、「全部出す」から実践すると、「片づけがとても進んでいる!」という実感満載で終えられます。

また、「同じものがこんなにたくさんあったのか!」という発見は、「全部出す」ことでより明確になり、捨てる判断がサクサクできますので、おすすめです。

(2)「いるモノ」と「いらないモノ」を分ける

次の動作は「分ける」です。

引き出しから出したものを眺めて、ひとつひとつ「いるモノ」と「いらないモノ」に分けます。

ここで大切なポイントは、分ける「基準」です。

この基準は

①「入手可能」は捨てる

②「勇気で」捨てる

③「いつか使える」は捨てる

です。

捨てるのには勇気が必要です。

(3)捨てる?あげる?売る?いらないモノをとにかく減らす

不要になったものの処分の仕方を考えましょう。

(4)はじめは場所を考えず、もとの場所にしまう

最後に「いるモノ」をもとの場所にただしまいます。

ここでしまう場所を考えていると、かえってごちゃごちゃになったり、時間をムダに消費することがあるので、基本を覚える段階では、とにかくただ「しまう」ことに徹します。

 

この基本動作「出す→分ける→減らす→しまう」のサイクルを回すことで、今まで何気なく消費していた貴重な時間をムダにすることなくなります。

ステマティックにスムーズに片づけを進めることができるのです。

4.リバウンドしない方法

せっかく片づけたのに、リバウンドしてしまわないよう、片づけを習慣化する方法は、まずリバウンドしやすい落とし穴に気づくことです。

(1)5つの落とし穴

①置き場所が決まっていないものがある

置き場所が決まっていないモノは、部屋の中を「漂流」します。モノがあちこち移動しないよう、場所をつくりましょう。

②収納がない(入りきらない)ものがある

これも散らかりの原因になります。

③捨てられないものがある

どうしても捨てられないものは、無理に捨てるのではなく、「保留箱」を用意して一時的に入れておいて後から考えるようにしたり、友達にあげたりなどしてよいのです。

④捨て方がわからないものがある

最近は地域によってルールが違うので、市役所のサイトなどを見てみましょう。

捨て方が分かれば、散らかりの原因を断つことができます。

⑤使っていないのに場所を取る家具や家電がある

使わない家具や家電はその上にモノが置かれてしまうことも多くあります。

使っていないなら、勇気を出して処分しましょう。

 

使わない家具や家電の上は、散らかっても「OKサイン」が出てしまう場所です。

この「OKサイン」を意識することで、早期発見につながり、片づけたままのきれいな部屋を維持することができます。

(2)例外をつくらない!

どんなに片付いていない部屋でも、はじめはキレイな状態なのです。

そこには「はじめに散らかりだす場所」があったはず。

その散らかりの「もと」を断ちましょう。

 

家に帰ってきて、何気なく手に持っているモノを「ぽん」と置く。この「何気ない動作」がきっかけになります。

こうした行動は「無意識レベル」で行われていることがほとんどです。

「意識的に無意識の行動を見る」ことが予防策になります。

(3)細分化して行う

著者は1000人以上の人に片づけを指導してきましたが、そのときに念を押すのが「片づけは細分化して行う」ということ。

「休日にやろう」「深夜にいっきにやろう」と思って始めてしまいがちですが、それは勉強の一夜漬け同様、習慣化したり定着させたりするのが難しいのです。

目標に向かい着実に1日15分ずつ行っていく。

著者は「片付いた環境」をめざして、少しずつ日々片づけを積み上げていくことを推奨しています。

(4)21日間続けて「習慣化」する

片づけを習慣化するいは、あなたの1日の中で「片づけをする時間」を毎日設定することが重要です。

開始時刻は毎日同じでなくても大丈夫です。

「朝、会社に来たらする」「帰社する前にする」「朝起きたらする」「夜寝る前にする」など、とにかく毎日続けることが大切です。

21日間続けると、脳がその行動を「習慣」として認識します。

始めは慣れないので痛みが伴うかもしれませんが、簡単なことから始めましょう。

たとえば、帰ってきたら脱いだ靴を下駄箱にしまう。

カギは引き出しの中にしまうなどです。

 

著者のまわりには、片づけを習慣化して人生を変えた人がたくさんいます。

毎日たった1分でいいのです。

簡単にあなたの人生を変えることができる「片付けの習慣」をぜひ一緒に身につけていきましょう!

5.片付けが習慣化すると人生がこんなに好転する

片づけが習慣化すると、人生にいろいろと「いいこと」が起きます。

代表的な3つのメリットがここで紹介されています。

(1)すべてが効率化し、「時間」「お金」のムダが省ける

たとえば、家を出るときにカギが決まった場所にあれば「探す」というムダな「時間」が省かれます。

会社でも書類探しの時間が無くなります。

身のまわりがシンプルになるので、不必要なモノは買わなくなり、「お金」のムダが省かれます。

(2)ストレスが減る

片づけができていな状態は、あなたに常にストレスを与えます。

片づけをすることで、部屋や頭の中をスッキリした状態に保つことができるので、あなたには余裕ができ、アイデアも浮かんでくるようになります。

(3)人間関係が良くなる・新しい出会いがある

片づけは、コミュニケーションをとるのに最適なツールになります。

会社や家族で片づけをすれば、何気なく話ができます。

さらに、キレイになった空間には、自然と人があつまります。

片付いた場所は、新しいモノを受け入れる準備のできている空間です。

 

「現在」を片づけ、「過去」を片付けると、「未来」も片付くのです。

押し入れにある古いモノを片付けると、過去が整理され、現在がすっきりします。

また、現在使っている机やテーブルの上などを片付けることで、現在の生活にゆとりが生まれ、未来に向けてよりよい方向に進めるようになります。

 

過去と現在を片付ければ、あなたによりよい未来が待っているのです。

1日1分ならば1分。

5分ならば5分でいいのです。

「出す→分ける→減らす→しまう」の1サイクルをどこか1か所でやってみましょう。

毎日の習慣にしていくことで、あなたの人生は変わっていくと著者は断言します。

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12月末からちょっとだけ実践しているのですが、確実にストレスが大きく軽減されています!

この習慣は、毎日目に見えて部屋や仕事場がキレイになるので、自己肯定感が爆上がりするので、本当にオススメです。

そうはいっても、毎日の忙しい中で、時間はとれないのが実際です。

ワタシも1分の日もたくさんありました。

でも、続けているので、何とかキープされています。

目標としている部屋の様子や写真を目にすると、良さそうです。

ワタシはスマホの待ち受けにミニマリストっぽい素敵な部屋の写真を張り付けてみたところ、「帰ったらちょっと片づけよう♪」という気持ちになれました。

ムリなくちょっとずつ!1分から。

ちょっとずつやってみましょう。

 

今週もお疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。