猫のメメとモエ

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「自分は幸せだ」と思える人ほど、よい結果を生んでいる~『幸福優位7つの法則』ショーン・エイカー

ハーバード大学で長く仕事をしてきたショーン・エイカー。

著者は、ハーバード大学に長く勤務する中で、学生の中に2つのタイプがいることに気づきました。

 

ハーバード大学という素晴らしい環境で学ぶことができるという恩恵を見出す学生。それとは対極に、恩恵を見失い勉強量の多さと競争とストレスに押しつぶされる学生。

当然後者は学業成績もふるいません。

 

ハリーポッターに出てくる魔法学校のような食堂や、宗教的ルーツをしのばせる建物。すばらしい教師陣。

しかし、ハーバード大学の学生の多くは実はあまりにも忙しく、勉強のことで頭がいっぱい。

そして、4年間に経験した恋愛の回数が、なんと平均で1回以下というのが実態です(!?)。

もともと彼らは、ハーバードに入学するまでずっと優秀でその学校で不動の学業成績築いてきた学生ばかり。

そのためもあってか、「一生懸命努力すれば成功する」「成功したときにようやく幸せが手に入る」と信じ切っており、必死になって努力を重ねる学生生活を送っているのです。

しかし、本当にその環境を活かし、類まれな才能を思う存分発揮するのは、「血のにじむ努力」をするタイプではなく、「自分は幸せだ」と思えるタイプの学生でした。

 

本日は本書からワタシが面白いと思ったものを紹介します。

本書では幸せについてさらに深く掘り下げていますので、よかったらぜひお手に取って読んでみてください。

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幸せに飢えるハーバードの学生たち

2006年、著者のショーン・エイカーはタル・ベンシャッハー博士に、博士の「ポジティブ心理学」コースのコース設計と授業を任されました。

ベンシャッハー博士はのちにとんでもないベストセラーを世に送り出しますが、それはその翌春のこと。

だから、「経済学理論上級」をとらずに、無名の教授が教える「幸せ」のクラスをとることは、成績証明書の汚点となるかもしれないこと。

だから、汚点のリスクを冒してでも幸せについて学びたいという学生は、100人もいれば大したものだ、と思って著者はこのコースを設定していました。

ところが、次の2学期間にこのコースを受講した学生はおよそ1200名にのぼりました。

勉強が大変なことで有名なこの大学で、全学生に6人に1人はが受講したのです。

ハーバードの学生たちは「幸せ」に飢えていたことがわかりました。

 

どんなに優秀な学生たちでも、彼らは必ずしも幸せにはなっていない。

受講生の圧倒的な人数はそれを示していました。

 

著者の長い期間の観察によると、ハーバードの学生たちは就職に有利な履歴書を書くことばかり考え、その代償に人生の実体験をしそこなっているのが実情でした。

先に述べた通り、ハーバードの学生たちは血のにじむような努力を重ね成功した先に「幸福」が待っていると信じ、死に物狂いで大学4年間をある意味犠牲にして勉強に取り組んでいました。

 

しかし、心理学と脳科学の最新の研究によって、実は「幸福」と「成功」の順序が逆であることが分かってきました。

成功したから幸せになるのではない。

人は幸せでポジティブな気分のときに成功するのです。

人間の脳は、普通の気分のときでもネガティブな気分のときでもなく、ポジティブな気分のときに最もよく働くようにできている、ということが証明されています。

 

でも、現代社会に生きる私たちは、成功のために幸せを犠牲にしてしまいがちですよね。特に、私たち日本人はそうかもしれません。

しかし、その唇を噛みしめながら頑張る努力が実際には成功率を低めてしまっています。

努力努力の生活でストレスにまみれ、何が何でも成功しなければならないというプレッシャーに押しつぶされて実力が発揮できずにいるのです。

 

仕事でうまくいくために大切なことは、わき目も降らず頑張ることではありません。

また、上司として部下にやる気を出させたいなら、大声で命令して部下をおびえさせたりストレスまみれにしたりしてはいけないのです。

 

ハーバードの学生たちの一部が元気でうまくやっていけるのに、他の学生はストレスと抑うつに負けてしまうのか。

さらに平均ラインの上部に位置する人々のパターンと習慣を著者は長年にわたり調査してきました。

1600名の優秀な学生に関する実証研究をハーバードで行う中で、成功と達成に関わる7つのパターンを特定することができました。

そのうちの一部を今日は紹介します。

 

法則1 ハピネス・アドバンテージ

~ポジティブ脳は、平常時やネガティブな時に比べ、生産性が高い。 

~幸福感は人間の脳と組織に競走優位をもたらします。

 

わたしたちは得てして「成功」すると「幸福」になれる、という図式が不動のものと考えています。

いまだに多くの企業やそのリーダーたちさえも、旧来の誤った順序を頑固に信奉しているのは困ったことだ、と著者はいいます。

 

実はポジティブな脳は、平常時の脳やネガティブな脳に比べて、生物学的な優位性をもちます。この「幸福優位性」こそ、本書が大切にしていることです。

この法則から導かれる何より大事なのことは、「脳を再訓練してポジティブな状態を常に保てるようにすること」だということ。

そして積極性を高めることで、生産性や業績を改善する方法を学ぶことできます。

つまり、先に「幸せ」な感情になることが一番大切なのです。

 

仕事のみならず、結婚生活、健康、友人関係、地域社会とのつながり、創造性など、私たちの生活のほぼすべての面で、幸福感が成功を導くことが実証されています。

幸福度の高い社員は生産性が高く、売り上げも多く、リーダーとしてもすぐれ、高い業績を上げるので給料も高いのです。

 

 

しかし、「幸せ」とは、何でしょう。

それは主観的なもので、誰にとっても同じではないので、私たちはそれぞれ自分に合った「幸福度が得られる行動」があります。

 

好きな歌を聞く、友達とのおしゃべり、バスケをする、犬を撫でるなど。

それは、ちょっとした「幸せ」で十分であることも実証されています。

 

著者は、医師の卵たちの診断の訓練(架空の病人に架空の病状を読み上げ、医学生に診断を下させること)の正誤性で実験をしました。

この実験で著者は医師たちが2倍以上のクリエイティブを発揮させるために必要な「幸せ」を見つけました。

ただ、彼らにキャンディを配っただけです。

血糖値が実験に影響するといけないので、キャンディを食べてもらったわけではありません。

この「キャンディを配った」というほんのわずかな幸福感にも、2倍のクリエイティブという重大な優位性をもたらす力がありました。

 

幸福になるのは、そうした身のまわりん小さなこと。

ちょっとした日々の行動で構わないのです。

著者は例として次のような行動を著者は勧めています。

運動する

運動すると快楽をもたらすエンドルフィンという化学物質が放出されます。

うつ病の患者を3つのグループに分けて運動の効用を実験したものがあります。

第1グループには、抗うつ剤を投与。

第2グループには、1週間に3回、45分ずつ運動を行わせる。

第3グループには、その両方を行いました。

4か月後、3つのグループで幸福度の幸福度はほぼ同じでした。

しかしその6か月後、再発について調べました。

抗うつ薬を飲んだだけのグループは38%がうつを再発していました。

抗うつ薬と運動を組み合わせたグループは31%の再発率でした。

ところが、運動だけをしたグループはわずか9%でした。

つまり、身体的な活動は、気分を向上させるだけでなく、その効果が持続することがわかっています。

 

ウォーキング、サイクリング、ジョギングのほか、ただストレッチ、縄跳び、ホッピングをするだけでもいい。とにかく体を動かすことがいいのです。

お金を使う

ロバート・フランクの著書『ラグジュアリ・フィーバー』では、モノを買ったときのポジティブ感情は、腹立たしいほど短時間で焼失するのに対し、経験、特に他の人と共有する経験にお金を使った場合は、価値のあるポジティブ感情が長続きすると書いています。

 

また、他人のためにお金を使うことも、その人の幸福度を高めます。

46人の学生にそれぞれ20ドルずつ与えました。他者のため(友人にランチをおごる

、妹におもちゃを買う、チャリティに寄付するなど)に使った学生たちは、より高くポジティブなマインドセットを獲得していました。

法則2 心のレバレッジ

~自分の置かれた状況をどう経験するかは、マインドセット次第

 

患者に砂糖の丸薬を飲ませ、症状を軽減するものだと話すと、多くは効果を表し、時には本物の薬と同じくらいに効きます。プラセボ効果ですね。

ニューヨーク・タイムズ紙に「プラセボ効果の大きさに専門家も驚愕!」というタイトルの記事が出たことがあります。

それによると、偽の育毛剤で剥げた頭に毛が生えたそうです。

また、ひざを負傷した患者に実際には行っていない手術を行ったというと、腫れがひき始めたと言います。

プラセボ効果を調べる実験を行った研究者は、

プラセボが痛みをコントロールする効力は、本物のアスピリンコデインなどの薬の55%~60%である」

としています。

心の状態を変えただけで、つまり自分は本当の薬を飲んでいると考えただけで、客観的な症状を実際に焼失させるだけの力を発揮するのです。

 

ある出来事が起きるに違いないと考えると、脳の中で、それが実際に起きたのと同じくらい複雑なニューロンの発火が起き、神経組織に次々と連鎖的な動きが生じ、結果的には本物の身体的症状が現れてくるのです。

 

有名なイエール大学の実験で、あるホテルのひとつのグループの従業員にホテルの清掃活動が心肺機能を高める体操と同じ効果があることを伝えたものがありますね。

数週間後、仕事は運動効果があることを伝えられた清掃員たちは、実際に体重が減り、コレステロール値も下がりました。

いつもより余分に働いたわけでもないし、仕事以外の運動をしたわけでもないのです。

変わったのは、彼らの脳が自分の仕事をどのように捉えたかと言う点だけ。

つまり、日々の行動を自分の心がいかにとらえているかが、その行動自体よりも現実を決定するのです。

 

時間に対しての捉え方も同じです。

2時間の会議の冒頭3分で「これは退屈な会議になりそうだ」と決めつけてしまえば、その2時間は途方もなく長い時間に感じられるでしょう。

でもあなたが、「この会議で自分の意見をしっかり伝えよう」とか「より良い話し合いになる為に必ず発言するぞ」などと考えていれば、有意義な時間としてあっという間に終わってしまうでしょう。

 

さらに、あなた自身の成長にも同じ仕事、同じ時間を過ごしていく中でも、あなたが「成長型マインドセット」とばれるもの、つまり「自分はもっと成長するはずだ」としっかり信じることで、あなたはもっと成長できるようになります。

 

法則3 テトリス効果

~繰り返し目にしているものに脳は洗脳される

 

2005年の寒い朝のこと。

マサチューセッツの寮を出た著者は、もう少しのところでパトカーを盗むところでした。

もちろん、そんなことをすれば著者のキャリアは台無しです。

著者の仕事はポジティブなロールモデルになることで、学生たちに責任感というものを教える立場でした。

では、一体何が起きたのか。

それは「グランド・セフト・オート」というテレビゲームを朝の4時までやり続けた後だったからでした。

5時間ぶっ続けでやったそのゲームでは、盗めそうな車を見つけてカーチェイスをするゲームでした。

銀色のパトカーの取っ手に手を伸ばした時、アドレナリンが脳内を駆け巡ったそうです。

 

テトリスの中毒患者は、シリアル売り場を歩きながら、いくつかのシリアルの箱が作る形が、ひとつ下の段の空いている場所にぴったりとはまることに気づいたりするそうです。

ゲーマーたちは、こうした奇妙な状態を「テトリス効果」と呼んでいるそうです。

 

これらは脳の中のきわめて普通の生理的プロセスです。

「認識の残像」と呼ばれるもの。

写真を撮られるときにフラッシュが光ると、目の中に青や緑の点が残って、2.3秒ものが見えにくくなるのと同じ。

長時間テトリスをする若者たちも、どこを見てもテトリスの形が見える認識パターンができてしまうため、正しくものが見えなくなります。

職場における「テトリス効果」

あなたも、一種の「テトリス効果」にとらわれている人をひとりくらいは知っていると思います。

思考や行動が1つのパターンにはまって、そこから逃れられなくなる人です。

しかも、たいていな場合はネガティブなパターンです。

 

たとえば、部屋に入ってくるなり、いつも何かしら気に入らないことを見つける人。

部下の未熟な点ばかりに注目し、前よりよくなっている点は絶対に見ない上司。

状況のいかんにかかわらず、ミーティングでいつも悪い結果を予言する同僚。

かれらは、テトリス中毒者同様に、長年のネガティブを見つける訓練により、そういう能力が鍛えられているので、無理もないのです。

テトリス効果」が持つ威力

それらを逆手にとって、常にポジティブな面を拾い上げる「見方」は、訓練することができます。

脳が常にポジティブな面をスキャンし注目すれば、最も重要な3つのツールである「幸福」「感謝」「楽観性」の恩恵を受けることができます。

テトリス効果を取り込むには

テレビゲームをマスターするには、何日も集中して練習する必要があるのと同じように、もっとチャンスに気づくように脳を鍛えるには、反復練習が必要です。

 

それを始める1番の方法は、仕事や生活の中で起きたいいことを、毎日リストアップすることです。

単純ではありますが、10年以上にわたって実験的研究を行った結果、それが人の脳の配線に及ぼす重大な効果が証明されています。

 

たとえば、「今日起こった3つのいいこと」を書き出そうとすると、脳hあ1日のできごとを振り返りポジティブと思えることを探し始めます。

1日たった5分間これをすることで、脳が自分の個人的および職業的な成長の可能性に気づき、それに働きかける機会を見つけられるようになるのです。

 

法則4 再起力

~下降への勢いを利用して上昇に転じる

 

著者自身、学生時代に心理学部のモルモットになるアルバイトを20ドルで請け負ってきた経験があるそうです。

 

あるときの実験はかなり重い実験器具を身につけさせられました。

研究生からは「高齢者支援のための実験」と説明された実験。

そこでは、1時間もの間30秒ごとに転ばされたそうです。

120回転んだところで、アシスタントがやってきました。

そして笑顔で申し訳なさそうに

「すみません、ビデオをとるのを忘れたので、もう一度初めからやり直したいのですが」

と言ってきたそうです。(!?)

そして、「参加する意思はかわりませんか?」と確認されました。

著者がイエスと答えると、また120回転ばされました。

全身あざだらけになったそうです。

疲労困憊した著者が転げ出るように廊下から出ると、立派ないでたちの教授が立っていました。

実は実験は「モチベーション」と「レジリエンス(立ち直る力)」の実験でした。

他の人は、もっと短い時間にギブアップした実験に3時間も耐え抜いた著者には、教授から2000ドルが渡されたそうです。

成功への道を見つける

人間の脳は勤勉な地図製作者のように、頭の中の地図をしょっちゅう訂正して作り直しています。

これは何千年もの進化の過程を経て私たちの脳に組み込まれました。

人類はそうして、生存するために環境の変化についても物理的な地図を作り、食料やパートナーを得るために戦略を立て、それぞれの行動がどんな結果をもたらすかプランする必要がありました。

このような「マッピング」は、ビジネスの世界で成功するためには不可欠です。

 

人は逆境に出会うと、一番重要な道を見落としてしまうものです。それは「上方へ向かう道」です。

 

危機や逆境から延びる道は3つあります。

1つは、いまいる場所をぐるぐる回る道。ネガティブな出来事は変化を生まないため、いつの間にか出発点に戻ってしまいます。

2つ目は、さらに悪いことへとつながる道。悪いことが起きた後に、そこから悪い状況になってしまう。人は事態に立ち向かったり、難問に挑戦したりすることを恐れます。

そして最後が著者が「第3の道」と呼ぶ道があります。これは、失敗や挫折から始まって、人をより強くしより成長させる道です。

 

もちろん、困難さの中にこの道を見つけることは優しいことではありません。

経済不況でもそのほかの危機でも、そういうときに、作られる脳の地図は不完全なことが多いし、皮肉なことにポジティブで生産的な道が一番見えにくくなっているからです。

だから探そうともしないのです。

しかし、この「第3の道」が発見できるかどうかが、そこから立ち上がれるかを決めるのです。

 

挫折を「成長の機会」ととらえられる人がその成長を実現できる、ということを多くの研究結果が示しています。

逆に、挫折を「この世の終わり」ととらえるなら、その通りになります。

私たちは「環境」「不運」「生い立ち」「過ち」「挫折」などの囚人などではなく、自らの判断でそれらから自由になることができるのです。

これは『ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則』でジム・コリンズが提唱しています。

心的外傷後の成長

現代社会では、この「第3の道」が非常に見逃されやすい構図になっています。

それがよく表れている例が、戦場の兵士たちのPTSD心的外傷後ストレス障害)を伴って帰るか、「正常な状態」で帰るか、どちらか2つの道しかないという考え方です。

 

親しい人との死別、骨髄移植手術、乳がん、慢性病、心臓発作、戦闘、自然災害、暴漢の襲撃、難民など、人類に起こるさまざまな最悪のことがら。

しかしこのことがらは研究で、たくさんの人々がそうした経験を「逆境下成長」「心的外傷後の成長」を遂げていることが示されているリストです。

 

心理学者のリチャード・テデスキらは、過去20年にわたり「心的外傷後の成長」の実験的研究を使命として取り組んできました。

この考え方自体は、昔からある金言である「困難につぶされなけれなより強くなる」を実証したのです。

2004年のマドリッド爆破事件の後、多くの住民がポジティブな心理的成長をしたことが実証されています。

乳がんを診断された女性の大半にも同じようなポジティブな成長が観られたそうです。精神性が向上し、他者への共感が増し、心がオープンになり、最終的には人生全体に対する満足度さえもましたといいます。

また、トラウマの後、視覚的強さと自信が増して、周囲の人々に感謝と親密度が増大したという報告もあります。

 

もちろん、すべての人にこういう現象が起こるとは限りません。

それでは、つらい経験の中で成長していく人と、そうでない人は、どこで別れるのでしょう?

いくつかのメカニズムが関係しているのですが、一番重要なのは、その人のマインドセット、心の持ちようであることがわかっています。

上方に向かう道を見出す能力は、自分が引いたカードの「手」をどうとらえるかに寄ります。

「逆境下成長」に続く道を見つけるには、状況や起きたことをポジティブに再解釈し、楽観性を失わず、現実を受け入れ、問題を避けたり否定した利することなく、真正面から見つめることです。

 

ある研究グループは、次のように説明しています。

「心的外傷後の成長に影響するのは、その出来事がどういうものかではない。

むしろその出来事の主観的経験である」

言い換えれば、挫折からうまく立ち上がることができる人というのは、何が起こったかによって自分を定義せず、その経験から何を得るかによって自分を定義する人です。

そういう人たちは、逆境を利用してそこから進む道を見つけます

逆境からただ「立ち直る」のではなく、「起き上がってさらに上に伸びる」のです。

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この他の法則は、

 

法則5 ゾロ・サークル

~小さなゴールにまとをしぼって少しずつ達成範囲を広げる

 

法則6 20秒ルール

~変化のバリアを最小化(20秒で行動可能に)して悪い習慣を良い習慣に変える

 

法則7 ソーシャルへの投資

~周囲からの支えを唯一最高の資産とする

まわりの人に投資しよう。

同僚には伝染性があり、ポジティブな感情ネガティブな感情は伝染するもの。

 

 

などがありました。

 

どれも楽しかったので、よかったら本屋さんで手にとってみてください。

 

今週もお疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。