気持ちが落ち込んだとき、意識して背すじを伸ばすと、ちょっと心が前向きになりますよね。
そんなちょっとした自分をアゲる習慣を増やして、メンタルを気持ちよく上向かせる方法を勉強しました。
こんばんは、ラブです。
本著は「心を強くするコツ」として、365個の実践を紹介しています。
1日1分、1つ実践して、これまでと違った新しい「自分」を実感していく、という取り組みです。
壁にぶつかった時の処方箋としても使えるようです。
今日は、「悩みが消える」の章から。。
積極的にチャレンジする人は、失敗に対するスタンスが違う
失敗しても先に進める人と、それきり諦めてしまう人がいます。
その違いはややもすると、心が弱いからだと一蹴されがちですが、実はそうではありません。
失敗に対するスタンスが違うのです。
諦めてしまう人は、失敗したことを恥ずかしいとか、カッコ悪いと感じ、早く忘れようとします。
その点、失敗しても先に進める人は、失敗することを大した痛手とは思っていません。
むしろ失敗した理由を積極的に究明して、次はやり方を変えてチャレンジしようと考えます。
「負けっぱなし」には、しないということです。
自分の「よくないクセ」を知れば、同じ失敗をふせげる
ウソをつくと鼻の穴が広がるとか、緊張しすぎると髪の毛を触ってしまうなど、人は自分でも気づかないクセを持っているものです。
実は失敗を繰り返してしまうのも、クセの仕業によるところが大きいのです。
プレッシャーがかかるとわざと手をぬこうとしたり、逆に練習ばかりしすぎて本番で実力がだせなかったり。
しかし、失敗したときに限って出てしまう自分の悪いクセを知った上で、それを出さないようにコントロールすれば、失敗を終わらせることができるのです。
野生動物になった姿を想像して、悩みを小さくする
私たちは今、さまざまな情報やモノに囲まれていますが、そのルーツは太古の昔にいたサルです。
元をたどれば、そこに繋がっていると考えてみると、今抱えているストレスはちっぽけなものに思えるかも。
毎日働いて、食べて、家族を愛するために生きているのだ、とシンプルに考えてみること。
強いストレスを感じるときは、「自分が野生動物だったら」と想像してみるのも、1つの方法です。
「緊張」を楽しめる人は、自分を信じることができる人
緊張している自分を楽しめる人なんて、よほどキモが据わった人だからだと思っていました。
しかし、どんなスーパースターでも、ここ一番では、平常心を失うとか。
それでも緊張を楽しめる人というのは、「誰もが緊張して当たり前なのだから、自分が緊張するのは、仕方ない」と、半ば諦めに似た考え方をするそうです。
つまり、その緊張も含めて自分をまるごと受け入れているからこそ、自分を信じることができるのです。
逆に、自分を信じられないと、つい「~しないように」と避けるようにしてしまいます。
するとかえって反対の結果を招くことになるのです。
現実を受け入れれば、「燃え尽き状態」から抜け出せる
1つの大きな目標に邁進して、それが達成された充実感は言葉では表せないものですね。
しかし、その喜びも束の間、もしもその仕事があまり評価されなかったとしたら、無力感に襲われてしまうものではないでしょうか。
そんな自分を立て直すためには、「理想は現実のと違う」ものだとしっかり認識することです。
そして、ありのままの現実を素直に受けいれ、今後の人生をどう充実させていくかを、よく考えること。
他人から評価を得ることよりも、自分の内面からこみあげてくる幸福感こそが人生を豊かにします。
他人から見たイメージは、自分次第で変えられる
人間には、少ない情報を手掛かりに全体をイメージしようとする習性があります。
たとえば、私立のお嬢様学校出身と聞けば「金持ちの令嬢」であり、趣味がサッカーと聞けば「運動神経のいい人」、というように、それだけで相手のイメージを判断してしまうのです。
ですから、几帳面で繊細な印象を与えたければ、服やハンカチにアイロンをかけておくのも良いでしょう。
自分で自分のイメージを操作して管理すれば良いのです。
ココ・ シャネルいわく、「第一印象をつくるチャンスは二度とない」のです。
世間を気にしたところで、世間は何もしてくれない
人と違ったことをしたり、ちょっとレールからはみ出しただけであれこれ言う人はどこにでもいます。
そんな周囲の口さがない人たちに気兼ねするあまり、世間体を気にしてしまうことがあります。
そんなときは、「世間を気にしたところで、世間は何もしてくれない」と考えてみるのはどうでしょうか。
世間の言うことなど、所詮は無責任で実体のない意見に過ぎません。
そんな身勝手で一方的な基準にあなたを合わせるのは、とても馬鹿馬鹿しいことです。
疲れたら元気になるまで休めばいい
思いきってチャレンジして大失敗したとき、それが心血注いできたものであるほど、ダメージは大きいものです。
そんな、すぐには心を切り替えられない状態に陥ったときは、とりあえず休んでみることです。
休んだりすると「そんな無茶をするから失敗するんだ」とか、「最初から失敗することはわかっていた」などと笑われるかもしれません。
でも、波風たてずにただ生きているだけの傍観者に嘲笑される筋合いはありません。
疲れはててしまったら、堂々と、もう一度立ち上がれるまで休めばいいのです。
あ
祖先のサルだったら、どうだろうかとシンプルに考えること。
失敗から、自分のクセを発見すること。
評価がイマイチでも、理想でなく現実を受けいれること。
緊張している自分を許せば自分を信じられること。
世間という無責任な意見を無視すること。
そんなことで、明日をもう少し元気にしていけるかな?と思いました。
涼しい風が恋しい季節です。
ゆっくり休んでくださいね。
では、また。