4月はスピード勝負。
ところが、新しい場所やモノ、情報についていくのにやっとで、いつもより余計に判断の速さが鈍っています。
そんなときには、「仮決め」「仮行動」として、「とりあえず、やってみる」としてもいいかもしれません。
今の時代は、「先が見えないのに自己責任で決めていかないといけない」という特性があります。
これが、私たちを不安にさせ、ブレーキを踏ませます。
そこで、週1回ノートに向き合って、自分時間を作って。
そして、不安を掻き出し、対応策を仮決めし、仮行動してみませんか?
先が見えなくても、やる気が出なくても 「すぐ動ける人」の週1ノート術。
あなたにとって、ひとつでも、やってみようかな?と思えることがあったら、とても嬉しいです♪
不安から抜け出すには、まず「一歩踏み出すだけ」でいい
・失敗してはいけない
・一度でうまくいかなければいけない
・やるからには完璧に
・しっかり準備してから、挑戦しなければいけない
こういった思い込みがある人は、足が止まっている場合が多い、と著者は言います。
特に「こうすればうまくいく」という正解がない状態では、どこを目指せばよいのか、わからなくなります。
でも、いきなり大逆転を狙わなくても大丈夫です。
「まずは一歩踏み出すだけ」でいいのです。
「本当にやりたい」にたどり着く最短の方法
変わりたいのに変われない頃の著者は、意識はしていなかったものの「一発逆転」を狙っていました。
浪人して補欠合格した大学では、授業についていけず、就職活動も失敗。
職を転々としていたので、スキルも経験も身につかず、人脈も広がりませんでした。
しかし、「大きなことをしなければならない」と一発逆転を狙うほど、思考も行動も硬直化していきました。
アイデアが思いついても、「こんなことでは逆転できないから無駄」と諦めていたのです。
しかし、そうした状態から抜け出すために、そんな大きなことをする必要はなかったのです。
「今はやっていないけれど、自分にとって大切なこと」を仮決めして、仮行動する。
それを毎日繰り返していけばいいし、しっくりこなかったら、別の行動をまた仮決めして仮行動する、、、、。
それだけで、不安から抜け出して、変わることができたのでした。
不安は、なくならないということを知る
不安は、私たちのもともと持っていた防衛本能。
不安というのは2種類あります。
著者が作った言葉ですが、過去の過ちはの不安〔持ち越し苦労〕とまだ起きていないことや未来への不安〔取り越し苦労〕がありめす。
今の時代特有の不安の正体を知る
今の時代特有の不安は、大きく2つあります。
ひとつは、「先が見えないのに自己責任で決めていかないといけない」不安です。
社会の変化により、いい学校やいい企業に入っても「こうすれば安泰」とは言えません。
正解は見えない、目まぐるしく変化する。
そんな中で、自分の行動と決断に責任を取らなければならない。
上の人の命令に従っていたって、その人が間違っているかもしれません。
そして、もうひとつの不安が、「生活していかなくちゃいけない」不安です。
本来、その不安は人生のターニングポイントとなる原動力になります。
でも、現代はその不安があまりに大きすぎて、生活、仕事、人生、といったすべてのことに対して、萎縮してしまい、思考停止してしまっている人が多いのだそう。
ワタシもそうです!
では、そうした不安への対処方法。
不安は否定しないで認める
「焦っている、不安、心配、怖い」といった危険信号の点滅は、無視している方が危険です。
自分が感じている不安や焦り、恐怖、ショックなどを
「今は不安なんだね」
「今は不安に押しつぶされそうなんだね」
「今は未来に希望を見出せないくらいショックなんだね」
そう受け止めてください。
不安は「なくそう、とすることはできませんが、、「不安の度合いをコントロールする」ことはできます。
「仮決め」を1週間単位でやってみる
仮決めのコツは、文字通り「仮に決める」こと。
「今から1週間限定」で決めることから始める
例えば転職を考えているなら、今から1週間だけ「転職する」と仮決めしてみましょう。
また、ノートに困ったことと、解決策を書き出すことも有効です。
どの大きさでも良いので、ノートを1冊用意します。
見開き2ページでこれは使っていきます。
左側には、問題なこと、困っていることなどを箇条書きで書いていきます。
そして右側に、その解決策を書いていきます。
今週、「仮決め」をしてみたのですが、軽い気持ちで始めることで、早めにスタートを決められて、案件がよく進みました。
今週もお疲れ様でした。
週末はよく休んでくださいね。
では、また。