猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

失敗した自分への罪悪感を減らす方法~『スタンフォードの自分を変える教室』

誰でもまちがいを犯したり、失敗したりします。 でも、そのあとどう対処するかのほうが、まちがえたり失敗したりすることよりもはるかに重要です。 そこで、失敗しても自分にもっと思いやりをもって接することができるよう、心理学者が用いるエクササイズが…

一度失敗するともっとだめになりたくなる心理?~『スタンフォードの自分を変える教室』

バーテンダーにギネスを注文する前に、40歳男性が携帯情報端末を取り出して記録しています。 「1杯目のビール、午後9時4分」。 彼はニューヨーク市立大学とピッツバーグ大学の心理学者と依存症研究者が行った実験に参加した人です。 この実験では18歳…

恐れという感情との上手な付き合い方~『スタンフォードの自分を変える授業』

テレビのニュース番組には、飛行機がビルに突っ込まなくても、恐怖心を掻き立てる話でいっぱいです。 そして画面はパッと切り替わり、自動車のコマーシャルが流れます。 こんなとき著者はよく戸惑いを感じました。 企業は何でこんなうんざりするニュースのあ…

どうにでもなれ、という気分の落ち込みから逃れる~『スタンダードの自分を変える教室』

落ち込んだ時に、あなたは気晴らしに何をしますか? 米国心理学会では、最も一般的なストレス解消法は、食べたり飲んだりする、あるいはショッピング、テレビ、インターネット、ゲームなどという調査結果が出ています。 脳の報酬ステムを活発化させるもので…

欲望がなくなったら、人間はどうなるの?~『スタンフォードの自分を変える教室』

ご存知の通り、ドーパミンによって生まれた欲求により、私たちは期待とともにそれを手に入れなければならないとばかりにストレスも感じます。 しかし、欲求が無くなってしまうと、そんな人生は生きるに値しないものになってしまいます。 欲望が無くなった人…

欲望がなくなったら、人間はどうなるの?~『スタンフォードの自分を変える教室』

ご存知の通り、ドーパミンによって生まれた欲求により、私たちは期待とともにそれを手に入れなければならないとばかりにストレスも感じます。 しかし、欲求が無くなってしまうと、そんな人生は生きるに値しないものになってしまいます。 欲望が無くなった人…

あなたの「欲しいもの」は、不安を生み出している?~『スタンフォードの自分を変える教室』

ドーパミンはやる気を出すのにおおいに役に立ちます。 しかし、ドーパミンは確かに悪い面があるので、私たちは落ち着いて観察していく必要があります。 すると、私たちは報酬の期待にわくわくするのと同じくらい、ストレスも感じていることに気づくはずです…

「やる力」をドーパミンと結びつける方法~『スタンフォードの自分を変える教室』

意志力のチャレンジの失敗のうちのかなりの部分は、生活環境にドーパミンの分泌を引き起こすものが存在するせいです。 神経学マーケティングや販売トリックを授業で紹介すると、受講生はこぞって身近な例を探そうとします。 自分たちのお気に入りの店が仕掛…

ドーパミンは「幸福感」をもたらさない!?~『スタンフォードの自分を変える教室』

脳は、報酬が手に入りそうだと認識すると、ドーパミンという神経伝達物質を放出します。 このドーパミンが脳全体に指令を出し、注意力を集中して、欲しいものを手に入れようとします。 ドーパミンがいっきに放出されたときに感じるのは、幸福感ではなく、む…

欲求と幸せを脳は勘違いする?~『スタンフォードの自分を変える教室』

モントリオール大学の若き科学者ジェームズ・オールとピーター・見るなーたちが、実験用ラットに電極を埋め込み、ほかの科学者により発見された恐怖反応を起こす場所を刺激しようとしました。 ところが、実験のスキルが乏しく、なんと電極を埋め込む場所を間…

ありのままのあなたが、最高のあなたになることを望んでいる!~『スタンフォードの自分を変える教室』

私たちが注意すべきワナは、たくさんあります。 私たちは、何か欲しいものが出てくると、あれこれもっともらしい理由をつけて、楽しもうとします。 週末にスーパーのへ買い物に来ているとき。 冷凍食品売り場で、何やら試食を出しています。 トレーに乗った…

そのとき、ビックマックの売り上げが跳ね上がった~『スタンフォードの自分を変える教室』

人は目標にふさわしい行動をとる機会が訪れただけでもいい気分になってしまい、実際に目標を達成したような気分になってしまうということがわかっています。 あなたは今日のランチタイムで、あまり時間がありません。 何かさっと買ってくるために、ファース…

ヒーローから学ぶ、目標に向かっている反動でしくじる瞬間~『スタンフォードの自分を変える教室』

意志力をめぐる教材になるスキャンダルは、いつの時代も事欠きません。 タイガー・ウッズを始めとして、政治家や宗教指導者、警官、教師、アスリートなど、大物をめぐるニュースが毎週飛び込んできます。 こうしたスキャンダルは、自制心の限界によって起き…

意志力を鍛える方法~『スタンフォードの自分を変える教室』

研究者によって、自己コントロールを鍛える方法は、さまざま試されてきました。 本著では、この「意志力」を鍛える方法として、 ①自制心を要する小さなことを継続する ②「難しい方を選ぶ」ことを繰り返す というやり方も提案しています。 自制心を要する小さ…

自制心は筋肉と似ている~『スタンフォードの自分を変える教室』

やつれ顔の学生たちが図書館のデスクやノートパソコンに突っ伏して、ゾンビ顔で寝ているのは、スタンフォードではおなじみの光景だそう。 期末試験の7日間は”死の1週間”と呼ばれ、カフェインと糖分を求めてさまよう姿が、ちらほら見えるそうです。 いろい…

自分がやってみたいことをエクササイズにできる~『スタンフォードの自分を変える教室』

実は自己コントロール力を上げるために、ラクしてできるエクササイズがあります。 実はこれ、どんな運動でも構いません。 ①座りっぱなし、じっつ立ったまま、あるいは横になった状態で行うこと。 ②ジャンクフードを食べながらできること。 この2つの条件に…

自制心を強くさせる簡単な練習~『スタンフォードの自分を変える教室』

突然走る興奮。頭がかっとなって、胸がドキドキ。 欲しいのは、1本のタバコ、お酒、トリプルラテ? 今シーズン最後のセール、宝くじ、ドーナッツもおいしそう! さあ、そんなときあなたは選択を迫られます。 意志力が試されるときは、自分でもちゃんとわか…

あなたを知ることが、第一歩~『スタンフォードの自分を変える教室』ケリー・マクゴニガル

昨日は、私たちのなかに2つの自己が存在することを勉強しました。 一方の自己は衝動のままに目の前の欲求を満たそうとします。 もう一方の自己は、衝動を抑えて欲求の充足を先に延ばし、長期的な目標に従って行動します。 そこで、衝動的な方の自分にあだ名…

潜在能力を引き出す3つの力~『スタンフォードの自分を変える教室』ケリー・マクゴニガル

意志力を要することといえば、まっさきに思い浮かぶのは何でしょうか? たいていの人にとっては、たとえばドーナッツやタバコやクリアランスセールなどあなたを誘惑するものは様々です。 そんな場合で問われるのは「やらない力」です。 しかし、意志力はノー…

意志力を磨けば、人生が変わる~『スタンフォードの自分を変える教室』ケリー・マクゴニガル

たくさんの人が、注意力や感情や欲望をコントロールする能力が、健康や経済的安定、人間関係、そして仕事の成功までも左右することを実感しています。 そう、誰にでもわかっているのです。 だからこそ、食事や行動や言動、それに買い物をはじめ生活のあらゆ…

モチベーションは上げない、ビジョンもいらない~『シンプルに考える』森川亮

部下のモチベーションを上げる、それが上司の重要な役割だと、よく言われます。 でも、著者は疑問に思うのです。 企業はプロフェッショナルを採用しているからです。 会社や上司にモチベーションを上げてもらわなければならない人は、プロとして失格だと思う…

「成功」を捨て続けることが、自分の市場価値を高める唯一の方法~『シンプルに考える』森川亮

「失敗してもいいから、挑戦しよう」 よく耳にする言葉ですが、著者はこれまで自分の仕事に対して、「失敗してもいい」と考えたことはありません。 たしかに、人生における最大の失敗は、失敗を恐れて何も挑戦しないことです。 しかし、だからといって「失敗…

本質からずれないように”専門家”にならない~『シンプルに考える』森川亮

”専門家”になってはいけない。 著者はそう考えています。 もちろん、ビジネスパーソンはそれぞれ専門知識や線もの技術を磨き上げなければなりません。 しかし、しばしば”専門家”は本質を見失ってしまうことがあるのではないでしょうか。 ”専門家”にならない…

結果が出たときの「幸せ」を追求するのがプロ~『シンプルに考える』森川亮

「仕事を楽しもう!」 そんな言葉を耳にすることがあります。 しかし、著者はあまり共感できません。 もちろん、仕事は面白い。 面白いから打ち込める。 しかし、「仕事を楽しもう!」というニュアンスと、著者の持つ感覚はずいぶん違います。 なぜなら、仕…

本物のリーダーは、自分の夢で人を動かす~『シンプルに考える』森川亮

社長は偉くない。 著者はそう考えています。 だいたい、LINE株式会社は「いいものをつくりたい」と言う人が多く集まっているので、「偉い人」はむしろ邪魔にされるだけです。 彼らが興味あるのは、「偉い人」ではなく「すごい人」。 自分よりも「いいも…

飼いならされない生き方をしませんか?~『シンプルに考える』森川亮

「お金」、「名誉」。 これは、人間にとって非常に魅力的なものです。 でも、著者は、これらをモチベーションに働くのは、むしろ危険だと考えています。 理由はシンプルです。 「お金」や「名誉」を手に入れると、それを守ろうとしてしまうからです。 その結…

仕事は自分でとりにいく~『シンプルに考える』森川亮

仕事は自分でとりにいく。 これは、LINE株式会社で活躍する人に共通するシンプルな行動原理です。 「この仕事がやりたい」「このプロジェクトには、私がいたほうがいい」と、自分で仕事を取りに行って、そのままやり切ってしまう。 部署やチームの垣根に…

本質を掴むスキル~『シンプルに考える』森川亮

アトピーが酷くて、「ミイラ男」とあだ名がついていた著者。その著者の人生に大きな影響を与えたのは音楽でした。 小学校のころ、野球チームに入っていましたが、野球はあまり好きではなかった著者。 しかし家で歌っているのを聞いて、著者の母親が合唱団の…

「熱」こそが成功の条件~『シンプルに考える』森川亮

仕事や会社がにとっていちばん大切なことは何でしょうか? 利益?社員の幸せ?ブランド?戦略?ビジネスモデル? どれも大切です。しかし、いちばんではない。 では、なにがいちばん大切か? 著者の答えはシンプルです。 ヒット商品をつくり続けること。これ…

不況時の今年だからこそ、できること!~『儲かっているラーメン屋は朝8時に掃除する!』

今年のあなたに、さらに磨きのスピードをつけるには、あたながあなたに課したマニュアルからもっと抜け出すことです。マニュアルからの脱出のためのいい方法は、「理屈を捨てる」スキルを掴むこと。 そのためには、「理屈を捨てられる場所を持つ」のが近道で…