猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

『発達障害の僕が「食える人」にかわったすごい仕事術』借金玉 を読んで実践したこと

今春異動を控え、周りのスタッフが変わるのが超怖いです。

ワタシの欠点を助けてくれる人がいなくなる。

書類管理とスケジュール調整、本当に苦手なのを助けてくれたメンバーと遠く離れる。

自分でできなくては。

それには、どうするか?

お仲間の力。

同じADHDの人たちのハックは、本当に使えます。

 

ワタシはADHD傾向が強いので、たくさんの発達障害の人のためのスキル本を年がら年中読んでご紹介しています。

が、これがここのところのナンバーワンです。

 

ADHDの人には、殊更に覿面のハックだと思います。

ワタシは、こちらにあったスキルで実践して仕事がかなり「まとも」になりました。

ワタシ自身は、しょっちゅう書類が紛失し、締め切り破りは日常、メモをとってもそのメモがどこかに行く、というタイプ。

一見かなり真面目そうに見えるタイプだから、その大きな落差に仕事相手にがっかりされてしまうこともしばしば。

真面目そうに見えるのは、せめてみかけだけでもきちんとしていないと、失敗したときに助けてもらえないからそうしているのです。

しかし、がっかりさせる相手は、嫌いなひとならまだしも、尊敬している人や一緒に仕事をしていて楽しいと思える仲間であっても、分け隔てなく落胆させます。

人生ずっとそんな失敗を続けては自己嫌悪をしてきました。

 

本書の著者はADHDASD自閉症スペクトラム障害)、それに伴う二次障害で双極性障害うつ病などと多彩な特性を持ちながら、今は不動産業で仕事ができています。

複雑かつ大金を扱う仕事ができているのは、「自分」ではなく「環境」を変える、と割り切っているから。

 

本書は、失敗談もふんだんに盛り込まれ、読んでいて「そうそう!」「あるある!」と口にせずにはいられません。

 

ワタシが本書から得たスキルは、ADHD向けのもの。

自閉症傾向がある方は、本書を書店等で本書をお手に取ってみてください。

本書には、人間関係の作り方や付き合い方の作法を法則的にわかりやすく、実践できる形で書いてありますので、きっとお役に立つと思います。

発達障害式「仕事の原則」

「ぶっこみ」「一覧性」「一手アクセス」

私たちの能力的問題を解決するよりは、環境や持ち物を変える方が簡単。

これは著者のスタンスです。ワタシも大いにそう思います。

注意の欠如が強く、多動もある著者は、集中時間が短く、さらには没頭するとほかのことが一切できなくなります。

ADHDにありがちな物事の先送り癖も強く、物の整理もタスク管理も非常に苦手。

「なんでそんなミスをするんだ?」と言われ続けてきました。

そんな著者が汎用性の高い概念として応用の聞くハックとして使っているのが、次の3つです。

ワタシもこの3つにとても救われました。

 

1 集約化(ぶっこみ)

2 一覧性

3 一手アクセス

です。

集約化

「ばらばらになったものは、必ず失われる」ということがありませんか?

著者はかばんをひとつしか使いません。

「なんでも」「ひとつに」ぶっこむ。

それで、とにかく「失われる」ということはなくなりました。

一覧性

すべてを一目で見通せることです。

重ねた書類は、見えなくなりどんどん失われていきます。

ぱっと見てわかるような仕切りがあり、ポケットがあること。

無尽蔵にポケットがあればいい、というわけではありません。

仕切りはあなたの仕事にあわせたものでなければなりません。

一手アクセス

探し物にアクセスするのに、「ポーチを開けて探す」などのワンアクション・障壁があるものは、私たちの短い集中時間の中では使えません。

ひとつひとつの物に「すぐ手が届く」ことは、とても大事です。

著者はため込んだ郵便物の中からガス代の請求書を探すことができず、あるいは探す気力がどうしても湧かず、ガスを止められて水風呂で過ごした経験があります。

他人事ではありません。

ハック1 「かばんぶっこみ」こそが最強の戦略である

著者のツールハックの中でも、最も大きな効果が出たのが、この「かばん」です。

すぐにあらゆる物はどこかへ消えます。

大事な書類も、大切にしたかった万年筆も、実印も、なにもかも。

著者はこの「かばん」ハックに至るまで、10個以上かばんを買い替えてきました。

もちろんここで採用されるのは、先ほど紹介した3つの原則です。

必要な、必要になるであろうすべての物品をすべて「ぶっこめ」るだけの容量。

同時にすべてが見える一覧性を持つこと。

また、それぞれへのアクセス性が高い。

 

つい「整理整頓」や「出し入れ」の工夫ですべてを解決しようとしがちで、著者もずっとその工夫につまずいてきました。

しかし、「必要なときに必要な物がない」というリスクの回避だけを考えるなら、「すべてのものをかばんにぶっこんでおく」という習慣をつけて、それを持ち歩けばいいのです。

「重い」という問題はありますが、ほかはおおよそ解決します。

カバン選び7つの条件

条件①十分な容量

どんどん入れてもある期間耐えられる容量

条件②開口部が広い

折り重なった物品から必要なものを見つけたり、収納したりが苦手な著者は、仕切りのあるがばっと広げられるビジネス用のかばんを使っています。

リュックサックのように、仕切りがなく物が積み重ねること前提のかばんは使いにくいです。

条件③自立する

中身を取り出すときにも、床に置くときにも、自分で立ってくれないと不便。

倒れた拍子に、中身が吐き出される悲劇は、もう繰り返したくないですよね。

開口部を全開にしても自立することは大事。

条件④頑丈である、重要物品の保護材が入っている

PCを持ち運んでいてもなお、「丁寧にかばんを扱う」ことを忘れてしまう私たち。

ワタシは保護材のある入れ物にPCを入れています。

条件⑤内部は4つ以上に仕切られ、かつそれぞれ独立の開口部がある

男性用のビジネスかばんは、いいですよね!

女性用でソレはさすがに見つからないので、今ワタシも苦戦しています。

条件⑥A4のバインダーが最低でも4つ入るだけのサイズと容量

書類整理のために必要なハックです。

著者は、案件ごとにバインダーを一冊ずつわけています。

これがまたとても重要なハックです。

条件⑦小物が一手で取り出せる、大きく一覧性の高いポケット

電卓、予備バッテリー、押印マット、朱肉、巻尺などのアイテムをアクセスしやすい位置に配置したいですね。

 

 

ワタシもこれにならって、仕事用のカバンは、ひとつにしました。

複数のかばんに必要に応じて物を詰めて使い分けると、忘れ物をします。

それから、「あの書類、どこにやったっけ?」となったときも、落ち着いてその仕事カバンを探せば大概見つかるというサプライズが!

ワタシの人生において、「書類がちゃんと見つかる」は、本当にワタシの人生で喜ばしき大事件でした。

ただ、女性の大きなかばんにありがちなのですが、中身が見えっぱなしのバッグなので、チャックで閉まるタイプの女性の仕事カバンを探している最中です。

ハック2 「バインダーもりもり作戦」で書類の神隠しを防ぐ

かばんの中の「神隠し」対策

書類も原則として、「集約化(ぶっこみ)」が重要。

著者は大学時代、「全てのノートは1冊でとる」ということをやってしのいでいました。

無くなるよりは、「存在している」ことがとにかく大事!わかる。ワタシもそうすればよかった。

ワタシもこれにならって、仕事のノートは1冊に管理しています。

著者は案件ごとにクリアファイルで管理していましたが、一覧性が低く、かばんの中でよく「神隠し」になっていました。

客先で必死に探しても見つからなかった書類が、家に帰ったらぽろっと出てくる。

そういう苦労は、もうこりごり。

 

そこで著者は、同時進行している仕事の流れごとに書類をひとつずつのバインダーにセット。

バインダーごと持ち歩いています。

それでも、バインダー4つ5つくらいであれば、管理可能です。

このバインダー作戦は、とても有効でワタシも使っています。

ワタシの職場は書類を持ち帰れないので、バインダーごとに管理して、机にセットしています。

とにかく書類の紛失がなくなりました。

「1か所にまとめてある」ことは、本当に安心感をくれます。

書類探しをしていて、きちんと「あった」ことの喜び!

もしもあなたがまだやったことがなかったら、ぜひとも実践して喜びを分かち合ってほしいハックです!!

ハック3 「メモができない」僕らのための手帳術

このハックも、ワタシは非常に参考になりました。

著者にとっての手帳は、「タスク管理の道具」と「メモ帳」を兼ねた情報記録媒体。

一番大事なのは、スーツの胸ポケットに無理なく収納できること。

「一手アクセス」です。

「かばんから手帳を取り出す」というタスクは、なかなかできない。

「後でメモしよう」と思った結果、すべては忘却のふちに流れ落ち、ハチャメチャな怒られが発生する、と著者は書いています。まったく同感です。

著者が使っているのはパイロットのパーソナルダイアリー「パーソナル2」。

胸のポケットに入り、全体の7割がメモ欄というコンパクトに反比例する情報入力量。

メモ欄を使い切ったら、しばらくその中の情報が不要になるまで、かばんに入れっぱなしにするそうです。

年度の終わりには3冊ほどの手帳がかばんに入っていますが、特に困るサイズではないそうです。

 

ワタシは、月ごとの予定を「一覧」しないと「また締め切り破りをしてしまうのでは?」という不安で発狂しそうになるので、そこが難しいところ。

本当は手帳をポケットに持ち歩きたい!毎日予定を見直したい!のですが、女性用の服だと、男性のポケットサイズの手帳って、けっこうぼこぼこしすぎるし、落ちるし!

でも、メモ帳がないと忘れるに決まっています。

 

女性のADHDの場合、仕事服選びから戦いは始まっています。

ポケットにメモ帳が入るかどうかは、その日の仕事を大きく左右するからです。

ワタシの場合、月予定の情報量はノートサイズでないと管理しきれない職種。

そこで、別の手帳を持ち、メモ帳はポケットに。本当は手帳をポケットに持ち歩きたいけど!スマホ用のケースバックに手帳を入れることを今後検討です。

今は、ちょっとお高く見えるロールバンにして、必要な内容はちぎって手帳に貼り付けています。

手帳には、いつでもあらゆる書類やメモ、付箋紙が貼り付けができるよう、マスキングテープが張り付けてあります。

付箋をメモ帳替わりにしたり、ノート術を駆使したり、といろいろ取り組んできました。

まだまだ道半ばです。

でも、年を重ねてあれこれチャレンジするにつれて、自分の記憶力のなさを「自分が不真面目だからだ」とは思わず、「じゃあ、次は別の手段で(怒)」と、切り替えられるようになってきました。

 

ただ、4月からは新境地への挑戦なので、身の回りの味方になるグッズを固めておかないと、夜も眠れない。

とりあえず、新しいかばんを手に入れたいです。

そして、書類探しの時間を短くします。

なぜなら、「働き方改革」というラスボスがいるから。

オフィスで「片づけ」を落ち着いてやる、ということが次の職場でできるとはかぎらない。

 

ADHDらしきもの(診断は受けていないから)を持って生まれた以上、人生ずっとサバイバル・・・。

なんでアラフィフなのに、まだ戦っているんだろう・・・(涙)。

でも、負けずにがんばります。

最近、自分の扱いがうまくなってうれしいことも多いです。

一緒にがんばりましょうね。

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

『片づけのことを考えただけで 疲れてしまう あなたへ』小西紗代

ワタシは、ずっと片づけを意識しているのに、なぜか家がきれいにならない一人です。

正直、センスがないからかなぁ・・・と思っています。

だって、スーパーで買ったものをエコバックに詰めるときも、ちょっとした職場の物を片づけるときも、ほかの人よりも格段にセンスがないのです(涙)。

 

しかし、著者によるとこれは「迷信」だそうです。

著者自身もずぼらで掃除も嫌いでした。

でも、

「嫌いな掃除が簡単になる家にいしたい」

「家事が面倒だから時間をかけたくない」

と思っていました。

そして、

「片づけができるようになると、掃除も家事もラクになる」

と聞き、トライ。

すると、実際そうなったし、楽しくなり、”整理・収納・片づけ”の上級者になりました。

 

これは、ずほらさんが片づけをするための教科書です。

あらゆる「ずぼらさんが陥りがちな落とし穴」が書いてあります。

この方法なら、片づけができる!と思いました。

年末から、ワタシも少しずつ今実践しています。

片付かない原因は 意外とはっきりしている

片付かない原因は、大きく分けて2パターンです。

A.収納環境が整っていない

B.ものを戻すことが、習慣化できていない

 

ワタシや家族にはよくあるのが、「キッチンの床に置きっぱなし」「テーブルの上に出しっぱなし」。

なぜ、戻すことができないかというと、主な原因は

「A.収納環境が整っていない」からです。

 

その通りで、我が家の収納環境はととのっていません!

「整理」「収納」「片づけ」似ているようで、全然違います

「片づけ」のルールを知らないだけでなく、これら3つの違いについて、意識することで片づけができます。

「片づけ」とは、「出したものを元に戻す」こと。

そして、出しっぱなしになるのは、戻しにくい環境だからです。

だから、大事なのは、「面倒」と感じることなく、ラクに戻せる収納環境をつくること。

 

そして、「整理」とは、「必要なものを選ぶ」ことです。

極論で言うならば、「もの」が何もなければ、しまう場所も片づけるものもありません。

でも、実生活ではそうもいきませんよね。

「断捨離か・・・」とがっかりされたかもしれませんが、そうではありません。

「整理=物を捨てる」ではないのです。

好きなもの、気分が上がるものを選び抜いて残すことが、整理です。

 

さらに、「収納」とは、「ものを棚や引き出しなどに使いやすく収める」こと。

出すこと、戻すことにストレスなく収められていることが大事です。

 

ということは、「片付く環境」は、一度完成させてしまえば、散らかっていても、すぐきれいな状態に戻せるのです。

そのために、整理と収納は、一時、がんばればいい。

逆に言えば、がんばらないと、できないということ。

しかし、がんばらなければならない時間は、ずっと続くわけではありません。

”収納グッズの先買い”の先は、迷い道

「じゃあ、まずは着替えて、ニトリとセリアにとりあえず行こうかな・・・」とワタシは思いました。

が、次の章にて”待った”をかけられました。

著者曰く、「まずグッズを買ったら、必ず失敗します。まず収納は、必ずリバウンドします」とのこと!怖い!

これはほかの収納本にないアドバイスでした。

まず行うべきは、「整理」

整理で本当に必要なものだけを厳選することが先決。

もっとも大事なことです。

整理をせずに収納を始めると、またすぐにものが混ざり、埋もれ、取り出しにくくなるからです。

取り出しにくいということは、戻しにくいということ。

 

①「整理」②「収納」の順番は厳守なのです。

収納に夢中になる人ほど、実は片づけができない

整理を飛ばし、収納から手を付けては失敗を繰り返す。

そんな人の中には、実は「収納が好き!」という人も多いと著者は言います。

著者もかつては、”収納”ばかりに夢中になっていました。

押し入れにどれだけ多くのものを収められるか、いかに隙間を作らず収納するか。

 

しかし、本来「収納」はものを使いやすく収めること

ぎゅうぎゅう押し込んだらスムーズには、取り出せませんよね。

 

短期決戦に、勝ち目はありません

いざ整理収納をはじめようとするとき、ありがちなこと。

「この週末で、決着をつけよう」

「年末の連休で、家の中を完璧に使用」

こんなこと思い立ったりしませんか?ワタシは年末にそう思いましたよ。

そして、大きすぎる課題にうんざり。

出しては戻すことに疲れ、「この続きは、また来週末」を繰り返していたりしませんか?ワタシはやってますよ。

 

整理収納は、「期限」もしくは「範囲」などのゴールを決めることが、大事なポイントだそうです。

ラソンと同じで、人間はゴールがあるからやる気が出ます。

しかし、1~2日で「家中を完璧にしよう」はできません!

 

著者の収納教室では、基本は半年、最低でも3か月かけてレッスンを行います

なんでそんなに長いかというと、レッスンで学んだことをステップに沿って実行していくと、家一軒が整うには、これくらいの時間がかかるからだそうです。

 

時間をかけてコツコツクリア。

すると、ものを手放す理由もわかってくるし、自分に何が必要か見分ける力や収納のコツも身についてくるそうです。

そして、レッスン生からは「途中から楽しくなってきました!」という声をよく聞くそうです。

「どんなくらしがしたいか?」

整理収納を始める前に、もうひとつ大事なポイント。

それが、「どんな暮らしがしたいか?」をイメージすることだそうです。

 

著者は、「家事と仕事がしやすい家」がコンセプトです。

だから、家事動線がよく、掃除もしやすいこと。

なおかつ、デスクワークがしやすいように、ものの収納場所を決めています。

収納家具も、ほこりがたまらないすっきりしたデティールを重要視しています。

 

著者は本当はプロバンス風が好き。

でも、「家事と仕事」のコンセプトから、白に統一したシンプルですっきりした空間にしています。

あなたの好きな部屋にするためには、何が「いちばん」なのか、考えておきましょう。

ちなみに、ワタシはそこがぶれているので、家の中のテイストがばらばら・・・・

反省です。

「収納と片づけと観葉植物重視」でいきます。

 

張り切りすぎると、身も心も持ちません

途中で挫折しないためには、小さなボックスや引き出しから始めるのがポイントです。

つい、やる気が出たからと広いエリアからやりたくなりますよね~?

でも、そうではなく、小さな世界でトレーニングして、だんだんエリアを広げていくことを著者は勧めています。

いきなり大きなエリアでは、成功しません。

 

そしてさらに大事なのは、途中でやめないこと、やりきること。

いきなりエベレスト登山を目指すと、途中でやめてしまいがちです。

でも、低い山なら登り切れるはずです。

小さな引出しをやっつけて、徐々に大物に挑戦していきましょう!

 

片づけをして、得をするこんなこと

片づけができる人は、メニューを選ぶのも早い!

「片づけのことを考えるだけで疲れてしまう」。

そんな人が片づけができるようになると、「気持ちが変わる」「人生が変わる」ことを実感できるそうです。

実際に著者のレッスンを受けた方々がそうでした。

ガラケーからスマホに切り替える人。

服の着こなしや髪形が変わった人。

自分自身のことがよくわかり、「自分の軸」ができるため、それによって、「自分に似合うもの」「自分が好きなこと」を選べる審美眼や選択力、判断力、決断力、が養われているのです。

著者の持論では、「片づけができる人は、レストランでメニューを選ぶのが早い」。

それは、自分自身の好きなものを選ぶ力がついているからなのでしょうね。

「整理」は、人を磨くのです。

あなたの家にも 必ずあります、埋蔵金

「このあいだ買ったペン、どこかに行ってしまった」

「あの調味料、あったはずなのに・・・」

「頭痛薬、どこにしまっておいたっけ・・・」。

家にあるはずがない。

そして、また購入に走る。

そして、それをしまう瞬間に、「同じもの」が出てくる・・・。

我が家が日々あることです・・・。

コロナ禍で、風邪薬がコレクションのごとく増えています・・・。

こうした無駄遣いが、整理によってなくなります。

 

さらに、もうひとつ。

商品券や図書カードの金券、カタログギフトなども出てくるもの。

著者はこれを「埋蔵金」と呼んでいます。

どのお宅にもある埋蔵金

「20万円分出てきた!」なんてのも、決して珍しくないケースです。

 

「1日1整活」

掃除や片づけは、土日などの休日にまとめてやる。

そういう人、いますよね。ワタシです。

でも、休日は本来、カラダを休める日。

リフレッシュするための日です。

平日も働いているのに、土日は掃除や方d家に追い回されては、あなた自身がかわいそうです。

 

ただ、「毎日掃除」と掲げてもむずかしいので、ルーティンをつくることをお勧めしています。

火曜日・・・火の回り。コンロなど

水曜日・・・水回り。シンク、洗面所、トイレ、浴室など

木曜日・・・木の素材のもの。家具や扉など。

金曜日・・・金属素材のもの。鍋など。

土曜日・・・土にかかわるもの。植物など。

このメニュー悪くないな、と思うのでやってみます。

整理が基本

「片づけたいのに、片付かない」という人のほとんどは、ほぼ「ものが多い」ことから始まっている、と著者は言います。

「整理」こそ基本。

小さな後悔は痛くもかゆくもない

そこには、「もったいない」「まだ使えるかも」という心の声があることでしょう。

しかし、著者は言うのです。

本当に気の毒なのは、ものではなく、「きっと自分自身」。

「使っていないけど、まだ使える」と”ものを主軸”に考えることで、”あなた自身”よりもものを大事にしてしまっているのです。

そして、ものに振り回され、苦しめられているのではないでしょうか。

 

実際処分してみて、困ることは、ほとんどありません。

うっかり処分してしまって小さな後悔はあるかもしれません。

が、実際それは「痛くもかゆくもない」のが実際です。

それより、すっきりした部屋で暮らすほうが、ずっとストレスがないのです。

 

今は、書類もデジタル化できるし、映画も音楽も配信サービスがあります。

あらゆるものが減らせる時代ですもんね。

まずは、空っぽにして

収納の小さな場所をまずは、すべて外に出して空っぽにしましょう。

そして、レジャーシートなど敷いて床に広げてみて、「好きなもの」「必要なもの」を選んでください。

間引きで片づけたくなります!

すごくそうなります!でも、それはあなたを後から苦しめます!

 

まずは床に広げて、すべてを俯瞰。

そこから、大事なものを選び取るトレーニング開始です!

今週もお疲れさまでした。

ちょこっとだけ、「整理」をやってみようと思う週末です。

 

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

 

『行動最適化大全』樺沢紫苑 を読んで実践してできたこと・できなかったこと

樺沢紫苑先生の本は、実践しやすいことが多いので、読んですぐやってみました。

生活スタイルが合わず、うまくいったモノ、そうでないモノ、いろいろありました。

 

本書を読んで私が実践を試みたのは、

・睡眠時間をしっかりとる

・朝食を必ず食べる

・朝の散歩

・メールチェックの返信5分以内

・1番たいへんな仕事を1番に始める

・ランチは食べ過ぎない

・ダラダラと長い会議はやめる

・重要な会議は〔終わりの〕時間厳守

・おやつはナッツ

・緊張したら「ワクワクしてきた」という

・読んだら「気づき」を書き出す

というもの。

 

 

このブログで繰り返し書いていますが、ワタシは注意があちこちに飛びやすく、しかも記憶力も低いです。

そのくせ、刺激にも弱く人の悪口にもへたばりやすい。

そのくせ、新しいことには挑戦したいという野望があり、この春から全く違う部署に異動を希望しています。

 

以前、自分に合わない環境で働いていて、倒れた経験があります。

何故自分をそんなに追い込んだのか?

それを見つけるために、ビジネスや心理学や人間関係の本を読み漁りました。

しかし、読んではすぐ忘れてしまう。

そんなことから、このブログをはじめました。

 

本書の著者樺沢紫苑先生のあらゆる書籍にある通り、読んで「この方法良いな」と思ったら、メモしておくこと。実践すること。

 

一度職場を離れても、また復帰できたのは、このブログでのアウトプットが非常に大きいです。

私も読んでくださって足跡をつけてくださる方のブログにお邪魔することがあります。

お互いアウトプットして、より自由な生き方を見つけていけたら!とおもっています。

 

今回の本で、これらの項目について詳しく書いてある文章と、ワタシが実践してみた結果を綴ってみます。

しっかり睡眠をとる△

睡眠が、いかに大切かを痛感しました。

睡眠がとれている日、そうでない日を比較するようになると、効率の違いに愕然としました。

にもかかわらず、睡眠不足の日がありました・・・。

特に、仕事が終わらないと、21時過ぎに帰宅します。

どんなにダッシュで用意しても、眠りにつけるのが23時。

朝、5時30分に起きるので、6時間30分。

ちょっと足りない。

もっと短くなってしまう日もありました。

興奮して眠れなかったり、iPadで漫画を読むのに夢中になって12時を超えると、睡眠時間は5時間。

でも、帰宅後の休息時間は2時間はふつうに欲しい。

帰宅時間を早められるよう、仕事の精査と集中力アップが必要でした。

 

12月に入ってから、いろんなスキルを試しつつ、帰宅時間を21時前にできるようになりました。究極の睡眠不足、という日はなくなりました。

もう一歩、睡眠時間のために仕事の仕方を改革です。

 

朝食を必ずとる〇

樺沢紫苑先生の言う通り、朝ご飯は1日のスタートとして、カラダと脳の覚醒のために必要。

朝、忙しい日はバナナや玄米おにぎりを摂ることにしました。

しっかりしたものを食べていないと、お腹がすいてコンビニに駆け込むのですが、空腹だと、甘いパンを手に取ってしまうことも。

おにぎりのように剥いて巻いて・・・という手数がかからないから、というのもあります。甘いものってのは、どうしてこうもインスタントにできているのでしょう!

朝ご飯を抜かなくなって、朝から頭の回転が割とよかったです。

朝、散歩をする×

朝起きた時に、外で日を浴びながらリズム運動である散歩をしなさい、と樺沢紫苑先生は勧めています。

1回だけ確かめてみました!

しかし、5時半に起きて6時40分に家を出る生活の中で、朝散歩は難しい。

せめて日光を浴びることを大切にするため、毎朝カーテンを開けて、晴れている空をじっと見つめる、というのをやってみました。

職場でもできるだけ日光を浴びられる場所に工夫して行くようにしました。

そのせいか、冬の時期によくある”うつ”の症状が今年は全くありませんでした。

年末年始休みに朝散歩、再挑戦です。

メールは返信5分以内〇

これは、おおよそできました。

自分が返信することが必要な内容のみ、ですが。

5分以内に返すことで、文章に長考せず、短文でも失礼なく返せるので、良かったです。

しかし、「この人暇なのかな」「この件に対して、深く意見があるのかな」と誤解されたのか、延々とLINEが続くということも起きてしまいました。

大事な案件だと、絵文字で切り上げることが難しく、非常に長い話し合いいもつれ込んだり・・・。

今の使い方はグループLINEも多いので、モノによっては、他の人の出方で。

でも、基本的には「卓球のように速攻で返す」は、有効だと思っています。

自分が終わってない仕事だとか、勘違いしていた期日だとか、すぐLINEで確認・返信することで、危うく助かったこともありました。

1番たいへんな仕事を1番にやる◎

コレは、今年手に入れたスキルの中のトップ10に入ります。

ワタシはADHD気質があり、人一倍気が散る気質。

目の前から見えなくなった”ちょっとめんどくさい”案件は、「後回し」がものすごく多い。これで人生何度叱られたことか・・・。

 

①朝のうちに、お気に入りのメモ帳に「やることリスト」を作る

②優先順位をつける

これだけはやるようにしたら、締め切り破りが格段に減りました(完全に無くなりはしませんがwww)

ランチは食べ過ぎない△

本書にも、血糖値の上昇を防ぐために、「サラダから食べる」とあります。

また、本書によると、人間には”ガーディアンリズム”というものがあるそうです。

起床後8時間後と22時間後は、眠くなるものだそう。

 

わかっている。

とってもわかってる。

 

でも、ランチで思わぬ量が出てきてしまうと、「残せない」ということが多くありました。そこで、残す勇気が出ない。

 

もちろん、いつもの店であれば、量の調整はばっちり。

昼ごはんを減らしても、午後お腹が空く、というのはあまり感じませんでした。

そして集中力は上がりました。

 

疲れているから、ちゃんと食べよう!なんてがっつり食べてしまうことが、あります。特に眠い時は、判断力が鈍ってそんなチョイスをしがちです。

そして、かえってパフォーマンスが下がりました。午後がよれよれになりました。

昼は軽め!

ダラダラ長い会議はやめる〇

大切なことを伝える時、準備が不足していると、それをカバーするべく、自分の発言が長くなっていました。

お局が長い発言をすると、会議が長くなる。

なぜなら私を突破口にほかのお局も「常日頃から言いたかったこと」を言ってしまうから!老害!!

 

本書を読んでから、会議で発言しながら若手がワタシの話を何分聞いていられるか、実験しました。

若手の目を見ながら、説明をしました。

若手の集中力は2分が限界でした。

あとは、「頑張って聞いてますけど、眠いっす!」と若手の目が訴えてましたwww

次からは、1分でまとまるよう、事前準備しました。

これは絶対に必要なことですね。

 

その結果、ちゃんと聞いている人は仕事してくれました。

そして、仕事のモチベーションが低い人は、短く説明した方が、仕上がり具合がよかったです。

重要な会議は終わりを厳守◎

コロナで調子が、悪い人が増えたため、会議時間を短くしてサッと帰らせなければならい、という事態になり、必然的にそうなりました。

「30分でこの会議、終わりね。〇〇さん、お子さんのお迎えあるんでしょう?」

などと言ってから会議スタート。

そうするとまず、誰よりも”お迎えのある〇〇さん”に気合が入るらしく、とにかく良い意見をガツガツ出します。

独身勢も、作業の仕分けを主体的にしてくれました。

独身勢だって、「いつかは自分も子育ての順番が回ってくる」という気持ちでいるのかもしれません。大事な心構えです。

以来、ワタシのところのチームでは、「この会議、何分まで」をたまにやってます。ただ、理由がしっかりないと、やはりダラダラしがち。

理由がなくても集中力が出せるようにするのが課題です。

おやつはナッツ◎

無塩素焼きアーモンドを20粒ずつ小袋に入れて持ち歩くようにしたら、体重が減りました。

朝ごはんや昼ごはんが食べられないときに、以前ならカロリーメイトでした。

アーモンドの方が、美味しくて満腹感があり、カロリーメイトより目立たず口にできました。

ただ、市販の小分け袋は、300Kcal以上入っていて、どうしても多すぎるのが、本当に困る。

いろいろ試行錯誤の結果、百均で小さい袋を買い、暇な時間に自分で小分けしています。

 

夕方のおやつが欲しくなる時間に、アーモンドを口にしておくと、夕飯の量をその分減らしても、栄養素がきちんと摂れているものなので、全体の栄養バランスも良かったです。

緊張したら、「ワクワクしてきた」と言う△

ワクチン接種のとき、これを言ってみました。

待合室で、心の中でコレをトライ。

不思議なもので、前のめりな気分になれました。

「ワクチン打ったら、またしばらく安心だな」

「ワクチンの後の熱が下がったら、何をやろうかな」

「ワクチン打ったら、自分にご褒美しちゃおうかな」

なんて考えが浮かび、恐怖感が無くなりました。

ワクチン接種のあとも、「受けられてよかったな」と思えたり。

 

ただ、日ごろこの習慣は忘れがちでした。

緊張しやすい自分なので、スマホのメモ欄や手帳のトップに書いておいて、習慣づけをもっとしていきたいです。

 

読んだら、「気づき」を書き出す◎

本を読んで面白かったことは、おおよそこちらのブログに書き出させてもらっています。

そのほか、手帳や日記や、スマホのメモ欄に書き込んでみました。

書き込むと、頭に入ってくるので、実行に移せます。

忘れっぽいワタシは、アウトプットしないと、1日たつだけで「どんな内容だっけ?」となります。

どんなに激しく感銘を受けても、です。悲しくなります。本の代金だってかかっているのに。

読んだときは、かなりモチベーションが上がって、「明日からコレを実践するぞ!」となるのですがね〜。

 

とにかく、アウトプットですね。

手近なところだと、

・メモ帳

・手帳

スマホのメモ欄

スマホのメモ欄は、「今日スーパーで買うものリスト」も一緒に書いてあるので、実はけっこう目にすることができました。

メモ帳は、ビジネスとプライベートを兼用にすると、こうした「読んだ気づき」を繰り返し目にすることができました。

今回読み返す中で、本書の項目の中で、今後やりたいことが新しく出てきました。

〇2日サボったら3日目は必ずやるルール

・3日坊主をやってしまうことが多いので、「2日サボったら3日目に必ず」ルールで、もう少しだけ新しい習慣を取り入れたいです。

〇1日3回の「ありがとう」

・1日3回の「ありがとう」は、できるようになたら、人間関係よくなりそう。

〇笑顔は「ウェルカム」のサイン

・笑顔!アラフィフは、ふつうにしていても”怒って見える”んですよ。

 口角が自然と下がっているから!

 アフターコロナでマスクが無くなる前に、習慣がマストです。

〇アイコンタクトは「関心を持っている」サイン

・目を見て話をしていない、という失礼千万なことを割とよくやってしまうので、改めたい。

〇能力を120出そうとすると苦しい。日々90くらいの力で取り組むこと

・自分の力を過信して、体力を週の初めに使い果たすので、時間をせめて区切って終わらせたい。

 

できなかったこと、たくさんありましたが、それも自分の生活の中で取り入れることが難しいなら、それはそれです。

せっかく楽しい本を読んだので、できることから楽しくチャレンジしていきます。

 

お疲れさまでした。

では、また。

 

 

 

 

『社会人1年目から差がついていた!行動が早い人の仕事と生活の習慣』野呂エイシロウ

この春に異動があるのです。

初心にかえって、仕事のやりかたをおさらいしたいと思います。

職場で「行動が早い人」「出遅れる人」をたくさん見てきました。

どう違うのか、というと頭の構造と仕事へのモチベーションとしか漠然と言いようがなかったのですが、本書を読んで、わかりました。

本日のポイントは、この3つ。

「先回りでの配慮」「やるべきことの整理」「シュミレーション」。

この3点ができるか、できないか、それが大きい。

あなたの職場で、仕事ができる人って、どんな人ですか?

成果を出す人

実行力がある人

周りの人との協調が上手な人

集中力がある人

いろいろあると思いますが、この人たちの特性をひとつにまとめるなら、

「行動が早い人」ではないでしょうか?

あなたの周りにいる仕事のできる人が、たとえば上司に

「この間の件、どうなってる?」

と聞かれたら、どんな返事をするでしょう?

きっとすぐにに

・どれだけ進捗しているのか

・そのなかで課題は何か

・その課題に対してどのようにアプローチしているのか

を即答するのではないでしょうか?

 

そして、まわりで聞いていた人たちはこっそり思うのです。

「うわ~、この人やっぱり仕事ができるなぁ!」

この、先を見通している感覚を持ち合わせず、あたふたするのが「出遅れている人」。

最後の落としどころまで見通しているか、否か。

 

特別な知識やスキルは必要ない

行動が早い人は、よく見ると自分勝手に仕事を進めているわけではありません。

仕事に求められるゴールを早く見極めます。

そして、ここから逆算して「自分がやるべきこと」を導き出します。

目標を達成するために、できることを見出し、行動レベルに落とし込んでいく。

この「行動レベルに落とし込む」ができれば、あとはやるだけです。

 

これは、「いわれたことをやることが仕事だ」と思っている人から見ると、ハードルが上がります。

自分でやることを作らなければならないからです。

しかし、ふだんのちょっとした心がけで、誰でもできるようになることです。

自分でやることを見出せるようになるには、

「先回りでの配慮」

「やるべきことの整理」

「シュミレーション」

といったことを、日々の仕事で繰り返し習慣づけることです。

これは、自分で鍛えていけることです。

 

「行動を早くしよう」というのは、年を取れば自然と身につく能力ではありません。

かなり早い段階からできる人もいれば、何年たってもできない人もいます。

すぐやることで成果も運も総取りする

別の視点からすると、行動が早い人は、人や環境から何かを与えられるのを待たない人とも言えます。

待っているより、すぐやったほうが早いからです。

行動が早いことのメリットは、単に周りからの評価が高いだけでなく、めぐってくるチャンスの数が増えるという点があります。

たとえ優秀な人でも「教えたらやる」とか「催促したらやる」とか「放っておけば誰かがやってくれるかもしれない」と考えていたら、時間が足りません。

 

うまくいかないことがあっても、それが次のチャンスにつながることが圧倒的に多いのが、ビジネスの世界。

待っていたらほぼ「ゼロ」の確率が、すぐに何倍にも上がります。

結局、行動が早い人だけ、どんどんチャンスに恵まれるのです。

 

入社してからすぐの時点で、「早さ」は、持ち前の性格や育った環境も多少影響するかもしれません。

しかし、鍛えていけるものでもあります。

それは、長年お局をやってきたワタシから見てもわかります。

はじめは、ぼろぼろの仕事しかできなかった新人ちゃんたち。

しかし、そのなかで、男女を問わず環境に負けず自分を鍛えた子たちは、ほかを寄せつけないスピードで仕事力を身につけていきましたから。

割とそれは、どこの大学卒であるかとは、まったく関係ないのです。

行動が早い人は、成功の「実数」を重視する 出遅れる人は、成功の「確率」を重視する

あなたの身の回りにいる出遅れる人を思い出してみてください。

「それ、本当にうまくいきますよね?」「それって、失敗しませんよね?」と言っていませんか?

仕事は行動の量で結果が出てきます。

ひとつひとつの行動に、確率を求めていたら、いつまでも取り組めませんよね。

確率が重視されるのは、スポーツだけです。

仕事は確率で計ることはありません。

どんどん打席に立ちましょう。

半端でいいから、たくさんアウトプットしましょう。

他人の10倍企画を出そう!

他人の10倍人に会おう!

そう著者は言っています。

大事なのは、完璧じゃなくていい、ということです。

行動が早い人は、1つでも何か前に進めることがあったら、どんどん着手していきます。

だから、スピードが速いのです。

不足を指摘されたら、素早く修正すればいいだけです。

行動が早い人は、ダメなら場所を変える 出遅れる人は、ダメでもじっとしている

行動の早さは、決断の速さにもつながります。

日本では粘り強さを美徳とする文化もあります。

しかし、見込みがないなと感じた時は諦めた方がいいです。

釣りをしていて釣れないのは、「魚がいるのに釣れない」か「そもそも魚がいないから釣れない」か、考える仮説は2つしかありません。

魚がいるのに釣れないならば、えさや技術や仕掛けを変える。

一通り変えてみて、ダメだったら、そこに魚はいないと考えて、さっさと移動しなければなりません。

 

諦めが悪い人は、成功するまで粘り強く頑張る傾向がありますが、見方によっては出遅れることと等しくなります。

仕事は修行ではないのです。

一つ諦めたからすべてが台無しにはなりません。

一か所で粘るよりも、自分のサービスや商品、スキルを求めてくれる場を探す方が結果につながることは多いのです。

「自分の状況」を冷静に分析する

素早く行動するには、見極めが重要

たとえば、自分の今の技術ではこの契約が取れないかもしれない。

だったら、上司に頼もうか、それとも自分がもう少し押してみようか。

条件を変えればいいのか、ターゲットを変えればいいのか。

瞬時に状況と自分の持ち味を分析して、適切に対応する必要があります。

 

こんな話があります。

17世紀のアメリカで起こったゴールドラッシュで本当に儲かったのは、全米から我先にと駆け付けた金の採掘者ではありませんでした。

採掘用のシャベルとバケツを売った商人。

送金・輸送・郵便のサービスを開始した商人。

丈夫な作業着を売った商人。

そんな人たちだったそうです。

そののちにスタンフォード大学を創設するリーランド・スタンフォードもその一人でした。

 

周りと同じことをするのではなく、自分なりの視点を持つ。

みんなと同じことをやっても成功するとは限りません。

まずは行動、その結果うまくいかないと感じたら、すぐに原因を分析。

柔軟にスイッチを切り替えていくこと。

じっとしていても腐るだけです。

 

行動が早い人は、いくつも同時にやる 出遅れる人は、どれか選ぼうとする

仕事の基本は、やることのリスト化

マルチタスクは、脳科学的には効率が悪いとされています。

が、しかし現実のビジネスではひとつの仕事だけに集中する、なんていう贅沢は現実問題無理ですよね。

 

フェイスブックの創業者マイク・ザッカーバーグは、「完璧をめざすより、まず終わらせろ」と言っています。

成功の実数を上げるには、「確率より量」と述べましたが、これは「質より量」とも言い換えられます。

多くの場合、質を上げるのは後からでもできます。

 

行動が早い人は、多くのことを同時に着手しているので、抜けや漏れが出ないように、自分のやるべきことをリスト化して整理しています。

たとえば著者なら、何かアイデアが思いついたら、完結していなくてもすぐに相手にメールやチャットで伝えます。

そして、「企画書」というフォルダを作り、書きかけのアイデアをどんどん放り出します。

企画書を作ると、その先にどんな「行動」が必要なのか明確になります。

そこで「タスク」を書き出して、リスト化します。

タスクとは、行動レベルに落とし込んだ「やるべきこと」。

「全部やる」を前提に考えよう

歯医者になるかプロ野球選手になるかで悩んでいる子どもがいたら、「どちらにもなればいい」というようなことです。

 

「今の会社で出世を目指すか、転職して心機一転しようか」というよくある悩みも、どちらか一方だと思うから、悩みが深くなります。

転職活動もしながら仕事も頑張って、出世の可能性も残しておいた方が有利に決まっています。

どちらか選ぶのは、うまく転職先が決まってからでいいでしょう。

「日ごろお世話になっているA社の依頼と、初めて依頼してくれたB社。どちらも断れない。両方ぜひやりたい」となったら、両方受けてしまえばいいのです。

どんな仕事も改善の余地はあります。

やりたいことを全部やる方法を模索した方がいいと思います。

 

出遅れてしまう人は、「AかBか選ばなくてはいけない」という思い込みがあるのです。

行動が早い人は、どれかを選ばなければならないとは考えません。

やりたいと思ったら、それぞれを実現するための方法を考えて行動に移していくのです。

 

行動が早い人は、自分のことに集中する 出遅れる人は、他人のことを批評する

どこの職場にも、人の批判ばかりして得意げになっている人がいますね。

エラそうに、「あの会社のあれがダメだ」「これがダメだ」。

そう言う割に、自分の仕事は言い訳ばかり。

そういう人は、すでにかなり出遅れています。

一方行動の早い人は、自分のやるべきことに集中し、着実に成果を出しています。

この違いは、今だけではなく、長期的に大きな差になって現れます。

他人との比較グセを取り除く

行動を早くしていくには「他人と比べない」が大前提

他と比べないことを意識していると、自然と自分への集中が高まってきます。

集中できると、結果としてこなせる仕事量が増え、仕事のスピードも上がります。

だが、意外とこれが難しい。

自分に集中するということは、自分を好きになるということ

自分に集中しているときは、自分についてもっと知りたくなります。

だから、自分は何ができるのか、何がしたいのか、何をすべきなのかといったことを丁寧に掘り下げて考えることができます。

そうすることで、他人のことが単なるノイズ程度にしか感じられなくなります。

もしも「今、時間が止まっているな」と感じたら、自分に小さな課題を設定して、次々クリアしていくこともひとつの方法です。

「今日はこれを15分以内でやるぞ」といったことです。

 

ノイズを遮断し、集中し続けるには、自分に自信をつけるのが一番の特効薬です。

働き方改革で、あまり遅くまで残れないことも考えると、本当に「行動が早い」は、必須アイテム。

片づけを得意としないワタシは、タスク管理をどこにするなど、まだまだ気になることがあります。

 

とりあえず、まだ異動まで時間があるので、今回の内容を頭に入れて、今の職場で働き方を変えていきます。

ついやってしまう「お局談義」は、卒業です。

 

今週もお疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

 

『「うつ」が消える食べ方&レシピ』有田秀穂・弥冨秀江

寝付き、寝起きが悪い。何となく情緒不安定。午前中はぼーっとしている。頭痛や生理痛などがつらい。「老けた」印象に急になった。

そんなあなたは、セロトニン不足かもしれません。

「うつ」の初期症状かもしれないのです。

 

そんなときに、良い食材があります。

ワタシはもともと冬は「うつ」になりやすいです。

しかし、今年はまったく「うつ」になりませんでした。

なんで?と思ってこの本を読んでわかりました。

更年期障害による手のしびれを緩和させるために、毎日納豆と納豆をもとにした錠剤を口にしていました。

手のしびれは速攻で治りました。

そしておまけとして、今年、例年よりもタイトなスケジュールの年末進行でしたが、ストレスをはねのけることができたのでした。

納豆などの豆類は、セロトニンに効くので、今年の冬は「うつ」にならなかったので、芯が強くで判断が早い状態をキープできたようです。

同僚に言わなければならないことは言いました。(いつもは、言えず悶々とします)

終わらせるべき仕事を悩まずさっさと終わらせました。(冬は帰りが遅くなりがちでした)

すぐ仕事が終わるので、例年より早めに帰宅する日が続いていました。

「ワタシったら、強くなったのかしら?」

と不思議でした。

食材って効きます。すごいです。

 

受けたストレスに、あれこれ悩んでしまうのは、「性格によるもの」とも思われがちですね。

でも、「いつもはもっと流せるのになぁ」と思うときもありませんか?

それならば、脳内の幸せホルモンであるセロトニン物質が、十分に分泌されていないせいかもしれません。

ちょっとだけ食生活や生活改善。

きっと、セロトニンはもっと活発に分泌できます。

 

あなたが、ご機嫌な生活を送るうえでひとつでも役立つ食材や生活習慣があったらうれしいです。

 

「うつ」改善のカギはセロトニン

ストレスを左右するのは、脳内にあるセロトニン

先ほども述べた通り、外部ストレスを流せるかどうかについて、脳生理学見解からは、脳内物質セロトニンが左右することが分かっています。

セロトニンが十分に分泌されている人は、ストレスがあってもすぐに発散できます。

セロトニンの十分な分泌が「うつ」を撃退

セロトニンは、脳内神経伝達物質

神経伝達物質とは、情報を神経から神経へと伝達しています。

そのなかには、ストレスを伝えて心を疲れさせてしまう物質や、反対に元気にしてくれる物質など、100種類以上あるといわれています。

セロトニンは、心を元気にしてくれる物質。

自律神経や本能など、さまざまな領域に分泌され、作用しています。

そのため、セロトニンがきちんと分泌されていると、心が安定し、「うつ」の状態に追い散ることを回避してくれるのだそうです。

セロトニンを減らす現代社

セロトニンは、うつ病の処方箋にも含まれている

現代は「うつ」が増加傾向。

とっくにここ最近は「軽うつ」と呼ばれる軽いうつ病にかかる人が増えています。

これは、セロトニンの分泌不足が原因と考えられています。

 

うつ病ではしばしばSSRIという薬が処方されます。

これは、

Selective(選択的)

Serotonin(セロトニン

Reuqtake(再取り込み)

Inhibitors(阻害薬)

この薬は脳内の神経の中にセロトニンを補充し、脳内のセロトニン濃度を高める薬です。

このことからも「うつ」を予防・改善するにはセロトニン物質が不可欠ということがわかります。

日常の中のセロトニンを弱らせる要素は、いっぱい!

私たちの生活の中で、セロトニンを弱らせる要素は、次のようなものです。

 

昼夜逆転の生活

②座り仕事がほとんどで、体を動かしていない

③食事をほとんど買っている。栄養バランスが偏っている。

④ひとりで食べる「孤食

⑤「しゃべる」コミュニケーションが少ない

 

現代の生活の中では、多くの項目に当てはまってしまうと思います。

日光を浴びない生活。

運動がない生活。

栄養バランスがない生活。

コミュニケーションが文字になっている生活。

 

ふつうに過ごすこれらの生活がもとで、私たちはストレスを「受け流す」ことができずどんどんため込み、「うつ」になってしまうのです。

 

セロトニンを活性化させる3つの方法

セロトニンは、これから紹介する3つの方法で、十分に分泌させることができます。

①太陽の光を浴びる

②リズム運動を行う

③グルーミング(ふれあい)

です。

 

太陽の光を浴びる

1日5~30分程度、太陽の光を浴びることで、セロトニンを多く分泌させることができます。

こんな方法はいかがでしょうか?

窓辺に行く

朝起きたら、カーテンをあけて窓を開け、光を浴びる。

食卓を窓辺に移動させて、朝食を窓の近くでとるのも、とても良い方法。

そこで好きな本を読むなどしてもさらに効果的です。

太陽の光はかなりまぶしいので、カーテン超しでも効果は十分あります。

植物を置いてみる

または、ベランダに草花を置いて、水やりをするのもよい方法です。

植物の癒しの効果も得られます。

洗濯もの

午前中の早い時間に洗濯をして、洗濯物をベランダに干せば、5~10分ほどお日さまの光を浴びることができます。

公園でお弁当を食べる

デスクワークが多い人は、お弁当をもって公園や屋上などで食べるのも、とても良い方法です。

リズム運動を行う

一定のリズムで同じ動作を繰り返す行為のことです。

ウォーキングやラジオ体操などの運動のほか、咀嚼や呼吸も含みます。

大切なのは、簡単な動作を5分以上行うこと。

毎日、3か月以上行うことを著者は勧めています。

こんなリズム運動もあります。

家事

拭き掃除や掃き掃除、食器を拭くのは、リズム運動になります。

屈伸運動やスクワット

一定の動きを繰り返します。

思い立った時にすぐできるので、仕事の合間におすすめ。

ガムを噛む

咀嚼は、繰り返し顎を動かすため、効果を得られます。

食べ物をよく噛む

ふだんの食事で、意識して噛む回数を増やします。

噛み応えのある食材を選ぶのも大切です。

深い呼吸を繰り返す

意識して深い呼吸を繰り返す行為は、それだけでリズム運動になります。

グルーミング(ふれあい)

おしゃべりをする

家族で夕食をとる、同僚とちょっとお茶を飲む、友人とたわいないおしゃべり、といった行為は、心のふれあいになります。

これはセロトニンの活性化に役立ちます。

デスクワークが中心の人やひとりで食事をすることが多い人は、同僚や友人、家族との話をする機会を持つよう心がけましょう。

ペットをなでる

なでられたペットもリラックスしますが、なでている人間もリラックス効果があります。

マッサージ、エス

肌に直接触るマッサージやエステは、有効なグルーミングです。

実は、マッサージはする方もされる方も効果があります。

肩こりや腰痛に悩まされているパートナーや家族をマッサージしてあげることも、セロトニンの活性化になります。

 

セロトニンの原料となる栄養素

セロトニンの原料はトリプトファン

セロトニンを活性化するには、何よりもまず、その原材料となる栄養を摂る必要があります。

セロトニンの材料はトリプトファンといって、必須アミノ酸の一種。

体内ではほとんど合成されないため、食べ物から摂ることが必須です。

トリプトファンは、大豆や豆製品、乳製品に多く含まれています。

大豆製品

納豆、みそ、厚揚げ、油揚げ、豆乳などに入っています。

豆類

大豆、枝豆、そら豆、小豆など。

生のほか缶詰や真空パック、冷凍食材は買い置きしやすいので、活用しましょう。

乳製品

チーズや牛乳、ヨーグルトなど。

ビタミンB₂や、神経伝達物質アセチルコリンの原料となるレシチンも同時に摂れます。

ナッツ類

ごま、ピーナッツ、アーモンドなどに含まれます。

青背の魚、肉類

魚ならば、いわし、さば、さんまなど。

脳を活性化させるDHAも豊富です。

肉類では鶏ささみ肉に多く含まれます。

ビタミンB₆と炭水化物がセロトニン合成をサポート

ビタミンB₆は、いわしやかつおなど青背の魚、アボカド、パプリカ、しょうが、にんにくなどに多く含まれます。

炭水化物は、お米やパン、麺類、じゃがいも、さつまいも類にも含まれます。

 

そのほかおすすめの栄養素

ビタミンC

細胞の参加を防ぐビタミンです。

ストレスへの抵抗力を高める力があります。

ストレスが過剰にかかると、大量消費されてしまいます。

ストレスが多い時には、意識して摂りましょう。

多く含む食材は、グレープフルーツ、オレンジなどのかんきつ類、キウイフルーツブロッコリー、さつまいもなど。

カルシウム

ミネラルの一種で骨や歯をつくります。

精神を安定させる、穏やかにする、という働きもあります。

ビタミンDを含む食材と一緒に摂ると、吸収率が上がります。

カルシウムを多く含む食材は、牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品。

ちりめんじゃこ、ししゃも、小松菜、切り干し大根、高野豆腐など。

 

ちなみにビタミンDを多く含む食材には、鮭、かれい、ちりめんじゃこ、干しシイタケなど。

DHA

魚の脂に含まれる不飽和脂肪酸で、脳の情報伝達にかかわる神経組織をつくるなど、脳の働きを活性化するといわれています。

主にいわしやさばなど、青背の魚に豊富に含まれます。

多く含む食材としては、あじ、いわし、さんま、さば、ぶり、まぐろ、鮭などです。

これらの食材をプラスしたものをチョイスする。

ふだん食べているトーストやごはんに、鮭や豆をトッピングする。

これからの年末年始によく見かける食材が多くありました。

ちょっとだけプラスして食べてみることで、ストレスフルな職場を乗り切れるかもしれません。

 

週末は、せめてのんびりと。

できれば、上記のような「うつ」を撃退してくれる食材なども。

 

では、また。

 

 

 

『スタンフォード式 疲れない体』山本知生

全米最強のスポーツ医局である、スタンフォードスポーツ医局が実践している「最新のリカバリー法」。

そこではこの2つの軸で組み立てられています。

疲労予防

疲労回復

これらのメソッドを初めてまとめられたのが、本書です。

 

年齢を重ねようと、忙しかろうと、ずっと風邪もひかずコロナにもかからず、元気で現役な先輩方が、ワタシの職場にはいっぱいいます。

自分より10年も年上の人が自分よりスタミナがあり、新しいことへのバイタリティーがあるのです。

 

負けられません。

本当に負けたくないのです。

そこで、本書を読んで実践することにしました。

あなたにとっても、ひとつでもよいものがあったらうれしいです。

全人類に通じるリカバリーアプローチ

どんなアスリートでも「疲労」と無縁に過ごせる人はいません。

特に誰もが忙しく過ごす現代社会においては、みんな疲れています。

しかし、正しいステップを踏めば、疲労は防ぐことができ、疲労回復の効率を上げることはできます。

 

しかし、何も手を打たなければ確かに疲労はたまっていく一方です。

そして、たまった疲労は、ケガや病気の誘引にもなりかねません。

スタンフォードはスポーツでも名門

「賢い」イメージのスタンフォードですが、「文武両道」というイメージの方がアメリカ人には強い学校です。

2012年のロンドンオリンピックではスタンフォードから40人の学生が出場し、12の金メダルを獲得。

2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、27個のメダルがスタンフォードの学生の胸に輝きました。

アメリカが獲得したメダルの合計は121個という年でした。

全米ナンバーワンチームの「総合的回復力」

そのスタンフォード大学で、著者はスポーツ医局に所属し、医局の方向性とビジョンを決め、23人のスタッフを統括するアスレチックトレーナー、そして東京オリンピックでは水泳チームを専属で担当しています。

アスレチックトレーナーは、大学院を卒業した専門知識を持ち、国家資格として試験にパスして就く重要なポジションです。

 

アスレチックトレーナーの一番大事な仕事は一言でいうと「予防」。

長いシーズン、選手がケガをしたり、メンタル面での問題を抱えないよう、常にコンディションを整えて万全の状態で試合に送り出すのが役割です。

 

もちろん、選手のけがの手当て、競技復帰を目指すリハビリ、疲労がたまった選手の体のケアといった「体のメンテナンス」も欠かせません。

超人たちが実践する「再現可能な回復プロセス」

「ケガをしない体を作るには?」

「ケガをしてもすぐ回復するを体を作るには?」

という問いと選手のメンテナンスは、不即不離。

そこでの著者が重視していることは「疲れ」です。

疲れていると、試合に勝てず、実力が発揮できず、ケガや事故につながるからです。

 

そこで大切なのが「疲れの予防」。

そして、「疲れを早期に解消すること」です。

 

マインドセット、ハードワーク、リカバリ

そこで大切なトレーニングについての考え方が次の3つです。

①目標を設定して、エビデンスのある知識を収集し、「どうすればそこにたどり着けるのか」知恵を絞る(マインドセット

②一所懸命に練習や試合をやる(ハードワーク)

③終わったらしっかり回復する(リカバリー)

これがトレーニングの基本であり、本書の基本ともなります。

 

著者が現場で実感しているのは、「疲れは神経と体の連携が崩れて起きる現象」であること。

疲労は、関節と筋肉の問題だけではありません。

神経にとって大切な酸素吸引、「呼吸」も必要です。

食事を中心とした「栄養学」の知識も欠かせません。

それらをスタンフォードの最新知見として組み立てたのが「回復プログラム」です。

 

いきなりアスリートレベルを目指す必要はありませんが、あなたの本来持っているパフォーマンスを最大限引き出すことができます。

30歳なら30歳のあなたのベストな体に。

50歳なら50歳のあなたのベストな体に。

 

睡眠

疲れの原因として明らかなのは、「睡眠不足」。

睡眠不足は脳のパフォーマンスを明らかに落とすこともわかっています。

それは、ほかの書籍でも山のように扱っていることなので、当然のことですね。

とにかく、睡眠を必死になって取りましょう。

「疲れた体」判定が下す4条件チェック

疲労の条件にあてはまっているか、次の4つの項目でチェックしてみましょう。

①「脈」がいつもと違う

一般の人の脈波、1分間に70~80回。

アスリートは正常時に50~60回です。

安静時の自分の脈拍数を知っておくのは有効です。

いつもと脈拍数がちがう、という客観的な数値を持っていることで、休む基準になると思います。

②「いろいろな時間」に寝ている

平日・休日を問わず、寝る時間が不規則だったり起きる時間がまちまちだったりしたら、副交感神経の働きも悪くなります。

オリンピックで活躍するレベルの選手に共通するのは、「休日も、練習日と同じ時間に寝て、同じ時間に起きるよう努める」習慣です。

同時に、「睡眠の乱れは、どんなすぐれたメソッドも台無しにしてしまう恐ろしいものだ」ということを証明しています。

できるだけ、同じサイクルで寝起きしましょう。

③「腰」が痛い

アメリカも日本も「ストレスフル社会」。

反り腰の人は、筋肉がぎゅっと収縮します。

お腹が出ているから腰がそる人もいますが、方が前に出て背中は猫背になります。

腰は「体の要」と書くように、方だけでなく、あらゆる部位のカバーをしています。

腰の痛みは体の複数の部位にダメージが溜まっているケースが多いのです。

④「呼吸する場所」を間違えている

胸だけで浅い呼吸をしていると、2つの点から疲れやすくなります。

第一に、酸素不足による疲れ。

第二に「姿勢のゆがみ」による疲れ。

 

正しい姿勢を作るには、体の中心(体幹と脊柱)を安定させなければなりません。

体の中心を安定させていないと、手も足も腰も首も、いくら鍛えても疲れます。

AIP呼吸法

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そこで推奨しているのが、AIP呼吸法です。

耳と肩のラインをまっすぐにして座り、お腹と太ももを90度に。

両手を行くし介イブにスライドさせて差し込みます。

 

5秒かけて鼻から目いっぱい息を吸い、差し込んだ指を押し返すように腹圧を赤めます。

5秒かけて吸った空気を5~7秒かけてゆっくりと吐きます。

合計5回繰り返します。

 

これを練る前に2分間行うことを習慣にすることを著者はすすめています。

寝る前に行うと、横隔膜が動きます。

自律神経が横隔膜に集中しているので、副交感神経が優位になります。

副交感神経が優位になると、「おやすみモード」にしっかり入れるので、朝起きた時に肩こりが軽減されている、という報告もあります。

 

寝だめをしても疲れはとれない

あらゆる研究で、「疲れた週」の週末に寝だめをすると、余計に疲れることがわかっています。

もともと人類は長生きすると無理が出てくるように体のつくりができている

人間は左右対称に体ができているように見えて、実際はそうではないですね。

横隔膜ひとつ見ても、右側のほうが厚く大きなドーム型をしています。

理由は右側に肝臓が付着しているからです。

肝臓は臓器としてはとても大きいので、横隔膜は右だけ分厚くなります。

左側の横隔膜の下には脾臓がついていて、こぶし1つより小さな大きさです。

左右非対称な臓器をしているので、人類は、そのまま長年放っておけばボディバランスが崩れ、ベストポジションではなくなるのが当然なのです。

だから、手を打たないと誰でも「疲れた体」に近づくのは、当然なのです。

 

疲労をリセットする「動的リカバリー」メソッド

あなたが仕事で「働きすぎて疲れた日」というのは、よく分析して考えると「あまり体を使っていない日」であることも、往々にしてあると思います。

伸びをしてみて、一瞬楽になっても、疲れそのものを減らすことは難しいと思います。

それは、疲れが「体の変な癖」によるものだからです。

「動かない1日」が疲れを助長する

これは、あなたも体験的にわかるかもしれません。

疲れをとろうと、土曜も日曜も横になってじっと過ごしたにもかかわらず、月曜日にあんまりリカバーされていない。

かえって、外で軽い活動や楽しみをした日の方が、月曜日に元気になっている。

世界的研究者も「動的コンディショニング」を推奨している

ノーベル生理学・医学賞の選考委員である研究者として活躍したアンダース・ハンセン氏によれば、脳(中枢神経)は、そもそも「体を移動させる」ためにできていて、原始時代からその構造はあまり変わっていないそうです。

ヒトの体は動き続けるようにできている。

だから、休日も「ゆっくり走る」「泳ぐ」などのごく軽めの運動を20~30分すると、血行が良くなります。

すると、自律神経やホルモンのバランスも徐々に整い始めます。

「疲れているのに眠れない」のは、ストレスによって覚醒モードの交感神経が優位になっていることも一因です。

 

そんなときは、ずっと優位になっている交感神経を、軽く汗をかく程度の運動でさらに活発にする。

すると、そのあと、逆にがくっと下がってリラックスモードの副交感神経が優位になります。

すると、自律神経は落ち着きを取り戻し、体も脳も休息モードにスムーズに入ることができるのです。

IAP呼吸法を前後に入れて リセットをさらにかける

疲労に効くとされる「軽い有酸素運動」の前と後に体の「リセット」をかけると、さらい疲労回復を促すことができます。

先ほど紹介したIAP呼吸法を「軽い有酸素運動」の前と後に用いることでそれができます。

「体のずれ」に神経レベルで働きかけ、体の癖をフラットに近づけて行うことができます。

それにより体からの脳に正しい体の位置や動かし方をフィードバックしやすくなりランニングや泳ぐ運動も無理なくできます。

ボディポジションが整う「ビフォーリセット」

ごくかんたんにできるビフォーリセットとして、次の3つが紹介されています。

①前スキップ+その場ジャンプ

スキップしながら前進する「前スキップ」10回。

上に行くイメージで前進しないでその場で行う「その場スキップ」10回。

②重心ジャンピング

床に10mくらいのラインをイメージし、両足をそろえ、そのラインを左右交互にジャンプ。10回程度。

③ヒールアップ・ランニング

ゆっくりと、左右のかかとが10回ずつ交互にお知りにつくように走る

中枢神経と、特に疲労で縮みがちなハムストリングを刺激する。

食事

朝食は「抜かずに食べる」ことが肝心。

しかし、ダッシュで早食いの朝食は血糖値スパイクの原因なので、時間をとること。

朝から疲れないためにも、「朝食の定時」を決めるとよいのです。

発酵食品は優秀な食材。

味噌汁、納豆、ぬか漬けという日本特有のすぐれたメニューはぜひ定番に。

「1日3食」だから疲れているかもしれない

また、必ず「腹八分目」がスタンフォードの鉄則です。

朝食であっても満腹では動きが鈍るのです。

朝だからといって、がっつり食べ過ぎては疲れの元です。

消化に時間がかかり、食後の倦怠感を呼びます。

ただし、”空腹”はさけて

アスリートは「腹八分目」をキープするかわり、とにかく回数を多く食べています。

栄養士厳選のナッツ、穀類、ドライフルーツを固めたシリアルバー。

また、フルーツはうってつけの間食です。

再起動のための「食材」「栄養」「量」

スタンフォードの選手たちのランチは、「タンパク質」と「サラダ」が基本です。

ローストビーフ、チーズ、レタス、トマトを挟んだサンドイッチのような簡単なものをよく食べています。

 

パンはあまり食べないように言ってあるそうで、出してもらう際はなるべく「ライムギパン」など高繊維質で栄養価が高く、できれば糖質が少ない”茶色いもの”。

 

疲れない体をつくるための1日の食事は、「タンパク質と炭水化物の割合は、3:1」。

まさに上の牛丼をめざしています。

少なくとも、タンパク質を炭水化物の倍以上の量を食べることを指針としています。

手をかけるほど栄養素が抜ける

アメリカのサラダバーで日本人が驚くことがあります。

あまりにも、野菜が本当に「生のまま」。

日本では当然ゆでるブロッコリーやカリフラワー、マッシュルームも生で出てくるそうです。

実は生の方が、疲労回復のためのビタミンCが豊富です。

ほうれん草も生で食べるそうですが、寝に近い部分は栄養価も高い。

セロリの葉には疲労回復に役立つビタミンB群が豊富。

疲れないアスリートが絶対口にしない「禁断食」

「よくない食べ物を口にすると、疲労感がたまる」これは、著者が肝に銘じていることです。

疲労回復によい」食事の効果は、あまりすぐには現れません。

しかし、「疲労回復に悪い」食事はすく効果が現れます。

清涼炭酸飲料

スタンフォードのアスリートは、清涼飲料水をまず口にしません。

ペットボトル1本で摂ってよい1日の糖分量を超えてしまうからです。

糖分をとることで、体内のビタミンも失われます。

ビタミンが不足すれば、疲れやすくなります。

ちなみに、レモネードを出す場所でアスリートたちに食事を提供させる場合、2杯目のおかわりはさせないよう、事前に指示するそうです。

エナジードリンク

エナジードリンク1本のカフェイン含有量は100~150mg。

多量に飲んでしまうと、死の危険さえあります。

欧州食品安全機関によると、望ましい1日のカフェイン摂取量hあ「1日400mgまで」。

また、「1回の摂取で200mgを超えない」という基準もあります。

コーヒーだと4,5杯分。

飲みすぎには気を付けた方がよさそうです。

今週もお疲れさまでした。

すてきな週末を。

では、また。

 

年末、片づけを通して人生をスリム化?~『もっと心地いい暮らし~自分らしい収納スタイルのつくり方』鈴木尚子

あなたは、片づけが好きですか?

ワタシはもともと、職場のデスクがいつも山盛りの書類で埋め尽くされるタイプでした。

「たくさん仕事を抱えていますもんね」

なんていってくれる人もいましたし、自分でもそう思っていました。

しかし、いつも大事な書類は行方不明。

期日を書いたメモもどこかに埋もれてしまい、おかげで期限を破ることもしばしば。

そんなとき、以前慕っていた上司がいつもデスクをきれいに片づけていたことを思い出しました。

「年齢を重ねたから、きれいになっていないと、訳が分からなくなっちゃうから、仕方なくそうしているんだよ」

と、照れながら言っていたのですが、自分もそのころの上司と同じ年齢。

そう、記憶力がどう考えても落ちている中、書類を山盛りにすると、本当にわからなくなってしまうのです。

 

そこで、ちょっとだけ片づけてみました。

整頓されファイリングされ、必要事項だけが目に入る。

とにかく気分が、最高でした。

そこから、ちょこちょこ片づけ時間をみつけてやっていったら、机の上がすっきり。

仕事は以前よりさらに増えていますが、それは書類にしておいておかなくても、付箋紙でメモってすっきりした机にペタリと貼り付ければ、気づく。

すっきりしていれば、カレンダーも見えるから、期日もわかる。

何より、イライラしない。

デスクにつくたびご機嫌になれる。

「あの書類は?」と聞かれても、でてこないのは、何ゆえか相変わらずですがwww

 

片づけについて、本書でも「片づけは目的ではない」と著者が断言しています。

大事なのは、「片づけの先にあるもの」。

目の前の物を片づけることは、あなたの思考を整理すること

収納グッズでは幸せになれない理由

著者は個人宅での片づけレッスンとともに、講師として片づけについてレクチャーするなど幅広い活動をしています。

著者のセミナーには、「片づけられるようになりたい」と多くの人が参加しています。

中には、あらゆる収納本、お片付け関連ブログをよみあさり、「これならできるかも」とさまあまな方法を試してきた人も、たくさんいるそうです。

しかし、

「書いてある通りに物を捨ててきたけど、なんだか思うとおりにならない」

「部屋はある程度片付いたのに、相変わらず毎日イライラが収まらない」

という方も多くいるのだとか。

 

これは、著者自身も経験があることだそうです。

小さなころから片づけが苦手で、”やりっ放しのぱなしちゃん”、とあだ名がつくほどだった著者。

遅刻も常習犯で時間管理も苦手でした。

独り身の内は、それも自分のことだけで済みましたが、家庭を持つとそうも言ってはいられません。

しかも育児が始まれば、片付かないことは危険が伴います。

何とかこの負のスパイラルを抜け出したいと、収納本を読んで実践したそうです。

あらゆるスキマに物を詰めていきました。

しかし、一見片付いたように見える空間も、いつの間にかリバウンド。

いつも片づけに追われていました。

家がきれいになりさえすれば手に入ると思っていた幸せも手に入らず、家族中も悪化。

片づけは、幸せな人生の通過点でしかない

「私はどうしたいんだろう?どんな暮らしを望んでいたんだろう?」

そんな迷いの中で、物をどう収めるか?よりも、大切なことは自分がどんな人生を歩みたいのか、自分の優先すべきことをきちんと理解できるようになる思考の整理が必要であると気づきました。

 

片づけという行為は、それ自体が目的ではなく、何かを達成するために必要な手段のひとつでしかありません。

片づけの先を見ること!あなたにとって、それはなんでしょう?

そのスペースが片付いたら、どのように過ごしたいでしょうか?

片付いたスペースで、あなたはどのような表情をしているでしょう?

 

そのことが何よりも大切なのです。

どんな人生を送りたいかという「自分の未来」、

どんなふうに暮らしたいかという「暮らしの未来」、

そして最後は、この場所をこんな風に使いたいという「部屋の未来」。

これらをまずしっかりイメージしてほしいと著者は言います。

 

片づけの方法は無限にあります。

が、なりたい未来を描くことで、とるべき行動が決まってきます。

パフォーマンスを上げるために

部屋の中や家の中で、自分時間を最大限に堂々と作るには、少しでも楽でシステマティックに勉強や仕事や家事や片づけを終わらせることが大事。

会社の作業でパフォーマンスを上げて業務効率を上げるために、動線を考え抜くのと同じです。

 

見えるものが整理できなければ、見えないものは整理できない

1日は24時間しかない限られた時間。

膨大な情報から何をえらびとるか、きりがない人間関係をどうスリム化するか。

 

実は目の前の片づけができていないと、物事に優先順位をつけることや、取捨選択が苦手になっていきます。

見えるものが整理できなければ、見えない時間や情報、人間関係の整理は難しいのも当然かもしれません。

 

物の片づけの作業を通して、物の要不要を見極めを練習するのです。

使用頻度の高い順に手前に収めるプロセスは、何事にも通じるものです。

「自分が大切にしたいものを選び取る」という作業の繰り返しで得る技術は、ほかの場面の決断力を強めていき、あなたの人生のさまざまなシーンで活用されます。

そのためにもまず、見えるものの整理。

チャンスの入り口が広がる

これは、本当のことですね。

ワタシは昨年くらいから職場のデスクが片付くようになったのですが(遅すぎる!)、片づけができるようになってから、チャンスが舞い込んできたときに、すぐに飛びつくことができる決断力がふわっといつの間にか増大していました。

先週、次年度の人事について内々に打診をもらいました。

以前なら、「ちょっと考えさせてください」と言ってしまうワタシでした。

そうして熟考というシンキングタイムでいる間に、ほかの人にポジションをかっさらわれることが20年くらい続いていました。

でも、山積みのデスクの上の埋もれた情報に、何かやり残しやほかの重要な何かが隠れている気がして、次のステップに躊躇していたのです。

それが、デスクが片付いただけで、「チャンスの女神は前髪しかない」とすぐに決断して「やります、お願いします」が言えました。自分で自分にびっくりしました。

確かに大変な部署に異動です。

来年度はブログを書くことができないかもしれません。

でも、やりがいはあるし、年齢的にもう回ってこないチャンス。

やってみようと思えたのは、間違いなく「机をきれいにキープできている」という小さな自信による後押しがありました。

片づけとは選ぶ技術

片づけとは、あなたのスペースの中から必要なものだけを「選ぶ」ということ。

よくわからない配線コード、ねじ、無料で配られた景品、買ったけれどいまいちだったもの、好みでないプレゼント・・・・。

そうした必要のないものを収納しようと百円ショップをさまよって、隙間グッズや細かい仕切りを捜し歩いてはいないでしょうか?

ワタシは先週やったばかりです!もうやめます。

 

著者によると、よく使うものや、心が和むものには、必ずお気に入りであるさりげない理由があるそうです。

これからの心地よい暮らしのために、家の中で一緒に生活するパートナーや仲間を選ぶことが重要なのです。

・時短に役立つツール

・ときどき眺めることであなたを癒す思い出の品や写真

・お気に入りの洋服

あなた自身に役立つものや、お気に入りの物、自分のこれからの生活にふさわしいものだけを選び、あなたのスペースに残すべきなのです。

あなたが選んだものは、より大切に扱うようになり、今まで以上によい仕事をしてくれるようになります。

 

外の世界では、好きなことばかり、とはいきません。

やりたくない作業もあり、付き合いたくない時間もあり、気を使わなければならない場面もあるでしょう。

だから、あなたのスペースだけは、あなたのわがままであっていいのです。

苦手意識から手放せないものは、この年末に別れを告げる

とくに、「手を付けていな英語教材の山」や「使いこなせていない衣類」。

そうしたものの中には、自分の苦手意識が現れているものだと著者は言います。

著者も、たくさんの掃除用洗剤を持っていた時期があります(ワタシもです!)。

掃除下手であるという後ろめたい理由があったからです。

「これさえあれば、できるようになるのではないか?」

と思って”簡単・キレイ”などのうたい文句に踊らされるのです。

 

こんなときは、問題を掘り下げて発想を転換してみることがおすすめです。

たとえば、掃除が苦手な場合

「なぜ掃除が嫌いなんだろう?」

→「やっても結果がでないから」

→「そもそも汚れをため込むから大変になる」

→「ため込まないようになるには、どうしたらいいんだろう」

→「使ったら、すぐ拭く」

→「ぴかぴかにならなくても、毎日拭くことを心掛ける」

このように、掘り下げて考えることで、著者は洗剤を次から次へ買い込む行為に終止符を打つことができました。

 

「なぜ苦手なの?」の問いかけを続けると、根っこにある問題に気づくことができます。

仕組みづくりのゴールは、すべてのものの住所登録

理想とする場所を作るには、少し時間がかかるかもしれません。

片づけが苦手な人は、雑誌に載っているような素敵な空間をひと晩にして手に入れたように思いがちです。

しかし、そこまで行きつくには、さまざまな試行錯誤があったに違いないのです。

そんなハイレベル空間に目標をいきなり定めても、不可能です。

目標は、一気に駆け上がるのではなく、小さな成功体験の積み重ねで積みあがっていくもの。

この本では、理想の空間を手に入れるためのゴールを、次のような3段階で着実にクリアすることを目指しています。

①そこにあるものをすべて把握し、選び取る

②選ばれたすべてのものに住所登録をし、収める

③空間に愛着がわくように、自分好みのインテリアに仕上げる

 

①と②を同時にやると、実は片づけはうまくいきません。

 

「いる・いらない」の判断をしながら、どこに(どんなものに)収めるのかを考える人が、とても多いもの。

しかし、これが大きな間違いになるのです。

 

どんな場所の片づけでも、選ぶ作業を先に終わらせてください。

このステップをクリアしてから、住所を決定です。

あとから同じ場所に入れたいものが出てきたり、買ってきた収納グッズに入りきらなかったりする問題が生じるからです。

②が最終ゴールです。

そして③は①と②のステップをした人だけに与えられるご褒美です。

③のプロセスを存分に楽しむことが、心地よい空間を手に入れるための最後の仕上げになります。

片づけの7ステップ

では、現実問題として、どんな手順でやっていけばいいのか?

片づけ術の本には「今すぐできる」「簡単」などのうたい文句がついているものもあります。

しかし、再び散らかり、リバウンドしやすいのはなぜか。

土台作りを甘く見ているからだと著者は言います。

脳をフル回転させる作業であることを覚悟して臨みましょう。

 

著者が提唱する7ステップは

①全部出す

②選ぶ

③仲間に分ける

④仮置き

⑤住所を決める

⑥収め方を決める

⑦維持する

です。

ステップ1 全部出す

片づけ作業の初めは、その片づけたい場所のすべての物を出すことからスタート。

だから、時間も体力も必要であるとはっきり著者は書いています。

自分が所有している物が何かを把握して、一度向き合ってみましょう。

ステップ2 選ぶ

心地よい人生のためには、自分が本当に必要なものだけをしっかり選び取ること。

お金を出してでも買い直したいと思えるものであるかどうか。

「いるか・いらないか」の2択だととっさに迷いが生じるので、次の3カテゴリーで迷う時間を短縮しましょう

①好きか・好きでないか

②使用頻度

③しまう場所はここでよいのか

ステップ3 仲間に分ける

「選ぶ」が割ったら、「仲間分け」の作業。

例えば文具、CD、趣味の物。

ざっくり大まかに分類すると、自分でどの種類のものをどれくらい持っているのか、把握できます。

使う時をイメージしながらグルーピングしましょう。

自分なりの使い方の分別でかまいません。

たとえば乾電池なら、文具と一緒にする人もいれば、工具と一緒にする人もいれば、防災グッズと一緒にする人もいるでしょう。

自分の都合を最優先しましょう。

使う時のセットで分ける

クリスマスの時期に使うもの、ハロウィンの時期に使うもの、とシーン別にする「〇〇セット」も使いやすい分け方ですね。

その際重要なのは「ラベルを貼る」ことです。

ステップ4 仮置き

実は重要なのが、仮置きです。

なぜ重要かというと、

①物を選びながらベストな収納方法まで同時に考えるのは難しい

②仮置きしたことで、今まで気づかなかった願望が見えてくる

③収納グッズを買うのは、関連個所の仮置きが終わってからの方がいいから

 

仮置きは、今もている空き箱や収納グッズで行ってしまいましょう。

できれば、あまり色がないものや文字情報がないものがおすすめです。

 

ここまでくれば、片づけは70%終わりです!

 

ステップ5 住所を決める

ここまでのステップで、「何がどのくらい入っているのか」の把握ができました。

仮置きまで終了しています。

空間がだいぶ見渡しがよくなっています。

散らかる最大の原因のひとつは、物を置く住所が決まっていないことです。

片づけようと思いながら、その辺に置いてしまうこと。

適当な引出しに突っ込んでしまうこと。

さらには、急な来客にテーブルの上の散乱したものを、慌てて紙袋に入れて奥につっこんでしまう、なんてこと。

住所不定の居候がこうして増えてしまうのです。

楽にしまえる場所に

間取りをざっと俯瞰してみましょう。

物を収める場所は、当然ながら使う場所の近くが便利ですよね。

「この収納には何を入れるのが妥当?」

「これはどこに置いてあると便利?」

「いつも収める場所に困るもの、出しっぱなしになる物は何?」

と、自分に問いかけてみましょう。

物をとるか・スペースをとるか

一般的な収納が存在するのに、物があふれているなら、物を減らすことも検討。

物が少なくなると、片づけは楽になります。

よく使うものを取り出しやすく

「生活の80%は、持ち物の20%でまかなわれている」。

パレートの法則になぞって考えることができます。

ですので、毎日使うものを、目が届きやすく、手に取りやすい範囲に置くと、生活ストレスは大分少なくなります。

出しっぱなしの物は特等席を決める

プリント類やダイレクトメール、使い終わったバッグうなど、出しっぱなしになりがちなものは、先に住所を決めてしまいましょう。

家族で使うものの住所

家族で使うものは、一番片づけが苦手な人に合わせるのがおすすめ。

あなたが片づけを進めていても、家族の中の片づけを苦手としている人は、それについてこれていないこともよくあります。

どこにあったら戻しやすいのか、聞いてみましょう。

仮置きして、最もふさわしい場所に移動させ、次に収め方を検討するとスムーズ。

我が家も娘がリビングの自分の席に物を置きっぱなしにしてしまいます。仮置きします。

ステップ6 収め方を決める

収納に手間のかかる工夫はいらない、というのが著者が仕事であらゆる家庭を片づけて、気づいたことです。

基本的には

①棚を使う

②引出しを使う

③かける・つるす

の3つ。

グッズを駆使したり、工夫を凝らしたやり方は、結局手間がかかります。

見栄えも使い買っても、結局よくないのです。

 

ステップ7 維持する

次は、維持する習慣の身につけかたです。

入り口を整理する

実は、日常の何気ない動きが、元の散らかった空間に逆戻りする原因です。

無料のティッシュが入りきれないほどたまっていたり、安いからと野菜を大量に買い込んだり・・・

「本当に使いきれるか?」

「代用できる物はないか?」

を考えましょう。

いただきもの、使いきれない物をいただいたら、持ってきたその足で譲り先や、おすそ分けを考えましょう。

この本の素晴らしさは、その都度載っている写真や収納の例が、ステキでかつ「まねできそう」なことです。

ぜひお手に取ってご覧ください。

今週もお疲れさまでした。

では、また。