『不器用解決事典』中島美鈴
ADHD気質な著者。
ワタシも溢れんばかりの注意欠損気質です。
著者は、高校、大学と先延ばし癖のために手痛いミスを連発していました。
しかし、「気合いだけでなく、スケジュールを覚える、忘れ物をしない、計画を進める、整理整頓などのためには、仕組みが必要なんだ」と確信し、物理的仕組みづくりをします。
それから著者の人生は好転しました。
体重を減らしてバレエを始め、白いビキニを着て南の島でスキンダイビング。着物を着たり、おうちでパーティーをしたりと、本当に人生が変わりました。
羨ましい!
絶対ワタシもこのスキルを身に付けたいです!!

大事なのは、自分を責める悪循環から脱出して、不器用をラクに補う仕組みを身につけ、人生で本当に使いたいことのために時間を使えるようにすることだそうです。
本書では、不器用さを持つ著者が、認知行動療法の知見を得て、不器用さを持つがゆえの困りごとへの物理的アプローチが紹介されています。
そのうちから、ワタシが明日から使いたい!といういくつかをピックアップしました。
あなたが使えるものがあったら、一緒にトライしませんか?
1.なぜ、ゲームをしたり漫画を読んだらしていると、夜更かししてしまうの?
漫画やゲームのコンテンツは、途中でやめられない、工夫満載です。
気合いでやめられるでしょ!という言葉は、過信や勘違いです。
マミさんは、夜中までスマホのゲームや漫画がやめられず、翌日睡眠不足になることがしばしば。
ワタシも全く同じです。
スマホの娯楽を断ち切るのは、難しいです!
が、その代わり、私たちは「始まる時間」をコントロールできます。
布団の中で始めてしまうと、夜の時間は不思議なもので、翌朝まで時間が無限に自由時間があるように思えるものです。
しかも疲れている夜は脳のブレーキがかけにくいのです。
そこで、1日のうち遅れられない時間をスタート時間にします。
スマホのアラームも仕掛けておきます。
いつも夜中に漫画をやめられなかったマミさんは、朝の通勤時の40分間のバスの中で、降りるタイミングにアラームもかけて、読むようにしました。
夜に布団の中で読む心地よさには敵いませんが、憂鬱だった通勤時間が楽しみに。
昼間のうちに漫画を楽しむことで、寝床にスマホを持ち込むことが無くなり、夜更かしが減り、翌日もスッキリ起きられるようになりました。
2.なぜ、毎朝起きられないの?
アオイさんは睡眠を10時間とっても、朝7時に起きるのがつらいと感じています。
眠気が強いわけではないけれど、とてつもなく起きるのが嫌なのです。
体質由来で朝が辛い人もいますが、平日なら仕事が、休日なら家事が面倒で、朝起きたあと何も楽しみが無いと感じているのです。
うつやADHD気質により、朝のエネルギーが落ちても、億劫になります。
そこで使えるのは、起床時に強い太陽光を浴びること。
最も簡単なのは、カーテンを開けたまま眠ることです。
また、家電のタイマー機能を使って、起床時刻に合わせて、エアコンで適温をつくる、ラジオやTVを自動でつける、炊飯器で米が炊ける時間にする。
スマート家電を使えば、アロマディフューザーをセットすることも有効だったそうです。
3.なぜ、充実した休日にしたいのに、ごろごろ寝てばかりになるの?
ノリコさんは、休みの日はもっと外出していろんなことをしたいのですが、寝てばかり。一旦出てしまえば元気に過ごせるのに、出るまでが大変です。
身支度の前に、溜まった洗濯物、部屋の掃除、クリーニング、食材の買い物、、
、。
休みの日にやることが多くて、うんざりして、結局やるべきこともやらずに寝てしまうのです。
ノリコさんは、平日の疲れを回復しようとしているため、「睡眠負債」を抱えているようです。
さかし、もっと注目したいのは、「外出のハードルの高さ」。
これは報酬遅延という脳の特徴が関係しています。
私たちはすぐご褒美が貰える行動を好みます。
でも、ノリコさんは、外出するというご褒美の前に身支度や家事などたくさんあって、楽しい外出まで時間が遠くにありました。
そこで、朝起きてから、報酬までたどり着くためにすることを減らしました。
休日の朝、大好きなパン屋さんにたどり着くために、支度のいくつか(洗顔、ヘアセット、スキンケア、着替えなど〕に優先順位をつけて、3位のものまでだけ実行。
また、家事は他の時間に行うようにできるでしょう。
メイクやネットニュースのチェックは、外でもできます。
ノリコさんは、前の晩から翌日に着る服を枕元にセットしました。
まずは何よりも「外に出てパンを会に行く」ことを優先するために、メイクもヘアセットもしなくていいように、マスクして髪は束ねて外出することにしました。
とりあえず着替えたら、案外ノーメイクでも大丈夫なものです。外に出て元気になってから持参したメイク道具で簡単に化粧しても良いのです。洗濯は帰宅後にすることにしました。食材はネットスーパーで注文して、とにかく休日の楽しみを優先したのです。

今週もお疲れさまでした〜
ゆっくり休んでくださいね。
では!また。