この本は、和食を提案するものではありません。
一汁一菜というシステムの提案です。
メインはもちろん和食です。
具沢山の味噌汁にタンパク質も食物繊維もたっぷり入れて、あとはおしんこでも良いのではないですか?という現代的で実現可能な自炊の話です。

洗濯も掃除も、私たちはシステムとしてやりやすい方法をとっています。
でも、いざ食事となると、聖域のイメージが出てしまい、「作るからには頑張って!」と、ちょっと肩肘張ってしまう。
そして、ワタシは面倒になって、惣菜やコンビニになりがちです。
でも、ちょっと脂肪分やカロリーやバランス、気になるんですよ〜
著者に言わせると、台所の安心は、心の底の揺るぎない土台になるもの。
著者は、パンと味噌汁とか、シャケ➕ブロッコリー➕にんじんなんて味噌汁も提案。
チャーハンに大根と小松菜、油揚げの味噌汁、麺➕きゅうり➕夏野菜、天ぷらとネギいっぱいの汁など、とらわれない味噌汁を展開しています。
もちろんそこに、卵焼きなどちょっとした一品がついたり。
夏は作る気力も食べる気力も落ちがちですが、これくらいで良いなら、できそうです。

安心できる台所にするには、自分に無理しないことですね。
ゆっくりいきましょう〜
ではまた。