猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

武田双雲の「書いて」夢をかなえる本 武田双雲

いつもハッピーな表情の武田双雲さん。

すばらしい自己肯定感の持ち主です。

どうやったら、あの境地に近づけるかな〜

そう思い、武田双雲さんのワークブックを読みました。

 

このワークブックでは、”意外と見えない、知らない”自分を「書く」ことで吐き出します。

すると、自分との対話が上手になり、自分と向き合うことができます。

そしてさらに書いているうちに、自分を知り・発見し、自分をひらいていくことがあります。

さらに夢あすてきになり、貢献する人になっていき、夢がかなっていきます。

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書くことは、本音を吐き出す作業ですね。

 

著者の武田双雲さんは、25歳で会社をやめました。

幼少期から書道教室を開いていたお母さんに、書道を習っていたという著者。

退社したのは、会社の中でその名前を書いてあげた女性が「〔書いてもらった文字を見て〕嫌いだった自分の名前を好きになれた」と泣いてくれたこと。

この経験で、もっと書で人を幸せにしたい!と思ったのが、きっかけだったといいます。

 

会社をやめ、路上で人に文字を書く、なんてことをしてみたそうですね。

あやしまれたり、「なんだか下手じゃん」と言われ、プライドがズタズタになったり。

でも、著者の書を見て「ありがとう」と涙したり、「元気が出た」と言ってくれるお客さんに一緒にもらい泣きしたりすることも。

そんな中で「愛という字を書いてください」というオーダーでも、両想いほやほやの人と、失恋したばかりの人とではとらえ方が違うことに気づきました。

書を通じて、そのとき彼女たちにどう寄り添う言葉として書くのか。

文字の持つ強い力を改めて痛感したのです。

それが武田双雲氏さんの書道家への最初のきっかけでした。

 

 

書くことで知る、新しい自分。選ぶ言葉まで変わってくる

道教室をはじめ、少しずつ生徒さんが増えてきたころ、悩んだことがありました。

著者よりも人生経験が豊富な人もたくさんいるのだから、教えることより、”引き出すこと”が大切であるということ。

良いところをぐいぐい引き出すよう意識すると、生徒さんたちが選ぶ”言葉”も書く文字も変わってきました。

 

武田双雲さんの教室絵は、毎月

「やりたくないことリストを作ろう」

「感謝リストを加書こう」

など、いろいろなお題を出して全員に書いてもらいます。

するとみなさん、

「自分でも気づかなかった自分を発見した!」

「視野が広がった気がする」

といった感想を耳にするようになりました。

 

「書いて」夢をかなえるための10か条

1.ワクワクしながら書くこと!!!

2.乗り気じゃない日は書かなくていい。

ただし、「どんな気持ち?」「それはなぜ?」が書けるようなら、そのまんま正直に、その感情と理由をメモしておこう

3.筆記用具はなんでもOK!楽しく書く!

4.3つや5つ、7つなど、指定の数を思いつかなければ書けるものだけでいい

5.ワークは好きな順から始める

6.友達や家族とワイワイ書くのもおすすめ。もちろん一人でじっくり向き合うのもよし

7.いつ書いてもOK

8.同じワークを何回書き直してもいい

9.書き終えたワークブックはとっておいてほしい。成長の記録だから

10.しつこいようだけれど、ワクワクしながら、楽しんで、決してむりしない。

埋めなければ・・という義務感が生まれたら、深呼吸

 

ワーク1 ある・ない

あなたが今、もっているものと、もっていないものを書いてみよう

双雲’Sアドバイス

あなたが今所有しているものを考えてみよう。

たとえば、バッグや携帯電話、身につけているもの。

それから、友人や家族などの身の回りにいる存在。

仕事や時間、資格、お金、健康、経験や知識なんてのもいい。

 

◇もっているもの

 

 

◇もっていないもの

 

 

 

ワーク2 感謝

感謝リストを作ろう!

・感謝したい人を3人

・感謝したいものを3つ

・感謝したいサービス3つ

双雲’Sアドバイス

もしパッと思いつかなければ、朝起きてから今までの行動を思い出してみよう。

おはようと起こしてくれた人、ご飯を作ってくれて人は誰?

顔を洗ったときの清らかな水、温かい靴下、規則正しく私たちを運んでくれる電車、公園の緑、清潔なトイレなどなど・・・

 

◇感謝したい人3人

◇感謝したいもの3つ

◇感謝したいサービス3つ

 

「感謝メガネ」をかけると、自分も世界も変わります。

水道をひねれば水が出た、お味噌汁のにおいが幸せだった、笑顔であいさつされてうれしかった、などなど。

そんな風に「感謝メガネ」をかけて1日をすごしてみてください。

「水道、すげー!」

「味噌汁、うめー!」

「挨拶、ありがとー!」

ひとつひとつに感謝できたら、それをすぐに書き留めること。

かっくことで、気づきから習慣へ変わります。

未来日記を書こう

理想の未来日記を書きましょう。

・明日の午前中、あなたはどう過ごしましたか?

・百歳になった誕生日、あなたは1日をどう過ごしますか?

双雲’Sアドバイス

あくまでも「日記」だから、本当に経験したように過去形で書くこと。

「おいしかった」「気持ちよかった」「楽しかった」など、感情も書くこと。

◇明日の午前中、あなたはどう過ごしましたか?

 

 

◇百歳になった誕生日、あなたは1日をどう過ごしますか?

 

 

理想の「未来」を書くことで、「今」やるべきことが変わってきます。

未来日記では、

「いつもよりは早起きしたから気持ちがいい。おまけに電車もすいていて、サイコー!そのせいか、会議ではすらすら発言できて、褒められました」

と理想的な翌日を書いてみること。

すると、”今”やるべきことが変わるんです。

義務

「~しなければ」と気が重くなることを10項目書いてみよう。

<~しなければ)と思う時、人間は上身です。

朝起きなくちゃ、歯磨きしなくちゃ、ご飯食べなきゃ、片づけしなきゃ、など。

どんな小さいことでも書き出してみましょう。びっくりするほど無限大にあるはず。

この義務感の処理は、次のワークへ!

義務リスト①

義務リスト②

義務リスト③

義務リスト④

義務リスト⑤

義務リスト⑥

義務リスト⑦

義務リスト⑧

義務リスト⑨

義務リスト⑩

 

変換

先ほどの「義務リスト」を

「~したくてたまらない」に書き換えてみましょう。

たとえば、「片づけしなきゃ」→「片づけしたくてたまらない」など。

 

変換リスト①

変換リスト②

変換リスト③

変換リスト④

変換リスト⑤

変換リスト⑥

変換リスト⑦

変換リスト⑧

変換リスト⑨

変換リスト⑩

 

習慣

新たに身につけたい!と思っている良質な習慣をいくつでも書いてみよう。

 

 

 

 

 

「タバコをやめよう」

「寝る前のアイスクリームをやめよう」

と紙に書き出し、壁に貼ってもやめられない。そういう人、多いはず。

著者自身もそうでした。

そこで、

「タバコを吸いたくなったら、深呼吸して筆を持つ」

「アイスクリームが食べたくなったら、温かいハーブティを飲んで布団に入る」

と書いてみました。

つまり、習慣を”やめる”のではなく、新しい習慣を”はじめる”。

そでもとびきりすてきな<良質な習慣>を始めるべく、紙に書き出してみましょう。

大事なのは、”良質な”習慣を書き出すこと。

 

他人から褒められて、うれしかったことを7つ書いてみよう。

褒められて嬉しかったこと①

 

褒められて嬉しかったこと②

 

褒められて嬉しかったこと③

 

褒められて嬉しかったこと④

 

褒められて嬉しかったこと⑤

 

褒められて嬉しかったこと⑥

 

褒められて嬉しかったこと⑦

 

双雲’Sアドバイス

人に褒められたときに言われた言葉を出せるのが理想です。

でも、

「テストの点数がよかった」

「片づけを手伝った」

「仕事で評価された」

など、事実を書き出すのもアリです。

どんなことでもいいから、自分のことを褒めてみよう!

 

 

 

双雲’Sアドバイス

書きにくかったら、先ほどの「嬉」の「他人に褒められて嬉しかったこと」をヒントにしてみましょう。

 

著者は小さいころ、「お前は天才」と言われて育ちました。

だから、自分より頭がよかったりモテたりする人がいても、「すごいなぁ!」と思っても、へこむことはなかった。

むしろ他人のいいところを見つける才能が育った気がするそうです。

「自己肯定感」はとても大切。

電車の席を譲った、笑顔であいさつができたなど、そんな「お、やるじゃん!」と思ったときに、素直に自分を褒めること。

誰かと比べなくても、自分が自分にガッツポーズをすればいいのです。

 

自分の嫌いなところを5つ書いてみましょう。

双雲’Sアドバイス

嫌いな自分を見つめることで、新たな自分を見つけるワークです。

嫌いなところ①

嫌いなところ②

嫌いなところ③

嫌いなところ④

嫌いなところ⑤

 

自分自身の好きなところを5つ書いてみましょう。

双雲’sアドバイス

照れくさいけれど、書いてみましょう。

書きにくい人は、先ほどの「嫌いなところ5つ」を好きなところに書き換えられないか、見つけてみましょう。

 

好きなところ①

好きなところ②

好きなところ③

好きなところ④

好きなところ⑤

 

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通勤電車の中でも、小さい手帳やスマホなら、書き込めます。