この本のタイトルが気に入っていて、ずーーっと読みたかったのです。
やっと手に入れましたっ。
マーク・トウェインはこう言っています。
「毎朝、一番に生きたカエルを食べるようにすれば、その日の最悪事はもう終わったと安心して過ごすことができる」。
この「カエル」とは、あなたにとって最も難しく重要な仕事で、今日やらなければどんどん後回しになってしまうもののこと。
しかし!この時点でやることができれば、あなたにとって大いにプラスになる仕事でもあります。
それは、さっさと食べてしまおう!
でも、面倒な仕事って、ついつい後回しにしたくなっちゃうんですよね~?
第1原則
もし2匹のカエルを食べなければならないなら、醜い方から食べよ
この「カエルの食べ方」にも、いろいろなポイントがあるんです。
その日片づけたい重要な仕事ってのは、1つとは限りませんね。
もし2つあったら、難しくて大変な方からやりなさい、ということです。
そしてすぐに取り掛かり、やりとげるまではほかのことに手をだしてはいけない、と著者は言います。
醜い方のカエルに手を付けること。
これを自分に対する1つのテストと考えるとよいそうです。
自分の課題にするのです。
もっと簡単なことを片づけたくなりますが、ここはがまんです。
第2原則
もし生きたカエルを食べなければならないなら、座り込んでじっと眺めたりしてはいけない
著者が推奨する高い成果を上げるためのポイントは、朝一番に大事な仕事に取り組むという習慣をつけることです。
つまり、真っ先に「あなたのカエルを食べること」を日課にすることです。
あまり考え込んだりしないこと。
じっと考えても、余計に手を付けにくくなるだけ。
さっさと取り組むことを日課にしましょう。
昇給や昇進を得る人たちを見ると、日々のふるまいのなかでも「行動志向」が際立っています。
成功する有能な人とは、自分にとっての重要な仕事に邁進し、やりおおせるまではわき目もふらず着実に仕事をする人なのです。
実は現代において「実行を伴わない」ことが、企業などの最大の問題になっています。
多くの人が、物事を完成までこぎつけようとしないのです。
こうしたほうがいい、ああしたほうがいい、と言う人ばかりで、延々と会議を続け、素晴らしい計画を作り上げながら、それを実行する人がいない、という現実があなたの周りにもありませんか?
ワタシの職場では、よくありますよ。
人生の成功は、どんなことを習慣づけるかにかかっています。
優先順位をつけ、ぐずぐずせず、最も重要な仕事にとりかかる習慣は、精神的、身体的なスキルだそうです。
これは繰り返し実践することで身に着けることができ、いったん習慣化すれば自動的に簡単にできるようになります。
物事が成就すると、脳内に「エンドルフィン」という物質が放出されます。
このエンドルフィンが気分を高揚され、いっそうポジティブで、魅力的、創造的にし、自信を深めさせてくれるのです。
いわゆる「成功の秘訣」として大事なことの1つが、これなのです。
「ポジティブ中毒」になれば、エンドルフィンが放出され、すっきりした気分になり、有能であるという自信をもつことができます。
この「中毒」によって、あなたはほとんど何も考えずに重要な仕事や用事にとりかかり、やりとげるようになります。
成功し、貢献することに対して、いい意味で中毒になるのです。
目標をはっきりさせる
この2つの原則を達成するために、著者が大事にしていることの1番目は、目標をはっきりさせる、ということです。
ワタシはよくやってしまうのですが、「する必要がない」ことに精を出してしまうことってありませんか?
先週は、いらない仕事に精を出して残業してしまいました、、、。
そうならないためには、目標をクリアにさせましょう。
あなたの目標をはっきりためには、
①望みをはっきりさせる
②それを書き出す
③目標に期限を設ける
④目標を達成するためにしなければならないことをリスト化する
⑤リストをもとに計画を立てる
⑥計画を速やかに行動に移す
⑦毎日、目標に近づく何かをする
というプロセスがあります。
いますぐ紙を1枚用意して、来年達成したいことを10個書きましょう。
そこから、あなたの人生が大きく変わると思う達成したい内容を1つ選ぶのです。
それを別の紙に書き写し、期限を決め、計画を立て、行動にうつし、毎日目標に近づくことを行います。
こうした実践があなたの人生を変えるのです。
スケジュール帳に行動を組み込んでいきましょう。
計画を立てる
次に、あなたのクリアになった目標を細かく分けていきましょう。
月間リスト、週間リスト、その日のリストにおろしていくのです。
最も醜いカエルは、「一口ずつ食べる」ことが肝心。
一口ずつであれば、ぐずぐずせず、行動を起こすことができます。
さらに、計画を立てることが大事であるという理由として、どんな仕事も「10対90のルール」がある、ということが挙げられます。
これは、効率についてきわめて重要な原則です。
仕事の計画を立てるのに、10%の時間を費やせば、実行する際に90%もの時間が節約できる、というものです。
これは、私たちも仕事において大いに経験したことがあることではないでしょうか。
こうして、どんどん大事な要件を片づけることを習慣づけることで、私たちはさらに効率よく目標に向かっていくことができるのです。
これから、インフルエンザなどが流行して、体調が悪くなることも考えられますね。
だからこそ、もうさっさとカエルは食べておかなくては。
それに、一番のカエルを食べてしまえば、その日一日が超絶快適になりますし、残業も減るし。
今回の本は、手のひらサイズ。
薄くて読みやすいです。
今週もお疲れさまでした。
ゆっくり休んで、体調管理してください。
ご自分に休むことを許してあげてくださいね。
では、また。