目標や成し遂げたいことに向かって、どう自分をマネジメントしていけるのか。
ついだらけたり、目標を忘れたり、失敗を繰り返してしまう自分を、どう変えていけるのか。
「疲れた時は、空を見上げる」ような、小さな習慣を作ることで、毎日を充実させてみませんか。
こんばんは、ラブです。
1日1分から自分を上げる
小さな習慣というのは、思ったよりも人を大きく変えていくものですよね。
本著は、そんな人間心理の”取扱説明書”です。
あなたの心理を正しく理解し、それをポジティブな方向へ導く方法を紹介しています。
1分程度の取り組みですが、新しいあなたに出会えるようになります。
気に入った取り組みがあったら、一緒に挑戦してみませんか。
「自分が乗れる仕組み」をつくると、努力が楽しくなる
楽しみながら努力をし続けるためには、「目標」「効率」「達成度の確認」が必要です。
これはRPG(ロールプレイングゲーム)をしている状態に似ています。
敵を倒すという「目標」をクリアして成長するためには、今のキャラクターが備えているステータスをいかに「効率」よく使って攻撃するかを考えなければならなりません。
また、どこまで攻略できたか「達成度の確認」ができれば、どんどん次に進みたくなります。
自分の仕事にも、そんな「自分なりの仕組み」を作ること。
それによって、努力が苦にならなくなります。
大きな目標をクリアするには、小さな目標に小分けする
どんなに足が長い人でも、たった一歩で山頂まで登れません。
自分の足で山に登ろうとするときは、一歩ずつ着実に歩みを重ねる。
同じように、確実な一歩を積み重ねるためには、小さな目標を一歩ずつ重ねるのが唯一無二の方法です。
小さな目標を立てて、それをクリアし、思い切り塗りつぶして進んでいくことです。
紙に書き留めて、達成度を上げる
いざ何かをやり遂げようと決意しても、その断固たる意志が時間の経過とともに薄らいでいくもの。
忘れないためには、何よりも「書くこと」です。
まず、目標を目立つように手帳や日記、ノートなどに書く。
そして、その日から目標達成のためにしたことを全て書き連ねていきます。
こうすれば、きちんと積み重ねていることが目に見えて実感できます。
毎日達成感を味わうことができるのです。
一歩一歩を記録することは、目標達成にとても大事なのです。
「考えながら仕事をする」と、のちのち差が出る
同じ仕事をしていても、スキルアップする人とそうでない人がいますね。
スキルアップできない人は、”平面的”思考のもとで仕事をしているのかもしれません。
出来る人は、”立体的”に考えます。
目の前の仕事をしながらも、自分が今やっていることが会社にどのような利益をもたらし、社会にどんな影響を与えるかなど、俯瞰しながらいろんなことをイメージして進めているのです。
一瞬の思考の違いですが、この違いが将来において両者にとって大きな差になることは、一目瞭然です。
過去の自分を振り返るより、未来の自分のイメージを持つ
今迄の人生を振り合えって見れば、永遠に抹消してしまいたい過去は誰にでもあるものです。
失敗しない人間などどこにもいないのだから、当たり前です。
ただ、それをいつまでも振り返っては思い出し、あなたを責めるのは実にナンセンスです。
未来のあなたをイメージしてみましょう。
どんなプロセスを通って成功し、どんな笑顔をしているでしょうか。
「着地点」を間違わなければ、イライラしない
予定通りに物事が進まず、イラついてしまうことがあります。
それは、ダンドリの仕方に問題があるのかもしれません。
大切なのは、段取りを組み立てる際の視点の定め方です。
たとえば、1か月という機嫌で成果を出さなけれなならない仕事があったとします。
最初の1週間の「序盤」、月の半分までの「中盤」で、全体の見通しを立てることに視点を置き、その後の構想をじっくりと練ります。
中盤を過ぎたら、最終的な「落としどころ」を想定しましょう。
着地点を見定めながら進むことで、期限通りにある程度の成果を上げることができます。
見るべき時に見るべき場所を見定めることが、成功のための必須条件です。
ミスは「あとでまとめて」ではなく、「その場で直す」のが鉄則
失敗したらすぐ反省するなんて、当たり前だと思いますが、実際はそうではありません。
忙しい時、自分に過信があるときは、振り返るよりも「次に向かう気持ち」が強くなり、ミスをミスのまま放置しがちになります。
ところが、そうするとその失敗をあとでまとめて振り返ることになり、下手をすればミスをしたことすら忘れてしまい、また同じ失敗を繰り返します。
失敗はすぐに反省し、すぐに修正するのが鉄則です。
地道で面倒な作業ですが、これをやるかやらないかで、後々大きな差が生まれます。
苦手なことは、7割できれば、それでよしとしよう
だれでも得手不得手があります。
それを苦手なことまで100%完璧にしようとするから、疲れ果ててしまうのです。
苦手なものは7割の出来でもOKとしましょう。
あとの3割は、得意な人にお願いすればいいのです。
そうしておいて、得意な分野は130%の仕上がりにすれば、帳尻はちゃんと合わせることができます。
どん底から再生した人は、「強い心」を手にしている
失敗は怖いものでしょうか。
失敗するのはそんなにいけないことでしょうか。
たしかに一生懸命頑張ってきたのに、ここぞというときに成果を収められなかったら、心は深く傷ついてしまうでしょう。
しかし、人の心には再生する力があります。
しかも、一度傷ついて再生した心は、どんどん強くなります。
落ち込むことはありません。
最初から「失敗ありき」で挑めば、強い心を手に入れることができるのです。
だからこそ、成功するまでの期間も考えれば、やりたいことには早く取り掛かるに限ります。
自分が手にしているモノを捨てる勇気を持つ
アレコレ欲しがってしまう人間は、とても欲張りです。
しかし、体ひとつで、1日は24時間。
出来ることは限られています。
それでも、どうしてもやりたいことや欲しいものがあるなら、今自分が手にしているものを捨てる勇気をが必要です。
というと、「それはできない」「もったいない」と結局、現状維持を選んだりする人が多いのも事実。
大好きなオヤツや甘い飲み物をお腹いっぱい楽しみながら、10キロの原料は出来ないように、引き締まった体を手に入れたかったら、そうした生活は捨てなければ手に入れることはできないのです。
99%失敗しても、残りの1%にかける
一生のうちで、何のミスもないパーフェクトな1日はそんなにあるものではありませんよね。
忘れ物や電車の乗り遅れ、家族との些細な口喧嘩をしてしまったり、毎日は小さな失敗の連続です。
その1つひとつに落ち込んでいたら、身が持ちません。
「私がやった仕事で本当に成功したものは、全体のわずか1%にすぎない。
99%は失敗の連続だった」
というのは、本田宗一郎の言葉です。
失敗は人生そのものであり、人生は失敗失くして成り立ちません。
上手くいかなくて当たり前という心が前で、チャレンジし続けることが、のちの成功につながるのです。
きっぱりと諦めて、スッキリと忘れる
どれだけ丁寧に、誠意をつくして話してもわからない人というのは、必ずいます。
おそらく、その人にはその人なりの信念があるのでしょう。
それを他人のあなたが曲げてくれとは言えません。
そんな相手とはどこかの段階で距離を置くことも考えましょう。
ときにはきっぱりと諦めてスッキリと忘れることも必要です。
失敗を笑い飛ばす天才と言えばこの人。
「買い物に財布を忘れる」「猫を追い掛けて裸足で走る」などの失敗にも、明るい笑顔ですからね。
この人が失敗にいつまでも囚われて暗かったら、やっぱり周りも楽しくないでしょうね。
失敗は当たり前のことだと思う習慣がついたら、過去にとらわれて余計なエネルギーを持っていかれることもなくなります。
もっとチャレンジできるし、未来志向になれそうです。
今日も一日お疲れさまです。
明日は、もっと良い日になりますように。
では、また。