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猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

意志力を磨けば、人生が変わる~『スタンフォードの自分を変える教室』ケリー・マクゴニガル

たくさんの人が、注意力や感情や欲望をコントロールする能力が、健康や経済的安定、人間関係、そして仕事の成功までも左右することを実感しています。

そう、誰にでもわかっているのです。

だからこそ、食事や行動や言動、それに買い物をはじめ生活のあらゆる面で、自分をコントロールしなければならないということも。

にもかかわらず、たいていの人は自分のことを「意志力が弱い」と感じています。

著者は、スタンフォード大学の医学健康増進プログラム担当の健康心理学者および教育者として、ストレスと上手に付き合い、健康的な選択をするための手伝いをしています。

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「自分を変える教室」にようこそ

長年にわたって、多くの人が自分の考えや感情、体や習慣を変えようとして苦労する姿を見てきました。

そのうちあることに気づきました。

意志力に関する多くの思い込みの多くが、成功を妨げ、不要なストレスを生んでいるのです。

そうしたことをきっかけに、著者は「意志力の科学」という講座を立ち上げました。

この講座では、心理学、経済学、神経科学、医学の各分野から自己コントロールに関する最新の見解を取り上げ、「どうしたら悪い習慣を捨てて、健康的な習慣を身に着けられるか」「物事をぐずぐず先延ばししないようになれるか」また、「集中すべき物事を決め、ストレスと上手に付き合うにはどうしたらよいか」を説明します。

また、「私たちはなぜ誘惑に負けてしまうのか」「どうしたら誘惑に打ち勝つ強さを身に着けられるのか」を解き明かしていきます。

また、自己コントロールの限界を理解することの重要性を説き、「意志力を鍛えるための最適な方法」を紹介します。

「自分はどう失敗するのか」を知る

新しいダイエット法の紹介でも、経済的自由への手引きでも、行動変革に関する本の大半は、読者に目標設定をすすめ、さらにその目標を達成するためにはどうすべきなのかを説いています。

しかし、自分が変えたいと思っていることを自覚するだけで事足りるなら、誰もが新年にたてる目標はことごとく達成されます。

そうではなく、「やるべきことはよくわかっているはずなのに、なぜいつまでもやらないのか」ということを理解させてくれるような本はほとんど見当たりません。

 

自己コントロールを強化するための最もよい方法は、自分がどのように、そしてなぜ自制心を失ってしまうのかを理解することだと著者は考えます。

自分は意志力が強いと思っている人ほど、誘惑を感じた場合に自制心を失いやすいことが研究で分かっています。

たとえば、金wンを続ける自信が満々な人ほど、4か月後にはまた吸っている可能性が高かったり、「ダイエットなんて、かんたん」とたかをくくっている人ほど体重が落ちなかったりするのです。

なぜでしょうか?

それは、どういうときに、どういう場所で、どうして失敗するかを、自分自身でわかっていないから。

そういう人ほど、よせばいいのにタバコを吸う人と一緒に出掛けたり、家じゅうにクッキーを置いたりして、わざわざ自分の身を誘惑にさらすようなまねをします。

そして、そういう人に限って、失敗すると大きくショックを受け、ちょっとうまくいかないだけで目標の達成をあきらめてしまうのです。

 

自分を知ることは、自己コントロールへの第一歩です。

そのため本著では、意志力の問題で誰もがつまずきがちな失敗例を紹介しています。

各章において、自己コントロールに関するあやまった認識を取り払うことで、読者の私たちが自分の意志力の問題を新しい方法でとらえられるように導きます。

つまり、「私たちはどういうときに衝動に負けたり、やるべきことを先延ばしにしたりするのか」「失敗の原因は何なのか」「重大な間違いはどこにあり、なぜそんな間違いを犯してしまうのか」ということです。

そして、これが最も大事なことですが、将来の自分を悲惨な運命から救う方法を模索していきます。

自分の失敗のパターンを知り、それを成功への戦略に変えるには、どうすればいいのでしょう。

 

本著を呼び終えることには、あなたは少なくとも、欠点こそあれどいかにも人間らしい自分の行動をよく理解できるようになっているでしょう。

「意志力の科学」が明らかにすることのひとつは、人間は誰でも誘惑や依存症に苦しんだり、気が散ったり、物事を先延ばしにしたりして、悩んでいるということです。

そういうことは、いずれも個人の能力の不足を示しているわけではありません。

誰でも経験していることで、人間なら当たり前とすらいえることなのです。

本著の使い方~「科学者」として自分を観察する

著者は科学者になるための教育を受けましたが、そのなかで最初に学んだことのひとつは、理論がいくら優れていようと事実(データ)に勝るものはないということでした。

ですから、あなたもどうぞ読みながら実験を行ってください。

自己コントロールに対する科学的なアプローチは、なにも研究室の中だけで行うべきものではありません。

 

本著を読み進めながらも、著者の言葉は鵜呑みにしないでください。

まず著者がポイントを説明し、それに対する根拠を述べるので、それを生活の中で試してください。

そのような実験の結果を見ながら、自分はどの方法が適しており、どれが効果的なのかを発見してください。

 

各章には、意志力の科学者になるための2種類の課題が用意されています。

ひとつは「マイクロスコープ(顕微鏡)」です。

これは、その章で説明するポイントが、あなたの生活に当てはまることに気づくためのもの。

何かを変えようと思ったら、まずは現状をありのまま見つめる必要があります。

そこで、自分が最も誘惑に負けやすいのはどんなときか、あるいは空腹がいかに財布のひもをゆるめるか、といったことにも注目します。

 

また、自分で取り組むことに決めた意志力のチャレンジについて、先延ばしにしてしまう場合も含め、自分にどんな言い訳を強いるか、そして意志力が弱くて失敗したとき、あるいは意志力のおかげで成功したときは、自分自身でどのように評価しているか、ということにも意識を向けていきます。

さらに、フィールドスタディーもいくつか行っていきましょう。

たとえば、小売店が客の自制心を弱らせるために、店内のデザインにどんな工夫をこらしているかを探ってみるなどです。

 

もう一つの課題は「意志力の実験」で、これも各章にでてきます。

登場するのは、科学的な研究や理論に基づいて自己コントロールを強化するための実践的な戦略です。

意志力を強化するためのこれらの方法は、すぐに実生活における問題に応用することができます。

大切なのは、どの戦略にも偏見を持たないことです。

たとえ直感的に好きにならないものがあっても(たくさんあるはず)です。

どの方法もテスト済みで、多くの受講生が効果が高いと認めた戦略ばかりです。

 

本著を最大限に利用するには、あなたの取り組みたい意志力の問題を具体的に1つ決め、本著で紹介する方法を1つずつ試していくことをお勧めします。

1つの章からは1つの戦略のみ実行する。

 

本著は10週間の講座を受講する形で構成されています。

したがって、全部で10章ありますが、各章で重要なポイントを1つ取り上げ、その根拠を説明し、あなたの目標達成にどう役立てるか説明します。

このブログでは10章を20日くらいで本著について、かいつまんで紹介しますが、講座の受講生たちは、各週に学んだポイントを自分たちの実際の生活でどのように生かせるかを、まる1週間かけて試します。

本著では、読者にも受講生と同じ方法をとることを勧めています。

あせらず時間をかけて、実践的なエクササイズに挑戦し、結果を振り返ること。

受講生の中には、講座を何度も受講し、そのつど別の意志力のチャレンジに取り組んだ人たちもいます。

最初の課題

それでは、最初の課題です。

「意志力の科学」の世界に旅立つにあたって、あなたが取り組みたい課題を1つ選んでください。

それがすんだら、明日は第1章です。

 

マイクロスコープ:あなたの「チャレンジ」を選んでください

 

・「やる力」のチャレンジ

これをすれば、生活の質が向上することがわかっているので、もっとちゃんと取り組みたい、あるいは先延ばしせずに実行したいと思っていることがありますか?

・「やらない力」のチャレンジ

どうしてもやめられない習慣がありますか?

健康を害し、幸福や成功の邪魔になるのでやめてい、あるいは減らしたいと思っていることがありますか?

・「望む力」のチャレンジ

あなたがもっとエネルギーを注ぎたいと思っている、最も重要で長期的な目標は何でしょうか?

また、そのような目標に向かおうとするあなたの気をそらし、誘惑し、遠ざけてしまうような目下の欲求とは何でしょうか?

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今年の「チャレンジ」を、1つ本格スタートさせてみるのも、1月ならではのお楽しみですね。

ずっと達成しにくかった目標を、一緒に今年こそクリアしてみませんか?

私は体重をあと6キロを6か月で絞ることです!

とりあえず、2か月後のマラソン大会に向けて、2キロ落としたいで~す!

がんばりましょう。

では、また。

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