猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

イヤなことを忘れる7つの行動習慣~『イヤなことを忘れる技術』石井貴士

イヤなことが起こると、1日立ち直れない人がいます。

それに対して、1分間で立ち直る人もいます。

立ち直るために必要なのは、いったん、マイナスをゼロにすることです。

マイナスをいきなりプラスにもっていこうとするから、できなくてさらに落ち込むのだとか。

ワタシもまさにそうです!

 

大事なことは、「ゼロベース」に戻す。それだけ。

プラスにするまで、と欲張らないことが、すぐに忘れるための大事な考え方。

 

そこで、イヤなことを1分で忘れる7つの習慣を今日は読んでいきます。

f:id:understandLove:20171125083450j:plain

1 口をあけて、上を向く

人は1日に「4万5千回」も、「自分には無理だ、できない」と考えていると言われています。

「信号を渡ろうかな。無理だ」

「美人が歩いているぞ。声をかけよう。無理だ」

「お金持ちになりたいなぁ。無理だ」

と、1日に4万5千回も、考えては否定するサイクルを繰り返しています。

イヤなことがあった直後は、なおさらマイナス思考になります。

 

そこで、いったん何も考えないようにすること。

そのために必要なのは、上を向いて、口をポカンとあけることです。

ワタシもトライしてみましたが、やってみると本当に何も考えられないことが分かります。

 

心理学者で、うつ病の研究をした人がいます。

彼は、うつ病になる人の特徴は、いつも下を向いていることだということを発見しました。

本当にそうなるのかどうか、実際に、自分自身でいつもうつむいていたら、本当に自分もうつ病になってしまったのです。

逆に言えば、いつも上を向いていたら、マイナス思考はできないことになります。

上を向くと、何も考えられなくなります。

いったん思考がゼロベースになるのです。

 

これを習慣づければ、あなたは落ち込み癖から解放されます。

2 紙にイヤなことを書いて、丸めてごみ箱に捨てる

イヤなことがあったら、今あった出来事を紙に書いて、丸めてごみ箱に捨てるのが効果的です。

もちろん、ほかの人に見られると困るので、会社でしたら家に持ち帰って捨てましょう。

 

紙に書くことは、「思考の外部化」と言われる作業です。

 

子どものころの、「痛いの痛いの、飛んでいけ~」をしてもらったことがあるかもしれません。

これも「痛みの外部化」です。

 

イヤなことは、頭の中でもやもやしているから、イヤなことのままなのです。

いったん、自分の頭の外に出して、丸めて捨ててしまえば、イヤなことが外に飛んでいくのです。

3 大声を出すと、イヤな気持ちを忘れられる

「大きな声を出してすっきりした」

という経験を持つ人は多いと思います。

これも心理学的にもしっかりした理由があります。

 

「インディアンワーク」という心理学のワークがあります。

ネイティブアメリカンは、キャンプファイヤーの周りを「あわわわわわ!」と大声を叫びながら踊ります。

なぜ大声を出すかというと、大声を出すと自我が飛ぶからです。

自我は「私が、ワタシが、という心」のこと。

大声を出しているとほかのことを考えることができません。

つまりマイナス思考さえ、できなくなるのです。

 

なかなか大声を出す場所はないかもしれません。

そんなときは、ほんの30分の1人カラオケに行きましょう。

ほかのことを忘れる時間を持つことで、かなり忘れることができます。

カラオケは日本人にとっての「インディアンワーク」なのです。
 

4 静かな空間にこもる

インディアンワークの逆の手法が、静かな場所にこもるというやり方。

具体的には、マンガ喫茶インターネットカフェに行くのがおすすめ。

マンガ喫茶にこもるのは、「沈黙」というストレス解消法です

イヤなことは、

①大声を出す

②黙ってほかのことに没頭する

この2つのどちらかで、消えていきます。

マンガ喫茶で、好きな漫画に没頭すると、漫画の世界に入り込み、現実世界のイヤなことを忘れられます。

とくに、努力と根性がメインストーリーであれば、「これくらいでへこたれてはダメだな。もっとがんばらないと」と自然と思えてきますよね。

 

イヤなことを忘れるだけではなく、やる気をチャージできるのが、マンガ喫茶に行くという行動なのです。

 

5 イヤなことがあるたびに、美容院に行く習慣をつける

イヤなことがあって、何も手につかない時こそ、美容院に行くチャンスです。

髪型を変えると、イヤなことがあったときの自分から、新しい自分へと生まれ変わります。

美容師の方に愚痴を聞いてもらうことで、イヤなことも吐き出すことができます。

 

美容院には、「気分転換をするときに利用する」と決めておくのが理想的です。

よくないのは、「毎月何日に髪を切る」と予約を取って決めてしまうこと。

そうなると、「何日には美容院に行かなければならない」という「しなければならない予定」が、美容院に行くという行動になります。

 

「イヤなことがあると美容院に行く」という習慣をつけると、2週間に1度だったり、逆に2か月美容院に行かないこともあります。

「髪が伸びてきたなぁ。そういえば、最近イヤなことがないな」

という髪の長さを調子のバロメーターにもできます。

 

6 イヤなことがあったら、映画館に行く

イヤなことがあって、「あと3時間ぐらい時間があるぞ」と思ったら、迷わず映画館に行きましょう。

映画を観ようと思っても、仕事が絶好調のときは、忙しくてなかなか観に行くことができません。

イヤなことがあって仕事が手につかなくなったら、映画館のホームページを検索して、見ようと思っていた映画を観に行きます。

家でじっとしているよりも、外に出た方が、イヤな気持ちを忘れられます。

イヤなことがあったら、映画を観るチャンスだおと思えば、マイナスな気持ちをプラスに転換することができます。

 

「その3時間がとれない」という方は、スマホで映画を観ることもできます。

「イヤなことがあったら、映画を観る」と決めておけば、イヤなことがあっても1分気持ちを切り替えることができるのです。

7 木火土金水がそろっている「温泉」に行く

最強の忘却ツールは「温泉」です。

なかでも「スーパー銭湯に行く」というのは、イヤなことを忘れるための最強の行動習慣でもあると言えます。

 

木火土金水がそろっているところに行くと、気持ちをリセットできます。

木・・露天風呂には木が生えていた李、木目調のお風呂がある場合が多い

火・・ぐつぐつと、下から熱いお湯が沸いている

土・・露天風呂には、土がある

金・・お風呂のシャワーなど、金属でできているものがある

水・・その名の通り、温泉なので水場である

 

温泉は、人間に必要なこの5要素があるので、リラックスできるというわけです。

スーパー銭湯の中には、カラオケがあったり、マンガが置いてあるところもあります。

3時間以上時間があれば、スーパー銭湯に行くと決めておきましょう。

 

時間がどれくらいあるか、で行動を変える

イヤなことがあって、そのあとの時間が自由になることもあれば、すぐに仕事に向かわなくてはならないときもあります。

つまり、「時間がどれくらいあるか」で、以上の7つから行動習慣を選択することができるのです。

 

10秒→口をあけて、上を向く

1分→イヤなことを紙に書いて、ごみ箱に捨てる

30分→1人カラオケに行く

1時間→マンガ喫茶インターネットカフェに行く

2時間→美容院に行く

3時間→映画に行く

3時間以上→スーパー銭湯に行く

 

と、自由に使える時間に応じて、あらかじめやることを決めておけば、立ち直りが早くなります。

多くの人は、イヤなことがあったら、その場でマイナス思考のスパイラルにはまってしまいます。

イヤなことがあって、次に何をしたらいいのかをあらかじめ決めておかないから、さらにマイナスなことばかりを考えてしまうわけです。

 

そんな中、「次は何をするべきか?」というプランBを決めておくだけで、イヤな気持ちは半減できるのです。

f:id:understandLove:20171125092006j:plain

ワタシは一度落ち込むと、足元をじっと眺めてしまう癖があるので、上を向こうと思います。

イヤなことを紙に書いて捨てる、もお金がかからないからいいですね。

1人カラオケも、うまく使うとものすごく安いんですよね。

マンガ喫茶は、まだ1度しか使ったことがないのですが、これからもう少し挑戦してみたい分野。

 

今日も1日、お疲れさまでした。

冬の空気は澄んでいるので、景色がきれいな季節でもありますね。

ゆっくり休んで、素敵な夢を。

では、また。

f:id:understandLove:20171125092652j:plain

f:id:understandLove:20171118083946j:plain