あと3か月の命だったら、あなたはどうしますか?
著者の女性スタッフにその質問をしたら、
「死ぬほどおいしいシャンパンとチョコレートが食べたい」
という返事でした。
東北の中堅モニター会社の社長は、
「おれはもう会社なんか辞めて、やりたいことをやる」。
・・・これは本音でしょう。
私たちはみんな、いずれ死ぬ運命です。
本当に「最後の3か月」は、いつきてもおかしくはないのです。
もし、あと3か月の命だと知った時に本当にやりたいことがあるのなら、今からでもなるべくその生活に近づいた方が、人生楽しいのではないでしょうか。
あと3か月の命でも最後までやり遂げる価値のあるような仕事を見出すこと
言い換えれば、この「最後の3か月」を迎えた時こそ、本来あるべき自分に戻り、潜在意識に隠れていた「本当にやりたいこと」が現れてくるのかもしれません。
もちろん、本当にあと3か月なら会社を辞めることもできますが、そうでなければ難しい。
「会社や仕事が1番大事」とは思っていなかったとしても、やはり生活の糧を得なければならないからです。
でも、この社長はそのあと、こう続けたのです。
「でもそう考えたら、どんなふうに仕事をしていくかを結構楽に考えることができるようになった。
出世を目標に生きるのではなくて、趣味やプライベートの生活も考える余裕すらできた。
それに、情熱を傾けられないようなくだらない仕事はやめて、あと3か月の命でも最後までやりとげる価値のあるような仕事を見出すことができるようになった」
さて、また数人の人に聞いてみました。
ある女性は
「今までかかわったいろいろな人たちに、とにかく会って話がしたい。
お礼もしたい。挨拶もしたい」
と言う。
この人は、暖かい人間関係や感情を大切にする人なのでしょう。
ある男性は、
「持ち金をすべて使った豪華な世界1周旅行がしたい」
「有名フレンチレストランで美味しい料理が食べたい」
と言いました。
きっとこの男性は今まで節制をし我慢する生活をしてきたのでしょう。
あなたが今、何かに悩んでいたり、人生が楽しいと感じていないようなら、ぜひ
「あと3か月の命だったら、何をするか?」
という質問を問いかけてみてはいかがでしょう。
自分がいま何をしたいのか、いま何が大切なのか。
これを知っているか、いないかでは悩みに対する気力も対応も変わってくるのです。
自分が最も大切にすることがわかっていれば、どんな悩みや波風にもきっと立ち向かっていけます。
運は貯められる~辛いときは、あなたはいい「運」を貯めているのだ!
運だけで成功することはできませんが、運も成功のエッセンス。
しかし、自分は不運だと思っている人もいます。
人生を「何事もなければいい人生」と感じる人もいれば、「何もないことは不幸」と感じる人もいます。
実際人生にはマイナスなこともあればプラスのこともあるのです。
結果的にいま成功を収めた多くの人も、何かしら「挫折」や「辛い経験」をしているものです。
以下の2つは、著者が実際見た成功者の例です。
1 焼き肉店を開業したが火災に遭い、人生のどん底を経験した。
でも、その保険金で開業したスイーツ店が大ヒット。
いまや億万長者に。
2 本人が病気で長期入院に。
店主不在とともにお店の売り上げは急降下。
しかし、長期入院という辛い経験から、健康に対して敏感に。
お店のメニューにおいても、健康を優先した食材を使用した健康メニューを売りにした。
これが人気につながり、入院前よりも売り上げが向上。
はたしてこれらの例が示すように、これらの「辛い経験」は、回り道だったのでしょうか?
その挫折や辛い経験のときも、全力を尽くしたはずです。
数々の挫折から、成長エネルギーが生まれたのではないでしょうか。
挫折や失敗の経験は、いまはプラスのエネルギーになって、人生にプラスを生み、人生にプラスを生み、意味のある時間であったといえます。
どんなことがプラスで、どんなことがマイナスかは、明確な基準はありません。
要は受け取り方によって変わります。
受け取り方は、帰ることができます。
辛いときは、「今はいい運を貯蓄しているのだ!」と考えましょう。
創造のために1度”破壊”してみる~パターン人間から抜け出す方法
社会は「破壊」の時代を迎えています。
価格破壊、流通破壊、人事破壊、賃金破壊、政治破壊、等々・・・。
破壊は創造の裏返しです。
破壊の後には必ず想像があります。
逆に、「創造が求められているから破壊がある」と言うこともできるのかもしれません。
「今までのままではいけない」と、あらゆる分野で創造の必要性を実感しているからかもしれません。
これからの世の中で何が必要か、1度病んでいる部分をばっさり切り落とさなければ、本当の回復は望めないのです。
それは、うまくいっていないのにやり方を変えらえない自分、別のやり方を試せない自分でもあります。
企業が破滅に向かっているのに、これまでのように商品が売れなくなっているのに、いつまでも同じパターンしかできない人間は伸びません。
いつまでも同じことを繰り返していては、価値がないのです。
「無気力」「無関心」「惰性」「なれ合い」「古い慣習」など、人間の心の中に巣食う悪質な腫瘍はばっさり切り捨てるのです。
「今はなにをやってもダメだよ。そのうちまた景気のいいときが来るさ」
本気でこう考えている人がいまだにいます。
時代が大きく変わり、自らを変えない限り生き残れない環境にあることを肌身で感じなければならないのです。
多くの成功者は今、逆転の発想で破壊に取り組んでいます。
創造のための破壊をしていくのです。
成功者はこの”破壊力”を持っているのです。
ワタシはなれ合いにも流されやすいし、今までのやり方を忘れるのも、難しかったりします。
でも、新しい時代に昔のやり方が合わなくて、悩んだこともありました。
それでも壊すことには、かなりの勇気が必要です。
そのあと大失敗したことが、新しいことを始めるきっかけになりました。
古いものを手放すことで、新しいスキルを手に入れることができました。
今年も新しい何かを手に入れられたら、最高です。
あなたにとって、今年がさらにすてきな年になりますように。
では、また。