猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

見切り発車は成功のもと~『多動力』堀江貴文

準備に長い時間をとることは、無駄なことだと著者は断言します。

見切り発車でいい。

今必要なことは、すぐに始めてしまって、走りながら考えることです。

 

あなたも、考えに考えて練りに練った企画よりも、とりあえず始めてしまった方が、けっこう上手くいくということがありませんか?

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2017年、著者は「ホリエモン祭」という六本木の町を舞台にしたフェスを開催しました。

最先端テクノロジーや、麻雀や人狼ゲーム、街コンといったイベントが六本木のいたるところで紹介され、メイン会場ではゲストが30分ごとに入れ替わる怒涛のトークライブを開催。

この祭りが具体的に動き始めたのは、開催のほんの2か月前でした。

完全な見切り発車のスタートです。

しかし、リスクを考えていたら、計画が実を結ぶことは永遠にありません。

よく考えれば、10代の頃は学園祭を誰でもやっていたものですよね。

中庭のステージの設置を担当したり、バンド演奏やクイズ大会を企画したり、周辺に模擬店を出したり。

素人の作った焼きそばやかき氷は、お店にはとうてい及ばないけれど、みんな喜んで買ってくれます。

かつては思い付きとノリだけでできたのに、大人になると途端に頭が固くなり、くだらない責任感が芽生え、フェスの一つも企画できなくなるのだと著者は言います。

そんなのは、夢がなさすぎるのだ、と。

 

大人のフェスというと、プロ仕様に洗練された音楽イベントがすぐ想像できます。

しかし、たとえ洗練されておらず猥雑でも、フェスなんて面白ければオッケーなもの。

昔から「花より団子」と言うけれど、花見だって花を見るのは一瞬です。

食べたり飲んだりゲームしたりしながら、みんな好き勝手に遊べばいいのです。

 

大事なことは、見切り発車でもいいからやってみること。

絶対に完璧なものを作ろうと5年間準備に費やして第1回フェスを迎えるよりも、見切り発車でも不完全でもいいから、とりあえずやってしまって、5年間のトライ&エラーを繰り返したフェスの方が、クオリティーも高く、お客さんも集まることになるでしょう。

 

準備が足りないからと足踏みしていたら、いつまでたっても満足のいくものはできないのだと著者は言います。

やりたいと思ったら、今すぐやってしまおう。

 

本日の「やってみよう!」

・何かに向けて準備していることはないか?

 フルマラソンに出るために毎朝ランニングしてはいないか?

 気になる人とデートするためにダイエットしてはいないか?

・準備している時間は無駄だ。

 今すぐ直近のフルマラソンにエントリーしよう。気になる人と食事に行こう。

・「準備が整ったら始めましょう」を会議でいうのは禁止しよう。

 その代わり「とりあえず始めてみて、あとから修正していきましょう」を口癖にしよう。

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失敗を追及される経験を繰り返したり、年齢を重ねてかっこ悪いところを見せたくないという気持ちが強くなったりすると、なかなか「見切り発車」がしにくくなっていたなぁ、と思いました。

先日書道教室に行ったのですが、文字が生き方に反映されていました。

若いころは「大きすぎる」と指摘されがちだったのが、「形ばかり整っているけれどかなり小さく縮こまっているね」と注意されたのです。

縮こまった生き方をしていれば、失敗はありません。

でも今の生き方が楽しいか?と言ったら、そうではないです。

こんな日本だからこそ、失敗を恐れずに進むことが出来れば楽しいものが見えてくると思います。

 

とりあえず、ずっと接触を持ちたかった場所に電話してみようと思います。

 

今日も1日、お疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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