「他人ではなく、過去の自分と比較する」。
簡単に言いますが、そうそうできないことです。
他人は目の前に見えますが、過去の自分は目に見えませんよ。
だからワタシも、ついつい他人と比較してしまいます。
でも、そうすると自信をどんどん無くしていってしまうんですよね。
でも劣等感を持たない生き方をしたいとき、よく言われるのが「自分軸」を明確にする、というもの。
しかし、その自分軸を作るのが難しいんですってば!
自分の成長を確認できると、等身大の自分を愛せるようになる
自分軸を明確にするためにやること。
まずあなたが「どんな人になりたい」のか、「何をしたい」のか、「どんな価値観を持っている」のかをハッキリさせることが大切だと著者は言います。
そして、過去の自分と比較して少しでも成長し、ありたい姿に1歩1歩近づくことで、等身大のあなた自身も同時に愛せるようになります。
どんな人になりたいのか
あなたの憧れの人は、どんな人ですか?
その人の何に憧れているのか、具体的にピックアップしてみましょう。
仕事ぶりなのか、生き方なのか、ファッションなのか、考え方なのか、人との接し方なのか・・・。
そこに、あなたの価値観が隠されています。
あなたは本当は何がしたいのか
さらに、あなたの「自分欲求」を明確にすることも大事です。
あなたは何をしているときに一番ワクワクしていますか?
過去にあなたがワクワクしたことをリストアップしてみると、あなたのワクワクを深く
追求することができます。
ワタシの場合は、学生のころやっていたバスケットボールとテニスと水泳。
最近はマラソンでしょうか。
読書も好きかな。
あ、ブログもそうだ。
まぁ、仕事が1番夢中になってますけどね。
漫画も好きだなぁ。
さあ、次は「ありたい姿に1歩1歩近づく」です。
成長していく自分を楽しむ
心理学の理論によれば、人は誰しも成長し続けたいという根本的な欲求を持っています。
年初の目標を立てるにしても、資格を取る、英語の勉強をする、習い事を始めるのも、すべては成長欲求を満たしたいからです。
そこで大切なのは、成長しているという事実より、成長を感じられるかどうかということだそうです。
成長していても、実感できなければ欲求は満たされません。
この「成長感」が積み重なることで、未来の自分に希望が持て、ひいては現状の自分を受け入れることができます。
著者のクライアントでも、「自分に自信がない」という人には、今日1日で学んだこと、成長したことを3つ考えて報告してもらうことにしているそうです。
すると、1か月もすれば常に成長している自分に気づけ、自己評価が高まってくるとか。
毎日を振り返るのが楽しくなった、将来の自分に希望が持てるようになったという声がたくさん帰ってくるそうです。
この作業をやらなければ、いつも通りの思考パターンで、「なんであんな失敗をしたんだろう」「また次も失敗するのでは」「自分はいつもダメだ」と自分を責めて意欲が落ちることも。
しかし、失敗に思えるような出来事からも、成長したことを探す作業が、成長を感じる一番の方法です。
不完全だからこそ発展の余地がある。
発展途上の自分に期待できるようになります。
3つずつ、毎日「今日学んだこと」をリストアップ、してみたいと思います。
今日も1日お疲れさまでした。
ゆっくり休んでくださいね。
では、また。