猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

飼いならされない生き方をしませんか?~『シンプルに考える』森川亮

「お金」、「名誉」。

これは、人間にとって非常に魅力的なものです。

でも、著者は、これらをモチベーションに働くのは、むしろ危険だと考えています。

理由はシンプルです。

「お金」や「名誉」を手に入れると、それを守ろうとしてしまうからです。

その結果、新しいチャレンジができなくなり、自分の成長を止めてしまう。

それは恐ろしいことだと思うのです。

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「お金」や「名誉」を求めない~常に成長を実感できる場所に身を置く

かつて著者も怖くなったことがあります。

日本テレビで働いていたころのことです。

当時、驚くほどの高給をもらい、日本テレビに勤めているというだけで周りからちやほやされていました。

しかし広く社会を見渡せば、自分の実力がどれほどのものか痛いほどわかっていました。

自分の本当の市場価値に比べて、あまりに高い給料とステータス。

「このままじゃ、ダメになってしまう」

と怖くなったのです。

 

だからこそ、インターネット・ビジネスの世界で自分の価値を高めたいと、より一層仕事にのめり込んでいきました。

そして、日本テレビはインターネット・ビジネスの専門部署まで作ってくれました。

張り切った著者は、大学院でMBAを取得。

ネットを活用した新規ビジネスを次々と仕掛けていきました。

 

しかし、社内のカベが厚かったのです。

なかなか思うように仕事を進めることができなかったのです。

どうしてもテレビ局の本業は放送事業。

著者がやろうとしていたインターネット・ビジネスは、放送事業に携わっている人たちには、ある意味邪魔な存在だったのです。

そのことに気づいた著者は、再び退職を決意します。

まったく躊躇しなかったといえばうそになります。

会社に残れば、将来の生活も保障され、社会的なステータスもある。

それを手放すのが惜しい気持ちもありました。

 

だけど、それにしがみついて、やりたいことを諦めるような生き方はしたくないと考えました。

それはまるで、動物園で飼育されるような人生だ、と。

オリのなかで、飼育員の言うとおりにしていれば、毎日時間通りにエサが与えられます。

それは、とても安全でラクな人生かもしれません。

だけど、自分が思うように生きることはできない。

何より、サバンナに放たれた時、自分の力でエサを獲得できなくなってしまうのが怖い。

だから、著者は動物園を出ることにしたのです。

 

転職先はソニー

年収は半減しましたが、気になりませんでした。

当時のソニーが志向していたのは、テレビなどのハードウェアと音楽や映画などのコンテンツをネットで結びつけること。

まさに著者がやりたいことだったからです。

 

ところが、ここでも社内のカベが立ちはだかりました。

「なぜ、テレビをネットにつながなければならないのか?」

などと既存部門から強い抵抗を受けたのです。

そこで、ちょうどそのころ社内で立ち上がったブロードバンド・サービスを構築するジョイントベンチャーに参加。

なんとか燃焼数十億円を超えるビジネスに育てることに成功したのですが、その瞬間に本社から退職間際の方々が送り込まれてきました。

もっと自由にやりたい・・・。

そう思った著者は、このささやかな成功も捨てることにしました。

 

そして、再び転職。

入社したのがハンゲーム・ジャパン株式会社でした。

36歳で平社員。

年収も再び半減。

知名度もないベンチャー企業でしたから、これを機に著者から離れていった知人もいました。

しかし、ここでようやく著者は自分の力を思う存分発揮できる場所を手に入れることができたのです。

 

著者は、「やりたい仕事」を求めて努力を繰り返してきたし、自分の価値を高められると感じた時には、「お金」や「名誉」も捨てて転職してきました。

そして、ゼロから結果を出さなければならない状況に自分を追い込んだ時に、自分の能力が発揮されたのです。

さらに、それを乗り越えた時に、ものすごく成長できることを実感してきました。

 

人間はどうにもこうにも弱い生き物です。

「お金」や「名誉」を与えられるとそれに満足して、自らをストレッチして成長するのは難しくなります。

そして、自分の市場価値より高い「お金」と「名誉」にしがみつくようになる。

だけど、その結果、社会では通用しない存在になってしまう。

だからこそ、厳しい場所に身を置くようにすること。

そうしたことを心がけることで、あなたは、昨日より今日、今日より明日と成長できることこそが幸せを手にするのです。

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美味しいエサがもらえる場所から飛び立つには、度胸が必要ですね。

でも、やりたいことって、できる場所は限られます。

 

今日もお疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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仕事は自分でとりにいく~『シンプルに考える』森川亮

仕事は自分でとりにいく。


これは、LINE株式会社で活躍する人に共通するシンプルな行動原理です。

「この仕事がやりたい」「このプロジェクトには、私がいたほうがいい」と、自分で仕事を取りに行って、そのままやり切ってしまう。

部署やチームの垣根にとらわれず、「面白そうだ」「自分の力を活かせる」と思ったら、遠慮なく仕事に突っ込んでいく。

そんな人が、どんどんと自分の可能性を広げていくのです。

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「やりたいこと」を仕事にする

著者は、そんな彼らの働き方をとてもうれしく思っています。

なぜななら、「仕事は与えられるもの」と考えている限り、自分らしく生きることはできないからです。

人間はやりたくないことを我慢してやり続けるよりも、やりたいことをやって生きていく方が幸せだと思います。

それに、やりたいことだからこそやる気も出る。

当然、結果も出やすい。

これは著者自身の実体験から確信していることです。

 

著者のキャリアは挫折から始まりました。

大学を卒業して、日本テレビ放送網に入社。

子どものころから音楽に打ち込んできた著者は、音楽番組の制作にかかわることを希望していました。

ところが、配属になったのは、コンピューターシステム部門。

ひたすら裏方の仕事ですから、「なんで自分だけ?」と、半年ほどふて腐れていました。

 

でも、腐っていても埒が明かない。

「どうせやるなら、とことんやろう」と思い直して、コンピューターを本格的に勉強。

いくつか資格を取って、社内で最もコンピューターに詳しい存在のひとりになりました。

しかし、それでもハッピーになれませんでした。

それなりに仕事ができるようになると、いろんな人に頼られるようになります。

その結果、番組制作の部門への異動がますます難しくなったからです。

 

転機は突然訪れました。

ちょうどそのころ、インターネットが登場。

「これはすごい」と思いました。

テレビとネットを融合させれば、今よりもっと面白いことができる。

そう考えた著者は、「受け身」の仕事の仕方を辞めました。

コンピューターシステムの仕事をこなしながら、インターネットを活用した仕事を勝手につくりだすことにしたのです。

 

手始めにやったのが社内向けインターネット・プロバイダーの立ち上げでした。

上司の許可も取らずにやったのですが、”新しもの好き”のプロデューサーから「こんなこともできないか?」「ちょっと力を貸してくれよ」と声がかかるようになりました。

後輩と一緒にクイズ番組を企画したこともあります。

来場したお客様にパソコンを渡して、その場でクイズに答えてもらい、その回答をタレントさんに充ててもらおうという趣向。

著者も番組に出演してシステム操作をしたら、「なんで勝手なことをやっているんだ?」と上司に皮肉を言われたものです。

 

そのうち、インターネット・ビジネスへの夢がどんどん膨らんでいきました。

ところが、結果を出せば出すほど上司が離してくれない。

いつまでたっても、インターネットシステムの仕事を手放すことができませんでした。

インターネットの仕事に専念たい・・・。

そう思った著者は転職活動を開始。

日本テレビに辞表を提出することになりました。

 

当時、日本テレビを辞める人なんていないから、社内はちょっとした騒ぎになりました。

そして、退職3日前。

上層部に呼び出されて、こういわれました。

「どうせ辞めるのなら、君が好きなことをやりなさい」

なんと会社は、著者のためにネット・ビジネスの専門部署をつくるというのです。

思いもよらないことで、驚きました。

しかし、著者はようやく「やりたい仕事」を手に入れることができました。

そして、今につながるキャリアが始まったのです。

 

だから、著者は確信しています。

仕事は与えられるものではなく、自分でつくりだすもの。

これこそ、仕事において、根源的に重要なことです。

「受け身」でいる限り、イヤな仕事が集まるだけ。

それよりも、自分から仕掛けた方が絶対にいい。

はじめは小さくてもいいから、やりたいことをやってみる。

そのために勉強をして、結果を出していれば、必ずやりたい仕事は手に入る。

そして、人生が拓けていくと思うのです。

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「やりたいこと」を仕事にしていく。

小さいことでも、ちょっとやってみたいですね!

 

寒い日が続いていますね。

ゆっくり休んでよい夢を。

では、また。

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本質を掴むスキル~『シンプルに考える』森川亮

アトピーが酷くて、「ミイラ男」とあだ名がついていた著者。

その著者の人生に大きな影響を与えたのは音楽でした。

小学校のころ、野球チームに入っていましたが、野球はあまり好きではなかった著者。

しかし家で歌っているのを聞いて、著者の母親が合唱団のオーデションに申し込んでくれたのです。

著者は音楽から、「ライバルを蹴落とす」より、「みんなが楽しむ」ことに重きを置くことの大切さを学びました。

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ビジネスは戦いではない~ライバルではなく、ユーザーをみる

たまたま合格した著者は、その合唱団で本格的なトレーニングを積み、さまざまなコンテストやイベントに出場するようになりました。

テレビにも出て、当時人気だったピンクレディーのバックコーラスをしたことも。

そして、音楽にのめりこんでいきました。

音楽は、スポーツと違って、誰とも戦いません。

一生懸命に練習し、リスナーが喜んでくれれば、全員がハッピーになれる。

自分も元気になれる。

それから声変わりを機にドラマーに転身し、ずっと音楽の影響を受けてきた著者。

 

ビジネスの本質も音楽に近いのではないか、著書はそう考えています。

会社はバンドのようなもの。

歌のうまい人、ギターのうまい人、ピアノのうまい人・・・。

いろんなパートを受け持つ「腕利き」が集まって、力を合わせる。

そして、いい演奏ができれば、メンバーもリスナーもうれしい。

全員がハッピーになれるのです。

 

いい音楽を生み出すには、「リスナーはどんな音楽を求めているか?」「そのためにはどんな演奏をすればいいのか?」という問いに向き合うことがいちばん大切です。

メンバー同士が戦っても意味がありませんし、ほかのバンドと戦うことにも意味はありません。

ひとりひとりが受け持つ楽器の腕を磨き、いいハーモニーを生み出せば、必ずリスナーも喜んでくれる。

それが音楽でありビジネスだと著者は思うのです。

 

もちろん、現実のビジネスでは戦いを避けることはできません。

他社が優れたプロダクトを生み出せば、それを上回るものを出さなければ生き残れませんし、他社の開発スピードに後れを取れば劣勢に立たされます。

それは、競争であり、戦いでもあります。

しかし、それがビジネスの本質ではないと著者は断言します。

むしろ、それを本質だと考えると、道を間違えるのではないか?と。

なぜなら、そうした戦いは、ユーザーから目が離れてしまうからです。

 

「ライバルからシェアを奪い取れ」

「ライバルより値下げしろ」

「ライバルより利益率を高めろ」・・・。

こうした戦いにばかり気を取られるうちに、ユーザーのことよりもライバルに気が向くようになります。

ライバルに勝つことが目標になってしまうのです。

しかし、ユーザーにとっては、それは「どうでもいいこと」です。

ユーザーは、ただ「いい音楽」が聴きたいだけです。

 

だから、著者はビジネスは戦うことではないと思うのです。

それより、シンプルにユーザーのことだけを考える。

そして、「ユーザーが本当に求めているもの」を生み出すことに集中する。

その結果として、勝利はもたらされるのです。

 「お金」を中心に考えない~価値を生み出すことに集中する

会社は何のためにあるのか?

著者の答えはシンプルです。

世の中に価値を提供するためにある。

それがすべてです。

もちろん、利益も大切です。

利益が出なければ、会社を存続させることができません。

しかし、利益が出るか出ないかは結果論にすぎない。

価値を提供すれば、その結果として、自然と利益はついてくるのです。

むしろ、利益をビジネスの目的にすると危ない。

 

どの企業でももうけを優先し始めると、ユーザーはその変化に気づきます。

「あ、何かスイッチが入ったな」と。

対価に見合う価値を提供しているうちは、それでも支持してくれますが、もうけを優先していることがわかったら、ユーザーは一気に離れ始めます。

インターネット業界でも、そうして衰退していった企業がたくさんあるそうです。

 

長く続くものは、納得感をもってお金を払ってもらえるもの。

そのためには、利益よりも価値を生み出すことに集中することです。

とにかくユーザーの満足感を高めることに注力すべきなのです。

そして、ユーザーも企業も、双方が喜べるエコシステムのようなつくりだすことが重要なのだと思います。

 

だから、著者はお金を中心に物事を考えることはしません。

たとえば、アウトソーシング

アウトソーシングすれば、コストカットはできるでしょう。

しかし、よほど信頼できる会社でなければ、仕事をアウトソーシングすることは極力避けてきました。

 

もちろん、ノウハウが漏れてしまうというリスクも考えましたが、それ以上に重要なのは、多くの会社が「受注体質」だということです。

「この仕事をお願いしたい」と相談すると、「いくらですか?」と返ってくる。

「どんな価値を生み出したいのか?」

「そのためには何が重要なのか?」。

そうした本質的な議論がなかなかできない。

逆に価値を下げてでも、コストを下げたいと言い出す会社もある。

それでは、とてもではありませんが価値を生み出すことなどできません。

 

あるパソコンメーカーがは、かつてすべての工程を自社内で行っていたのですが、あるとき組み立てをアウトソーシングしました。

すると、コストカットにつながった。

そこで、「あれも、これも」とアウトソーシングを増やした結果、社内でやることが何もなくなってしまったというのです。

お金を中心にモノを考えると、会社は空っぽになってしまう。

それを象徴するような出来事だと思います。

 

お金よりも大切なのは、心です。

「世の中に価値を提供したい」

「たくさんの人々に喜ばれる価値を生み出したい」。

そんなピュアな情熱を持つ優秀な人だけを集める。

経営は、彼らがその能力を最大限に発揮できる環境を守り続ける。

そして、「こんなサービスが実現できたら、みんな喜んでくれるはずだ」とワクワクしながら仕事をする。

このワクワクする気持ちが大切なのだと思います。

 

もちろん、そのようなサービスを生み出すのは簡単なことではありません。

身を削るような努力をしなければなりません。

しかし、だからこそ、ユーザーも「あの会社のやることは、いつもワクワクさせられる」と思ってもらえるようなサービスを出し続けることができる。

それこそが、企業のブランディングであり、会社を永続させるもっともシンプルな法則だと著者は思うのです。

 

だから、著者はこう確信しています。

ユーザーを愛する気持ち。

自分が携わる商品やサービスを愛する気持ち。

これが、ビジネスを成功させるために一番たいせつなものなのだ、と。

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失敗した時は、ユーザーが見えなくなっているとき・・・。

まさに、そうですよねー。

ライバルって、本当に視界に入ってくるから、ついつい目が行ってしまう。

でも、仕事の本質はそこじゃないんですよね~。

今年は、本質に迫る仕事がしたいものです。

 

今日もお疲れさまでした。

では、また。

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「熱」こそが成功の条件~『シンプルに考える』森川亮

仕事や会社がにとっていちばん大切なことは何でしょうか?

利益?社員の幸せ?ブランド?戦略?ビジネスモデル?

どれも大切です。しかし、いちばんではない。

では、なにがいちばん大切か?

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著者の答えはシンプルです。

ヒット商品をつくり続けること。これしかありません。

ヒット商品をつくり続ける会社が成長し、ヒット商品をつくることができなくなった会社が滅びる。

古今東西、ビジネスを支配しているのは、このシンプルな法則です。

利益も、社員の幸せも、ブランドも、ヒット商品が生まれた結果として生み出されます。

戦略も、ビジネスモデルも、

ヒット商品がなければ、画に描いた餅にすぎません。

だから、ビジネスの本質は、「ユーザーが本当に求めているものを提供し続けること」。

それ以外にないのです。

そのためにどうすればいいのか?

これもシンプルです。

 

ユーザーのニーズに応える情熱と能力を持つ社員だけを集める。

そして、かれらが、何物にも縛られることなく、その能力を最大限に発揮できる環境を作り出す。

これ以外にありません。

そのために必要なことだけをやり、不要なことはすべて捨てる。

著者がやってきたことは、これに尽きます。

 

シンプルに考えるー。

これが著者の信条です。

悩むことをやめた、と言ってもいいかもしれません。

悩むとは、なんとなく「あれも大事、これも大事」と迷っていること。

結局、何も決めらえず、行動に移すことができません。

あるいは、「あれもこれも」と力を分散させてしまう。

しかし、結局、人間が一度にできることはひとつだけ。

結果を出すためには、ひとつのことに全力を集中させなければなりません。

だから、悩んでいてはダメだと思うのです。

大切なのは「考える」こと。

人が悩むのは「表面的な価値」に惑わされているからです。

だから、「何が本質か?」を考えつくさなければなりません。

そして、最も大切なことを探り当てて、それ以外のものは捨て去る。

シンプルに考えなければ、人は何も成し遂げることができないのではないでしょうか。

 

会社も同じだと思います。

「表面的な価値」を「本質」と取り違える愚を犯してはなりませんし、人材、資金、時間などの限られたリソースを「あれも大事、これも大事」と分散させてはなりません。

「ユーザーのニーズに応える」という「本質」に全力を集中させる。

それ以外に、ビジネスを成功させる方法はないと思うのです。

 

だから、著者はLINE株式会社の社長に就任した時に、こう心に決めました。

「年齢、職歴、役職に関係なく、ユーザーのニーズに応える情熱と能力がある人間が主導権をとる。

そして、クオリティの高いプロダクトを、どこよりも早く出す。

ルールはこれだけだ」

そしてそのような環境を生み出すうえで邪魔になる考え方を、自分のなかから徹底的に排除しました。

かつてMBAで学んだことや経営書で読んだこと、常識とされていることにとらわれることなく、試行錯誤を繰り返しながら「実質」のみを追求したのです。

その結果、次のような方針が確立していきました。

 

「戦わない」

「ビジョンはいらない」

「計画はいらない」

「情報共有はいらない」

「偉い人はいらない」

「モチベーションは上げない」

「成功は捨て続ける」

「差別化は狙わない」

イノベーションは目指さない」

「経営は管理ではない」

 

驚かれる人もいるかもしれません。

確かに、これまでの常識に反することばかりです。

しかし、これらの方針はLINEを生み出したチームで今もまさに実践していることです。

だからこそ、彼らはLINEを短い期間で、世界数億人のユーザーに利用されるグローバルサービスに育て上げることができたのです。

 

著者は2015年3月31日をもって、LINE株式会社の社長の座を後進に引き継ぎました。

日本テレビ放送網ソニーを経て、LINE株式会社の前身となるハンゲーム・ジャパン株式会社に2003年に入社。

創業3年の若い会社であるハンゲーム・ジャパンは、大企業につきまとう社内のしがらみもなく、「いま世の中が求めているもの」や「新しいもの」を自由に追求できると考えたのです。

資金力もブランド力もなく、あるのは「情熱」と「知恵」だけ。

仲間とともにがむしゃらに働きました。

それから12年。数多くの失敗をしてきました。

つとめて楽天的にふるまってきましたが、正直なところ不安で眠れない夜もありました。

思い通りにいかず、部下とともに声を出して泣いたこともありました。

 

しかし、失敗から実に多くのことを学ぶことができました。

いえ、「なぜ失敗したのか?」を徹底的に考えたからこそ、ビジネスの「本質」に近づくことができたのだと思います。

あきらめることなく、一歩ずつ歩み続けた結果、ここまでたどり着くことができたと著者は言います。

この12年間が一生の宝だと。

 

そこで、社長退任を機に、これまで人生で経験したこと、学んだこと、考えたことを、ビジネスパーソンとシェアするために本著を書きました。

「熱」こそが成功の条件である~使命感をもってユーザーのために尽くす

著者には忘れられない光景があります。

2011年3月末。

東日本大震災直後、社員の安全を最優先するために、東京オフィスの閉鎖を決定。

著者たち経営陣は福岡オフィスで業務を継続するとともに、社員の安否確認を続けました。

混乱が収束しつつあった2週間後、業務を再開すべく、東京オフィスを再開した時のこと。

正直言うと、著者は心配していました。

震災の心労でみんな疲れているのではないか、と。

しかし、それは全くの杞憂でした。

みんな待ち望んでいたという様子で、すごい集中力で仕事を始めたのです。

著者は、その様子に目を見張る思いでした。

 

そのなかに、LINEのプロジェクトに携わっている面々がいました。

2010年末、「スマートフォンに特化したサービスを開発しよう」という掛け声のもとで選抜された、少数精鋭のチームです。

彼らは、市場調査を踏まえて検討を重ね、「ゲーム」「写真共有」「コミュニケーション」の3つのテーマを厳選。

さらに、このなかからどれかひとつに絞り込んでプロジェクトに着手しようとしていました。

ところが、その矢先に震災が発生。

彼らは、震災で自らの体験をもとに議論や分析をさらに深めていきました。

そして、いま求めらえているサービスは「クローズドなコミュニケーションだ」と確信。

のちにLINEと名付けられるメッセージアプリの開発に着手したのです。

 

おそらく、震災後、彼らは、家族や親類や友人たちの安否確認に心を砕いたはずです。

電話、メール、SNS・・・。

あらゆる手段で連絡を取ろうとした。

そして、一部のネットリテラシーが高いユーザーだけではなく、「誰もが使いこなせる、もっと便利なメッセージサービスが必要だ」と切実に感じたに違いありません。

だからこそ、世の中が求めているサービスを明確にイメージできたのでしょう。

1分1秒でも早くそれをカタチにして、ユーザーにとどけなければ・・・。

メンバーの多くは、ほとんど家に帰らずに仕事をしていたようです。

いま思えば、このときの「熱」が、そのままLINEの成功につながったように思うそうです。

 

著者たち経営陣は、彼らの方針・ビジョンに一切口をはさみませんでした。

意味がないからです。

社長である著者の仕事は、自分よりその分野に強い人に仕事を任せること。

その人がリーダーになり、必要なメンバーが集まって、全力でプレーをしている。

そこで著者たち経営陣が何を言っても邪魔になるだけ。

著者たち経営陣の仕事は、かれらの邪魔するものを取り除くこと。

必要なものを用意すること。

彼らの「熱」を守ることこそが、最大の使命なのです。

 

著者の理想はシンプルです。

現場はひたすらユーザーのために全力を尽くす。

経営は、現場が仕事にとことん集中できる環境を作る。

それが、著者が長年思い描いている理想です。

そして、その理想的な状況の中でLINEは生み出されたのです。

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「本当に良い仕事ができた!」と思えた瞬間には、燃え上がるような情熱があるものですよね。

その瞬間を守ることができたなら、確かに上質な仕事をし続けることができるのかもしれませんね。

 

今日もお疲れさまでした。

では、また。

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不況時の今年だからこそ、できること!~『儲かっているラーメン屋は朝8時に掃除する!』

今年のあなたに、さらに磨きのスピードをつけるには、あたながあなたに課したマニュアルからもっと抜け出すことです。

マニュアルからの脱出のためのいい方法は、「理屈を捨てる」スキルを掴むこと。

そのためには、「理屈を捨てられる場所を持つ」のが近道です。

身近に自分だけの特別の場所を見つけて、日常的にあなたを取り戻す時間を持ってみませんか?

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力が抜けて頭がリラックスして、自分の力が湧き上がってくる場所

大事なのは、誰にも邪魔されない、「ひとりになれる」、自分が自分を独占できる時間を持つということです。

贅沢なことですが、身近なところでも、見つけられます。

そういう時間を持てると、あなたの幸せ度が確実にどんどん上がっていきます。

 

成功者の多くは、そんな場所を家やそして職場だけでなく、カフェや美術館、公園などにいくつも所有しています。


たった一人で誰にも邪魔さえないなら、どんな場所でもいいのです。

 

極端な話、クローゼットの中や、ふとんにくるまってもいい。

そうした場所は、子どもだけの特権ではありません。

自分だけの秘密基地でいいのです。

 

この場所には、どんなルールもも必要ありません。

自分がいたいと思えば、なんの決まりも必要がないのです。

ただ、一人になりたいとき、すぐに行ける場所がベストです。

そしてただひとつ大切なのは、そこが自分だけの”特別”であることです。

 

悩んでいる時、仕事や恋愛がうまくいかないとき、リラックスできて元気が取り戻せる。

そんな場所を持つことで、理屈からも自由になることができるようになります。

小さな公園のお気に入りのベンチ。

帰り道のちょっとしたお店。

どこかのトイレ。

バスタイム

小さいほど、すぐ行ける場所であるほど、日常的にあなたを癒してくれます。

ドミノの法則で「ハッピーエンド」を連鎖させる!

お店で最初に美味しい料理が出されると、そのお店の料理は次も美味しいと思えてしまうものですよね~。


これがドミノ現象です。

これを人生に当てはめていくと、加速度的に成功や幸せがやってきます。


そのためには、「ハッピーエンド」をサイクルにしていく人生を考えていくことです。

「ハッピーエンド」とは、1日の中でひとつひとつの事象を「ハッピー」と感じていくこと。

「ハッピー」への感度を上げて、何事も「これもハッピーな出来事」とカウントする。

これが「ハッピーエンド」です。

 

そして「ハッピー」を感じだすと、そのサイクルで人生が回っていくことがわかってきます。

ハッピーエンドを自分の人生の中でどれだけたくさんつくっていけるか、感じられるか、見つけるのです。

 

ここで重要なのは、

「何が何でも、自分の人生をハッピーエンドにする」

と心に決めてしまうこと。


人生が1度ハッピーエンドを軸に回りだすと、すべてが幸せなサイクルで回るようになります。

仕事、プライベート、すべてのシーンで、すべてのことを「ハッピーエンド」で連鎖させていくことができます。

 

多くの成功者は、このドミノの法則で「ハッピーエンド」を成功レベルまで続けていくのです。

成功への劇的な変化は、ちょっとした勇気から始まります。

すべての出来事を、ハッピーエンドの側面に光を当てて考える。

それをサイクル化できるようになれば、きっとあなたは成功をつかみます。

 

ハッピーエンドを意識しましょう。

まずは何かいいことがあったら「お、ついてる!」「ラッキーだなぁ」「ハッピー」と口に出し続けてみる。

そうすれば、すべてがハッピーに感じる習慣がついていきます。

目の前のハンバーガーを楽しむ~たった今を楽しめない人は、将来も楽しめない

たとえ、フランス料理でめったに食べられないフルコースをいただくそのときであっても、

「あー、最近仕事が憂鬱なんだ。上司がむかつくんだ」

「恋人とけんかしちゃって、もう何もかもが嫌になっちゃった」

などと、ネガティブなことを考えていたら、目の前にある美味しい料理が楽しめませんよね?

過去の嫌なこと、そしてまだ何も起きていない未来は、つい頭に浮かびます。


でも、その思いに囚われ始めると、この「たった今」を楽しめません。

 

そんな人は、この先、どんな素晴らしい将来があっても楽しめるはずがありません。

また、本当の幸せも見逃していくことになります。

「たった今」を楽しむこと。

目の前のハンバーガーを、思い切り楽しめる人が、これからの未来を楽しめる人です。

「今」に集中するのは、実はけっこう難しい。

日頃から目の前にある、ちょっとした日常に集中することを意識して、心を訓練することが、大切です。

リスクのないチャンスはない~不況時だからこそできる。いまがその時期

人は先が見えないから悩みます。

だから守りに入るのです。

そして、守りに入ると、ますます先が見えなくなってしまうのです。

 

「リスクのないチャンスはない」というと、著者はある経営者の言葉を思い出すことがあります。

彼は、中部を中心に焼肉チェーン店を展開しています。

彼はバブルの時は一切不動産には手を付けなかったし、新規事業展開においても、さほど積極的ではなかったのです。

逆にBSE問題のときには、いち早くタンやまた手に入りにくいと予想される部位の仕入れルートを確保し、メニュー数と品質を落とすことなく低価格を中心とした出店を続けました。

これからどうかわからないとき、危ないと思われるときに彼は積極的な行動をとりました。

リスクが大きいほど、成功した時の利益は大きいと読んだわけです。

 

彼はこうも言います。

「バブルの時期には、ずっとそれが続くとみんなが思っている。

しかし、いつかは必ず終わるのだ。

そして不況になると、今度はずっと不況が続くと思っている。

これもいつかは必ず終わるのだ。

だから私は、不況の時に新規事業展開や投資をする」

 

聞いてみれば確かになるほどと思います。

不況の時に思い切った投資をする勇気のある人は少ない。

だからこそ、それができる人間が成功するのです。

リスクを避けるなら、チャンスもありません。

「リスクなしで、チャンスがほしい」と思いたくなりますが、もしリスクがないなら、チャンスは来ないと思った方がいいでしょう。

本当にチャンスをつかみたいなら、リスクを背負う勇気を持つことが必要なのですね~。

 

また、「いつまでもこの厳しい状況が続く」と思い込んで必要以上に暗くなるのは、もうやめることを著者は勧めています。

苦しい状況はいつか必ず終わります。

まわりが苦しいからチャンスと言うこともあるのです。

 

そして、いつか状況は変化します。

その変化に気づくための、いつも前向きでいることです。

苦しい時こそ前向きに新しいことに挑戦したり。

ソーシャルメディア全盛の今、「本物が本物として評価される」には、今までのやり方では難しかったりしますね。

いままで疑うことのなかった常識は、もはや通用しないことも、たくさんありますね。




リラックスできる場所を増やしたいですね~。

ドミノの法則も、ぜひやってみたいです。

職場ではリスクに対してピリピリしていますが、必要なことだと腹をくくれるようになりたいものです。

 

今夜もすてきな夢が見られますように。

では、また。

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あと3か月で世界が終わるとしたら、あなたは何をしたい?~『儲かっているラーメン屋は朝8時に掃除する!』

あと3か月の命だったら、あなたはどうしますか?

著者の女性スタッフにその質問をしたら、

「死ぬほどおいしいシャンパンとチョコレートが食べたい」

という返事でした。

東北の中堅モニター会社の社長は、

「おれはもう会社なんか辞めて、やりたいことをやる」。

・・・これは本音でしょう。

私たちはみんな、いずれ死ぬ運命です。

本当に「最後の3か月」は、いつきてもおかしくはないのです。

もし、あと3か月の命だと知った時に本当にやりたいことがあるのなら、今からでもなるべくその生活に近づいた方が、人生楽しいのではないでしょうか。

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あと3か月の命でも最後までやり遂げる価値のあるような仕事を見出すこと

言い換えれば、この「最後の3か月」を迎えた時こそ、本来あるべき自分に戻り、潜在意識に隠れていた「本当にやりたいこと」が現れてくるのかもしれません。

もちろん、本当にあと3か月なら会社を辞めることもできますが、そうでなければ難しい。

「会社や仕事が1番大事」とは思っていなかったとしても、やはり生活の糧を得なければならないからです。

でも、この社長はそのあと、こう続けたのです。

「でもそう考えたら、どんなふうに仕事をしていくかを結構楽に考えることができるようになった。

出世を目標に生きるのではなくて、趣味やプライベートの生活も考える余裕すらできた。

それに、情熱を傾けられないようなくだらない仕事はやめて、あと3か月の命でも最後までやりとげる価値のあるような仕事を見出すことができるようになった」

さて、また数人の人に聞いてみました。

ある女性は

「今までかかわったいろいろな人たちに、とにかく会って話がしたい。

お礼もしたい。挨拶もしたい」

と言う。

この人は、暖かい人間関係や感情を大切にする人なのでしょう。

ある男性は、

「持ち金をすべて使った豪華な世界1周旅行がしたい」

「有名フレンチレストランで美味しい料理が食べたい」

と言いました。

きっとこの男性は今まで節制をし我慢する生活をしてきたのでしょう。

あなたが今、何かに悩んでいたり、人生が楽しいと感じていないようなら、ぜひ

「あと3か月の命だったら、何をするか?」

という質問を問いかけてみてはいかがでしょう。

自分がいま何をしたいのか、いま何が大切なのか。

これを知っているか、いないかでは悩みに対する気力も対応も変わってくるのです。

自分が最も大切にすることがわかっていれば、どんな悩みや波風にもきっと立ち向かっていけます。

運は貯められる~辛いときは、あなたはいい「運」を貯めているのだ!

運だけで成功することはできませんが、運も成功のエッセンス。

しかし、自分は不運だと思っている人もいます。

人生を「何事もなければいい人生」と感じる人もいれば、「何もないことは不幸」と感じる人もいます。

実際人生にはマイナスなこともあればプラスのこともあるのです。

結果的にいま成功を収めた多くの人も、何かしら「挫折」や「辛い経験」をしているものです。

以下の2つは、著者が実際見た成功者の例です。

1 焼き肉店を開業したが火災に遭い、人生のどん底を経験した。

でも、その保険金で開業したスイーツ店が大ヒット。

いまや億万長者に。

2 本人が病気で長期入院に。

店主不在とともにお店の売り上げは急降下。

しかし、長期入院という辛い経験から、健康に対して敏感に。

お店のメニューにおいても、健康を優先した食材を使用した健康メニューを売りにした。

これが人気につながり、入院前よりも売り上げが向上。

 

はたしてこれらの例が示すように、これらの「辛い経験」は、回り道だったのでしょうか?

その挫折や辛い経験のときも、全力を尽くしたはずです。

数々の挫折から、成長エネルギーが生まれたのではないでしょうか。

挫折や失敗の経験は、いまはプラスのエネルギーになって、人生にプラスを生み、人生にプラスを生み、意味のある時間であったといえます。

どんなことがプラスで、どんなことがマイナスかは、明確な基準はありません。

要は受け取り方によって変わります。

受け取り方は、帰ることができます。

辛いときは、「今はいい運を貯蓄しているのだ!」と考えましょう。

創造のために1度”破壊”してみる~パターン人間から抜け出す方法

社会は「破壊」の時代を迎えています。

価格破壊、流通破壊、人事破壊、賃金破壊、政治破壊、等々・・・。

破壊は創造の裏返しです。

破壊の後には必ず想像があります。

逆に、「創造が求められているから破壊がある」と言うこともできるのかもしれません。

「今までのままではいけない」と、あらゆる分野で創造の必要性を実感しているからかもしれません。

これからの世の中で何が必要か、1度病んでいる部分をばっさり切り落とさなければ、本当の回復は望めないのです。

それは、うまくいっていないのにやり方を変えらえない自分、別のやり方を試せない自分でもあります。

企業が破滅に向かっているのに、これまでのように商品が売れなくなっているのに、いつまでも同じパターンしかできない人間は伸びません。

いつまでも同じことを繰り返していては、価値がないのです。

「無気力」「無関心」「惰性」「なれ合い」「古い慣習」など、人間の心の中に巣食う悪質な腫瘍はばっさり切り捨てるのです。

「今はなにをやってもダメだよ。そのうちまた景気のいいときが来るさ」

本気でこう考えている人がいまだにいます。

時代が大きく変わり、自らを変えない限り生き残れない環境にあることを肌身で感じなければならないのです。

多くの成功者は今、逆転の発想で破壊に取り組んでいます。

創造のための破壊をしていくのです。

成功者はこの”破壊力”を持っているのです。

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ワタシはなれ合いにも流されやすいし、今までのやり方を忘れるのも、難しかったりします。

でも、新しい時代に昔のやり方が合わなくて、悩んだこともありました。

それでも壊すことには、かなりの勇気が必要です。

そのあと大失敗したことが、新しいことを始めるきっかけになりました。

古いものを手放すことで、新しいスキルを手に入れることができました。

今年も新しい何かを手に入れられたら、最高です。

 

あなたにとって、今年がさらにすてきな年になりますように。

では、また。

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今年は、こんな自分になりたいリスト20~『人に好かれたら、仕事は9割うまくいく』秋庭道博

できる、伸びる、ツイてる年にすること。

そのためには、自分をどう変えていくか、ですね。

なりたい自分をクリエイト?してみよう、ということで!

本著を参考にして、「こんな自分になりたいリスト」を考えてみました~。

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こんな「言葉」を使う人って、いいな

1 「おはようございます」を気持ちよく言える

挨拶は、お互いに協調していこうという関係を築いていく基本ですよね

2 「ありがとう」をたくさん言える

身近な人に、感謝出来る人ってすてき

3 相づち上手になる

聞き上手になりたいのですが、最初の一歩に相づち上手があるそうです。

4 報告は、「まず結論から」

勇気が必要!でも、報告される相手は、ココが聞きたい。

5 楽しい会話ができる

相手が触れられたくない話、気が滅入る話などに気を付けたいです。

6 長所を口にする

短所は、だれでも見つけられるし、気になるものですが、ウッカリ必要以外には言わないようにしたいです。

7 「NO」の伝え方がうまくなる

必要に応じて、どう断ったらいいか、言い方のバリエーションがほしいところです。

こんな「行動」がとれたら、素敵

8 相手に安心感を与える「仕事」ができる

9  どんなに小さな約束も守る

待ち合わせ時間や会議の始まり時間を大切にする。

そういうところから、信用は積み上げられるんですよね~。

10  メモは、その場で箇条書きにする

今年こそおっちょこちょいを返上する。

まずは、メモ習慣から!

11  整理整頓のスキルを上げる

使ったものを戻す。

いれる場所を決める。

いらないものは、捨てる。

12  機敏な行動

13  仕事は自分でつくる

14  その仕事で求められているものに注目する

速さなのか、丁寧さなのか、見極める。

15  人のせいにしない

16  複数の提案が出来るよう、引き出しを増やす

17  疲れをマネジメントできる

心が疲れたら、体の疲れに変換して、寝る。

18  わからないときは、聞く!

19  情報の賞味期限に敏感になる

20  相手が喜ぶ情報を集める

 

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毎日ちょっとずつ意識したら、少しずつでも「なりたい自分」に近づいていけるかな~。

今夜は、最高の夢が見られますように。

では、また。

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