やりたいことを我慢して一生懸命やってきた人へ。
結果、たくさん評価はされたけど、「やりたいこと」が見えなくなるくらい、自分をすり減らしていたりしませんか?
他人やまわりの「やるべき」を優先させすぎると、自分のの「やりたい」がホントに見えなりますよね。
そして、気が付いたら、立ち上がれなくなっていたり。
頑張りすぎると一部の脳への負荷が過ぎて、思考力が低下するんですよね。
少しずつココロを緩めて、肩の力を抜いてみませんか?
こんばんは、ラブです。
人の何倍もがんばってしまう。
そんな習慣を持っている人は、「自分がすりきれていく」という感覚を感じたことがあるかもしれません。
ワタシもかつて人一倍働いて、睡眠時間も削りまくって、気持ちのバランスを失いました。
ココロの芯がすり切れながら働くと、考える力が低下したり、「今自分は何がしたいのか」がわからなくなります。
そこで、こんなココロをゆるめる習慣はどうでしょうか?
「自分が悪い」の勘違いから抜け出す
「自分はダメだな」と思ってしまう人は、たくさんいます。
どうしてそんなに自分を責めてしまうココロの習慣を持っているのでしょうか。
それは幼少期に行き違いから大人に勘違いで怒られたことなど、今になれば些細なできごとによる「思い込み」からスタートしています。
「大好きなこの人に怒られたのは、自分が悪いから」
そう思い込むことで、大好きな人(親や先生など)を嫌いにならないで済む。
自分の悪いところ探しをしてしまう習慣がついているのです。
「自分は、悪く、ない」と口に出してみましょう。
案外言えないものです。
「自分は、悪くない!」
「お母さんの『そこだけ』嫌い!」
って言ってもいいんです。
「大丈夫」で心に壁を作らない
「大丈夫」を使う時、あなたは少しやせ我慢をしていませんか?
「ちょっと不安がある」「助けてほしいんだけど」を飲み込んだ時に言っているのではないでしょうか?
特に「大丈夫、大丈夫」と2回言っているときは。
心にフタをしてしまっていては、苦しくなるばかりです。
疲れている自分を「そうだね、疲れているんだね」と認めてあげる。
そして、助けを求めてみる。勇気が要りますけどね。
でも、「大丈夫」が出たら、心のSOSサインと捉えると、よいかもしれません。
フタをしていた過去を消化する
自分の過去の「できなかったこと」「恥ずかしかったこと」「なかったことにしたいこと」「忘れ去りたいこと」に一生懸命フタをしていませんか?
抑え込むほどにフラッシュバックしてくるそれらに、ちゃんと向き合うことも大事です。
よく思い出してみましょう。
その時の幼い自分にとって仕方のない選択だったのではないでしょうか?
それが精一杯だったのではないでしょうか?
それが、自分ではなく他の誰かだったら、「よくやったね」と言ってあげられることだったかもしれません。
思い出したときに、
「そうなんだ」
「がんばったね」
「仕方なかったね」
そう自分に言うようにしました。
ワタシはフラッシュバックが激しい方でしたが、ラクになりました。
「常識」や「正しい」に振り回されない
朝、昨日の疲れが胃に残っていても、
「朝食ができたから、自分も食べなくちゃ!」
ともたれている胃袋に流し込んだり。
でも、人間以外の生き物は「おなかが空いたらごはんを食べる」んですよね。
「帰り道に疲れたら、カフェに寄りたい!でも、(雑誌に)節約すべきって書いてあった・・・」
「もっと節約すべき」なんて「常識」や「正しい」は、誰の「常識」であり「正しい」なのでしょう?
日々の「やりたいこと」は、達成しておいた方がご機嫌で居られます。
ご機嫌でいられる状態をふつうの状態にできたら、素敵じゃないですか!
「そうなんだ」で、人を受け止める
我慢してでも頑張っている時は、誰かのちょっとした遅刻や休憩が本当に許せないですよね!
でも表面上は「いい人」も気取らなくてはならないから、無理矢理笑顔を作って怒りを抑え込み、疲労困憊したり。
人を許すって、大変です。
でもそんなときは、「そうなんだ」と唱えるのも一つの手です。
「むりもないね」「しかたないんだね」というニュアンスの「そうなんだ」。
少しではありますが、怒りが静まります。
そして、自分が失敗しても「そうなんだ」。
批判や否定をされても「そうなんだ」。
この一言は、結構ココロを一気にラクにしますので、おすすめですよ。
自分を大事に扱う
努力の結果疲れ果てたとしても、誰も髪も服もよれよれな人を大事には扱ってくれません。
仕事相手なら、丁寧にしっかり扱うのに、自分だけは後回しにしている。
窓の壊れた車が放置されていると、見る見るうちに荒らされていく「ブロークンウインドーの法則」というのがあります。
「どうせ自分なんて」などと自分を粗末に扱うのをやめて、言葉とココロをきれいにしてはいかがでしょう。
好きな音楽を聞いて、好きな本を読んで、自分を大切にしてみませんか?
参考図書
著者もかつてワーカーホリックな日々を過ごしてココロをすりへらした経験から、そんな人たちへの新習慣を提案しています。
今日も寒い一日でしたね。
ご自分の好きなことは、1つでもできましたか?
がんばっているあなたが、楽しい明日を迎えられますように。
暖かくして、ゆっくり休んでくださいね。
では、また。