猫のメメとモエ

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プレッシャーを楽しみに変える 朝の過ごし方!~『RERAX HACKS!仕事と生活を調和させながら創造性を高めるテクニック』小山龍介+小室淑恵

ストレスの多い世の中を、そのストレスとうまく付き合い、もっと楽しく働くことができないか?

「ハック」という言葉には、「コンピューターを破壊する」「ネットに不法侵入」といった悪いイメージがあります。

しかしもともとは「問題をサクッと解決する」というのがその意味です。

問題解決のテクニックであるハックを、コンピューター以外の世界に応用しようということから「ライフハック」という言葉が生まれました。

固定概念やしがらみから解き放ち、ストレスのない環境をあなたの生活に取り入れてみませんか?

 

不要なストレスが減ることで、創造性は高まり、仕事も楽しくなります!

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リラックスと創造性のワーク・ライフバランス

ワーク・ライフバランスは、仕事偏重の日本の労働環境を変え、生活との調和を目指しています。

ここで誤解されやすいのは、業務時間が減ることによる仕事の質の低下、という懸念です。

長時間労働が日本の産業を支えている」というのは、20年前まではたしかに正しかったのかもしれません。

しかし今や、キャッチアップではなく、新しいものを想像することが仕事において求められています。

そうした時代に、ただやみくもに長時間労働することは正しいことでしょうか?

シリコンバレーで著者がインタビューした、ある技術ベンチャーのCTO(最高技術責任者)は、こう言っていました。

「1日に集中できる時間と言うのは、2時間が限度なんです。

その2時間に何を生み出すかが大切で、それ以外の時間はリラックスしていますね。

5時には退社して、家で家族との時間を楽しんでいます」

 

新しいものを生み出さなければならない日本のこの時代において、リラックスは創造性を引き出すために不可欠です。

 

リラックスする時間を持つため美は、仕事と生活を調和させる。

ワーク・ライフバランスは、仕事の創造性を高めるための方法でもあるのです。

今回、そうした仕事と生活の草上関係の可能性をいち早く提唱・推進している小室淑恵さんと小山龍介さんが意気投合して共著となったのが本著です。

 

ライフハックというかたちで、あなた個人のとりくみからスタートし、そこから新しいワークスタイルとしてのワーク・ライフバランスが周りに浸透し、最終的に創造性を発揮できる環境が広がっていくことを本著は期待しています。

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モーニングハック

朝、コップ1杯の水で目を覚ますことや、太陽の光をすぐ浴びること、などはよく朝の習慣としてお勧めされるもの。

観葉植物

さらに、タイマー付きの照明を使ったり、観葉植物を置いて水をやって朝を楽しむのも効果的。

長時間いるような場所には、観葉植物を寄り添わせておくことで、気持ちを落ち着かせることができます。

仕事場から帰宅してまだ静まらない感情の高ぶりも、植物を眺めているとゆっくりと落ち着いていくことができます。

カフェミュージック

音楽もまた、朝を快適にスタートするために大切な要素。

リズムがあり活気のある音楽、カフェに流れるような音楽は、とても気持ちを穏やかに高めてくれます。

しかも、カフェミュージックをかけたまま食べると、カフェご飯を食べている感覚になります。

朝のパターンを決める

イチロー選手のウォーミングアップは、いつもまったく同じ手順で行われます。

ストレッチの仕方、ランニングの時間、ウォーミングアップの内容。

これで毎日同じ体調、同じ精神状態で試合に臨めるのです。

このことは朝食(兼昼食)にも及び、毎日、同じカレーを食べて1日をスタートさせるのだとか。

私たちの朝にもこれは取り入れられること。

朝の行動パターンを決めておくと、夜のうちに準備ができることも見えてきます。

慌てた朝にしないために、服の用意、タオルの取り換え、食事の用意など、夜のうちから準備ができるようになります。

生活がぐっとシンプルになり、余裕を持った朝になります。

朝は普通列車に乗って出勤しよう

著者がある学者にインタビューしたとき、こんなことを言っていました。

「考えるときは、ボーッとするんです。

山手線に乗って何週も回りながら、時折思いついたことをメモする。

それが発想のコツですね」

悩み事を抱えてうんうん考え込んでいてもなかなかいい解決策は見つかりません。

創造的アイディアを出そうとしたら、むしろリラックスしてぼんやりする時間が必要だというのです。

とはいえ、仕事先でぼんやりしていたら、サボって見えます。

そこを出勤時間に作ろうというのが、今回のハックです。

朝の通勤電車の込み合っている時間に、特急や急行をやめて各駅停車に乗る。

この数十分のちがいで込み合わない電車に乗れて、朝の電車の気持ちの良いゆらぎを味わい、快適な時間を過ごすことができるのです。

通勤時間に1日をシュミレーション

今日は1日忙しいのか、余裕があるのか、何かを準備する日なのか、本番を迎える日なのか。

その日が忙しい1日だとしてみ、その忙しさの度合いがあらかじめわかっていれば心の準備ができ、心配や恐れを減らすことができます。

逆に余裕がある1日ならば、何を準備しておこうかと考えておくのも大切な趣味レーション。

リラックスしている状態と言うのは、暇な状態ということではなく、心配事のない状態です。

暇な1日というのは、実はかえってストレスになることもありますよね。

行きの電車で趣味レーションしておくと、「来週のプレゼンの準備を始めておこう」とか、「お客さんとのコミュニケーションができていなかったので、フォローしておこう」とか。

 

「今日も問題なく1日を過ごせる」

「時間を無駄にせず、充実した1日にできる」

と確信を持てることで、リラックスした朝を過ごすことができるのです。

残業より前業

時間外に行う時間外の業務は減らしていくことが大原則。

でも、朝は始業時間という区切りがあるので、より集中して作業ができます。

通勤電車もオフィスも空いていて、電話がかかってくることも少なく、それだけで業務に集中できます。

慣れてくれば、その日に必要なものをさっと作ってしまうようなワークスタイルも可能です。

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今日は少し休めましたか?

 

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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自分を受け入れる。忘れっぽさも~『ゆるい生き方 ストレスフリーな人生を手に入れる60の習慣』本田直之~

著者は映画の『ゴッドファーザー』が大好きで、学生のころから何度も観てきました。

それなのに、いつも結末を忘れてしまいます。

財布や傘を忘れるタイプではないのですが、なぜか感情の絡んだ記憶は忘れるのです。

しかし、著者はこれをプラスに捉えています。

日常のちょっとした嫌なことも、すぐに忘れてしまうからです。

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忘れっぽい自分を受け入れる

心理学者の内藤諠人さんによると、いつも過去のことばかり考える「過去志向」の人は意思決定が遅くて優柔不断になりやすいのに対し、過去にとらわれない未来志向の人は意思決定が早くて積極的だ、という実験データがあるそうです。

(『人を魅了する暗示の技術』)

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たまに昔の話ばかりする人がいます。

しかし、そんな人はたいていは自慢ばかりではないでしょうか。

それよりも今はそれがどうなのか、これからどこに行くのかを話した方が面白いに決まっていますよね。

 

こうした過去志向の人と未来志向の人を分ける最大のポイントは「忘れっぽさ」であるそうです。

忘れっぽいからこそ過去の記憶にとらわれず、積極的に行動できるのです。

 

一方、昔のことをひとつひとつ忘れられない人は、どうしても過去の失敗に過敏になります。

そしてどうしても優柔不断になってしまうのです。

たしかに、過去のネガティブな出来事を思い出しても、何もいいことはありません。

しかもそれが判断を遅らせたりゆがめたりしたら大変です。

何かを思い出せない瞬間があったとしても、無理に思い出そうとせず、そのまま忘れてしまいましょう。

 

そして本の中の印象的なフレーズなど、忘れたくないポジティブな事柄についてはメモを取ったりITを活用するようにして記録を残せばいいのです。

 

感情の絡んだネガティブな記憶にとらわれていると、自分もストレスになるし、周囲の人たちにも悪い影響を与えてしまいます。

忘れっぽい自分を受け入れ、むしろ積極的に忘却を心がけるようにしましょう。

 

著者は、いやなことがあった人、下手に考える時間を与えず、早めに寝るようにしています。

ぐっすり眠って朝が来れば、いやな気分は消え去っているものです。

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やっと1週間が終わりましたね。

明日は少しは休めますか?

せめて夜はゆっくりしてくださいね。

では、また。

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ゆるく愉しい毎日にするちょっとした習慣~『ゆるい生き方 ストレスフリーな人生を手に入れる60の習慣』本田直之

「人間は悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しくなるのだ」という言葉は、心理学の古典的理論「ジェームズ=ランゲ説」です。

あるいは「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる」「恐ろしいから震えるのではなく、震えるから恐ろしい」。

つまり人間の感情は身体的(生理的)な変化のあとについてくるのです。

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アクシデントを笑い話にする

例えば眉間にしわを寄せて不機嫌そうに過ごしていたら本当に楽しくなくなります。

いつも笑顔を心がけていれば実際に楽しくなってきます。

これがジェームズ=ランゲ説の基本的考え方です。

 

そこで著者はいつも「なにか笑い話のネタになることはないか?」を意識しています。

たとえば、先日著者がお店でたぬきそばを注文したら、きつねそばが出てきました。

ここで怒鳴り声を上げてしまうと、感情はそちらに流され、怒りモードになります。

しかし「これはいい笑い話になる」と笑っていると本当に楽しくなってきます。

そしてその笑い話を友達にすれば、もっと楽しくなるわけです。

 

私たちの脳は「笑える話」を意識しながら過ごしていると、普段なら見落としてしまうくらいの小さな笑い話まで、どんどんキャッチしていきます。

この感覚が働いてくると、たとえ失敗やアクシデントがあっても、それを笑い話に転化する余裕が生まれてくるのです。

 

人間は楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる。

そして笑える話を意識していると、自然と楽しいエピソードが集まってくる。

 

この原則を頭の片隅に入れておいて、ゆるく日々を過ごしましょう。

治療より予防に力を入れる

著者は肺塞栓になり、短期間の入院をしました。

そこでは親族の病歴を詳しく聞かれました。

これまで親族の病歴なんて真面目に考えたことのない著者は、うまく答えることができませんでした。

しかし、それが分かると、自分の潜在的リスクが推測でき、その潜在的リスクに応じた治療方針が変わってきます。

 

病気になってから治療するのは、何かと遅すぎることが多いのです。

入院となればそれだけでも何日も病室で過ごすことになります。

一方予防はお金もそれほどかからず、なにより楽しくできます。

たとえ運動が嫌いな人でも、入院に比べれば運動の方が何倍も楽しいもの。

 

ゆるくてハッピーな生活は、健康という基盤あってのものですからね。

現在健康な人も、その健康をキープするため自分の身体についてもっとよく知って、「予防」」の意識を大切にしましょう。

トレンドに翻弄されない

著者は学生時代に、女性ファッション誌でアルバイトしていました。

そのことから強く思ったのは「トレンドは作られているものだ」ということでした。

人気があるからメディアが取り上げるのではなく、メディアが取り上げるから人気が出ます。

 

トレンドは人為的なので、これからもめまぐるしく変化します。

ビジネスとして「つくり手」の立場に立ってみれば、定期的にトレンドを更新することで市場の活性化を図ることは当然の話です。

そこに流行の実態があろうとなかろうと、彼らは次々に新しいトレンドを作っていくでしょう。

もし流行らなかったら、更新するだけの話です。

 

ビジネスの上ではトレンドに敏感であることも大切でしょうが、プライベートやライフスタイルそのものまでトレンドに翻弄されてはいけません。

トレンドに左右されるということは、他人に左右されるということ。

結局は自分の軸がしっかり定まっていない証拠なのです。

 

逆に言うと、自分の生き方やライフスタイルが定まってしまえば、もうトレンドに翻弄されることもなくなります。

トレンドという観点から、もう一度あなた自身の「軸」が見えてくるのではないでしょうか。

おいしいものにこだわる

ローコストを大事にする時代になったので食事について、世の中では変化が起きています。

「カロリーが低ければいい」「栄養を補給すれば十分」「胃に入ってしまえば同じ」といった「おいしいもの」への要求が薄れているように著者は思っています。

しかし、食事はそもそも、合理性や効率性からもっとも遠いところにあるべきなものです。

空腹を満たすだけ、栄養を補給するだけ、の食事では自動車にガソリンを入れているのと変わりません。

むしろ忙しい時ほど、ゆっくりとおいしい食事をとることが大切です。

 

そして食事のいいところは「おいしいものを食べたら例外なく気分が盛り上がる」という点です。

私たちは1日3回、年間で1000回以上も上機嫌になるチャンスを与えられているということ。

そのために著者はおいしいお店を探すことに対して、絶対に手お抜きません。

ちょっと真剣に探せば、値段の張らないおいしい店はたくさんあるからです。

 

食事と睡眠は人間の根幹にかかわる大切な要素です。

忙しい毎日ですが、食事と睡眠をおろそかにせず、楽しく確保しましょう。

エレベーターの「閉」ボタンを押さない

ハワイで暮らすようになった著者がまず最初に驚いたことは、気候でも料理でもなく、エレベーターでした。

コンドミニアムの47階に住んでいるので、1日何度となくエレベーターを利用するのですが、開閉速度が信じられないほど遅いのです。

おそらくは高齢者や車いすに配慮したバリアフリー設計。

特に閉まるときはかなりのゆっくりした時間を使います。

当然著者は「閉」を押したくなりますが、同乗している住人たちは誰一人そんなそぶりを見せません。

たとえ乗り降りする人がいなくても、そのまま静かに見守っているのです。

エレベーターによっては最初から「閉」ボタンのついていないものさえあるのだとか(!!)

 

考えてみれば、当然のことかもしれません。

「閉」ボタンを押したところで、稼げる時間はせいぜい数秒。

しかも乗り降りにかかる時間を気にしていると、ほかの乗降者に対して「早く乗れよ」「早く降りろ」など余計ないら立ちを感じてしまいます。

 

だったら「閉」ボタンは最初から無いものと考えてみる。

もちろんこれは地井さん一歩にすぎません。

しかし、ここで大切なのは「必要以上に急ぎすぎない」という感覚を自分の心と身体にしみこませること。

たとえば出社時のエレベーターでこれをやっておくだけで、1日は驚くほどゆとりあるものに変わります。

 

ちなみに、同じアメリカでもニューヨークのような大都市でエレベーターに乗ると、みんなやはり「閉」ボタンを押すようになります。

だからこれは日本人の国民性と言うよりは、都市での環境が人を急がせ、余計なストレスを生み出す仕組みになっているのでしょう。

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ちょっとずつゆるい生活を習慣づけていこうと思いました。

 

今日もお疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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感覚を「ゆるく」する方法~『ゆるい生き方 ストレスフリーな人生を手に入れる60の習慣』本田直之

ゆるい生き方を手に入れるためには、環境づくりが欠かせません。

特に大切なのは、自分の家をどれだけ快適で居心地のいい空間にできるか。

ここに投資を惜しむべきではないと著者は断言します。

自宅が極上のリラックス空間になれば、それだけで日々の生活が豊かになります。

 

著者はアメリカ留学中にホームステイ先で、なぜこの家は居心地がいいのか、と思った経験が何度かありました。

その理由を考えてみると、感じのいい家の共通点は、その家の照明にあることに気づきました。

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蛍光灯を少しずつ減らしていく

五感をゆるくしていくことで、リラックス効果を手に入れられるのはよく聞きますね。

特に影響が大きいのは視覚です。

家の明かりを見直してみましょう。

家の中の電球が切れたときに、蛍光灯から白熱灯などの柔らかい光にチェンジするのも素敵な方法です。

また、フロアスタンドやテーブルランプを壁に向けて間接照明にするのも、あなたの感覚をゆるめてくれます。

蛍光灯は明るいのですが、どうしても目が疲れやすくてストレスになるという欠点も持っています。

例えば蛍光灯の下の室内で写真を撮ったときに色がおかしくなった経験はありませんか?

これは蛍光灯が電源の周波数に応じて細かく点滅しているため。

写真の世界では「フリッカー現象」と呼ばれています。

肉眼でとらえきれないためいん、自覚症状はないけれど、蛍光灯はそれだけストレスがかかり、構造の問題から紫外線や電磁波も発生しています。

 

白熱灯は点滅も少なく、目に優しい光源です。

蛍光灯に比べると消費電力や発熱量、それに光が暗かったり暖色系が強くなりますが、むしろその雰囲気が楽しめたりするのです。

 

白熱灯を使うなら、フロアスタンドやテーブルランプなどが中心となるでしょうが、これらはすべて間接照明になるよう配置しましょう。

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食事のテーブルにキャンドルがひとつあるだけでも、落ち着いた雰囲気になります。

また、好きな香りのアロマキャンドルと焚きながら入浴すると、日ごろのストレスも吹き飛びます。

 

照明をちょっと変えると、ゆるい雰囲気になり効果は絶大です

五感のすべてをゆるくする方法

今度は照明による視覚だけではく、聴覚や嗅覚にもゆるさを取り入れてみましょう。

聴覚からゆるめる

著者は仕事をするときは、ダンス系なアップテンポの音楽を聴くようにしています。

走することで気分が盛り上がり、仕事のテンポも早くなるからです。

 

一方仕事以外の時にテンポの速い曲は聴きません。

むしろテンポのゆっくりした曲を聴きます。

著者のおすすめはハワイアンレゲエ。

これはジャマイカ生まれのレゲエとハワイアンの融合で「ジャワイアン」とも呼ばれるハワイではポピュラーなもの。

おそらく日本で想像するハワイアンとは全然違うとのことです。

 香りでゆるめる

香りについてはいろいろあり、お好みがあるでしょう。

著者のおすすめはブルメリアを使ったディフューザー

ランプやキャンドルの熱を使って拡散させるアロマポットではなく、熱を使わないので 精油本体の香りを長期間にわたって愉しむことができます。

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過度なストレスでなければ、ストレスは私たちの生活に必要な味方になりますが、夜と休日はその緊張感を上手にゆるめていきたいですね。

 

今日も1日お疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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言葉と閾値であなたをゆるめる方法~『ゆるい生き方 ストレスフリーな人生を手に入れる60の習慣』本田直之

著者はハワイで暮らしていますが、日本では当たり前である常識がまったく通用しないことがあります。

たとえばインターネットCATVの電話が工事に来るとき、日本なら事前に「何日の何時にお伺いします」と連絡があります。

しかし、ハワイだとせいぜい日付指定で、時間はまるでわかりません。

場合によってはその日のうちに来ないことさえあるそうです。

しかし、ここで腹を立てても仕方ないのです。

それがハワイのルールですから。

日本の細かいモノサシではなく、ハワイの大雑把なモノサシで考えるべきです。

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物事の「閾値」を下げる

ラーメン屋さんに入って三ツ星レストラン並みのサービスを期待するのは、明らかに見当違い。

場所や人、物事によって、それぞれ「閾値」は変化します。

ここでの閾値とは、「満足に思うために条件」です。

 

特に今の日本は、電車や宅配便の到着時間、お店やホテルの接客態度などが向上しているので、私たちの閾値も気づかないうちにおのずと高まってしまっています。

そのため、本来なら見過ごしてもいいようなミスが許せなかったり、海外で不便を感じてイライラしてしまいがちです。

 

ですから、普段からなるべく自分の閾値を下げる意識を持ちましょう。

他者に対する期待のハードルを下げ、ある程度のレベルをクリアしてくれたらそれで十分だと思うようにしておくのです。

そうすると、相手が期待以上のサービスを提供してくれた時には大きく喜んで感謝できます。

同じサービスでも閾値をどこに設定しておくかによって喜びの度合いは大きく変わるのです。

言葉で自分を縛らない

私たちは無意識のうちに自分の発した言葉によって、自分を縛り付けてしまうことがよくあります。

その典型的なフレーズが「〇〇しなきゃ」です。

「そろそろお昼を食べなきゃ」

「今度の週末は映画にかなきゃ」

など。

いろいろな場面で使っている言葉だと思います。

 

それでは、この言葉のどこがいけないのでしょう?

プライベートの判断基準は「楽しいか/楽しくないか」です。

あなたが楽しいと思うこと、やりたいと思うことを自発的に選択するのが、プライベートの原則になります。

プライベートには「義務」はないのです。

ランチを食べるのも、映画を観るのも、あなたがそうしたいと思うからやることで会って、誰からも押し付けられていないこと。

ところが、「〇〇しなきゃ」という言葉を使ったとたん、それは自分を縛り付ける義務になります。

そこまできつく考えていないと思っていても、無意識のうちにあなたを縛ってしまいます。

そして、こうした自分自身による拘束が日常化すると、

「30歳までに結婚しなきゃ」

「もっと本を読んで勉強しなきゃ」

というように、あなた自身を追い込んでしまう思考回路が出来上がってしまいます。

 

たとえば、「英語をマスターしたい」のと、「英語をマスターしなきゃ」というのでは、ストレスやプレッシャーのレベルが全く違うことでしょう。

どんな行動にせよ、それはあなたが自発的に選んでいるんだという意識をしっかり持って、「〇〇しなきゃ」などと口にすることがないよう心がけること。

私たちの心は、かなりの部分が言葉によって支配されています。

たとえ小さな独り言でも、その言葉はあなたを縛り、ストレスを与えている可能性が高いのです。

普段自分がどんな言葉を使っているか見直して、言葉で自分自身を縛らないよう注意しましょう。

 

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今日は少しは休めましたか?

明日からの1週間があなたにとって素敵な毎日になりますように!

 

では、また。

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失敗力、変化対応力、我慢力は意識して鍛える~『チェンジメーカー』勝間和代

 現代の日本で若い世代が活躍しにくいのは、シルバー世代がいまだに実権を離さないからだと著者は言います。

確かに、私が働き始めた20年前よりも職場は失敗することを極度に恐れています。

変化を恐れています。

顧客は長時間の我慢ができないから即座に答えを返さなければならない、という雰囲気が仕事場にも社会にもあふれています。

「失敗力」が叫ばれているのも、そうなのかもしれません。

以前よりも確実に失敗に対するアレルギー反応のようなものがはびこっていて、失敗した若手に対して「挑戦したことに意味があるよ、ナイス・トライ」と言う環境ではなくなってきました。

ものごとをチェンジしていくことにたいしても、ひと手間ふた手間かかるようなシステムが構築されていませんか。

 

まぁ、ダメ出ししていても意味はないで。

こんな時代をどう生きたらいいのか一緒に読んでみませんか。

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日本は平均年齢も高く、大企業の社長の平均年齢も高く、国の指導者の年齢も高い国です。

国の平均年齢は 厚生労働省の2013年の調査で45.5歳。

40歳でもまだ平均年齢にも達していないのが日本の現状です。

著者が言うには、高齢者は①「変化対応力」②「失敗力」③「我慢力」がどうしてもなくなります。

変化はこれまでの自分を否定するので、経験に縛られがちです。

未来の時間が残りないため、失敗しながら改善する姿勢がとりにくくなります。

未来の時間が短いため、先の楽しみのために今を耐えるよりは、今さえよければあとはどうでもいい、という意思決定や政策をとりがちになります。

 

これを、「高齢者は」を「今の日本は」に置き換えてみるとどうかと著者は言います。

今の日本の特徴をよく表していますね。

 

こうした考えを持つ高齢者が多数派を占めているからこそ、変化させていくためにはどうすればいいのか。

 

真っ向勝負で行くと、若手はこれからも負け続けることになります。

 大事なことは、「ここは高齢者が支配する国であること」「結果、若手が老人に対して正面突破を挑んでも、負けてしまうこと」を私たちが理解していることです。

 

そのうえで、どうやったらむやみやたらに対立せずに、どちらも納得できるのかを考えていかなければなりません。

「なぜ(WHY)を5回」

このような厳しい現状に対して容易に思いつく解決策は、「高齢者が強欲だからいけない。60歳以上のリーダーをすべて排除すればいい」という案。

これも出がちですが、何の解決にもなりません。

こうしたその場しのぎの案を「コインの裏返し施策」と言うそうです。

「売り上げが上がらないから、売り上げを上げろ」というような上司の指示のことです。

このような質の低い指示を出されても、私たちの具体的なアクションにはつながりにくいのです。

もっと細かい施策レベルの指示でないと、単なる根性論になってしまうと著者は言います。

 

そこで、もっともっと深い原因分析を行い、細部をたどって、その問題を掘り起こし、その問題点に対してゼロベースで、意外な視点からの施策を持ち込むことが重要になります。

 

たとえば先ほどの売り上げの例では、

①なぜ、売り上げが上がらないのか?

      ↓

地方の売り上げが下がっているからだ

      ↓

②なぜ、地方の売り上げが下がっているのか?

      ↓

地方の市場は広がっているものの、シェアが伸びていないからだ

      ↓

③なぜ、地方のシェアが伸びていないのか?

      ↓

優秀な営業担当者が地方に行きたがらないからだ

      ↓

④なぜ、地方に優秀な営業担当者が行きたがらないのか?

      ↓

営業データが不十分で営業効率が悪いためだ

      ↓

⑤なぜ、営業先データが不十分なのか?

      ↓

本社に比べて営業サポートやマーケティングが弱いからだ

 

 というふうにたどっていくと、売り上げを上げるために本当に必要なことが細かい対策レベルで見えてきます。

そうすれば、「地方の営業サポートとマーケティングを強化しろ」という指示につながり、具体的対策もやりようがあります。

 

同様に、高齢者が著者の言うところの「シルバー資本主義の蔓延」の原因として挙げていることがあります。

それは、高齢者に会社以外の居場所がないこと。

著者の分析では、まず「家族からの疎外」があります。

家族と同居している老人が、諸外国にくらべ自分で家事で役立っていると答える人数は、諸外国に比べて約半分しかありません。

また、別居の場合も家族と連絡を取り合っている日数が半分です。

 

2つ目に、「友人からの疎外」もあります。

親しい友人がいる、という質問に「はい」と答える人が日本人が最も低いのです。

 

3つ目は、「地域からの疎外」です。

近所づきあいも、日本人がもっとも行っていないのです。

 

ワタシも気をつけたいと思います。

仕事にしがみつくタイプの人は、こうした高齢者予備軍になってしまいがちです。

または、身近な高齢の方を居場所をなくしたりしていないかどうかについても、気を付けていく必要があるでしょう。

 

改革は、ごく身近な意識から始まると著者は言います。

 

ぜひ「なぜを5回」を行ってみる習慣をつけること。

そして、同時に私たち自身にも周りの高齢の方にも、居場所を作る方法を考えることから、日本の改革は始まるのだと著者は言います。

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「失敗を恐れずススム」とか「変化対応力を鍛える」とか「ここ一番の場面で、ちょっと我慢する習慣を持つ」ことは、かなり意識しないと時代の流れから失ってしまう力であるようです。

ビビリな性質をワタシは持っているので、意識したいと思います。

 

 

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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一歩前へ~『SELF HELP 自分を敬え。超訳・自助論』辻秀一

自分を信じること。

自分を好きになること。

そして、自分自身を敬うこと。

大きな理由はなくていいといいます。

自分を大切にすることがすべての始まりとなり、これからの人生の支えとなるのです。

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本著では、自分を敬うこと、信じること、鍛えること、磨くこと、鼓舞することを勧めています。

自分自身に対してエネルギーを投資して、成長することに全力を注ぐこと。

そして、自分の弱点を見極め、そこを何とか強化することに全力をつくすこと。

「天は自ら助くる者を助く」。

この瞬間を、自らを助ける生き方を実践して少しずつ変わっていくことが、あなたが天を味方につけていく、ということなのです。

 

一歩前へ

「一歩、前に踏み込めばいいのだ」

古代スパルタ人のある父親が、剣が短すぎると文句をいう息子をそう諭したと言います。

一歩前に出れば剣は相手に届き、一歩前に出ることで自分の見える景色が変わります。

私たちは、常に何かにつけてとらわれて生きています。

「今までの自分」「普通の自分」「常識的な自分」など、居心地のよい自分に安住して、そこから離れられなくなる習慣があります。

 

お正月や冠婚葬祭、人事異動などのふとした瞬間に意識のスイッチが入り、「変わらなきゃ」「何とかしなければ」「ああなりたい」などと思ったりあしますが、いつの間にかいつもと同じ考えや、行動をしている自分に気づいたり。

それは、今まで通りの方が圧倒的に自分に居心地がいいからです。

 

自分の大敵は、居心地のよい今までの自分なのです。

ほんの1歩を踏み出してみることで、あなたの未来は必ず変わっていきます。

幸福は習慣にできる

幸福になれるかはあなたの感じ方次第ですよね。

なぜなら、幸・不幸を決めるのはあなた自身だからです。

あなた自身がどんなことも幸福であると感じる習慣ができると、幸福はあなた自らが得ることができます。

 

幸福は自分自身の内側、つまり自己で感じるものだからです。

幸福を感じているかどうかは、その人の思考が創り出します。

すなわち、思考の習慣を形成さえすれば、幸福感はあなた自身でいつでも生み出せます。

 

幸福感を作り出す思考は、具体的に言えば、すべての物事をあるがままに受け入れ、今すべきことを一所懸命に楽しむという思考です。

 

自分にとって不都合な出来事と言うのは起こりますが、そうしたときに目の前で起きている事態に執着せず、自分の心の状態を自分で整えて、やるべきことをやればいいのです。

そうした思考のあり方は、外界に依存しながら幸福を外に求めていく思考とは180度違います。

このように、物事をあるがままに受け入れ、自己に向かう思考をあなたのために磨いておくことが自助の道になります。

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首都圏(から少し離れた地域)でも(ほかの地域に比べればずっと)、先週と今週はわずかながら降雪があり、梅や椿が雪をかぶって古典文学の一場面ような姿をしていました。

雪の深い地域の方は、さぞご苦労なさっていることと思います。

お体をご自愛ください。

 

ゆっくり休んで、素敵な夢を。

では、また。

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