著者が住むスウェーデン南部のスコネ地方は、見晴らしの良い平地が特徴。
日本人の夫と2ひきの猫とともに暮らしています。
フィーカー〔お茶とお菓子〕の時間と北欧のヴィンテージ食器、伝統楽器ニッケルハルパの演奏をこよなく愛しています。
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日々の習慣とルーティンを愛し、毎日を愛おしんで生きる北欧文化。
ゆるくのんびりした生き方です。
いつでもどこでも太陽を求めて日光浴
公園の芝生の上で上半身裸になって日光浴をしている人を見かけると、「ああ、夏がきたんだな」と感じるそうです。
街中のレストランでもカフェでも、窓際の席が人気。
暗くて長い冬にうんざりするようになった著者も、天気が良い日は、ベランダにでたり散歩するようになりました。
心地よい朝の始まりはドリップコーヒーから
著者が大事にしている朝のルーティンのひとつが、朝はハンドドリップでコーヒーを淹れること。
北欧はコーヒーの消費量が多いのだそう。
ドリップに集中し、コーヒーが落ちていく様子をじっと眺めていると、目が覚め、気持ちも集中します。
食事の後の合言葉「散歩にいく?」
スウェーデン人の友人の家に遊びに行き、食事をした後、「今から散歩にいく?」と誘われることがよくあるそう。
てっきり近所かと思いきや、車で国立公園まだ行って、草木をかき分けて歩く1時間のハードな散歩だったのだそう。
ビーバーに出会ったり、カモたちを見かけたり。
すがすがしい気持ちになるお気に入り散歩コースを探すのも、楽しそうですね。
スウェーデン人が愛するフィーカの習慣
スウェーデンで暮らしていると必ず耳にする言葉が「フィーカ」。
コーヒーとお菓子をいただきながら、仲間や家族とコミュニケーションをとる憩いの時間です。
職場でもフィーカは大事にされています。
といのも、アフターファイブに飲みに行く習慣がない北欧では、フィーカを通してコミュニケーションをとるのです。
ひとりフィーカもまた、大事な時間です。
ベランダでのリラックスタイム
日本ではベランダを洗濯物を干す場所に使いますが、スウェーデンは乾燥機がメイン。
ベランダはコーヒー片手にリラックスする場所になります。部屋という感覚なのだとか。
著者の家も簡易ソファとリラックスできるクッション、肌寒い日はブランケットで準備万端。
飲みたいものを持ち寄ったら、最高の癒やしの場所です。
日々の小さな喜びを重ねる幸せ
焚き火を囲んでいる時、ふとスウェーデン人の友人が、「幸せな時間だね」と話してくれたことがあったそうです。
何気ない瞬間の小さな幸せを見つけるのが北欧の人たちは上手です。
暑い日に食べるアイスクリーム。
自然の中で食べるフィーカ。
日常のありがたみを感じることは、心が穏やかに満ちていきますよね。
普段使いで大活躍のペーパーナプキン
食事やフィーカで頻繁に活躍するのがペーパーナプキン。
膝にかけたり、手軽なお皿代わりにと大活躍。
IKEAにも色とりどりの商品が並んでいますね。
お皿より気軽に、季節やイベントごとで、そのシーズンにあった色柄のナプキンが販売されるので、そのときどきのテーブルコーディネートを楽しむそうです。
IKEAの家具は自分好みにアレンジ
北欧のヴィンテージ家具は、なかなか手を出せないのが現実。
著者の自宅もほとんどIKEAだそう。
サイドテーブルの天板にものを置く時の「カン!」という音が気になっていたそう。
そこでふとした時に、家にあったトレーをおいたら、ご機嫌な出来に。
IKEAのソファーは、カバーが変えられないタイプだったのに汚してしまい、大変なことに。
以来、IKEAのソファーベッドにして、シングルベッドのカバーを使えるようにしてから、カバーを季節ごとに変えられるようになりました。
シューズボックスには、マリメッコのアクリルコーティングの布を貼ったり。
暗くなりがちな玄関が明るくなりました。
Ingen jo paisen「ゆっくりでいいよ」
スウェーデンのことわざで「インゲン・コー・ポ・イーセン」。
スウェーデン語の勉強中に出会った言葉で、直訳すると!「氷の上に牛はいない」。
「ゆっくりでいいよ」「焦らなくても大丈夫」という意味で使われるそうです。
心地よい暮らし。
特別なところに行かなくても、本当はおうちの中にありますね。
今日は日光浴をして、お散歩して。
ゆったり過ごしてみようと思います。
では、また。