猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

直面する人間関係と対決する!?~『嫌われる勇気』

口実をつけて人間関係を逃げ回っていることは、「人生の嘘」だとアドラーは言います。

厳しい!

でも、逃げたいときだってありませんか?

 

こんばんは、ラブです。

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人生のタスクをどう乗り越えるか?

あなたは、他者を「仲間」だと思えますか?

ワタシが周りの人を「仲間」と認識できたのは、ここ数年です(笑)。ホントです。

人との関りを怖がっていたんだなぁ、と今回アドラー先生に勉強させてもらって、つくづくわかりました・・・・・。

 

他者を「仲間」だと思えないとしたら、それは勇気をくじかれているからだそうです。

くじかれてしまって、「人生の課題(タスク)」から逃げているせいだとアドラーは言います。

 

アドラー心理学では、人間の行動面と心理面の在り方について、かなりはっきりとした目標を掲げています。

 

まず、行動面の目標は、

「自立すること」と

「社会と調和して暮らせること」

の2つ。

 

そして、この行動を支える心理面の目標が

「わたしには能力がある」という意識、そして

「人々はわたしの仲間である」という意識です。

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 人生のタスクに立ち向かうこと

そしてこれらの目標は、アドラーの言う「人生の課題(タスク)」と向き合うことで達成するといいます。

 

人生の流れを考えると、私たちは子供時代、親から守られて過ごしています。

やがて「自立」するときがやってきます。

精神的にも社会的にも自立し、仕事に従事しなければなりません。

さらに、成長していく過程でさまざまな交友関係をもつことになります。

もちろん誰かと恋愛関係を結び、それが結婚につながることもあるでしょう。

そうなれば夫婦関係が始まりますし、それが結婚にまでつながることもあるでしょう。

そうなれば、夫婦関係が始まりますし、子どもを持ては親子関係が始まります。

 

アドラーはこれらの過程で生まれる対人関係を

「仕事のタスク」

「交友のタスク」

「愛のタスク」

の3つに分け、まとめて「人生のタスク」と呼びました。

 

ひとり個人が社会的な存在として生きていこうとするとき、直面せざるを得ない対人関係ですね。

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仕事・交友・愛のタスク

「仕事のタスク」では、仕事上での人間関係の課題です。

仕事での対人関係はハードルが一番低いと言えるでしょう。

これに躓いてしまった人が、ニートや引きこもりとなってしまうと説明しています。

 

「交友のタスク」では、仕事を離れた友人関係です。

仕事のような強制力が働かないだけに、踏み出すのも深めるのも難しい関係になります。

 

「愛のタスク」は2つの段階に分かれます。

ひとつは、恋愛関係。

もうひとつは、家族との関係、特に親子関係です。

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恋愛の愛のタスク 

恋愛関係の愛のタスク。

アドラーは、相手を束縛することを認めないそうです。

相手がシアワセそうにしていたら、その姿を素直に祝福できることこそ愛である、と。

互いを束縛し合うような関係は破綻してしまうから。

また、その関係は劣等感を抱くでもなく、優越性を誇示する必要にもかられず、平穏な、きわめて自然な状態だそうです。

逆に、束縛とは、相手を支配しようという心のあらわれ。

不信感に基づいているのです。

アドラーは言います。

「一緒に仲良く暮らしたいのであれば、互いを対等の人格として扱わなければならない」と。

 

そんな関係になれたら、ほんとうに素敵ですね!

努力目標です。

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親子の愛のタスク

また、親子の愛のタスクについては、頑強な鎖でつながれ、恋愛のように着ることができないために、一層むずかしいのだといいます。

向き合うことを回避し、先延ばしにしてはいけないと言います。

たとえ最終的にハサミで断ち切ることになっても、まずは向かい合うこと。

一番いけないのは、「このままの状態」で立ち止まることだそうです。

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アドラー先生、それはどうでしょうか?

え、えー?厳しくありませんか?

無理な人は、無理でしょう?限界がありますよ。

これだけは、アドラー先生と言えどもちょっと言わせてもらいます・・・。

 

ワタシのわからんちんの父親は、理解してくれる相手には到底思えず、ワタシは就職を期にしっかり逃げ出してしまいました・・・。

もっとわかり合う努力をすべきだった、とか?

確かに、逃げ出してしまったために、かえって就職後も人間不信を強めてしまってはいましたが・・・。

 

それについては、明日の「人生の嘘から目をそらすな」で、もう少し掘り下げてみたいと思います。

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人生のタスクに対して、自分がいかに逃げまくってきたか、それが結局持ち越されたまま生きてきたか、ということが反省されます。

そこに足りないのは「勇気」とアドラー先生は指摘しています。

全く、その通り!

それを持つには、どうしたらいいんでしょうね・・・。

明日また勉強していきたいと思います。

 

これから桜が満開になっていきますね。

一日ごとに開いていく花びらにソワソワです。

 

明日もあなたにとって、楽しい1日になりますように・・・。

では、また。