口実をつけて人間関係を逃げ回っていることは、「人生の嘘」だとアドラーは言います。
厳しい!
でも、逃げたいときだってありませんか?
こんばんは、ラブです。
人生のタスクをどう乗り越えるか?
あなたは、他者を「仲間」だと思えますか?
ワタシが周りの人を「仲間」と認識できたのは、ここ数年です(笑)。ホントです。
人との関りを怖がっていたんだなぁ、と今回アドラー先生に勉強させてもらって、つくづくわかりました・・・・・。
他者を「仲間」だと思えないとしたら、それは勇気をくじかれているからだそうです。
くじかれてしまって、「人生の課題(タスク)」から逃げているせいだとアドラーは言います。
アドラー心理学では、人間の行動面と心理面の在り方について、かなりはっきりとした目標を掲げています。
まず、行動面の目標は、
「自立すること」と
「社会と調和して暮らせること」
の2つ。
そして、この行動を支える心理面の目標が
「わたしには能力がある」という意識、そして
「人々はわたしの仲間である」という意識です。
人生のタスクに立ち向かうこと
そしてこれらの目標は、アドラーの言う「人生の課題(タスク)」と向き合うことで達成するといいます。
人生の流れを考えると、私たちは子供時代、親から守られて過ごしています。
やがて「自立」するときがやってきます。
精神的にも社会的にも自立し、仕事に従事しなければなりません。
さらに、成長していく過程でさまざまな交友関係をもつことになります。
もちろん誰かと恋愛関係を結び、それが結婚につながることもあるでしょう。
そうなれば夫婦関係が始まりますし、それが結婚にまでつながることもあるでしょう。
そうなれば、夫婦関係が始まりますし、子どもを持ては親子関係が始まります。
アドラーはこれらの過程で生まれる対人関係を
「仕事のタスク」
「交友のタスク」
「愛のタスク」
の3つに分け、まとめて「人生のタスク」と呼びました。
ひとり個人が社会的な存在として生きていこうとするとき、直面せざるを得ない対人関係ですね。
仕事・交友・愛のタスク
「仕事のタスク」では、仕事上での人間関係の課題です。
仕事での対人関係はハードルが一番低いと言えるでしょう。
これに躓いてしまった人が、ニートや引きこもりとなってしまうと説明しています。
「交友のタスク」では、仕事を離れた友人関係です。
仕事のような強制力が働かないだけに、踏み出すのも深めるのも難しい関係になります。
「愛のタスク」は2つの段階に分かれます。
ひとつは、恋愛関係。
もうひとつは、家族との関係、特に親子関係です。
恋愛の愛のタスク
恋愛関係の愛のタスク。
アドラーは、相手を束縛することを認めないそうです。
相手がシアワセそうにしていたら、その姿を素直に祝福できることこそ愛である、と。
互いを束縛し合うような関係は破綻してしまうから。
また、その関係は劣等感を抱くでもなく、優越性を誇示する必要にもかられず、平穏な、きわめて自然な状態だそうです。
逆に、束縛とは、相手を支配しようという心のあらわれ。
不信感に基づいているのです。
アドラーは言います。
「一緒に仲良く暮らしたいのであれば、互いを対等の人格として扱わなければならない」と。
そんな関係になれたら、ほんとうに素敵ですね!
努力目標です。
親子の愛のタスク
また、親子の愛のタスクについては、頑強な鎖でつながれ、恋愛のように着ることができないために、一層むずかしいのだといいます。
向き合うことを回避し、先延ばしにしてはいけないと言います。
たとえ最終的にハサミで断ち切ることになっても、まずは向かい合うこと。
一番いけないのは、「このままの状態」で立ち止まることだそうです。
アドラー先生、それはどうでしょうか?
え、えー?厳しくありませんか?
無理な人は、無理でしょう?限界がありますよ。
これだけは、アドラー先生と言えどもちょっと言わせてもらいます・・・。
ワタシのわからんちんの父親は、理解してくれる相手には到底思えず、ワタシは就職を期にしっかり逃げ出してしまいました・・・。
もっとわかり合う努力をすべきだった、とか?
確かに、逃げ出してしまったために、かえって就職後も人間不信を強めてしまってはいましたが・・・。
それについては、明日の「人生の嘘から目をそらすな」で、もう少し掘り下げてみたいと思います。
人生のタスクに対して、自分がいかに逃げまくってきたか、それが結局持ち越されたまま生きてきたか、ということが反省されます。
そこに足りないのは「勇気」とアドラー先生は指摘しています。
全く、その通り!
それを持つには、どうしたらいいんでしょうね・・・。
明日また勉強していきたいと思います。
これから桜が満開になっていきますね。
一日ごとに開いていく花びらにソワソワです。
明日もあなたにとって、楽しい1日になりますように・・・。
では、また。