今年のあなたに、さらに磨きのスピードをつけるには、あたながあなたに課したマニュアルからもっと抜け出すことです。
マニュアルからの脱出のためのいい方法は、「理屈を捨てる」スキルを掴むこと。
そのためには、「理屈を捨てられる場所を持つ」のが近道です。
身近に自分だけの特別の場所を見つけて、日常的にあなたを取り戻す時間を持ってみませんか?
力が抜けて頭がリラックスして、自分の力が湧き上がってくる場所
大事なのは、誰にも邪魔されない、「ひとりになれる」、自分が自分を独占できる時間を持つということです。
贅沢なことですが、身近なところでも、見つけられます。
そういう時間を持てると、あなたの幸せ度が確実にどんどん上がっていきます。
成功者の多くは、そんな場所を家やそして職場だけでなく、カフェや美術館、公園などにいくつも所有しています。
たった一人で誰にも邪魔さえないなら、どんな場所でもいいのです。
極端な話、クローゼットの中や、ふとんにくるまってもいい。
そうした場所は、子どもだけの特権ではありません。
自分だけの秘密基地でいいのです。
この場所には、どんなルールもも必要ありません。
自分がいたいと思えば、なんの決まりも必要がないのです。
ただ、一人になりたいとき、すぐに行ける場所がベストです。
そしてただひとつ大切なのは、そこが自分だけの”特別”であることです。
悩んでいる時、仕事や恋愛がうまくいかないとき、リラックスできて元気が取り戻せる。
そんな場所を持つことで、理屈からも自由になることができるようになります。
小さな公園のお気に入りのベンチ。
帰り道のちょっとしたお店。
どこかのトイレ。
小さいほど、すぐ行ける場所であるほど、日常的にあなたを癒してくれます。
ドミノの法則で「ハッピーエンド」を連鎖させる!
お店で最初に美味しい料理が出されると、そのお店の料理は次も美味しいと思えてしまうものですよね~。
これがドミノ現象です。
これを人生に当てはめていくと、加速度的に成功や幸せがやってきます。
そのためには、「ハッピーエンド」をサイクルにしていく人生を考えていくことです。
「ハッピーエンド」とは、1日の中でひとつひとつの事象を「ハッピー」と感じていくこと。
「ハッピー」への感度を上げて、何事も「これもハッピーな出来事」とカウントする。
これが「ハッピーエンド」です。
そして「ハッピー」を感じだすと、そのサイクルで人生が回っていくことがわかってきます。
ハッピーエンドを自分の人生の中でどれだけたくさんつくっていけるか、感じられるか、見つけるのです。
ここで重要なのは、
「何が何でも、自分の人生をハッピーエンドにする」
と心に決めてしまうこと。
人生が1度ハッピーエンドを軸に回りだすと、すべてが幸せなサイクルで回るようになります。
仕事、プライベート、すべてのシーンで、すべてのことを「ハッピーエンド」で連鎖させていくことができます。
多くの成功者は、このドミノの法則で「ハッピーエンド」を成功レベルまで続けていくのです。
成功への劇的な変化は、ちょっとした勇気から始まります。
すべての出来事を、ハッピーエンドの側面に光を当てて考える。
それをサイクル化できるようになれば、きっとあなたは成功をつかみます。
ハッピーエンドを意識しましょう。
まずは何かいいことがあったら「お、ついてる!」「ラッキーだなぁ」「ハッピー」と口に出し続けてみる。
そうすれば、すべてがハッピーに感じる習慣がついていきます。
目の前のハンバーガーを楽しむ~たった今を楽しめない人は、将来も楽しめない
たとえ、フランス料理でめったに食べられないフルコースをいただくそのときであっても、
「あー、最近仕事が憂鬱なんだ。上司がむかつくんだ」
「恋人とけんかしちゃって、もう何もかもが嫌になっちゃった」
などと、ネガティブなことを考えていたら、目の前にある美味しい料理が楽しめませんよね?
過去の嫌なこと、そしてまだ何も起きていない未来は、つい頭に浮かびます。
でも、その思いに囚われ始めると、この「たった今」を楽しめません。
そんな人は、この先、どんな素晴らしい将来があっても楽しめるはずがありません。
また、本当の幸せも見逃していくことになります。
「たった今」を楽しむこと。
目の前のハンバーガーを、思い切り楽しめる人が、これからの未来を楽しめる人です。
「今」に集中するのは、実はけっこう難しい。
日頃から目の前にある、ちょっとした日常に集中することを意識して、心を訓練することが、大切です。
リスクのないチャンスはない~不況時だからこそできる。いまがその時期
人は先が見えないから悩みます。
だから守りに入るのです。
そして、守りに入ると、ますます先が見えなくなってしまうのです。
「リスクのないチャンスはない」というと、著者はある経営者の言葉を思い出すことがあります。
彼は、中部を中心に焼肉チェーン店を展開しています。
彼はバブルの時は一切不動産には手を付けなかったし、新規事業展開においても、さほど積極的ではなかったのです。
逆にBSE問題のときには、いち早くタンやまた手に入りにくいと予想される部位の仕入れルートを確保し、メニュー数と品質を落とすことなく低価格を中心とした出店を続けました。
これからどうかわからないとき、危ないと思われるときに彼は積極的な行動をとりました。
リスクが大きいほど、成功した時の利益は大きいと読んだわけです。
彼はこうも言います。
「バブルの時期には、ずっとそれが続くとみんなが思っている。
しかし、いつかは必ず終わるのだ。
そして不況になると、今度はずっと不況が続くと思っている。
これもいつかは必ず終わるのだ。
だから私は、不況の時に新規事業展開や投資をする」
聞いてみれば確かになるほどと思います。
不況の時に思い切った投資をする勇気のある人は少ない。
だからこそ、それができる人間が成功するのです。
リスクを避けるなら、チャンスもありません。
「リスクなしで、チャンスがほしい」と思いたくなりますが、もしリスクがないなら、チャンスは来ないと思った方がいいでしょう。
本当にチャンスをつかみたいなら、リスクを背負う勇気を持つことが必要なのですね~。
また、「いつまでもこの厳しい状況が続く」と思い込んで必要以上に暗くなるのは、もうやめることを著者は勧めています。
苦しい状況はいつか必ず終わります。
まわりが苦しいからチャンスと言うこともあるのです。
そして、いつか状況は変化します。
その変化に気づくための、いつも前向きでいることです。
苦しい時こそ前向きに新しいことに挑戦したり。
ソーシャルメディア全盛の今、「本物が本物として評価される」には、今までのやり方では難しかったりしますね。
いままで疑うことのなかった常識は、もはや通用しないことも、たくさんありますね。
リラックスできる場所を増やしたいですね~。
ドミノの法則も、ぜひやってみたいです。
職場ではリスクに対してピリピリしていますが、必要なことだと腹をくくれるようになりたいものです。
今夜もすてきな夢が見られますように。
では、また。