今日も職場で、ちょっと嫌な発言に傷ついたり。
帰宅途中も、どうにも嫌な気分になるし、帰ってからもモヤモヤしているんです。
「気にしない。プライベートの時間がもったいない!」
そんなとき、あなたはどうしていますか?
腹が立って、「もう夕ご飯なんか、作らないぞ!」とスーパーの総菜コーナーを物色しているうちに、おいしそうなチキンサラダを見つけて、何だか少し気が晴れたり。
車を一人で運転しながら、思いっきり大きな声で文句を言ってみたり。
「バカにされるのって、許せない!」
「自分のひがみ根性を人にぶつけてくるなんて、最低!」
まぁ、自分を責めて悲しくなっちゃうよりは、怒りの感情の方が「健康的」らしいので、一人でわいのわいのと文句を言ってみました。
ちょっとは、すっきり。
でも、まだモヤっとしています。
「気にしないぞ!せっかっくの休みなのに」。
自分に言い聞かせて、自分のお気に入りの漫画を読みながら長湯。
かなり気が晴れますが、まだなんか変。
これは、自分が「考えている」のではなくて、「悩んでいる」からです。
「悩む」と「考える」って、違うそうです。
いつまでも心が晴れない「悩み」。
実は、それは「自分にはどうすることもできないこと」、つまり『7つの習慣』でいうところの「関心の輪」について悩んでいるんだなぁ。
だって、職場の彼が嫌な性格である、ということについて、ワタシはものすごく腹が立ってしまうのだけれど、「自分にはどうすることもできないこと」。
自分が主体になっていないことを、あれこれ考える。
だから、悩みが尽きないんですよね~!
そこには、絶対「こうすれば良くなる」という答えなんか、出るわけないですもん。
ここ数か月、いろいろやってみました。
でも、その人に優しくしたとしても、その人は余計に調子づくだけ。
だったら、自分の力でできること、つまり「影響の輪」に注目すること。
と、コーヴィー先生も書いていました。
「影響の輪」は、「自分の力が影響できる領域」のこと。
たとえばワタシなら、「自分のできる仕事をしっかりやっていくこと」。
たとえそれをバカにしてくる、性格のちょっとアレな人がいたとしても、その人の性格がおかしいことは、「その人の課題」であって、ワタシの「課題」では、ない。
他人の課題を背負ってはいけないのだ、とアドラー先生も言っていました。
そう思うと、腹が立っていたのが、すうっと収まってきました。
そして、何だかその人を許せたり、かわいそうに思えたりするようになりました。
陰でその人が相当嫌われているのは、やっぱりこの辺りに起因するんだよね。
かなり孤独な立場になったりしたのを見るのは、一回じゃないし。
その人も、一人で戦っているんだと思いました。
でも、その人の性格を何とかするのは、ワタシにはできないこと。
自分の仕事をしっかりやればいいし、今日も自分は自分をご機嫌にすればいいのかも。
好きな本を読んで、好きな音楽を聴いて、アロマを焚いて寝ちゃおうと思います。
明日は、休日出勤。
でも、職場の性格のいい人と組んで働くから、まだいいです。
性格が良いって、すごい財産ですね。
明日はその人の良いところをいっぱい真似したいな。
オーバーワークは身体に悪いから、午前中で終わらせて、何か楽しいことを見つけてみようと思います。
今日も1日、お疲れさまでした。
ゆっくり休んで素敵な夢を。
では、また。