猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

いつも不機嫌なお局とうまくやっていく方法~お局からの視点で

自分が若手だったころ、本当にお局様たちに嫌な思いをさせられてきました。

「わからなかったら、頭を下げて聞きに来い」と言われるのですが、そもそもどこを質問したらいいのかわからないほど、ホントにわからない。

質問したらしたで、「そんなことも知らないなんて、驚き!」と言われてからのご指導。

そんなの聞きにいけるかよ、っての。

しかも、給湯室で自分の悪口に花を咲かせてる・・・。

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最近の若い人たちは、とても上手だと思います

今の若い人たちは、私たちが若いころよりも、私たち年寄りを扱うのが絶対的に上手です。

ヤバくなったら、さっと距離をとるし、悪口を言われても知らん顔(をして見える。ホントは辛いよね)。

その代わりに一定の仕事が終わったら、「お先に失礼します」とささっと消えます。

 

そんな若手にベテランが、「私たちが若い時はもっと残業も頑張って、本気出して結果を残していたよね!」と怒る人もいる。

けれど、それは違う。

 

最近の賢い系な若手の上手な対処方法。

そして自分の失敗経験を含め、今日はベテランへの正しい対処方法をふりかえりたいと思います。

(なぜなら、ワタシの職場ではお局同士の冷戦がいまだに絶えないから)。

 

お局たちの事情を加味し、どうやったらもっとお局やおじさまたちを手玉にとることができるのか、一緒に考えていただけたらと思うのです。

上司やベテランに腹が立つことはすごくある思います。

けれど、反抗するのは、本当に時間の無駄でした。

 

「上司に反抗するのは、バカ。上司は私たちが利用するためにあるものなのよ」。

職場の愚痴を言ってばかりだった若いワタシに、尊敬する先輩からのアドバイスの言葉でした。

最近やっと、その意味を理解しました。

結論!仕事と割り切る。課題を分離する。

今の若い人たちは、仕事とプライベートの区切りが上手です。

それでいて、年長者の話を上手に聞いています。

①これは自分の「仕事」だから、とベテランより先に”大人の判断”をする

できる若手には、

「それって必要なの?」

「それ、この人の仕事?ベテランの仕事じゃないの?」

と思われる仕事をお局様やおじさんに振られることもあります。

職場でとても賢い若手の子が、先日大きい案件を振られていました。

社内に敵を作るかもしれないような案件でした。

「大丈夫なの、それ?」と聞いたところ

「これは俺の仕事です。だから、やるだけです」。

 

おお、かっこいいな今の若者!

 

区切り方が上手な若者がたくさん増えていて、とても頼もしいです。

ワタシもその言葉を参考にさせてもらいました。

②不機嫌なお局様の機嫌をとりにいかない

不機嫌なお局というのがそこかしこで出没しています。

街中で人の表情をざっと見て数えた時、ご機嫌なおばさんと不機嫌なおばさん、どっちが多いかワタシも数えてみました。

もう街中では7割くらい不機嫌顔で、圧倒的です。

車を運転している人の顔は朝だと9割以上が不機嫌です。

 

中でもおばさんの不機嫌顔は、どうしようもないものです。

優しい若い子ほど、そんなベテランの顔に「何か自分がしでかしたのだろうか?」と心配して声をかけたりする姿を見ます。

しかし、そうすると調子に乗るので、ほうっておくのが一番の得策です。

 

不機嫌なベテランには距離を置きましょう。

朝と帰りの挨拶を高めの声でご機嫌な感じを出して行う。

必要なことがらのみ笑顔で話す。

怒り顔だったら、相手の目をあまり見ない、というのも重要です。

サル同士も目を合わせないのが、大事。

これで十分合格点。もう、充分です。

 

機嫌が悪いのは、お局自身の問題で、仕事先に不機嫌を持ち込むのはその人の課題です。

あなたの問題ではないので切り離しましょう。

相手の気分が自分に流入しやすいワタシは、本で読んだ「自分の周りにガラスケースを思い浮かべる」ことで、いつもより少しうまくいきました。

③感謝を伝える

なにかちょこっとでも教えてもらったり、手伝ってもらったとき、「いつもありがとうございます」をつけられたら、200点です。

ぜひそんなことができた日は、自分にごほうびを。

部署内のお土産配りで、プラスアルファで小さなチョコレートをつけるとか。

荷物を持っていたら、お手伝いすることは、かなりの高得点です。

実はベテランは見えないところで若手をフォローする仕事をしていることも多いんです。

④愚痴は社外の人に

社内で愚痴ると、どういうわけかお局様の耳に届きます。

ご注進することで点を稼ぐタイプっていますからね。

仕事の付き合いのない場所、もしくは強く志を強く同じにする人同士のみで。

本人たちは若手の愚痴を言いまくっているのですが、そういう人ほど人の言葉に敏感です。

⑤期限を守る

ベテランはプライドが高く、人には言うくせに人に言われることを嫌って絶対に口にしません。

だから、内緒で家庭に介護や家事などに大きな問題があったりします。

帰り時間から逆算して1日の仕事ペースを決めていたりします。

体力的にも5時くらいまでしか集中力が持たないという人も多い。

そういうことがバックグラウンドにあるから、余計な仕事を増やしていると、1か月くらいずっと腹を立て続けられるという災難が発生してしまうのです。

(先日やってしまいました・・・・ひ~)

これからはデッドラインを前倒しで手帳に記入して、締め切りを死守します!

当たりの強い人をオトすには

①おじさんは、話を聞く

部下に対して「指導」という名のキツイ当たりをする人もいます。

飲み会などでそうした人と話しているとわかるのですが、とても話を聞いてほしい人たちです。

超高等テクニックなのですが、「当たりのキツいおじさんの懐に入る」手段として、「飲み会で2時間、楽しそうにおじさんの話を聞く」というものがあります。

当たりのキツい人は当然ですが、友達が少なく、家族からも孤立している割合が多いです。

「職場だからそういう顔をしているんだよ」とか言ってますけど、そんなわけはないんですよ。

だから、話を聞いてくれる人がまったくいないという状態で10年以上も過ごしている、という人もざらにいるのが実情です。

 

ビジネス本で「飲み会に参加しよう!」というタイプのものがありますね。

そう書いている著者の方は、その超高等テクニックを持った”選ばれしスキル”のことを言っているのです。

若いころにもっと、年上への甘え方を少しずつ覚えていくとよかったなぁ、と反省しています。

「お忙しいところすみません、わからないので教えてください」と言える。

それは、勇気のあるとても強いスキルなのですが、20代前半は変なプライドが邪魔して、うまくできなかった。

そのことが余計にお局様たちを怒らせた原因だったと思います。

30代半ばくらいに気づいて、頭を下げることと話を聞きに行くことを徐々にワタシもやったのですが、実力と無関係に評価が上がっていったので、びっくりしました。

 

飲み会の席で隣に座り、その人が一番得意としている分野について質問し、身を乗り出して話を2時間聞く。

翌朝少し疲れが残るほど体力を消費します。

人の話を聞くのは精神力を喰われるので、その日のうちにストレスをちょっと発散することが必要です。

が、実はそこに他の人には全く知りえない情報も隠されていたりもしました。

②おばさんには感謝する

悲しいかな、2万円のフィファ(コロコロするマッサージ器)を使っても、年齢を重ねると口角が下がりました。

エステなどに通ってお金をかけている芸能人でさえ、経年劣化は避けられていませんよね。

職場の給湯室で、いつも仏頂面のお局が「私はいつでも笑顔なのに」と言っていたこともありました。

「この人笑っているつもりでこれ?自分もそうなのかも?」と思い、ぞっとしました。

 

そして、ホルモンバランス。

これは気分の上下に重大な影響を与えます。

ワタシは顧客から「あなたの表情は、月のバイオリズムで変化している」というとんでもない指摘をしていただき、以降薬で調整しています。

調整するとわかるのですが、40代後半からの不快感は、自分では薄らぼんやりしていて、実に気づきにくいのですが、産婦人科の先生の話だとほとんどの女性が影響されているそうです。深刻です。

 

また、「昔美人であっただろうおばさんは、キレやすい」とうちの営業の男性が言っていました。

「昔はちやほやされていたから、今の扱いに腹が立っているんだよ」。

ワタシもたまに「若いころとは扱いが違ってきたなぁ」と寂しくなる感情があります。

 

そんな感情を埋めてくれるのは、若手の役に立てた時です。

今さらルックスをほめられても、嘘っぽいです。

だったら、仕事で助かったときに感謝してもらった方がうれしいです。

 ③それでもダメなら距離を置きましょう

どうやっても不機嫌を続行する人っています。

「仕事がかさんでいるせい」

「あいつらが期限を守れないせい」

「上司たちがボンクラで指示が不明確なせい」。

(うちの職場のお局たちは、給湯室で能力がイマイチな上司たちに強烈に毒づいています)。

 

「閉経が近くなったら婦人科を受診しよう」としつこいほど言われているのですが、産婦人科に行くには、この世代にはハードルがものすごく高い。

だって、若い女の子たちが出産のために通っているそばでおばさんが座ってたら?

「あら、こんなおばさんがまだ不妊治療?」という感じの目を向けられてしまいます。

そこで登場するのが「命の母」などの錠剤です。

更年期障害を自覚するほど強くした人が、産婦人科に行かないでがんばってみよう、というお薬。

 

そういうわけで、お局様が不機嫌顔なのは、あなたのせいではないのです。

不用意に近づくと、気分が悪い理由をあなたのせいにされてしまうかもしれません。

たとえ彼女らが給湯室であなたの悪口に花を咲かせていても、「ストレス発散の手段でやっているんだ」と思ってください。

 

若いころワタシも、そうしたワタシの悪口に花を咲かせている人たちに「悪いところがあるなら教えてください」と言ったこともあります。

実力のあるお局様は、指導力があるので「骨のある子ね」と教えてくれました。

しかし、実力のない人は、教えもしないでイライラをぶつけてくるだけなので、やぶへびでした。

 

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内戦を避けるためには共通の敵が必要

国交問題と一緒ですね。

実はベテランは自分のやり方がかなり固まっているために、ガチでやりあったら常に戦争で、派閥争いがふつうに部署の常態になります。

そんなことになったら、挟まれている人たちは迷惑千万です。

おじさんの中には、社内でそれを繰り広げちゃってる集団がいますが、あれは会社のためになっていないということを、もっと頭使って考えるべき。

40代にもなって、何やってるんでしょうね。

所詮は頭の悪い感情論が根本にあるので、それらしい論拠をちらつかせて仲間入りを誘われても、笑顔で断るのが正解です。

 

女性はその点コミュニケーション能力で和平協定ができるとも言えます。

しかしそのやり方が、共通の敵を見つけて給湯室でやっつけること。

これにより、「私たち一緒よね」ということにするのです。

 

お局同盟から外れているワタシも、給湯室の「共通の敵」にされています。

一時期給湯室と戦ったこともありました。

でも、そこにエネルギーを使うべきではなかった、と今反省しています。

私たちには目指す目標があるからです。

あなたの目指す場所は 給湯室なんかは軽く超えた 上のフロアですよね

ビジネス本だのを紹介をしているブログを見てくださるあなたですから、目標があることと思います。

大事なことは、それを常に意識することだった、といろいろトライした後に気づきました。

人間は視覚からほとんどの情報を得るために、目の前の人たちのうごめきが意識を持って行ってしまうことが多くあります。

そこで、自分の目標を見える化しておくことが、解決のためには重要でした。

スマホの待ち受け画面に目標にかかわるものを入れる。

デスクの上に目標を思い出せるものをちょっと置いておく。

 

もっと高いところを目指すために、あなたの今がある。

 

目指す山頂に目を向けることで、目の前の大きい岩だと思ったものが何でもない石であることに気づくことができたのは、40代になってからでした。

もっと早く気づけばよかった~!

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 お疲れさまでした。

精神力は、休みの日にしっかりと休養することで作られます。

そこを30代のときに無視して突っ走って、体調を崩したり大きなミスを犯してきました。

 

目には見えませんけど、あなたを高めるにはリフレッシュはとても重要です。

あなたの夢がまた1歩近づきますように。

そのためには、まずゆっくり休んでくださいね。

では、また。