あなたは、あなたの過去を「どう解釈するか」で、「変わる」ことができます。
もしも、幸せを実感できずにいるならば、「このまま」でいいはずがないのです。
それには、あなたの「与えられている」ものを「どう使うのか」、そこに集中することです。
こんばんは、ラブです。
過去の経験は選ぶことができる
トラウマを否定するアドラー心理学。
確かに誰だって、あらゆる経験をしてくるものです。
そこからどの経験に注目して、どんな自分を作り上げるかについては、その人のチョイスなのです。
あなたのまわりで「怒り」をあらわにした人はいますか?
他の人の感情をさめた目で注目するならば、「怒り」だって、実はねつ造されたものではないかとアドラーは言います。
「怒り」を見せることで、相手を威圧したり、言うことを聞かせようとしている人が、「怒りっぽい人」の正体ではないでしょうか?
人は、自分の都合よいように「感情」を操作している。
私たちの過去の記憶も多くは、実は都合のよいように多少の操作がされたものではないでしょうか?
過去に支配された生き方でいいのか?
長く信頼され広く伝えられてきたフロイト的な考え方では、トラウマの存在を肯定してきました。
しかし、例えば、あなたが友達に付き添って一緒に心療内科に行ってあげたとします。心療内科の医師があたたと友達の目の前で
「あなたが今、他人を信頼できないのは、ご両親との軋轢が原因ですね。
仕方のないことです」
と言われたとします。
(本当は最近の心療内科はあんまりそういう言い方はしませんよ)
友達は
「私って、本当に可哀想だったのよ!」
となりました。
「そう、大変だったね・・・。」
と声をかけたあなた。愚痴を吐き出させてあげることも必要かもしれません。
しかし、その愚痴だけの状況が何年も、何の進展もなく延々続いたらどうでしょう?
本人のために自分が嫌われてもいいと思える大事な友達だったら、
「だったら、どうするの?」
と言ってあげるのではないでしょうか。
この「彼女」はワタシです。客観的に見ている友達もワタシです。
どっぷりと過去の自分の可哀想な状態に対して悲劇のヒロインになってしまうことは、ある意味、とても甘く楽しいことでした。
彼女はそんな「可哀想な自分を選んでいる」のです。
可哀想な自分であれば、大した努力もしなくていいし、ダメな結果に対しても
「私が可哀想な過去を持っているから」
という言い訳ができるからです。自分を責めないで済むから、ホントにラクですよ。
しかし、今日の彼女やこれからの彼女を決めるのは、「過去」ではなく「彼女自身」ですね。
「私はつらい過去があったから、仕方ないのぅ」
とか言われても、
「辛い過去があった人なんか、世の中にゴマンといますぅ!」
と反論したくなりませんか。
どんなにがんばっても、急激に明日からコロッと性格が変わることも、ありません。
本を1冊読んだから即人生を理解することもないでしょう。
けれど、もしも幸せを実感できないと思っているならば、「人は変われる」ということを前提にするべきですよね。
自分なりに日々少しずつ考えて、答えを探して生きることです。
考え方を変えるには、今まで生きてきた時間の半分の時間を要すると言います。
40歳ならば20年間かけて、じわじわ変わっていくそうです。
人生の無駄遣いをやめる方法
ワタシ自身も、恥ずかしながら長期にわたり悲劇のヒロイン気取りでした。
今でもそのクセがたまにブログに出て、読みかえしては削除を本気で考えます。
その悪癖とも少しずつサヨナラしているところですが、考えが変わることは実に楽しいことです。
自分に対して「ごきげんに生きるための取扱説明書」を作るような感覚。
長い作業になるようですが、それでも意識を変えていくことは、深い霧が晴れていくような感覚です。
「こんな過去を持ったワタシだから、現在の状況は仕方がない」
と、言い訳したくなる甘い誘惑に負け続けて生きてきた青春時代でした。
ああ、もったいない!!
ドラマの主人公になって空想にふけっていても、今のワタシは全く楽しくない!
「そのつらい過去を、どう料理して自分の血肉にしていくかが勝負どころだ!」
と、かなり年齢を重ねてから気づきました。
不幸は自分が選んだもの。
過去のねつ造された記憶らしきものに「悲劇のヒロイン」を夢見て、立ち止まるのは「あなた」があまりにもったいない。
毎日の中で、キモチの切り替え方や、ちょっとした考え方のスキルを少しずつ自分なりに探して、自分の人生の手綱をしっかり自分が握っていくこと。
そんなことかなぁと思ったりしました。
ちなみに最近効果があった「ごきげんになる方法」は、「1日1回、自分のやりたいことを必ずやる」です。
カフェに行くとか、TUTAYAでDVDをレンタルするとか、BOOK・OFFで本を買うとか。
「自分が自分に大事にされている」と思うと、変なことにかえってお金を使うことが無くなります。
実はこれはダイエット系の本からの実践。
ストレスを減らすことで、ドカ食いを減らすためのスキルです。
効きました。1週間で0.5キロ減です。
今月末のマラソン大会に向けて練習していても、軽いから楽しいです。
あなたも、あなたをたくさんハッピーにしてあげてください。
あなたに「ケチ」をしないでくださいね。
今日はちょっと気温が下がりました。
一分咲きのサクラがそのままに止まっていました。
一番好きなショットが撮れる状態なので、ちょっと嬉しい毎日です。
ゆっくりとやってくる春と、じっくりガーデニングの相談ができます。
寒暖差の中でもよゆうの笑顔で居られるように、ゆっくりたくさん睡眠をとってくださいね。
では、また。