「何を信じるか」で、起きる出来事は変えられます。
特に暗示って、力がありますよね。
ほかの人に言われた、「君は〇〇が得意だね」「あなたの〇〇は、上手だよ」なんて言葉は、人生を変えちゃうくらい影響力があったりしませんか?
それを自分自身でできるようになるなら、すごいパワーになりますね!
自分に自己暗示をかける方法を今日は読んでいきます。
「何を現実にするか」は、好きに選べる
新聞でもニュースでも、暗い情報ばかりです。
不安の種や心配を心に植え付ける記事が目にとまらない日はありませんね。
こうした不安を受け止めているうちに、あなたは生きる気力を失ってしまいます。
しかし、こうした否定的な暗示はあなたは拒否できると知っていることで、破滅に導く暗示を退けることができます。
あなたの回りに否定的な暗示がないか、気を配ることは、大切なのです。
他者からの暗示それ自体は、あなたが力を与えない限り、あなたに影響力をもちません。
あなたが、それを認めたとき、あなたの思考になるのです。
あなたには、テレビが「これからの日本は真っ暗だ!」と煽ってくる言葉を受け入れるのか、受け入れないのか、不安を受け入れるのか、選択する力を持っています。
どんなにマスコミが「まうん千万持っていないと、老後は孤独死決定!」とばかりに
あなたの心配を煽ってくるとしても、「チャンネルを変えさせないための煽りだな」とスルーしたなら、そのテレビの言葉には力を与えることがないのです。
私たちが、今までに使ってきたアファーメーション
実は私たちは、これまでの人生でもすでにアファーメーションを使っています。
あなたがあなた自身や他人に対して言う、「私は」とか、「私が」で始まる文章は、すべてアファーメーションと言えるのです。
たとえば、次のようなものです。
・自分はひどい妻(夫)だなぁ。
・子供たちといるといつも腹が立つ。怒ってばっかで自分はダメな親だ。
・自分はよく仕事ができる。
・自分はだらしなくて、探し物が見つかったためしがない。
・自分は人前で話すのが得意だ。
・大勢の人の前に出ると、いつも緊張してしまう。
アファーメーションは、事実や信念(肯定的なものも、否定的なものも含める)を言葉にしたものです。
つまり、(本当は)「真実」ではないことでも、私たちがそう受け止めることによって「真実」になる、ということです。
生まれつき、仕事ができる人とできない人がいるわけではありません。
生まれつき、人前で話すのが得意な人と不得意な人がいるわけではありません。
私たちは、とても幼い時に(真実でないかもしれない)「事実に基づく」情報を、権威的な人に与えられ、それが本当だと信じてきました。
そして、長年の間に、彼らに与えられたものの見方や意見、信念は私たちの心に深く浸透し、やがて個人的現実の中で変えられない「真実」になってしまうのです。
実際上、こうした信念があまりにも重大な「真実」となると、極端な場合は、そのために喜んで命を投げ出すことさえあります。
つまり、アファーメーションは効果がある、ということです。
それならば、同じ方法を自分の行動を変えるために使い、人生に前向きな変化を起こしてみましょう!
もっとも効果的なアファーメーションの使い方
成し遂げたい目標ややるべきことはたくさんあるでしょう。
今年ももう一ヶ月を切りましたから、やり残した目標があるかもしれませんね。
ちょうどいいので、それらをアファーメーションしてみませんか?
アファーメーションをつくるときには、
①一人称、現在形で、
②望む結果がすでに実現しているように
③何かモノ(紙でもスマホ画面でも)に書くことです。
さらに具体的に言うと、「〇〇ともっといい関係になれるように」とか、「仕事がうまくいくように」では、ダメなのです。
そうではなく、「私と〇〇はとてもうまくいっていて、日に日にきずなが強まっている」「ぼくはビジネスで成功していて、毎日、仕事がさらにうまくいく方法が見つかっている」など。
たとえば健康関係ならば。
今日体重計に乗ってみたら、現状は12キロで、目標値は88キロだったとします。
そんな場合は、こんなアファーメーションです。
「88キロの私は、見栄えが良くなって気持ちがいい」。
一人称現在形を使って、まるでそれが今の状態であるかのように書くのです。
ただし、忘れてはいけないことがあります。
アファーメーションの目的は、私たちの行動に変化を起こすことです。
「〇キロになった私は、見栄えが良くなって気分もいい」というアファーメーションは、ベッドを冷蔵庫の隣に移動してもいい、という意味ではありません!
アファーメーションを書く時には、心の中で望んでいる成功のイメージを掻き立てるような表現を心がけます。
たとえば、「私は〇〇との付き合いを最高に楽しんでいる」と自分に語り掛けながら、自分が相手と一緒にいる時間を心から楽しみ、「最高の時間を過ごしている」姿を思い浮かべます。
過去にじっさいに二人で過ごした時の思い出の場面でもいいし、アファーメーション通りの結果を思い描いた空想の場面でもいいのです。
どちらであっても、その光景が感情豊かで肯定的な強い思いを伴ってさえいれば、現実に起きたことであるかのように潜在意識に刻み付けられているからです。
この、最後のステップの「感情豊かで肯定的な強い思いを伴っていること」がとても重要です。
まとめると、アファーメーションは次の3ステップです。
1.自分自身にアファーメーションを読み聞かせる
2.アファーメーションの内容にあった過去や未来の出来事、あるいは想像上の出来事をありありと思い描く。
3.思い描きながら、前向きで楽しい気持ち(感情)を味わう
アファーメーションは、1つあたり10秒から15秒くらいの長さに資、3回から5回は繰り返すこと。
目標を決める時と同じで、一度に行うアファーメーションは、ふつう15個以内にとどめておくのが良いそうです。
私たちの心は、朝起きてすぐと夜眠る前がもっともアファーメーションを受けやすい状態です。
小さいカードや携帯端末にアファーメーションを書き込み、ベッドのわきに置いている人も多いとか。
アファーメーションの練習を毎日続けることにより、日常生活に奇跡のような変化を起こすことができます。
何事もそうですが、やり方を知っていても、それを実践できるかは別問題です。
アファーメーションの練習を毎日続けていると、そのうちそれが習慣になります。
妄想、妄想、楽しく妄想しましょう。
15個までOKだったら、通勤時間に頭の中で唱えるのも大忙しですね!
今日もお疲れさまでした。
ゆっくり休んですてきな週末を楽しんでくださいな。
では、また。