社長は会社で弱みを見せられません。
それゆえ、体調管理は万全を尽くさなければなりません。
だからこそ、多くの社長は睡眠時間を十分にとっています。
少なくても6時間。
基本は7~8時間です。
毎日本来のパフォーマンスを発揮していくためには必要な時間です。
夜は、考えない
ビジネスマンは日中の拘束があるため、どうしても夜に仲間と集まって飲みに出かけたり、仕事の疲れをいやす時間を取ります。
要するに、夜はあまり考える時間がないのです。
だからこそ、朝の時間を大切にしなければなりません。
朝は頭がさえ、ポジティブな考え方ができます。
夜はどうしても考えがネガティブに傾くので、泥沼にハマってしまう場合が多くありますよね。
そんなことを考えては、かえって目が覚めてしまい、時間ばかりどんどん過ぎて眠れなくなってしまうことさえあります。
夜はむしろ何も考えないようにして、気持ちよく眠るための準備をした方がいいのです。
夜に何も考えないようにすることは、意外に難しいことです。
しかし、リラックスできる音楽を聴いたり、ある程度のお酒などで楽しんでさっさと寝てしまう方が、翌日の効率が上がります。
ぐっすり眠れると、翌朝は気持ちがよく、悩みもいつの間にか遠ざかり、あなた自身に力がみなぎっているのが感じられます。
寝ている間に頭の中が整理されるので、明るくなれます。
その状態の時こそ、インプットすべきなのです。
ある上場企業の社長は、朝の3時に起きて、半身浴をしながら本を読みながらぼーっとします。
風呂からあがってコーヒーを飲んだり、新聞を読んだり、あるいはメールのチェックをしながら、今日1日何をすべきかの趣味レーションをするのです。
朝は、仕事の準備をするうえでも最も適した時間です。
ジョギング、水泳、朝ご飯
まずはメールのチェックをして、それから自宅近隣の講演で10キロ走ります。
そのあと、帰宅してシャワーを浴び、身支度を整えて、食事を摂ります。
朝ご飯は主に和食。会社には8時につきます。
起きてすぐメールをチェックするのは、まずは対処すべき問題を認識するため。
それから体を動かすのは、その問題にどう対処するべきか考える時間のため。
京都にある「哲学の道」も、哲学者の西田幾太郎が考えながら歩き、施策を深めたところとして知られています。
アイデアが浮かぶ瞬間というのは、だいたいが何か体を動かしているときです。
問題にどう対処すべきか考えるには、とにかく体を動かすのがよいのです。
そして、朝ご飯を食べることは、1つの儀式として考えてもいいのです。
リクシルCEOの藤森義明社長は朝は決まって米、味噌汁、納豆を食べます。
いつも決まったメニューを食べるのは、仕事モードに自分を切り替えるためです。
イチローも同じように、毎朝カレーを食べていました。
体調管理もありますが、やはり仕事モードに自分の意識を切り替えるための効果があります。
朝は身体を動かして、しっかり朝食を摂ることが大事なのです。
朝の運動、いいですね。
やっと新しい部署にも慣れたので、始めてみようと思います。
今日もお疲れさまでした。
ゆっくり休んで素敵な夢を。
では、また。