猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

『「小さな気分転換」で人生を大きく変える方法』鶴岡秀子

気分転換程度で人生が変わるかな?と思いながら手に取った本です。

 

著者が言うには、「気分」を「転換」できるようになったら、人生をコントロールできるようになったも同然だとか。

誰もが思っているよりも、「気分」は重要だからです。

なぜなら、「心=気分・感情」が変わると、行動が変わってしまうからです。

人の心(気分・感情)は、現実をどう解釈するかによって変わります。

だったら、多様な視点から「思考」できるようになることで、目の前で起こっている事柄をどう意味付け解釈するかが大切ですよね。

 

何事にも周りに感謝できるように解釈し、自分にとって都合のよいように「気分・

感情」を持てるようになればいいのです。

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そんなふうに、意思をもって「気分・感情」をチョイスできるようになると、行動が変わり、結果として起こってくる現実が変わりだします。

つまり、「気分転換」で、いえ「気分」を「転換」することで、勝手に人生が好転しだすのです。

 

本著では、さまざまな「気分転換」を提案しています。

今、現状を別の視点から見てみる

イヤなことがあったとき、最悪な気分になりますよね。

でも、これは本当に「イヤなこと」なのでしょうか。

たとえば、「英語が得意ではないのに、海外赴任が決まってしまった」。

これに対して、「会社を辞めたい」という人もいれば、「ネイティブスピーカーと実践で話すチャンス」ととらえ、勉強しだす人もいるでしょう。

おみくじで「大凶」が出た時に、「最悪だ」と思う人がいれば、「今が最悪なら、ここからよくなるばかりだ」と解釈することもできます。

 

何にフォーカスし、どう解釈するかは自分次第。

今日から、すべてのできごとを、いいふうに解釈してみる、というのもよいかも。

今も未来も続く幸せを見つける

幸せを角度で考える

著者がバングラデシュに行ったとき、子どもたちの目の輝きに驚きました。

 

アジア最貧国のバングラデシュ。でも、

数年前まで学校がなかったのに、学校ができた。

昨年からは、先生が来てくれた。

今年は、勉強するためのノートが届いた。

 

昨日より今日、今日より明日が良くなる「角度」が見えた時、人は幸せを感じるものなのです。

経済的には裕福な日本。

でも、未来に明るい兆しが見えないのでは、暗くて疲れた顔が多いというのが現実なのでしょう。

 

この角度は、いちばん確実なのは自分でつけることです。

 

どんな状況でも力強く生きられる人は、大勢います。

世界経済が不安だとか、日本が不景気だとか、政治が、会社の業績が、上司が、親が、妻が、旦那が、子供が、と外部に期待する限りは幸せは見つかりません。

 

たとえば、「結婚して幸せになりたい」という人は、未来に角度をつけたいけれど、他人に依存して幸せにしてもらうという発想です。

こういう感じの人だと、結婚はかえって難しくなっていたりしませんか。

 

幸せはだれかにしてもらうのではなく、今に感謝し、未来の自分い期待するとき、感じることができるのです。

幸せを沸点で考える

幸せに沸点があるように、著者は考えています。

世間からみて幸せの絶頂だろうと思われている人でも、本人は少しも幸せを感じずに悩んでいたりするからです。

「幸せの沸点」が違うのです。

東大しか大学でないと思っていた人が合格できず、六大学で不幸な気分になっていたりします。

はたから見ていても心配するくらい大変なのに、「おかげさまで」「ありがたいことに」と幸せを感じながら生きている人もいます。

 

極端な話、ゆで卵の殻がきれいにむけただけでも幸せを感じられる人がいます。

幸せの沸点は低くして置き、でも目指すべき夢は高く、が理想的ですね。

「達成感」と「幸せ」

達成感と幸せを勘違いしている人も多くいます。

優秀な大学に入り、一流企業に入り、そこで早く昇進しなさいと言われ・・・・こんな風にいつまでも「達成感」を幸せだと思っていると、いつまでたってもキリがありません。

 

ご褒美が悪いとは言いませんが、物欲だけで自分自身を焚きつけていても、つらくなります。

「あの車を買うんだ」と思って頑張ると、買った瞬間は達成感を味わいますが、「もっとスゴイ車に乗りたい」と次を追いかけたくなります。

あるいは、他人と比較した達成感を得ようとする人も。

基準が他人にある限り、幸せは訪れません。

同期より早く昇進して課長になりたい、自分の兄弟の子供よりも自分の子は有名大学へ・・・。

 

実は、人との比較は不幸の始まり。

幸せとは「外側にあるもの」ではなく、「内側で感じること」だからです。

 

本著では、こんな風に「気持ちの持ちよう」を変換する方法を紹介しています。

このほかには、

 

今日の感謝を3つ見つける

・見つけて、ノートなどに書く。

・書いているうちに、1日中感謝を見つけられる目が育つ。

「嫌いな人キャビネット」を捨てる

・どんな人にも、必ず1つはいいところがある。

・人を嫌いになったら自分にまけている、と思う。

「すべてが叶うシート」を書く

・絶対失敗しないとしたら、やりたいことを考える。

・そこで大事なのはまず「ギブ(与えること)リスト」を書き、次に「テイク(受け取       る)で考えること。

・キブリストは、あなたがプレゼントしたいこと、手渡したいこと。

 例えば、両親の還暦祝いに旅行をプレゼントする、誰かの誕生日にお祝いをする、記念日にはパートナーと食事に必ず出かけよう、など。

・テイクリストは、これからの人生で経験したいこと、体験したいこと、実現したいこと。

 例えば、別荘を持つ、講演会を開く、海外旅行に行く、お店を出すなど。

・与えることを意識すると、不思議なもので、夢はかなっていく。 

 

こんな気分転換もあります。

親に感謝の気持ちを伝える
誰かを応援する
チャリティーをする
うれしいことをシェアする
「未来の自分」に手紙を書く
昨日と違うことをする
朝日を浴びる
歩く速度を(そうなりたい自分の速度に)変える

 

著者は一人ひとりの幸せが、世界の幸せにつながると思っています。

今日から、ご機嫌な自分をつくていくこと。

そこから人生を変えることができます。

昨日と違う自分になる、ただそれだけのことです。

 

人にはそれぞれ「コンフォートゾーン」と呼ばれる、自分が楽で居心地の良いゾーンがあるそうです。

無意識のうちにホメオスタシス(恒常性維持機能)が働いて、このゾーンを守ろうとします。

これは心の状態に対しても働くので、コンフォートゾーンの範囲内で暮らしていると、居心地よい反面、現状改善や新しいことへの挑戦意欲がわいてこなくなるという弊害もあります。

 

ちょこっとしたチャレンジ。

怖いけれどそこから1歩踏み出してみると、ワクワクした人生が待っています。

昨日とは違う「新しいあなた」になるきっかけとなります。

でも、気を付けてください。

それは、自分以外の存在になることではありません。

本当の「自分らしさ」に気づくためのプロセスであると著者は強調しています。 

 

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 今日も1日、お疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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玉子丼&親子丼。胃袋と財布に優しい早ウマ・あったかごはん

あんまり重たいものは食べたくないな、という日のごはんには、玉子丼はいかがでしょうか。

 

本日の予算は、国内産若鳥もも肉を使っても800円。

 

卵だけだとちょっと寂しいし、一緒に食べる人がいたりするならば、もうすこしがっつりさせたい。

それならば、玉子丼兼親子丼で作ればいいのです。

フライパンの中を玉子丼ゾーンと親子丼ゾーンに分けて、一気に作る!

食卓に出すときに、「肉は多め?少なめ?つゆだく?」とオーダーを取りながら盛り付けるのも、ちょっと笑えます。

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材料(よく食べる大人4人前)

鶏肉もも おおよそ700g 

玉ねぎ 1個

みつば 3分の1袋

玉子 5個

 

調味料

ほんだし 小さじ2

砂糖 大さじ2

みりん 大さじ2

醤油 大さじ3

 

作り方

1 玉ねぎを細めのくし形に切る

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肉よりも先に切っておけば、まな板を洗わないで済むからです。

2 フライパンに煮汁を作る

玉ねぎをさっさと片付けるためです。

水(分量外)カップ3を入れて火をつけ、煮立っていようがいまいが、ほんだし小さじ2を投入する。

そして、温度は無視して砂糖大さじ2、みりん大さじ2を入れ、しょうゆ大さじ3までも入れてしまう。

これで、煮汁は完璧になった。

そこに、玉ねぎを入れて、さっさとまな板を(ボールを使わないで)あける。

3 鶏肉と皮を手早く処理する

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横目でぐつぐつ煮えている玉ねぎを見ている。

これで面倒な「鶏肉の皮むき」にテンションが上がるのです。

包丁でやっていたのでは10分かかるところを、キッチンバサミで3分で片付けることができます。

「家で作る親子丼ってイマイチ」と言わしめてしまうのは、鶏肉の皮とかスジが残っているから。

それを、「さっさとやらないと玉ねぎが煮え切ってしまう」というシチュエーションに自分を追い込むことによって、キッチンバサミでばっさばっさと片付けることができます。

スーパーで安く売っている肉ほど、皮とスジの率は当然高いので、あえて国産若鳥を使用しました。

 

小さめに肉はカット。

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4 煮汁に鶏肉を投入、そして玉子!

さあ!

一刻の猶予もなりません。

切った鶏肉をフライパンに叩き込みます。

小さめに切っておいたので、4分ほどで火が回りました。

玉ねぎも、くったくたです。

肉に完全に火が通ったら、玉子5個をがーっとボールで溶いて、回し入れます。

蓋をして、1分弱火で待ちましょう。

 

5 三つ葉を散らして、1分

 

三つ葉3分の1袋を3センチに刻み、フライパンの火を止めて散らします。

ワタシはもう火はつけずに、蓋をして1分待ちます。

緑のきれいな親子丼になります。

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5 盛り付け

玉子ゾーンが好きな人、肉多めの人、それぞれの好みを聞きながら盛り付けです。

調理時間10分。

その間にナスの味噌汁とか、サラダもつけられました。

こちらは、ワタシ用なので、玄米ご飯で鶏肉少な目。

本当は玉子丼で食べる予定が、時間に追われるうちに、玉子ゾーンも鶏肉ゾーンも一緒くたに・・・(笑)

 

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いつもはブラジル産の安い鶏肉を使っていますが、やっぱり国産にしてみると、スジも少なく、味もいいです。

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関東ではまだ外でバジルを育てられます。

どうやって使おうか、悩ましいです。

窓辺では多肉植物たちが、もこもこと伸びています。

窓際で、カイワレ大根を育てたりするのも、春を待つ気分で楽しいかも。

家の中で過ごす時間がいとおしい季節になってきますね。

読書には、いい時期。ちょっと厚みのある本にも挑戦できますね。

読みかけですが、最高にすてきな旅行記があるので、今度ご一緒に。

 

ゆっくり休んで、素敵な夜を。

では、また。

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思い通りにならないことの連続から、しあわせになる方法を発見できる~『「もっと」を捨てればウソのように心が軽くなる』菅原圭

著者のこれまでの人生は、思い通りにならないことの連続でした。

受験経験がそれを見事に物語っています。

子供のころは成績優秀だと思い込んでいたつもりが、実は井の中の蛙

当時は気づかずいい気になっていましたが、高校大学競争相手も増えてきました。

結果、第一志望にはあっけなく落ち続け、高校も大学もやむなく第二志望に進んだのでした。

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就職試験も同じでした。

自分を受け入れてくれる会社があるのに、不満たらたら。

同じ業界のナンバー2の会社に入ったので、いちばん入りたかった業界トップの会社の情報が嫌でも耳に入ります。

そのたびにうらやましがり、悔しがり、そして我ながらみじめになる・・・の繰り返しでした。

 

同じように仕事をしていても、業界の話題の中心になるのは、トップ企業ばかり。

もちろん、給料もボーナスも違います。

同僚にも同じ思いを持つ人が少なくなく、ある日昼休みに、「〇〇社はいいなぁ」とトップ企業をみんなで羨ましがっていたところ、上司がとおりかかり、著者たちの話を聞いてしまったのです!

そして、一言!

「どんなに口惜しくても、あっちでは仕事をすることができないんだ。

キミたちが仕事をする場所はここしかないんだからな」

 

ガーン!おっしゃる通りです。

戦うピッチはここしかないのです。

ここで勝負するほかは、不戦敗を食らうだけです。

 

それ以来、心を入れ替え、もう愚痴を言わなくなった、と言いたいところですが、その後も不満の火種をぶすぶすと燃やし続けるばかりでした。

 

やがてそこを飛び出して転職。

いまに続く仕事をスタートしたのですが、そのころになって、ナンバー2の会社にいたことは、とてもラッキーだったとわかってきたのです。

組織が小さい分、早くからいろいろな仕事を任されていたからです。

転職先では、キャリアのわりにいろいろな仕事ができると評価してもらいました。

じっさい、それなりの力もついていたようでした。

 

今の自分の環境に不満を持つこともあるかもしれません。

でも、いまのあなたの居場所はそこなのです。

まず、そこで全力投球することです。

 

全力投球で仕事をしていれば、自然に実力がついてきます。

この力は会社のものではなく、自分のもの。

人生をささえてくれるのは、この自分の力なのです。

著者はだいぶたってから、あこがれていたナンバー1の企業の仕事に参加できるようになりました。

すこし遠回りだったけれど、自分の力で勝ち得た”チャンス!”でした。

そのご縁はいまでも続いているそうです。

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現在の職場に何かと不満を感じていたのですが・・・・。

そうですよね、まずはこの場所で全力投球してから。

そこから頑張ってみようと思います。

 

今日もお疲れさまでした。

寒くなってきたので、温かくしてくださいね。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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幸福と不幸に境目はない。~『「もっと」を捨てればウソのように心が軽くなる』菅原圭

著者自身、以前より今が文句なしにしあわせだそうです。

最近は、つまらないなあとか、キツイなと思うことがほとんどないとか。

依然といまと、何かが大きく変わったから・・・ではありません。

現実には、年齢を積み重ねた分、疲れやすく、記憶力もなくなってきました。

仕事を取り巻く環境も厳しさを増しています。

日本全体が厳しさを増しているのですから、どの世界にも厳しさがしのびよってきているのは当然です。

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ところが、そうしたなかで、著者なりに幸せなのです。

幸福感がどんどん深まっていくのを実感しています。

開き直りじゃないか、という人もいるかもしれません。

でも、しあわせは自分で感じるもの。

誰がどう思おうと、自分がいいと思えばそれでいい。

しあわせは、そういうものでしょう。

大いに開き直って、自分なりにしあわせになってしまえばいいのだ、と思っているのです。

 

なぜ、著者がそんな心境になったのかといえば、いまの現実をどんなにイヤだと思ったところで、現実は簡単に変えることができないのだと気づいたから。

現実を変えるたったひとつの方法は、現実の見方を変えること。

それしかないのです。

 

イヤだ。つらい。みじめ。不幸だ。

そうした思いはツタのようにからみついてきて、事態が多少好転したくらいでは、イヤだとかつらい思いは一向に変わりません。

 

ところが、いまのままで十分満足だと思っていると、ほんのすこし現実が好転したりすれば、なんてラッキーなのだとうれしさが倍増するのです。

どう考えても、現状のまましあわせだと感じられる方がトク、そしてラクです。

 

現実には、幸福と不幸の境目はありません。

それをイヤだの、つらいだのと思ってしまえば、その瞬間に現実は重さを増し、つらいものになってしまいます。

そのうえ、嫌な思いもつらい気持ちもどんどん増してくるのです。

 

これ現実なのだと受け流していると、まぁ、こんなものかと思えてきて、さらにそのうち、これでまぁ十分じゃないかと思えてきます。

 

年々、幸福感が増してくると感じているのは、「これでいい」と思い込むことがだんだん早く、うまくできるようになってきたからでしょう。

現実が変われば幸せになれる、ではないのです。

自分が変われば、いまのままでも十分しあわせ。

それに気づくことが、しあわせになる、たったひとつの方法です。

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↑これを、「めっちゃくちゃな植え方だな」と思うか、「おしゃれな寄せ植えだ」と思うかは、自分次第なのかな。

今の人生を肯定する。

それって結構なスキルかもしれませんね。

「そこで成長が止まっちゃいそう」な気がしてしまいます。

が、「現実をありのままに肯定する」ってのも、大事。

特に仕事をしていく上では、まず肯定していくって大切ですよね。

人生も、同じなのかも。

 

今日もお疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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”感情”を大切にすると、目標はかなう!~『「なりたい未来」を引き寄せる方法』石原加受子

これから年末に向かい、新しい目標が見えてくる時期です。

もし「何年かかっても”かなわない”目標」があるならば、無意識にどこかで自分自身がブレーキをかけているという可能性もあるのです。

 

心理カウンセラーの著者。

悩みを抱える人とたくさんのカウンセリングをしてきた著者からみると、ほんとうの願望達成法は、世の中で言われているものと異なります。

ひたすら努力したり、綿密な計画を立てて実行することよりも、違う方法があるのです。

それは、「無意識」を最大限に活用する方法。

そのためには、あなた自身の「感情」に注目し、それを受け入れること。

毎日の中で、ごくシンプルにあなたの「心地よさ」や「満足」を”実感する”だけでいいのです。

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「味わう」という実感がもたらす魔術

あなたは朝、1杯のコーヒーを飲む習慣があるでしょうか?

お茶でも、紅茶でもかまいません。

それをどんな風に飲んでいますか?

朝のあわただしい時間の中で、新聞を読んだり、テレビを見たり、洋服を着替える準備をしながらすすっていませんか?

もしそうだとしたら、これからは次のように心掛けながら、コーヒーを飲んでみることが、レッスンになります。

 

・その色を目で味わう

・その味や熱さを感じる

・味を舌で味わい、のどから胃に流れ込む、ほどよい熱さやそのときに「ホッ」とする気分を味わう

 

そのときだけは仕事や心配事、しなければならないことを頭から追い出します。

そして、1杯のコーヒーにゆったり集中するのです。

コーヒーを飲む時間を、「味わうレッスン」にしてみるのです。

これを毎日の習慣にするならば、あなたの人生は確実に変わると著者は言います。

この時間を大切にする自分になっていくことで、歩く時も、食事でも、お風呂でも、人と話すときも、あらゆる場面にその「感覚」が広がります。

 

人生を余裕をもってゆったりと歩む一助になるのです。

しかも、メリットはそれだけではありません。

 

じつはそのことが、「願いがかなう」あなたになるための入り口、第一歩となるのです。

 

「意識の世界」を見なければ、真実はわからない

心理カウンセラーとして著者が提唱してきたのは、「自分中心心理学」です。

多くの人は、他者によってもたらされた「~しなければならない」という「他者中心」の人生を歩んでいます。

 

それに対して「自分中心」では、まず「~したい」という自分の案場、気持ちや欲求を素直に認め、受け入れることから始めます。

そうすることで、これまで抱いてきたくさんの「恐れ」から解放されます。

そして、より自由に、よりスムーズに人生を歩んでいけるようになるのです。

 

人はどんな人も、たくさんの願望を抱えています。

 

仕事がうまくいくようにしたい

いつまでも健康で長生きしたい

もっと能力を伸ばしたい

大きな成功を収めたい

お金持ちになりたい

れないを成就させたい

これからも家族が幸せでありたい

・・・

 

もちろん、世の中には自分の願望を次々にかなえて順調に人生を歩んでいく人もたくさんいます。

その一方で、トラブル続きの人や努力が報われない人、職に恵まれない人、起業してもうまくいかない人がいます。

 

たまたま、運が悪くてそうなったわけではありません。

最初からあきらめて「人生そんなもんさ」と悲観してしまう人もいます。

 

けれどもそう考えているならば、そう悲観しているからこそ、自分の信じたとおりに”悲観している通りの人生になっている”のではありませんか?

 

ほとんどの人は、目に見える現象だけを見て分析、判断します。

問題が起これば、物理的な「原因」を見つけ出そうとします。

しかし、人間の営みには、目に見えないもっと精妙な世界があります。

それが「意識」の世界です。

誰もが「人生のひな形」に支配されている

あなたのまわりに、こんな人はいますか?

・仕事でもプライベートでも、いつも時間に遅れる人

・誰にでも、部下や後輩にでもオドオドしている人

・人間関係のトラブルにいつも巻き込まれている人

・才能も実力もさほどではないのに、不思議と物事をうまくいかせる人

 

・・・そこに見えてくるのは、誰もが生きていく上でのある種のパターン、「人生のひな形」を持っているということです。

 

過去の人生を俯瞰しても、みんなそれぞれ、「人生のひな形」があるとわかるでしょう。

その人の「人生のひな形」は、人生のいかなる場面にもあらわれています。

何を”実感”するかで蓄えられる情報が違う

この「人生のひな形」をつくるのは「意識」である、と「自分中心心理学」では考えます。

しすて「意識」とは、「感情」であるととらえます。

いま自分が何を「感じている」か。どんな感情を抱いているか。

それが、人生に影響して現実を作り出します。

すなわち、感情とは「情報」であり、「意識」であり、どんな情報(意識)を蓄積していくかが、それぞれの人生のありようを決めているということです。

 

たとえば、あなたが目標に向かっているとき、あなたがどんな意識でいるか、自覚していることは少ないのです。

「目標」に向かってあなたが最初の1歩を踏み出したとします。

そのときに、

「ああ、頂上までまだまだ遠いなぁ」

「まだ、たった、これだけしか進んでいないのか」

などとつぶやいていたりするならば。

その時に抱いた1つひとつの”実感”が、情報として蓄えられています。

人の意識は、ふだん自覚できる「顕在意識」と、自覚することができない「無意識」に分かれているのはよく知られています。

「無意識」には、私たちの経験の1つひとつが「情報」として、またその情報がもたらす「結果」として蓄えられていきます。

この場合には、「まだまだ」というため息のような”実感”が情報となり、その蓄積の結果が形になるのです。

 

ではあなたが、「目標」に向かっての1歩を踏み出す時、目標よりも、その1歩を踏み出すその”実感”に焦点を当てて、その感覚を「味わう」としたら、どうなるでしょう。

あなたはそのとき、大地を踏みしめるまでのその1歩を、気持ちよく、力強く感じます。

さらに、次の一歩も、気持ちよく力強く、実感しながら踏み出します。

さらにその1歩を感じながら、進むたびに変化していく警官の素晴らしさも実感し、味わいながら登っていきます。

 

そのすべてが、充実感、満足感を感じている状態です。

このとき、目標の頂上のことは忘れています。

この時無意識に蓄積されるのは、「充実」あるいは「満足」という”情報”です。

つまり目標に向かって1歩1歩進むという同じ行為をしていても、まったく別の”情報”を人生にインプットしていくのです。

 

したがって大切なのは、”いま”の実感を味わうこと。

そして不快な感情や違和感があったとき、それを解消し、満足できるようにしてあげることなのです。

 

毎日心地いい感情を味わうことを繰り返すことは、人生に肯定的な情報を蓄積させていることになります。

「実感」とは、未来を作り出す情報です。

だから、1日のうちでゆっくりと味わいながらコーヒーを飲む時間をとることが、未来を一変させてしまうような情報を蓄積させていることになるのです。

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朝、コーヒーを飲む時間はないので、「みそ汁をおいしく飲む」から始めてみたいと思います。

 

「他人がどう思っているか」ではなく、「自分がどう感じているか」に集中する時間を持つことが大事だと著者は書いています。

まずは、ちょこっと実践したいと思います。

 

今日も1日、お疲れさまでした。

せめて夜は、ゆっくり素敵な時間を過ごしましょう。

では、また。

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「腹を割る」回数が増えるほど、夢が現実に近づく~『「自分の壁」の壊し方』潮凪洋介

腹を割って話す・・・。

苦手です。昨日の「敬語を外す」と同じく、苦手。

だって、腹を割って話したって、相手が否定してきたらどーするの?

もう、立ち直れないじゃん。

馬鹿みたいに高い夢を語って、嫌な気持ちを感じる人だっているかも。

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著者は30代のころ、友人と「本当にやってみたいこと」を話し合う場を設けようとしました。

「もう30歳だし、そろそろ遊びだけじゃなくて、いつも考えている将来への展望や仕事に関する野望など、いつもと違ったマジメな話をしてみないか?」

ふと、こんな言葉をかけてみました。

 

ただ、この提案はとても勇気がいる行動でした。

「おかしなヤツだと思われないかな?」

「何か怪しい活動でも始めたのかと思われないだろうか?」

「そんなの今更恥ずかしいだけだよ、と言われるかも・・・」

「将来やりたいことや夢を持たないヤツもいる。彼らが疎外感を感じないだろうか?」

そんな心配も伴いました。

しかし、これらもまた、著者自身が勝手に作った妄想にすぎませんでした。

実際に声をかけてみると、思いのほか多くの人が賛同してくれました。

 

そして、毎週木曜日の21時にみんなで集まり、実際に「やってみたいこと」をマジメに発表しあいました。

笑いと興奮に満ちた、実に愉快な時間でした。

 

このとき、昔からの友人がひそかに抱いていた夢を初めて耳にしました。

「畑を借りて、その横にバーベキュー場を作り、きゃんぷもできるようにしたい」

「実は小さなバーをやりたくて・・・」

「モバイルコンテンツビジネスで社内ベンチャーを考えているんだ」

 

これまでに遊びを通じて培った友情の上に、この時を境に「夢」で結ばれた絆が生まれました。

 

「否定厳禁」のルールのもと、「こうしたらもっとうまくいく」といった会話が交わされるので、発表者もすこぶる気持ちがいいのです。

最初は照れていた人も、次第に殻が破れていき、自分が本当にやってみたいことを次々と口に出し始めました。

 

それから十数年がたち、参加者のほとんどが「なりたい人生」を手に入れたそうです。

著者が脱サラをして今の仕事を得られたのも、勇気を出して「友人の前で夢を語った」からです。

そして「この会をやろう!」とみなに持ち掛けたからにほかなりません。

 

もし、あのとき、この会をやらなかったら、この本ももちろん出版されていない、と著者は言います。

現在この会は「潮凪洋介の自由人生塾」として、全国で毎月1回、第3日曜日に定期開催されているそうです。

参加者の多くが自分の殻を破り、夢を宣言して、「なりたい自分」「自分流の人生」を語り、作り上げようとしています。

 

あなたがやるべきは、夢を語ることは恥ずかしいという固定観念破壊です。

ロマンを語り、有言実行で理想に近づきましょう。

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お疲れさまでした!

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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モツ煮の簡単で美味しい作り方

冬が近づいてくると、温かい煮もの系の夕ご飯がうれしいですね。

本日は、安くて飽きない「モツ煮」の作りかた。

フルタイム勤務の兼業主婦でも作れる、しかも食べた人に「おいしい」と言ってもらえたレシピ。

煮込み時間がちょっとあるので、冬の夜やお休みの日に、何かしながらコトコト煮込むのもほっこりするかも。

 

よく食べる人たち4人前で材料費700円くらいでした。

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材料

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ちなみに、このパッケージの裏にも相当大雑把なレシピがついていて、それも参考にします。

白モツ 400g 

 (スーパーの精肉コーナーの隅っこでひっそり売っています。387円) 

・大根 3分の1本

・人参 3分の1本

・こんにゃく 2分の1枚

・木綿豆腐 2分の1丁

・ネギ 2分の1本

 

調味料

・みそ 大さじ4

・砂糖 大さじ3

・ニンニク 4かけ(ワタシはチューブにんにく)

・ショウガ かたまり2分の1(ワタシはチューブ)

 

・酒 カップ2分の1

 

作り方 

1 モツをゆでる

多めのお湯にパックのモツをざばっと入れて、ぐつぐつ煮ます。

3回ゆでては、ざるに上げる、を繰り返します。

以前はめんどくさくて、1回で作っていました。

 

・・・しかし、今回恐怖の事実を知りました。

1回ゆでて、もう1回ゆでながら、眠くて「もう、あとは明日!」とそのまま寝てしまったところ・・・。

翌朝、鍋のふちにべったりと脂肪がくっついていたのです。

(醜すぎて写メできませんでした・・・)

 

白モツのパッケージの裏にも「3回ゆでこぼすように」と書いてありましたが、納得です!!

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3回ゆでると、このような清々しいモツになります。

 

2 酒と野菜を入れて煮る

大根が安くなってきましたね。

レシピ本によっては、ここで牛蒡を入れます。

 お好みで。

2時間煮ます。

掃除や洗濯、読書にネットでもして遊びながら待ちましょう。

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3 調味料を入れて、20分煮る

砂糖大さじ3、みそ大さじ4、ニンニクチューブ4かけ分くらい、ショウガチューブかたまりの半分くらいを入れます。

このタイミングで木綿豆腐を大きめにちぎって入れます。

 

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4 盛り付け

刻んだネギを散らして、七味唐辛子を添えて出来上がり。

たくさん食べる4人だと、「もうちょっと有ってもよかったかも」というぎりぎりの量でした。

冬大根がおいしい。

ホロホロになったモツがうれしい。

寒い時期のお楽しみです。

 

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温かいものを食べて、冬を元気に楽しみましょうね。

では、また。

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