猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

悩んだらひとっ風呂!~『人生はもっとニャンとかなる!』

才能あるコメディアンで、優れた映画監督でもあるウディ・アレン

彼が映画のストーリーを考えるとき大事にしている習慣は「ちょっとした環境の変化」を自分に与えることだそうです。

その中でも特に「シャワーを浴びること」を好んでいるようです。

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悩んだらひとっ風呂

アレンはこう言います。

「ストーリーに行き詰ったとき役立つのは、二階へ行ってシャワーを浴びること。

それですべてが打開されることもある。

だから僕は、ときどき余分にシャワーを浴びるんだ」。

 

問題が解けずに悩んでいるときは、お風呂に入って頭と体に変化を与えてみませんか。

 

熱いお風呂に肩までつかっても癒せない、そんな悲しみがこの世にあるとは思えない。

スーザン・グラスベル(米国の作家)

 

精神を大切にするというのなら、それとつながっている身体も大切にしなければなりません。

アルベルト・シュタイン(ドイツの物理学者)

 

もっと早く終わるように、少し休め。

ジョージ・ハーバート(イギリスの詩人)

 

守るより、見守ろう

宮沢賢治の父、政二郎は、先代から引き継いだ古着商と質屋を営んでおり経済的には裕福でした。

しかし、強烈な慈悲心を持っていた長男の賢治は、そんな生活を恥じていました。

あるとき、政二郎が質入れに来た貧しい農民と交渉しているのを見て、

「欲しいだけ貸してあげればいいじゃないか」

と父を非難したといいます。

しかし、そんな賢治に対して政二郎は、自分の考えを押し付けることはしませんでした。

「賢治は商売に向いていない。

家は次男の清六に継がせよう」

と考え、さらに賢治のやりたいことに関しては援助を惜しまなかったのです。

この理解ある父親がいたからこそ、賢治は自分の考えに忠実に生き、美しい文学作品を残すことができたのでしょう。

直接手を加えるよりも、見守ることが人の才能を伸ばすことがあります。

 

人と交際するときに一番忘れてはならぬことは、相手は相手なりの生き方があるのだから、相手の人生をかき乱さないように、むやみに干渉しないことだ。

ヘンリー・ジェイムズ(イギリスの小説家)

 

部下に任せることが必要だ。そのうち部下は必ず一人前になり、時には自分よりうまくなる。

松下幸之助松下電器創業者)

 

”ほんもの”の上司と部下は、互いを管理の苦痛から解放している。

すべてを把握し、すべてを支配するなんていう役割は放棄してね。

デイル・ドーテン(米国の実業家・作家)

営業スマイルの、その先へ

今なおビジネスマンから絶大な支持を受けている『人を動かす』の著者、デール・カーネギー

彼は、もともと優秀なセールスマンでした。

いつも笑顔を絶やさず、ストーリーや逸話を使って熱心に話すことで、製品の魅力を相手に伝えたといいます。

 

そして彼がビジネス講座を開いたときも、毎日誰かにクラスに顔を出すことを勧めていましたが、そのときもまた笑顔を絶やさなかったそうです。

 

かれの著書にはこんな言葉があります。

「笑顔は1ドルの元手もいらないが、100万ドルの価値を生み出す」。

こうして彼の講座には数千人の生徒が集まるようになり、その中にはヘンリ・フォードやジョン・ロックフェラーなど、著名な実業家もいたといたということです。

笑顔の力を心から信じることで、多くの人を動かすことができます。

 

人は笑い方で分かる。知らない人に初めて会って、その笑顔が気持ちよかったら、それはいい人間と思ってさしつかえない。

ドストエフスキー(ロシアの作家)

 

みせかけの微笑を見せたり、心に仮面をかぶったりしない、真心のこもった、裸のままの親切には、人は決して抵抗できない。

マルクス・アウレリウス古代ローマの皇帝)

 

敵か、それとも味方か。私が攻撃すれば敵になる。私がなんの恐れも抱かず、微笑して見せれば味方になる。

アラン(フランスの哲学者)

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今週もお疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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『「朝に弱い」が治る本』鴨下一郎

著者は心療内科医です。

ストレスが現代人のこころをむしばむとして、生活改善の指導やものの見方や考え方のアドバイスをすることで、ストレスに負けない体質作りに大きな実績をのこしてきました。

 

現代は”眠りにくい社会”です。

コンビニは24時間営業が当たり前で、繁華街のネオンは朝まで煌々としています。

飛行機やネットの発達で、世界のあらゆる国とつながり、経済規模の拡大で、24時間昼夜の別なく経済活動は動いています。

 

この状況では生活リズムを整えることは、とても難しいこと。

今は時間をフレックスに使えるので、多少朝に弱くても平気だという人もいます。

しかし反面、加速し続けるスピード社会で、強いストレスを感じて「朝に弱くて午前中は体がだるい」「低血圧で寝覚めが悪い」と苦しむ人が増えてきました。

 

朝起きられないということは、夜快適に眠っていないということです。

実はそこに、さまざまなストレスや問題が隠れています。

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朝に弱い度チェックリスト

朝はつらいのが当たり前だけれど、社会で生きるためにしかたなく目覚ましを止めている人も少なくないかもしれません。

習慣になっていても、ちょっと崩れると不規則な生活にはまってしまう素質を持っている人もいます。

このリストで、あなたの「朝に弱い度」を点検してみてください。

 

いくつチェックがつくでしょうか?

 

①自由にスケジュールが組めたら、朝は9時まで寝ている。

②自由にスケジュールが組めたら、夜は12時過ぎまで起きている。

③毎晩寝る時間が不規則。

④夜9時にふとんに入っても、なかなか寝付けない。

⑤いつも夜12時過ぎるまでは眠くならない。

⑥寝る前にジョギングをして汗を流し、熱いシャワーを浴びている。

⑦朝起きてから、1時間近くたたないと調子が出ない。

⑧午前中は頭がぼーっとしている。

⑨夜になると元気が出て、何軒も飲み歩く。

⑩目覚まし時計を止めてから、もう一度寝てしまうことがよくある。

⑪家でうたた寝をすることが多い。

⑫夜遅くなってから、ついお菓子などを食べてしまう。

⑬毎晩酒を飲まないと眠れない。

⑭寝つきが悪く、ときどき睡眠薬を飲んでいる。

⑮休日は昼過ぎまで寝ている。

⑯目覚まし時計が無ければ起きられない。

⑰朝食は食べないで家を出る。

⑱8時間は寝ないと調子が悪い。

⑲夜、トイレに起きることがよくある。

※〇が5個以上の人は、要注意。

 8個以上の人は、完全に「朝に弱い」夜型です。

ちなみにワタシは〇が①、②、③、⑫、⑭、⑱でした。

 

あなたが毎朝気持ちよく目覚めるには?

体の準備は1時間かかる

「朝に弱い」人は、ぎりぎりの時間まで寝ていて、起きたらびっくりするほどの猛スピードで身支度し、家を出るという「特技」を持っています。

それはそれで立派なこと。

でも、残念ながら身支度はできても、体の中はそんなにすぐは動けないのです。

 

まず胃腸です。

起きてすぐに牛乳などを飲み、朝食を食べ終わったころ、やっとトイレで大きい方が出やすくなります。

しかし、起きてすぐ家を飛び出したのでは、胃腸が活発に動き出すのは会社についたころです。

脳や体の各器官にしても、起きてすぐに活発に動き出すわけではありません。

シャワーを浴びたり、朝食を食べたりという刺激によって、少しずつ動き始めます。

できれば出かける1時間前には起きたいものです。

この1時間で、体は万全の準備を整えることができるのです。

朝のお楽しみ。シャワーと朝食

朝に熱いシャワーを浴びると、血行が良くなります。

浴室から出ると体から湯気が出ているのが分かりますが、これは熱いシャワーで上がった体温を調整しようとしているのです。

同時に体のバランスを保つために、交感神経も活発に動き出します。

そうやって神経も活動の体勢に入るわけです。

 

体をしっかり目覚めさせるには、朝食も欠かせません。

眠っていた胃腸と脳が目覚めを促進され、頭がすっきり。

朝から便意も催します。

眠っていた胃腸が動き出すからです。

朝食を抜き続けると、食事の時間が先送りされます。

すると、夕方や夜にたくさん食べることになってしまうのです。

そうなると、睡眠時の快適な眠りが、胃腸が消化のために活動することで邪魔されます。

つまり、朝食を抜くことで、目覚めもトイレも先送りになり、その日の夜の眠りにも影響を与え、1回転して翌日の目覚めにも影響を与えるのです。

15分早い出社で1日をスムーズに

ワタシも数年前までぎりぎりに出社していたのでわかるのですが、そこから15分何とかして早く出社できるようになると、人生が変わります。

昼間中心の社会の仕組みがあるからです。

朝15分早く出社して、人より少し早くスタートが切れると、何をするにもあらゆる場面で余裕が生まれます。

はっきり言って1日ご機嫌度がまったく違います。

 

その15分で、コーヒー片手にその日のスケジュールを反芻するのもいいでしょう。

午後の会議資料に目を通してもいいでしょう。

上司や同僚と世間話をするのもいいでしょう。

追い詰められた気分で出社時間ぎりぎりに滑り込む状態に比べれば、精神的にも余裕があり、体全体にエネルギーがみなぎります。

 

人は心に余裕があると、それが自信につながり、歩き方からしゃべり方まで必ず変わっていきます。

”起きたい理由”があれば、自然に起きられる

「朝に弱い」原因が睡眠障害でない限り、実は”朝早く起きるほどの理由がない”という人が、ほとんどではないでしょうか。

「会社があるから仕方ない」

「朝起きるのが自然だから」

など、起きなければならない理由はあるでしょう。

しかし、著者がここでいいたいのは”あなた自身が本当に起きたい理由”があるかどうかということなのです。

 

誰でも朝は眠くて辛いものです。

しかし、デートの約束をしているとか、今日はある場所に行きたいとか、理由があれば起きられますよね。

 

実は、朝気持ちよく起きられないのは、あなたの人生に対してのメッセージでもあります。

「あなたは、本当は何をしたいの?もっと人生をコントロールしていっていいんだよ」。

 

「早く起きないと満員電車になる・・・」などのネガティブな感情で起きれば、気持ちよい目覚めは難しいですもんね。

あなたの本当にやりたいことにも、注目していくチャンスかもしれません。

朝の時間の有効利用法

よく、忙しい人ほど朝早くに起きているという話を聞きます。

散歩、ジョギング、仕事以外の読書など、やり方次第で有効活用は無限大です。

 

勉強や読書など、何かをしようと思っても、仕事の後では疲れてぼんやりして頭に入らないものです。

朝ならば、疲れが取れていますから、脳も元気で集中力もあります。

夜は、飲みに行こうとか、テレビやDVDが観たくなるとか、多くの誘惑が生まれます。

朝はそういったものがないので、あなたの時間を有効に使うことができます。

 

著者は、とりあえず1日でもいいので、1時間早起きしてみることを勧めています。

そして、散歩でも読書でも、ゆっくり朝食でも、なんでもしてみてください。

そうすると気づくそうです。

同じ時間なのに、朝の1時間は夜の何時間分にも感じることを。

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1時間の早起き!

やってみようと思います。

1日でよければ、できるかも?

 

それから、本著では入眠のためのアドバイスもありました。

①寝室の環境づくり

・夜11時には部屋の電気を消すなど

・夜起きていたい気持ちも、ちょっとガマンしてみるのも大事

②入眠の儀式づくり

・自分なりの「これをやったら、眠れる」という儀式を固定させる

・お風呂は最高のコンディションなので、ぬるめのお湯にゆっくりつかる

③心身をともにリラックスさせる

・瞑想してみる

・「熟睡している自分」をイメージトレーニングする

腹式呼吸を意識する

・柔軟体操で血の巡りをよくして、緊張感をとる

 

などがあります。

 

人生そのものを楽しんでいくことで、きっともっと朝が楽しくなる気がしてきました。

あなたに今夜も素敵な夢がやってきますように。

では、また。

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ひとつの事実。2つの人生。~『人生を好転させる「新・陽転志向」』和田裕美

ただのポジティブシンキングとは違います。

 

まずは、どんな出来事にどんな感情を持ったのか、しっかり受け止めます。

嫌なら、「嫌だなぁ」でいいんです。

落ち込んで泣いたっていいんです。

 

その次に、感情を選ぶのです。

 

毎日いろいろなことがありますよね。

人生には、上司に叱られることも、とんでもない失敗することも、悪口を言われることもあります。

 

 

ここに、AさんBさんの二人がいます。

大きな失敗をして、二人とも上司にとても叱られました。

二人とも「あー、おしまいだ。クビになるかもしれない」と、とても落ち込んでいました。

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Aさんは自分を責めて、翌日の朝出勤するときも凹んだままでした。

「こんな失敗をする自分はダメだ。

どうしようもないダメ人間だ・・・」

やる気がなさそうに、無表情で真っ暗な顔のAさん。

周りの人もフォローしたいけれど近寄りがたく、いつまでも落ち込んでいるAさんを周りの人はだんだん疎ましく思うようになりました。

そしてAさんは孤立して、さらに人と話すのが嫌になり、さらにどんどん孤立してきました。

そのせいで余計に一人で仕事を抱えすぎ、処理できなくなり、小さなミスをまたしてしまいました。

自然と居場所が会社に無くなって、ますます嫌になって辞めたくなりました。

そうして彼はクビになったのではなく、自分から退職したのです。

 

今度はBさんです。

同じように落ち込んでいたBさんですが、泣いても怒っても、事実は同じだと思いました。

そして、

「失敗したという事実はかえら変えられないんだったら、ここから何を学んだか、何かいいことを探してみよう」

と決心したのです。

「今まで過信していたからだ。

これ以上悪くなる前に問題が発覚してよかった」

「これだけ大きな失敗だけど、ここで気づかなかったら、もっと大きな失敗をしていたはず。

今のうちに気づいてよかった」

「自分の不注意から、人に迷惑をかけた。

今後そういうことがないように、自分が有頂天だったと気づかせてくれたメッセージだと思おう」

「つらいけれどここで素直になって、人に謝ることを教えてもらったじゃないか。

感謝しよう」

そして彼は思います。

「明るく出社して素直に謝って、新人の頃のように初心に戻ってやりなおそう。

きっとそんなチャンスをもらったのだ」

 

会社に行ったBさんは明るく挨拶し、上司に謝罪しました。

そうしたら上司も、「昨日は言いすぎた。私の指示もよくなかったのだ」と言ってくれました。

元気に出社したBさんに同僚たちも集まってきて、「がんばろうな」「明るい顔をしてきたから、さすがって思ったよ」と言いました。

彼はそこから仕事の新たな面を見つけて、ますますがんばろうと思ったのです。

 

同じようなひとつの事実から、違うふたつの人生が見えます。

Aさんの人生。Bさんの人生。

 

どちらの人生がいいですか?

でも、これは二人の人生ではないのです。

どちらも一人の人間のひとつの人生です。

考え方を変えただけで、一方は新しい人生を拓いただけです。

まずは、目の前の事実を受け入れます。

逃げても騒いでもだだをこねても、その事実は「なかったこと」にはなりません。

 

目の前の事実から「よかった」を探す

陽転志向は誰にでもできます。

ある日著者がテレビを見ていたら、派遣切りで仕事を失った男性がインタビューを受けていました。

他の同じようなニュースでは「どうしていいかわからない」とか「先が見えません」というコメントが多かったので、どうせ同じコメントだろうと聞き流していました。

しかし、その男性は言いました。

 

彼は34歳。

今まで一度も正社員になったこともなく、アルバイトと派遣社員しか経験がありません。

しかし彼はこう言いました。

目の前の事実を受け止めていたのです。

「ある程度の時給と住まいが手に入るという環境に安易に流されて、いつかちゃんと正社員になる努力をしなきゃなあと思いながらずるずると今になってしまったんです。

気が付いたら、僕はもうこの歳になってしまったんです」

そこで彼は考え込むように黙り、あらためて顔を上げ、笑顔でこう言いました。

「今回の件で、今までの自分の生き方を反省することができました。

僕にとっては再スタート。

チャンスなんです。

実家に変えるきっかけになったし。

それに・・・先は確かに見えないけれど、きっとよかったんだと思います」

 

彼は、リストラというひとつの事実のなかから「よかった」という明るい側面を見つけ、明るい方向を自分で選んで笑っていました。

 

しかし同じ状況にいる人でも「なんてついてないんだ・・・」といったことばかり考えてしまう人もいます。

そんな人は、

「ひどい、こんなにがんばってきたのに」

「会社は情というものはないのか?」

「なんで俺ばっかりこんなつらい目にあうのだ?」

「なんで俺ばかりこんなつらい目にあうのだ?」

「友達に馬鹿にされたらどうしよう」

「田舎に帰っても仕事がないだろうし・・・」

と、すべて悪い方向にもっていきます。

おなじところからスタートしているのに、進む道がまったく違うのです。

 

同じ目の前の事実から「よかった」を探した人のこれからの人生、「ついてない」ばかりを探した人のこれからの人生、実はあなたはどちらも自由に選べます。

泥の入ったバケツに手を入れる

人生はいろんなことが起こるもの。

失恋、失業、失敗、挫折、病気・・・大切な人が亡くなるということまで。

泣いても笑っても、その事実は消えず、亡くなった人は生き返ることはありません。

つらいことがあったとき、その事実はまるで暗闇であり、「泥の入ったバケツ」です。

でも、どんな泥バケツにも「えいやっ!」と思い切って手を突っ込んでかき回したら、1個くらいは輝く石が混じっているものなのです。

 

目の前の事実はひとつ。

そこから「よかった」を探すか?

世間を恨んで「ついてない」を探して立証するか?

どちらがいいかをあなたが決めるのです。

言い換えれば、そこから幸せになる道を選ぶか、それともどんどん不幸になる道を選ぶかを自分で決めるのです。

どんな事実にも、ふたつの道があるし、選ぶ権利はあなたにしかありません。

それが陽転思考の「事実はひとつ考え方はふたつ」です。

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失敗などが合ってショックだったりすると、「もうだめだ」「ひどい」「バカにされる・・・」などの思考にとりつかれがちです。
しかし、それを一度受け止めることが大切。
が、過去はもう、どうにもならない。
落ち込むだけ落ち込んだら、一緒に「よかった」を探してみましょう!

 

さらに、「繰り返し『よかった』を意識する」ことが大切だと著者は言います。

陽転思考は、すぐに定着!とはいかなかったりするそうです。

「あ、嫌なことがあったぞ!」と思ったら、陽転思考を手に入れるチャンスですので、トライしましょう。

はじめはうまくいかなくても、繰り返して習慣づけていくことが大事だそうですよ。

 

今日もお疲れ様でした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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いっぱいいっぱいな人が手に入れるべき習慣~『成功を習慣化する3つの記憶』横山信弘

引き寄せの法則は、どうやら叶うようだと思いながらも、なかなかうまくいかなかったり。

でも、うまくいっているという人の報告はたくさん聞かれます。

実はうまくいかない理由には、現代人の抱えがちな問題が隠れていたのです。

 

 

私たちは、あまりに忙しい。

だから、「いつかやらなければ」のタスクをたくさん抱え込んでしまいます。

そのタスクの多さや重さが私たちの脳のメモリを消費しているのです。

それをさっさと手放しましょう。

そうすることであなたの脳は自然と動き出し、「引き寄せの法則」はますますあなたに再現されていくのです。

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私たちの記憶には、「短期記憶」と「長期記憶」とさらに「外部記憶」があります。

外部記憶は、手帳やスマホそのほかの脳以外のものに記憶を任せることです。

 

その中でもすぐ使って常日頃から活躍するのが「短期記憶」。

最近では「ワーキングメモリ」と呼ばれるものです。

それが、現代人は「いっぱいいっぱい」な状況に置かれがち。

情報量が多い時代であるために、無駄なデータ、いわゆる思考ノイズでいっぱいになってしまうのです。

思考ノイズは何で発生してくるかというと、「あれもやらなければ」「あれもできていない」「これって、そもそもやる必要があるんだっけ?」などの不平、不満、不安といった類のものです。

こんな言葉を口に出してしまう瞬間と言うのは、目の前にやらなければならない仕事を「先送り」している場面だったりするものです。

やらなければならないことを先送りすると、その瞬間はストレスから解放されたような気分になります。

しかし、それはほんの一瞬だけ。

いずれはしなければならない仕事ですから、「いつかやらなければ」という思考ノイズがずっと頭の中に滞留することになるのです。

 

逆に「すぐやる」習慣のある人は、思考ノイズが溜まりにくく、ワーキングメモリにいつも一定の余裕があるために、脳が適切な処理をしようとします。

「どうせいつかやることだから、今すぐやった方が効率的だ」

「これなら20分で終わる。すぐにやれば気分もいい」

と、論理的に考えることができます。

結果、仕事ができる人ほど、スケジュールに余裕が無くても、ワーキングメモリには余裕があるために、ストレスを溜めることなく膨大な仕事量をこなすことができるのです。

今日から、先送りの習慣を手放して、「すぐやる習慣」を手に入れてみませんか。

ワーキングメモリをクリーンな状態にして、あなたの脳が本来持っている力を大いに発揮させてあげましょう。

 

「すぐやる習慣」を手に入れて、脳を焦点化する

夢や希望を実現するには、意識レベルに一番近いとされる「短期記憶」に夢や希望を常駐させる必要があります。

でも、ワーキングメモリがよくわからない思考ノイズでいっぱいになっていると、意識に夢や希望を常駐させることができない。

だから、夢が引き寄せられなくなるのです。

 

まずは、「すぐやる」。

これであなたの思考はかなり焦点化されます。

脳はあるものに焦点が合ってくると、そのための情報を自然と集めるようになります。

たとえば、あなたが転職を考えていると、その「転職したいな、転職したいな」という思いが、「転職」というキーワードに焦点化を起こします。

街でも求人広告ばかり目についたり、書店でもやたらと転職の本が気になる。

あたかも「転職の情報を引き寄せている」ような錯覚さえ起きます。

 

同じように、「願望を実現させること」に焦点を合わせていけば、あなたの周りにそれに手を貸してくれるような人が引き寄せられていく。

否、引き寄せるようにあなたの脳が動いていくのです。

 

あなたの願望は何ですか?

その実現に不必要なデータは一掃し、本当に必要な情報だけに整理することが、成功するためには必須なのです。

一流の人ほど体調管理を大切にする理由

脳のワーキングメモリは、パソコンやスマホと同じで、定期的に不要なメモリを解放しないと、動作が極端に重くなります。

一般に脳の回転が速いと言われる人も、これと同じで「空き容量」が大きいのです。

一方、「仕事がやりたくない」「めんどくさい」「モチベーションが上がらない」といった思考ノイズを溜め、日常生活に不平、不満、不安を溜めてしまう人は、負のスパイラルに陥っています。

これは何も精神面だけではありません。

体調面にも大きく影響します。

どんあに性格がポジティブな人でも、「頭が痛い」「お腹もいたい」「寝不足で疲れがたまっている」となれば、おのずと思考ノイズが増えてきます。

 

体調管理で重要な3大項目は「食事」「運動」「睡眠」。

ワーキングメモリの処理能力を考えると、この3大項目にはくれぐれも留意すべきです。

一流の人ほど体調管理を大切にする、は真実の一面でしかありません。

体調管理が適切になされているからこそ、ワーキングメモリに余裕が生まれ、一流のパフォーマンスを発揮できるとも考えられるのです。

 

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あなたの明日が、今日よりもっとすてきな日になりますように!

素敵な夢が見られますように。

では、また。

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過去を変える方法

仕事でも何でもよくできるのに、ほめられてもそれを受け取れず、

「自分合ただ利用されているだけ」

と思ってしまう、という人がいました。

仕事は楽しいのですが、ほめられても認められてもうれしくなくて、次第に「余計な仕事までやらされる」とか「やりたくないことをやっている」という感覚になります。

そして転職まで考えてしまうのです。

どうにも自分を肯定できないのです。

特別な仕事を任されていても、うれしくないのですから。

自分の性格に絶望的な気分になって、心理カウンセラーである著者のところに来ました。

そこで著者は、”過去を変える”という方法を提案しました。

 

~『「自己肯定感」が低いあなたが、すぐ変わる方法』大島信頼

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「自己肯定感が低い」と思ったときの、自分の身体の感覚に注意を向けてもらいます。

「自己肯定感が低い」と思ったら、彼女は「ちょっと胸が圧迫されて苦しいかも」という感覚があったそうです。

そこで、胸が圧迫されて息苦しい身体の感覚に注意を向けながら、「この感覚は何歳の自分とつながっている?」と自分の中に独り言のように問いかけてもらいます。

すると「5歳と3歳」という声が響いてきます。

「5歳と3歳のどっちなんだ?」

そう女性が思ったとき、幼稚園の水色の制服を着た自分が出てきました。

その自分の表情を確かめてみます。

するとその幼稚園児の自分は大声で泣いているのです。

 

女性には、実は「両親に男の子を望まれていたのに、女の子として生まれてしまったから、自分は愛されない」という思いをずっと抱いていました。

だから、「女性なのに仕事をがんばっている」と周りから見られると、「女性だと愛されない」という子どものころからの感覚で不快な気分になり、自己肯定感が下がっていたのです。

それがわかってから、その人は、「女性のままで愛されていいんだ!」と思えるようになりました。

無理してがむしゃらに働くこともなくなりました。

仕事で無茶をしなくなったこともあるのか、女性であることを肯定できたからなのか、ひどかった生理痛もその時期の気分の落ち込みもすっかりなくなったそうです。

 

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あなたにも、「妙に引っかかってしまうこと」があるかもしれません。

実はワタシは、ちょっとした失敗で自分をきつく戒めてしまう悪癖がありました。

で、今回のページを読んであれこれ思い出してみました。

行きついたのは、小さいころに不仲だった両親と、ひどい彼らの夫婦喧嘩のとばっちり。

夫婦喧嘩の最後によく言われたのは、「お前はあいつそっくりだ、最低の女になるぞ」という父親の言葉でした。

ちなみに、夫婦げんかの原因は、ワタシとはまったく関係がありません。

それでも、一人でじっとこらえていました。

ちょっとした失敗をするたびに、ひどく落ち込んでしまう習慣のコアな部分に、幼少期にうけたその言葉がありました。

 

今回のページを読んでみて、さっそく実践しました。

小学生だった自分を思い浮かべ、泣き声を我慢して一人で風呂に入っている小さい自分が見えてきました。

「大丈夫、がんばったね」となぐさめてみました。

かなり泣きたくなりました。

いや、正直言って泣いちゃいました。

 

しかし、ラクになりました。

何だろう。とにかく、ラクになるんです。

 

過去の自分にダイブして、自分だけがわかっている本当の傷とちゃんと向き合うって、言葉に表せない安心感に包まれます。

心にある”しこり”には、理由があると思います。

そこから、ちょっとでもラクになってもらえたら、すごく嬉しいです。

 

 

 

今週もお疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を見てください。

では、また。

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気ままでシンプルシックな週末の過ごし方~『ねことパリジェンヌに学ぶリラックスシックな生き方』米澤よう子

気の読みすぎ、がんばりすぎに疲れたら、「好き」や「居心地の良さ」を優先してみませんか。

ふつうの毎日を満足げに生きる、ねこと、パリの人々みたいに。

 

パリジェンヌは気高く気まぐれ。

しかもひとりで気持ちよさそうに過ごしています。

外見はごくシック。

でありながら、内面はごく生物的本能に任せたナチュラルな生き方をしているそうです。

今週末は、そんな「外見はシックでも、内面はリラックスした」時間を過ごしてみるのはいかがでしょう。

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マイ特等席でひなたぼっこ

パリの人たちは、おひさまが大好物。

だけど、パリの天気は気まぐれで、しょっちゅう雲隠れします。

だから、雲が切れて日が差したら、すぐさま外にでかけて、日の当たる気持ちのいい場所で日向ぼっこを開始します。

カフェのテラスもいいけれど、公園のベンチも捨てがたい。

家のベランダに出るだけでも、気持ちは変わります。

好物をめいっぱい食べるように、日光浴です。

現代人は太陽を浴びると体内で合成されるビタミンDが不足がちだと指摘されていますが、そういうことを頭で考えるより、「ここ、気持ちいい」という直感が先に来ているんじゃないかと思います。

 

ねこの日光浴は毛を殺菌して清潔に保つ目的もあるようですが、人間もおひさまを浴びると、体温がほんのり上昇します。

窓際でちょっと気持ちのいい時間を持つのも、週末のぜいたくな過ごし方ですね。

グルーミングで体を整える

ねこはしょっちゅう毛づくろいをしますね。

それは水分の蒸発による体温調節や、緊張した筋肉をほぐす効果、さらに子猫の時に母猫に舐められた”快感メモリー”を呼び起こす作用まであるそうです。

パリの女性も”グルーミング”は習慣になっています。

全身をおおまかにお手入れするところが、ねこと似ています。

 

「顔」に集中しがちなスキンケアですが、彼女たちは全身をまんべんなくケアします。

始めに顔とカラダ全体に化粧水をバシャバシャつけてから手でなじませ、補強すべき部位(顔、手足、リップなど)にクリームを足すだけ。

大雑把ですが、日々欠かさないルーティンになっているから、顔だけでなく手や唇、かかとだっていつも「しっとり」。

 

日本でも冬は乾燥して、肌表面が引っ張られる感じがしますね。

あれが365日続くのがパリ。

だから、保湿ケアはマストです。

心理面のメリットもありそうです。

肌をマッサージすると心も落ち着きますし、自分の調子や疲れにも気づけます。

毎日たっぷりのクリームを塗らなくても、肌に触れるだけでも効果は十分あります。

シネマで心をすっぴんにする

パリでシネマ。

なんだかおしゃれで大人なイメージがありませんか?

ところが実際のフランス人の鑑賞すがたは、「子供みたい」だそうです。

ダイレクトに喜怒哀楽を表に出し、感じたままに天然アクション。

思わず「ははっ」と笑ってしまったのが自分だけでも、誰も気にしない!

「家の中でパパだけ大笑いしても、みんな知らんふり」というのと似た感じです。

 

映画は静かに観るもの、という日本のマナーがありますが、それを無視して感情のままに楽しむと、驚くほどスクリーンの世界に強く引き込まれるそうです。

日本ではなかなかできないから、いっそお部屋で思い切りシネマ鑑賞するのもいいかもしれませんね。

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素敵な週末になりますように!

あたたかくして、素敵な夢を。

では、また。

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過去の辛い思い出を「武勇伝」に変える簡単な方法

 

アメリカで「心の傷」を専門に研究している博士と著者は話をする機会がりました。

博士のおじいさんは二次大戦中日本軍につかまり捕虜にされ、終戦後は日本人を強く恨んでいました。

しかし時間とともに記憶が美化され、やがて「日本人は戦友だ」とまで言うようになったそうです。

~『「自己肯定感」が低いあなたが、すぐ変わる方法』大島信頼

 

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時間とともに記憶が美化された経験は、あなたにもあるのではないでしょうか。

それは、人間にとってごく自然で大事な現象でもあります。

 

しかしあるとき、心理カウンセラーである著者がカウンセリングをしている人の中で、20年前の記憶がいまだに苦しく嫌なままで痛みを感じ続けている人がいました。

20年もたてば、ふつうは色あせて淡いセピア色になって美化されるはずなのに。

 

実は、その人の家には昔のものが部屋いっぱいにあったのです。

 

「モノが捨てられない」という方はいっぱいいます。

その理由は「もったいないから捨てられない」という単純な理由が、本人によってよく挙げられます。

しかし、その陰に「物に記憶が条件づけられているから捨てられない」という理由もあったりするのです。

要するに、モノを捨ててしまうと過去の記憶が失われてしまって、自分自身を保てなくなる「不安」です。

 

誰でも、「記憶で人格ができている」という感覚があります。

ですから、過去の記憶がモノを捨てるとともに失われてしまったら、自分がまったく違う人間になってしまうかも?という不安が起きるのです。

それはあながち間違っていなくて、モノに条件づけられていない記憶は劣化していきます。

不快だったものまでいつの間にか美化されていきます。

記憶が美しく変化していくと、それまでの「不快」や「苦痛」で低かった自己肯定感が、美しい記憶によっていつの間にか高くなって、美しく輝いてしまったりするのです。

 

でも、人間には「美しく輝いてしまうと、周囲から嫉妬されてしまう」という恐怖があります。

そしてそれを避けたくなるという癖があるのです。

しかしその癖が、モノをどんどん捨てることで、変わっていきます。

 

著者のカウンセリングを受けていたその人は、20年間の恨み、つらみを消せませんでした。

しかし、昔から大切に取っていた、大量の雑誌をまとめて資源ごみに出しました。

すると、しばらくして記憶の忘却が始まりました。

不快な記憶がどんどん抜けていって、やがて美しい記憶だけが残るようになったのです。

怒りと憎しみにまみれていたのに、その人はそこから解放されました。

解放されることで、辛かった記憶さえも「自分はよくこれまでやってきた!」という武勇伝にまで変わっていったのです。

 

自己肯定感がそうして高まってくると、その方はどんどん美しく輝いていきました。

著者もその姿を見て、「自分もすぐモノを捨てよう!」と家に帰ったら慌てて「もったいない」と思っていたモノ捨て始めたそうです。

 

実際に捨ててみると、

「自分が変わらないように、自分に対する戒めのようにモノを取っておいたんだな」

ということがわかってきました。

自分が変わっていくことを、著者でさえもどこかで恐れていたのかもしれません。

 

また、モノを捨てていくことで自己肯定感を高めていた方が、実は人から嫉妬されないことも、体験からわかりました。

自己肯定感が低いと、人からの攻撃がひどくなるのです。

そんなスパイラルからは、さっさと脱出しましょう。

 

捨て方の秘訣

ところで、家にあるものを捨てるときのコツは、「選別して捨てようとしない」ことです。

「いるか、いらないか選別しよう」とそのモノに触れた瞬間、過去の記憶に引き戻されてしまうからです。

そして、その過去に引きずられると「捨てられないダメ人間」の方向に引っ張られます。

だから、ここで”すべて捨てよう!”と頭で唱えながら捨てるのがポイントです。

”すべて捨てよう!”ですから、「そのモノに伴っている記憶も捨てる」ということです。

 

人間は便利にできていますから、”すべて捨てよう!”と捨てていても、本当に必要なものは無意識に選択します。

だから、必要なものまで捨ててしまうことはないので、大いに安心して片っ端から処分しましょう。

 

モノが無くなれば、どんどん記憶は美化され、辛かった過去はあなたの武勇伝に変わります。

あなた自身が頼もしく思えるようになっていくのです。

 

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今日も1日、お疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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