猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

感情を解消して対処能力を上げる!~『「もっと自信をつけたい!!」をかなえる本』

自分が感じる感情を小さい段階で処理することは大切。

それができるようになってくると、こだわる気持ちや引きずる想いが減っていくためスッキリした気分で日常を送ることができるようになっていきます。

 

こんばんは、ラブです。

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感情が解消するといいことばかり起こるようになる!

前回は「自分を守るためにはじめの一歩」として、「あなた自身の感情に気づく」ことが大切であるということを勉強しました。

その感情は、コントロールするのではなく、無意識が送ってくるひとつの「情報」と捉えることも大事ということでした。

 

自分が感じる感情が小さい段階で処理できるようになると、スッキリした気分で毎日が送れるようになっていきます。

それにともなって、様々な問題や出来事に対する対処能力や判断力、決断力といった能力が自然と総合的に育っていきます。

それは、感情を抑えることに苦労したり、感情をコントロールするといったムダなエネルギーを費やさなくていいからです。

感情が解放されていると、マイナス感情に囚われないので、自分の好きなことややりたいことに専念できるのです。

ひとつのことにしっかり集中できるので、放っておいても能力が伸びるのです。

「自信があるか、ないか」などといったことすら考えないほど、自信がついてきます。

日常の些細な出来事からも気づきが得られる

では、どうしたらそんなあなたになれるでしょうか。

また、「小さな感情を解消する」とは、どんなことでしょうか。

 

例えば、ある会社の新企画でキャンペーングッズが作成されました。

そこで主だった関係者に配布されましたが、Bさんには配られませんでした。

彼がリーダーにそのことを伝えると、「お前は営業ではないから、必要ないだろう」という一言が返ってきました。

でも、営業ではない同僚も持っています。

Bさんは営業部に所属していませんが、自分も営業活動することが少なくないので、気分的には納得できませんでしたが、自腹でそれを購入しました。

 

この場面での「小さな感情」というのは”気分的に納得できない”という感情です。

このときBさんは、リーダーにそれ以上言うことができませんでした。

リーダーに主張するのが怖かったということもあります。

でも、恐れの中にはリーダーに対する恐れ以上に、

「いまの状況をどう打破したらいいのか、とっさにわからなかったから」

ということもあったのです。

しかもまた、Bさんは「こんな小さな出来事」であっても、リーダーに対して、不信感を抱くようになっていくのです。

自分を”核”にすると、客観的な把握能力、判断能力が飛躍的に伸びる

この例ではBさんは、渋々自腹でグッズを購入しています。

無断での購入なので、Bさんは後で代金を請求するのは難しくなりました。

もしこのときBさんが、普段から自分緒感情を大事にしていたら、”自分の感情が納得できるような”対応策を考えついていたでしょう。

この「自分の感情が納得できるような」行動というのが重要です。

なぜならBさんがリーダーに対して不信感を抱いたというのは、自分の感情を解消するための行動ができなかったことが理由と言えるからです。

もしこのとき、Bさんが自分を大事にしようと思うならば、”自分のそんな気持ちを解消するために言ってみよう”という発想ができたからです。

自分のために、自分を大事にするために、

「私も営業活動をしているので必要です」

と言ってみる。

こんなふうに「自分のために」という自分中心的な発想ができると、主張するのが怖くても、「自分のために」行動しようという勇気が芽生えます。

臆せずに自分のために言ってみる

もっとも重要なのは「自分のために言う」という視点です。

実際に自分のために言うことができれば、言う前に抱いていたリーダーに対する恐れは、その瞬間消えるかもしれません。

なぜなら、その恐怖は、リーダーそのものが怖いという以上に

・これまで言ったことがない。

・言い方がわからない。

・その問題をどう対処すればいいかわからない。

というような”未経験”の恐れであるかもしれないのです。

そうであれば、経験すれば恐れは消えてしまいます。

「あんなに恐れていたものは、一体何だったんだろう」というほど、あっけなく終わってしまうことも少なくないのです。

軸足を自分に置くだけで、脳はさらに活性化する

「何が何でも主張を通す」という他者中心のとらえ方では、主張するのも行動するのも怖くなります。

「何が何でも」という考えは、「他者を徹底的に完全に屈服させないと自分の主張を落ち着いて通すこともできない」という気持の表れであり、本当は自信がないことの裏返し。

視点が他者を基準としており、目先の出来事に心を奪われているから、他者の言動に短絡的に反応しているのです。

 

一方同じ行動でも、「自分の気持ちを解消してあげるために」という自分中心のとらえ方で表現したり行動ができると、想像した以上の満足が得られます。

それは「自分のために」という意識とその行動が自負心を満たすからなのです。

さらに、このように自分中心になって、その都度自分の感情を解放していけばいくほど、客観的な把握能力、判断能力も、勝手に飛躍的に伸びていきます。

 

たとえばBさんはリーダーに対して、

「では、私が自分で購入しますので、その代金を払っていただけますか」

と交渉することができるでしょう。

文章で表現すると実に簡単ですが、感情に囚われている人はこんな言葉すら、すぐには思い浮かびません。

自分の感情を抑えていると、抑えるのに精いっぱいで、脳の働きにもブレーキをかけてしまうからなのです。

感情の解放は”脳力”をどんどん活性化させるためには必須です。

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自分がうまくいっているときは、いつもよりも「自分を大事にする」ことができます。

そんなときは、頭の回転が速くなりますよね。

でも、そうでないとき、つい他人ばかり優先して、自分の気持ちは一番後回しにしてしまったり。

ワタシの場合そんな時期には、食べ過ぎてしまったり、つまらない買い物をしてしまったりして発散していたりして、また自己嫌悪に陥ったりします。

そのうえ、やっぱり気分はモヤモヤしたままでした。

 

「自分のために」と頑張ることは、何だか気恥ずかしい!

でも、自分を後回しにしている時期って、確かに処理能力も判断力も落ちていませんか?

今のやっていることを成功させたり、顧客のニーズに応えたり、プロジェクトの成功のために集中力を発揮したいなら、自分のコンディションは最高の状態にキープしたい!

そのためにも、小さいことから「自分を守る」ことに気を付けてみるのも良いかもしれませんね。

 

今日はゆっくり休めましたか?

一人しか居ないあなたを、もうちょっとだけ大事にしてあげてくださいね。

明日もお休みですが、少しはのんびりできるといいです。

よい夢がみられますように。

では、また。

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