ワタシは周りの声にかなり惑わされる方です。
日々、雑音に気を取られて、一番大事なものは何なのかを忘れがちです。
だって、「一番大事なもの」が何かを考えるのって、けっこう時間がかかります。
そうしている間に、目の前の小さな仕事を片付けたくなってくるのです。
著者も、自分の使命、天職を知ることは簡単なことではない、と言っています。
しかし、それでもなお、最大限の幸せを感じるには、社会的な価値基準にとらわれることなく、自分がしたいと思うものを見つける必要があるといいます。
今日は、あなたの心の中の一番奥深いところから湧き上がってくる情熱を見つけてみましょう。
写真を探すときに「猫・情熱」とか「猫・やる気」で検索するのですが、なかなか良いものが見つかりません・・・。
私たちの奥の方からこみ上げてくる情熱。
私たちの心の深いところから湧いてくる声に従うことが、幸福感と健全な自己信頼感を育てるためにとても大切だと著者は言います。
どんな時に一番自分らしいと感じますか。
どの分野において、もっと自分の内なる声を聞く必要があると思いますか。
アクション:「誰にも知られることはない」という魔法にかかる
「誰にも知られることはない」という魔法の呪文にかかったと思ってください。
これからの人生で、そして死んでからも、誰もあなたがこの世界でしているすばらしい行いを知ることはありません。
友人との日常的な交流は続きますが、彼らはみな、あなたは他人に影響のない、よくある仕事でもしているのだろうと思っています。
他人に大kな貢献をしたり世界中何百万人のひとの心に響くことをしたり、地域社会でボランティアをしたり、お年寄りを手伝ったりしてもいいでしょう。
しかし、誰一人、あなたがやったと気づく人は居ないのです。
世界で一番のお金持ちになったとしても、誰にもその富を見せびらかすことはできません。
あなたは誰身も感謝されず、仕事も評価されないし、どんなにすばらしい生き方をしてもほめてもらえないし、どんなに裕福でも気づいてもらえません。
ただ一人あなただけ、自分がどんなにすばらしいかを知っているのです。
このような世界であなたは、いったい何をしますか?
どんな仕事をして、どのような生き方をしますか?
魔法にかかったこの状況での生き方を考えた後で、いまの自分の生き方と比べてみましょう。
いまの生き方、またはそうしたいと思っている生き方と似ているか、まったく違っているか、よく考えてみましょう。
このワークはどのように生きるべきかという処方箋を与えるわけではありません。
しかし、あなたにとって最も大切なものは何かに気づくための唯一の方法です。
つい「もっと効率的に片づけるには」「もっとスキマ時間を活用して」「もっとたくさん勉強するには」ということに目が向きがちです。
もし自分に魔法がかかって「誰にも知られない世界」に行くなら、と考えたら、心の底から別の答えが出てきました。
もっとゆっくり仕事をしたいなぁと思いました。
頑張りすぎちゃってる食事作りも、もっとゆる~く構えて。
とにかく毎日笑顔で「本当に相手のためになる」ことにフォーカスしてやっていきたいと思いました。
「人が見ている」と思うと、ついガツガツしちゃいます。
そして、疲れ果ててムッツリ過ごすことに・・・。
こんな日々では、人生最期の瞬間にこの生き方を後悔しちゃうかもしれないです。
あなたは、そんな魔法がかかったら、これからの人生で何をしますか?
今日はゆっくり休めましたか?
今夜も素敵な夢が見られますように。
では、また。