努力を重ねてきたタイプの人には、「結果」に直結するHOW・TOを目指してしまうものです。
しかし、これがイメージがしにくくて、苦しかったりするもの。
半年後、1年後のイメージを止め、近しい未来設定をしながらまずは「小さな成功体験」を積み重ねていけば、必ず変化していきます。
一緒にやってみませんか?
ホッとしたあなたを思い浮かべる
引き寄せを思い浮かべるなら、たとえば
「10万円の月収→100万円の月収」
「彼がいない→彼がいる」。
うまくいかなかった目標に対して「引き寄せ」を使うときには、こういった「現象」や「物質」をイメージするのをいったんお休みします。
うまく引き寄せられなかったこと、というのはイメージしても、どうにもこうにもマイナスな思考や感情が出ています。
ですから、「思考」自体をイメージします。
つまり、苦しさを感じている「今」の現実から、「ホッ」とできている自分をイメージするということです。
さらにだいぶん先のことはイメージしにくいため、未来の近しい3日後ぐらいに設定。
「”今”は、不安で苦しい。
でも、3日後の”未来”の自分の思考はすごく前向きで、喜びを感じられるようになっている」
こんな感じです。
確かに見ている現実は変わらなかったとしても、その「苦しみの思考から解放された」状況を考えるだけでも、少しワクワクしませんか?
「悩み」が「悩み」でなくなったら?
あなたは、そのとき「ホッ」としているのではないでしょうか?
その前向きで明るい喜びの「思考」に3日後にはなっていて、そうなったときの、「めっちゃ嬉しい!」という感情もイメージする。
この「苦しくてどうにもならない、頭の中のぐるぐるから解放された3日後の自分」が「今」存在しているのです。
これを少しずつ繰り返し続けていけば、あなたの出す波動はだんだんと変化していきます。
そして「土台」が整えば、結局「今」満たされた思考、波動になってくるので、次のステップの減少をイメージすることも簡単にできます。
未来の「現象」や引き寄せたい「物質」をイメージするのをやめて、引き寄せたい少し先の未来の自分の「思考」をイメージしてみる。
3日後には、前向きで、明るくて、喜びに満ちた「思考」に変化している!
1か月も経てば、苦しみの「思考」なんて忘れるくらい、ワクワクした「思考に変化している!
こんなイメージからスタートしてみませんか。
次は実践ワークです。
実践ワーク
①まずはなりたい、引き寄せたい3日後の思考状態を書き出してみる
今の問題が解決されたら、「ホッ」としませんか?
解放感を得ませんか?
自分を責めるその思考の癖がなくなったら、その時あなたは「自由」を感じていませんか?
その少し先の未来の自分が感じている感情をイメージし、書き出します。
例
・3日後には今よりもホッとした状態になれている。ああ、幸せだなぁ。
・3日後には今よりもありのままの自分を認めることが出来ている。ああ、嬉しいなぁ。
②今度は3日後の自分の創りたい現実をイメージし、その時の自分の感情を味わう
・3日後の自分は定時で上がれている。ああ、幸せ~!
・3日後の自分は会社での飲み会が有意義な時間になった。嬉しいなぁ~!
・3日後の自分は今より仕事がスムーズにこなせている。楽しいー!
・3日後の自分は今よりも体の痛みが和らいでいる。ありがたいな!
こんな感じです。
無理のない範囲でイメージ力を高めていくのです。
ご覧の通り、最期の「感情」を一緒に書き出すのがキーワードです。
③最後に自分が創りたいもっと先の未来の現実も書き出してみる
※イメージできなくても構いません。
「きっと無理そう」などの思考の制限は一度全部抜きにして、「本当に自分は何がやってみたいか」を考えてみましょう。
できるか、できないかではなく、あなたは何が本当はやりたいですか?
書くのはタダです。
恥ずかしがらずに書いてみましょう。
あなたの望む未来の状態を書き出してみましょう。
例
・豊かさに溢れた生活を送っていて、本当に楽しい!
・自由な時間を手に入れ、大好きな仕事に就いて、最高に幸せ!
・大好きな趣味に没頭する時間とお金があって、感謝しかない!
書き方の一例
・8月4日、とても安心感に包まれた1日でした。幸せ~!
・8月4日、定時で上がれてラッキー!めっちゃ幸せ!
※①②に関しては、できれば1か月間、毎日ノートに書き出すことを著者はお勧めしています。
トレーニングなので、1回2回では変化しません。
ただ、1か月も続けていれば、確実に「心」に変化が訪れ、現実は後追いで動き始めます。
③は、一度の書き出しで大丈夫です。
カーナビと同じで、目的地を設定すれば、かかる時間は人それぞれですが、必ず目的地までナビゲートされていきます。
あとは安心してゆだねていくことです。
3日後でなくても大丈夫
遠い未来のイメージは、持ちにくいかもしれません。
著者は身近な未来設定で始めましたが、かえってそれで「制限」がかかるなら、1年後を設定することから始めてください。
一方で、いつもより早く仕事が終わったという、終業7時間後のあなたの状態をイメージするのもOKです。
どうしても成功させたい商談が終わった3時間後のあなたでもOK!
苦手だと思っていた人と笑顔で話が出来た、明日の自分をイメージするのもOK!
どんな現実をあなたは「体験」したいのかを頭の中で決めてから、時計の針を勧めていくのです。
「希望」に焦点を合わせ、「未来を自分で創っていく」。
この感覚をつかんでほしいと著者は願っています。
引き寄せのポイント
最後に引き寄せのポイントをおさらいします。
①書いたことがかなったかどうかの答え合わせはしない。
期日には「ズレ」があります。
②その日に現実化しなかったからと言っても落ち込まないこと。
そのままあなたが「希望」のチャンネルに思考をあわせて進み続けていれば、必ず現実化します。
③まずは日常的な内容でチャレンジし続けてください。
細かい未来設定をしながら、ゲーム感覚で。
がんばるのが習慣になりすぎると、「肩の力を抜きなさい」と言われるのが苦手だったり。
どうやって抜いたらいいのかって、難しかったり。
でも、ネガティブや不安なそのままの自分にOKを出してもいいんです。
そして、ちょっとずつ先の未来を「楽しく」想像することをしてみませんか。
「未来への不安」をバネに努力するのが、癖になっていたり。
でも、近い未来をゲーム感覚で引き寄せながら、自分をハッピーにしていく練習ができたら、もっと肩こりがしないかも。
スマホのスケジュールでも使って、ちょっとトライしてみようと思っています。
明日からの1週間が、あなたにとってすてきな毎日になりますように!
では、また。