明日からの月曜日に、ちょっとだけハッピーな読み物を。
明日からも変則的な日課や在宅ワークがあったりするので、その休憩の時間やスキマ時間に、「引き寄せ」をしてみるのもいかがでしょうか。
超オーソドックスな「引き寄せの法則」です。
もう、「引き寄せの法則」は、お腹いっぱいという方は、スルーしてください。
今回はスッキリとしたわかりやすい『引き寄せハンドブック』です。
「いい気分」になる方法と「自己肯定感」を上げる方法もありますので、気持ちを軽くするために、一緒に読んでいただけたらと思います。
誰もによくあることとして、同調するものが集まる「類は友を呼ぶ」現象。
これも、私たちの身近で日常的に起きている引き寄せです。
似たような出来事や似たような人が集まるのは、偶然ではありません。
引き寄せているんです。
私たちは日常的に、似た趣味や感じ方を持つ人だけでなく、現実も引き寄せます。
あなたの目の前にある現実も、あなたが引き寄せたものです。
あなたが「そうなる」と信じて疑っていないことだから、目の前で毎日のように展開するのです。
「上司が無理なことばかり言う」
「収入が増えない」
「夫が育児に協力してくれない」
悩みは人それぞれですが、たとえば上司に辟易しているあなたは、「上司が無理なことばかり言う」と思っていますね。
そして実際「無理なことばかり言う上司」が悩みのタネとして存在しています。
あなたの思い通りになっているわけです。
望み通りでなくても、あなたの目の前の現実はあなたの思い通りに作られています。
そこで、本当の意味であなたの思い通りの人生を送る方法を一緒にこの本で模索していきましょう。
あなたが変われば現実が変わる
なぜ自分の思考と目の前の現実が一致するのでしょうか。
それはあなたの体が発する見えない「波動」が現実を引き寄せているからです。
視線を感じてふりかえったり、誰かのことを考えていたら着信があったりという経験がある人も多いと思いますが、それも私たちが発する波動によって起こります。
著者は、宇宙を波動を映す鏡のようなもので、「すべてはひとつである」と考えます。
つまり、現実を変えたいならば、まず変えるべきなのは私たちの「今の思考」。
私たちの思考が変われば、次の現実が変わるそうです。
本来あなたは幸せであり、豊かであるのが自然の状態
「引き寄せの法則」はラジオのチューニングのようなもの。
宇宙には、常に愛と幸せと豊かさの無限のエネルギーがあふれています。
あなたは、常に暮らしの中で「豊かさ」「幸せ」を感じるのが自然。
でも、実感できないなら、それは「見えないザル」が邪魔しています。
人間だれしもその人ならではの「想いぐせ」を持っているものです。
これを頭の上にある「見えないザル」とたとえましょう。
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あなたが「いい気分」でいると、ザルの目が開いて、宇宙からのエネルギーの恩恵を受けやすい状態になります。
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だから、引き寄せの法則のしくみは実はとてもシンプル。
「いい気分」になれる量が増えていいことが起こる。
ザルの目を広げれば、その先には愛あふれるエネルギーが豊富にあります。
すべては「いい気分」になることから働く
これまで、欲しいものや実現したいことをイメージすることで引き寄せに挑戦し、うまくいったという人もいれば、いかなかったという人もいるでしょう
行かなかった場合の原因のほとんどは、いい気分で過ごすことをなおざりにしていたためなのです。
同じ事を上司から言われたとしても、あなたの解釈によって「腹の立つこと」にも「もっともなアドバイス」にもなりますもんね。
「いい気分」になれる解釈選んでいくことは、あなた自身にしかできないことです。
一般的に人間は、自分に降りかかる出来事に対して心が反応するままに任せると、ネガティブ思考に傾きやすいものだと著者は言います。
そんなとき、自分に抵抗を感じない範囲でプラスの思考を選択することを心がけていると、どんどん思いつくように。
そして「いい気分」でいられる時間が長くなり、あなたの頭の上のザルの目が開いて、いいことが起こりやすくなるそうです。
「いいことノート」をつけてみる
今の現状を改善するには、小さいことでよいので現状にいい面を見つけ、幸せを感じて宇宙と同調していくことが大切です。
そのためには、小さな幸せをいっぱい感じること。
これは頭の中で考えるだけでなく、書き出してみるとさらに効果的です。
今のあなたの環境で少しでも「いい気分」になれる側面を書き出し、読み返す作業をしてみませんか。
今の会社に不満があっても、「社食はおいしい」「帰りに買い物が楽しめる」など。
いい面に思考を向けると必ず現実は変わります。
たとえばあなたが行きたかった場所へ出張に行けたり、企画書が通ったり。
これは家庭環境や配偶者、恋人への不満など、何にでも使えます。
やっていくと2週間~1か月で現実が好転していくそうです。
自分を肯定することで、引き寄せ力がぐんぐん高まる
ここまでは、起きた出来事に対して、できる限り「いい気分」になる思考の選択を続けていくことが、いいことを引き寄せるために大切だと書いてきました。
この状況を加速させ、さらに引き寄せ力をアップさせるために、もうひとつ大事なポイントがあります。
それが「自己肯定力」を高めることです。
自分を肯定する力を高めるほど、あなたの引き寄せ力はぐんぐん高まります。
「自己肯定力」とは、自分を知り、認め、愛すること
「自己肯定」とは、「自分を好きになる」ことや「自分を認めること」だといわれていますが、いきなり「自分を好きになってください」と言われると、漠然としすぎて、戸惑ってしまう人も少なくありません。
そんな場合、自己肯定の手始めとして、まずは「自分に注意を向けること」「自分のことを考える時間をつくる」ことから始めましょう。
自分の心の声意識を向け、自分を知ろうとしてみてください。
「自己肯定力」アップのためのいくつかのポイント
「自己肯定」とは、「自分を好きになること」のほかに、次のようなことも含んでいます。
□自分に注意を向け、自分を知り、自分の本当の望みを知ること。
□自分の喜びは何なのか、何に幸せを感じるか、何が好きなのか、何がしたいのか、どうすれば心地よいのかを知り、できるだけそれに沿って行動すること。自分を満たすように心がけること。
□自分の考えや行動を自分で決め、決めたことを信頼すること。
□ありのままの自分を無条件に価値のある存在だと認め、自分に自信を持つこと。
□自分で自分のいい面に目を向け、どんなときでも自分の味方になること。
自己肯定は、自分で自分のことを知ったり、求めたり、信頼すること。
そして、注意すべきなのは「他人の評価によって自信を得る」のではないことだそうです。
大事なのは、自分が自分をどう思うかです。
自分のいいところを書き出してみる
あなた自身が、自分のいいところ、気に入っているところを探して、それを認めること。
これが自己肯定力アップのための大切な作業です。
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「いい気分」になるために効果的なのは、現実の中に見つけた「いいこと」を書きつづることだと書きました。
同じように今度は「自分自身のいいところ」を書き出していきましょう。
顔や体など外見に関することから、得意なこと、能力、経験までなんでも構いません。
書き出すポイントは、世間的な基準や他人との比較、人からの評価などは全部除いて、自分が本当に良いと思えるポイントならOK。
欠点も、逆をつけば長所になります。
「仕事が遅い」ならば「仕事が丁寧」なのです。
まずは「自分のいいところノート」として、50個程度書き出すことを著者は勧めています。
あなたの本当の望みは何ですか?
人生を日々を満足して生きるためにも、自分の幸せを後回しにしないで、素直になって望みを考えることが大切です。
時間が無かったり、望みはあっても現状からほど遠いという理由で思いにフタをしていることが多いからです。
すきなこと、かなえたいことをしっかり考えてみましょう。
「できる・できない」の枠を外し、ワクワクすることを考える
あなたは、何をしているときが楽しいでしょうか。
あなたが笑顔になるのはどんなときか、どんな生活ならうれしいか、などを思い返してみましょう。
なぜその望みをかなえたいのか、その理由が願いの本質
あなたの望みが見えてきたら、その望みの理由を考えます。
「宝くじに当たりたい」なら、なぜ当たりたいのか。
「家族と気持ちよく暮らせる家が欲しい」、「起業して社会貢献したい」「世界一周旅行をしたい」などです。
お金がほしいと思っている人は多いのですが、本当はお金が欲しいわけではありません。
それが欲しい理由、「なぜ」「どうして」の答えがあなたの願いの本質です。
引き寄せでは、この本質の部分がかなえられます。
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宝くじは当たらないかもしれませんが、家族で暮らす家や、起業、世界中を見てみたいという願いの本質部分がかなうように、少しずつ現実が動いて、チャンスが舞い込んできます。
本当の望みを潜在意識に上手に刻む方法
顕在意識の思考はすぐに現実化されるわけではありません。
何回も同じ思考が繰り返されることである程度の濃度になった願いは、浸透膜を通して潜在意識まで浸透していきます。
そこで初めて、思考は現実化されるのです。
あなたの望みに注意を向ける
潜在意識に浸透した思考は、ハイヤーセルフ(高次のあなた)によって、現実かされます。
ただ、ハイヤーセルフはいいことと悪いことを区別することなく現実化してしまうので、望まないことは考えずにスルーするか、考える時間をできるだけ短くしましょう。
書くことで望みを整理して、潜在意識に刻み込む
ハイヤーセルフに望みを聞き届けてもらうには、潜在意識に望みを浸透させる必要があります。
効果的なのは、書くこと。
あなたがやりたいこと、手に入れたいものをすべて書いていきましょう。
書くことにより、望みがかなうというわけではありませんが、書くことで、自分自身ではっきりと望みを自覚することができ、より潜在意識に浸透しやすくなります。
貝絵いるうちに考えがより整理されて、本当の望みが見えてくることもあります。
また、あとから書いたことを読み返した時、「本当に望みがかなっている!」と驚くこともありますので、楽しみにしていてください。
好きなものノートを書こう
今まで、「いいことノート」や「自分のすきなところノート」を書いたように、今度は「自分の好きなものノート」を書いてみましょう。
何でもいいそうです。
パンケーキ、コーヒー、いちご、海外ドラマを見る、料理、旅行、サイクリング、温かいところ、沖縄、夏の海、犬、音楽、フランス映画・・・・などなど。
考えるだけでうれしくなるような大好きなものを一覧にしてみましょう。
書く時のポイントは、よりリアルに固有名詞を入れること。
「夏の海」夏の宮古島とか。
バリ島、オアフ島などと書くと、よりリアルに好きだと感じられるでしょう。
その好きと言う感情にどっぷりと浸ってください。
好きなものを自覚して、心から好きだと思うことで、あなたはそれを引き寄せていきます。
どうせよく見えない未来なら、うんと楽しい明日を引き寄せてしまいましょう。
明日からの毎日があなたにとって素敵な日々になりますように。
ではまた。