ストレスはあなた自身を見つめるチャンスでもあります。
でも、年がら年中自分を見つめてばかりいても疲れますし、そこまで真面目にならなくても大丈夫です。
人生のターニングポイントになるようなストレスは、真正面から受けて立つことも必要。
でも、細かい日常のストレスは、その都度その都度、左から右へ受け流す。
そんな自己管理の仕方を手に入れることは、あなたが病気を寄せ付けないために大事なスキルです。
細切れ休息で効果的に自己管理する
単純に言えば、1日の疲れもストレスの1つです。
毎日のイライラの積み重ねや、欲求不満が続くのもストレスです。
ですからまず、1日の疲れをその日その日で解消させることを心がけてみましょう。
それは、「ストレス細切れ法」が効果的。
たとえば長時間にわたって集中するような仕事をするときは必ず休憩を入れます。
ストレスをためずに細切れ解消するのです。
ストレスがたまってから解消するのではなく、ストレスをためないという方法。
デスクワークを集中していると、気づくと肩が張ってしまっています。
けれども、1時間ごとに立ち上がり、ぐるぐると肩や首を回し、うーんと伸びをする。
給湯室に歩いていき、ホッと一息コーヒーを飲む。
また1時間くらいしたら、ちょっと席を外し、下の階まで降りて、階段で戻ってくる。
このように、細切れな休憩を入れると、固まりそうな筋肉を伸ばしてほぐすことで、ぱんぱんに張るまでに至りません。
マッサージも専門店が増えました。
2、3か月もほったらかしで、かちこちになってから通うと(ワタシはそれ以上空いてしまうことばかりです・・)、ちょっと辛いですよね。
「もっと強くもんでください」とオーダーする羽目になり、もみ返しでだるくなってしまいます。
こまめに通うなり、ストレッチを習慣化するなりするのも、良い方法ですね。
ところどころに楽しみをちりばめる
1日1日の疲労を解消できず1週間を過ごしてしまったら、週末にその疲れをとっておきましょう。
あまり緊張することはせず、ゴロゴロのんびりしたり、軽くスポーツをしたりするとよいでしょう。
最近流行のヨガもいいですね。
1週間単位で休日があるというのは、人がそう立て続けに仕事や緊張状態が続けられないということが、経験則で分かっているから。
1日24時間あったら8時間は寝るなどして休む。
7日間のうち1日は休む。
こうしてこまめにストレスを処理していくようにできているのですから、なるべく素直に従いましょう。
「今週末はあそこに出かけるのだ!」と楽しみにしているだけで、1週間は割と楽しくがんばれます。
いくら仕事が好きでも、やみくもに努力を重ねるのはつらくなります。
ずっと糸が張り詰めていると、いつかプツンと切れてしまうものです。
だから、好きな仕事ならば、なおさら休んだ方がいいのです。
そのほうが、ずっと仕事がはかどります。
関東では桜が美しい季節です。
春の温かさはあなたに届いていますか?
この素敵な季節を一緒に楽しみましょう。
ゆっくり休んで素敵な夢を。
では、また。