猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

『7つの習慣〜人格主義の回復』①主体的である スティーブン・コーヴィー

コーヴィー博士が『7つの習慣』。

副題は、人格主義の回復です。

著者が本書を書いた前50年の膨大な文献においてパターンとして見つかった「成功の鍵」は、誠意、謙虚、誠実、勇気、正義、忍耐、勤勉、質素、節約、黄金律。

ごく、人間の内面にある人格的なことでした。

コーヴィーはこれらをまとめて「人格主義」と名づけました。

実りある人生には、それを支える基本的な原則があります。

それを自身が体得し、人格に取り入れて内面化させてはじめて、真の成功、永続的幸福があります。

 

4月のこの時期は、生活を改善させる最高のタイミングですね〜♪

人生の原則的なモノをさらっと見直し、新しい習慣をつけたいと思いました。

 

7つの習慣の大きな項目は、

①主体的である

②終わりを思い描くことから始める

③最優先事項を優先する

win-winを考える

⑤まず理解に徹し、そして理解される

シナジーを作り出す

⑦刃を研ぐ

です。

今週は、大切だと思った「①主体的である」を読んでいきます。

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第1の習慣『主体的である』

 

「主体的である」とは、自発的に率先する、ということだけではありません。

自分の行動に責任を持ち、状況や条件づけのせいにしない、ということです。

天気や気分でなく、自分の価値観に基づく「自分の天気」を持っている。

主体的と反対に「反応的な人」というものがあります。

この人たちは、社会的な環境や天気や自分の気分、「社会的な気分」にさえ左右されます。

だから、チヤホヤされれば気分が良くなりますし、そうでないと殻に閉じこもります。

 

主体的であれば、「自分はどう反応するのか、自分は何をするのか、自分はどのような率先力を発揮するのか」と主体的なテーマに集中します。

 

関心の輪、影響の輪

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あなたは、今日頭にどんなことが浮かんだでしょうか?

ワタシは、

「顧客に信頼されなくちゃいけない」

「上司から最上級の評価を得なくちゃいけない」

「早く仕事に行かなくちゃいけない」

「夕ご飯をしっかり作らなくちゃいけない」

「仕事で成果を出さなくちゃいけない」

と、お恥ずかしながら、とっても「反応的」。

これをなんとか変えて行くためにはどうしたら良いのでしょう?

 

ここで注目したいのが「影響の輪」に集中すること。

 

人間だれしも、たくさんの関心ごとがあるものです。

健康、家族、職場、国家財政、戦争、などなど。

それらをひっくるめて「関心の輪」と言います。

 

でも、その中で私たちがコントロールできることは、上の図の「影響の輪」なのです。

私たちは、自分の労力と時間を「関係の輪」「影響の輪」のどちらにかけているでしょう?

 

主体的な人は影響の輪、つまり自分が影響を与えられることに全力を注ぎます。

一方、反応的な人は、他者の弱み、まわりの環境の弱点など、どうにもできないことに意識を集中し、結果!影響の輪がどんどん小さくなります。

しかし、影響の輪に注目すれば、影響の輪を広げていけます。

 

「持つ」と「ある」

自分の意識が関心の輪と影響の輪のどちらに向いているか、判断するには、自分の考えが「持つ」と「ある」のどちらかの概念になっているかをチェックすることができます。

 

例えば、

「家さえ持てれば、幸せになれたのに」

「もっと部下思いの上司を持っていたら」

「もっと優しい夫をもっていたら」

「学歴さえ持っていたら」

これらは、周りの環境に反応していますね。

これに対して

「私はもっと忍耐強くあるぞ」

「もっと賢くある」

「もっと愛情深くある」

このように、自分の変化させることが可能なモノにフォーカスする。

そうすれば、自分のご機嫌は自分で決められる、主体的な生き方ができそうです。

 

影響の輪にフォーカスすることは、人格を磨くことに他ならないのです。

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楽しい本を少しずつ一緒に読み進めていけたらと思います。

 

今日はもがんばるあなたに、ご褒美あげてくださいね。

では、また。