朝、なぜ小鳥たちが一斉に鳴き出すのかというと、日の出とともに、木々の緑がいっせいに光合成を開始し、新鮮な酸素を空気中に放出するからだそうです。
早起きして朝日を浴びると、幸福物質の脳内セロトニンの濃度も上昇します。
この本では、3分で誰でもできる新しい朝の習慣を紹介しています。
こんばんは、ラブです。
宇宙のリズム それこそが早起き
わたしたちが人口の電気の光で生活するようになったのは、長い宇宙の歴史から見たら、ほんの一瞬の出来事です。
つまり、わたしたちのDNAには、太陽の光と共に生きてきたリズムがしっかり刻み込まれています。
これは、自然のリズム・宇宙のリズムにのっとったことといえます。
このリズムに添って生きれば、私たち地球に生きる生物は、それぞれの命を最高に輝かせることができるのです。
朝のひとり時間を大切にする
「行ってきます」と玄関を出たところから、心は「ざわざわ」が始まります。
車のクラクション、電車のしつこいほどのアナウンス、携帯電話の呼び出し音・・・。
一人静かに自分を見つめる時間は、朝しかないと言っても過言ではありません。
夜の時間もありそうですが、1日が終わって周りは静かでも、さまざまな出来事が頭をよぎって、心がざわざわしてしまいます。
ですから、朝のひとり時間を、たとえ数分でもいいので、きちんと意識してとることは重要です。
1日3分の朝のゴールデンタイムをとれば、1年で18時間もの「人生戦略作戦タイム」を持つことができます。
朝、夢を口にすると、実現する
「叶う」という感じは、口にして10回唱えると書きます。
口に出すことで、耳が聞きます。
眼で黙読するよりも、何倍も効果的なのです。
「夢」は頭の中だけで考えるよりも、文字にして黙読する。
さらに音読すれば、もっとよいです。
同時に身体を動かすともう最高です。
それを日常の中で実践した達人が、二宮尊徳だそうです。
彼は、背中に薪をしょって、山道を歩きながら学問をしました。
「村をこのように良くしていきたい」という夢を持ち、口にしていました。
そして学習の成果を自分のエゴのためではなく、村民のために活用していきました。
夢は口にすると、実現の第一歩になります。
そして口に出すことで、解決の糸口はいつも「とんでもない方向」からやってきます。
寝起きに潜在意識に働きかける
普段は顕在意識と潜在意識の間は、重い扉で固く閉じられています。
それが半開きになるときが、1日に何度かあります。
その中の一つが、朝に目覚めた時の覚せい状態です。
半分寝ているけれど、半分起きている。
そんな時の脳波は、シータ波とアルファ波のちょうど半分で、7.5ヘルツです。
このときそ、チャンスです。
このとき思ったことや、声に出したこと、考えたことは、そのまま、すうーっと潜在意識のつぼの奥底へと入り込んでいくのです。
潜在意識は、成功への自動誘導装置です。
このオートパイロットを活用しない手はありません。
日中わたしたちは、まじめな会社員や学生としての仮面、課長としての仮面、夫や妻としての仮面など・・・それぞれのペルソナ(仮面)をつけて生きています。
その仮面取り外した奥にいる本当の自分に語り掛けるチャンスが、寝る直前、起きた直後、入浴時、トイレタイム、瞑想時です。
あなたを導いてくれる潜在意識を信じて、もっと活用しましょう。
音楽を聴き、免疫力を高める
NASAの実験で、宇宙飛行士たちが自由に運動できないために、緊張とストレスから免疫力の低下があることがわかりました。
そこでたくさんの実験を重ねた結果、裸足の足の裏に音楽のシャワーを浴びせる、という一風変わった方法が、大変効果的だったそうです。
このときの音楽は、自然の音(小鳥のさえずり、小川のせせらぎ、波の音など)にヒーリングミュージックを重ねたものが、最も効果があったとのことです。
やはり人間の60兆の細胞を活性化させるのは、先祖も耳にしていたであろう、自然のさまざまな音色なのでしょう。
意外なところでは、ゆっくりとした心臓の鼓動や母親の胎内で赤ちゃんが聞いていた音なども、白血球の活動を活発にして、免疫力をアップさせたそうです。
通常わたしたちは音は耳で聴くものだと思い込んでいますが、耳以外のすべての骨、器官、細胞も、音の波動に反応しているのです。
そういう意味で、私たちは、自分の細胞が喜ぶ音のシャワーを浴びせてあげることが大切です。
まさに音楽は、身体と精神に効く、ということです。
朝は忙しくて、なかなか素敵な時間をとることができなかったり。
楽しい夢を思う浮かべながら、ちょっとだけ早めにベッドに入ってみようかな、と思います。
今日もおつかれさまでした。
では、また。