猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

ゲーム感覚でできるから、続く!~『ズボラな人でも毎日500円玉が貯まるすごい方法』市居愛

「貯金」・・・。

その言葉には、「耳が痛い」という反応しか持ち合わせておりません!

 

そこで始めます。

500円玉貯金。

一時期ブームになり、レジでは500円玉が消えてしまったことがあるほど、オーソドックスな貯金方法です。

 

著者の知り合いには、500円玉貯金を使って、45歳で大好きなパリに4回も旅行に行った人がいるそうです。

そのほか、

57歳でヴィトンのバッグを3個も手に入れた人。

79歳で新車を買った人。

ウェディングドレスや愛犬まで、500円玉貯金で買った人がいるそうです。

 

夢いっぱいです!

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500円玉貯金の楽しさ

500円玉貯金を始めるとこんなことが起こりだすそうです。

▶お金を貯めることがゲームのように楽しくなる

▶ムダ遣いが減り、節約しながら貯められるようになる

▶家族と一緒に、お金の大切さを感じられるようになる

▶今日のお金の使い道をコントロールできるようになる

▶将来のお金への不安が無くなり、自信が湧いてくる

 

小さな貯金が、私たちの人生に幸せをもたらしてくれます。

今までがどうであれ、今日から始めればいいんです。

 

彼女たちは、毎日「がしゃん!」と貯まる貯金箱を眺めては、旅行に行こうか、バッグを買おうか、はたまたウェディングドレスを買おうかと考えていたそうです。

「将来のため」という積み立てに比べ、具体的なモノやコトをイメージして行う500円玉貯金の方がはるかに楽しいのです。

 

そして、成功の秘訣は「開封の儀」にありました。

「開封の儀」とは、パンパンに貯まった500円玉の貯金箱を開ける儀式のことです。

中には、この日のために、1年間500円玉貯金ができる人もいます。

ここには、特別な才能も経験も必要ありません。

そして、一度身につければ、この世に500円玉がある限り、生涯、いつでも、行うことができます。

 

著者は、お金を貯めるのが大の苦手だと話す友人に試してもらいました。

彼女はわずか3か月で5万円(100枚!)もの貯金に成功しました。

これまで、どんな方法を試してもお金を貯めることができなかった彼女が、500円玉貯金に魅せられ、結婚以来初めて貯金に成功したのです。

しかも彼女は、貯金をしながら節約までも成し遂げたのです!

シンプルな3つのルール

500円玉貯金には、とてもシンプルなルールがあります。

1.500円玉を手に入れる
2.500円玉を使わない
3.500円玉を貯金箱に入れる

この3点を守れば、だれでも簡単にお金を貯めることができます。

ルールはシンプルながらも、500円玉を手に入れるには頭を使います。

「1500円以内におさめて、2000円出せばゲットできる」

「お会計が640円だから、1200円出せば1枚ゲットできる」

という具合に、会計で頭を回転させる必要があります。

じつはこれは、認知症の早期発見や予防にも役立つそうです。

脳トレの楽しみもあるんですね。

なぜ「小銭貯金」ではダメなのか

財布のすべての硬貨を1日最後に貯金箱に入れる、という「小銭貯金」もあります。

確かに、それでも貯まっていきます。

しかし、小銭貯金にはない、500円玉貯金しか味わえないもの。

それは、ゲーム性です!

500円玉貯金は、レジ計算など頭を使わなければならないため、貯金箱に入れたときの達成感が大きいのです。

そして、貯金箱に入れた時の感触が、はじめは軽快な「チャリン」という音を響かせていたのが、「ガシャン」と重みのあるものになっていく。

チャリンからガシャンへ。

こうした日々の積み重ねが、大きな達成感に包まれていきます。

精神的ダメージが少ない

そして、ほかの貯金法と比べて違うのが、経済的負担が小さいこと。

お財布の中にある500円玉を貯金箱に入れるだけです。

たいていの貯金法は、最初は意気込むのですが、途中で家計が苦しくなったり、急な出費で「今は仕方ないか」とあきらめたり。

しかし、500円ならば毎日少しずつ貯められます。

もし、苦しい月ならば貯金額を調整することもできますし、レジであえて500円玉を作らないようにすることもできます。

 

また、ゲーム感覚があるため、「お金がない」という精神的苦痛より、「お金が貯まる」喜びを感じることができます。

その結果、多くの成功者たちが言うように、「気づいたらこんなに貯まっていた!」となるわけです。

 

500円は、「今」。

積立貯金は、「未来に備える」貯金です。

老後のため、教育費のため、など。

一方、500円玉貯金は「今を夢見る貯金」です。

旅行のため、バッグのため、ディズニーランドのため、など貯金箱を持ち上げては、つかい道を妄想してニヤニヤするための貯金です。

結果として、何に使うかは問題ではありません。

プロセスを楽しめるし、貯まったら、使うのも楽しい。

1万円札は未来のため、500円玉は今のための貯金です。

 

時には、「未来の備え」に役立つときもあります。

「突然冷蔵庫が壊れた時に、欲しかった冷蔵庫の価格と同じ8蔓延が貯金箱にあった!」

「娘の塾台で5万円が必要な時、ちょうど貯金箱にあった」

「車のエンジンが故障したとき、修理代金10万円が500えんだま貯金でまかなえた!」

 

これは、500円玉貯金をしていた人のリアルな話です。

500円玉貯金は、究極の節約法

500円玉を作るために、お札を崩してしまっていいのか?

そういう疑問を持つ人も少なくありません。

500円玉を作るために、財布の中の1000円札が消えてくることに不安を覚えるのです。

 

「これじゃ、逆にお金を使ってしまったではないか・・・」

しかし、これはあくまで錯覚です。

この錯覚こそが、「節約」を可能にする武器になります。

錯覚に陥ったあなたは、こう思います。

「今月はまだあと1週間もあるのに、もう4000円しかない。何とか乗り切らなくちゃ」

そして、お財布の中の4000円と真剣に向き合い、「豚モヤシ炒め」、「もやし玉子あんかけ」「麻婆豆腐」「スーパーの見切り品を使ったレシピ」と、自分の節約能力を最大限に発揮した節約メニューを組み立て始めます。

 

また、こうも考えます。

「ここで、戦線札を出すと500円が手に入っちゃう。

でも、今月はもうお金がない。

それなら、最初から買うのをやめておくか・・・」

いっそ、スーパーに立ち寄るのをやめる、というのは究極の節約ですからね。

こうしてあなたの節約能力は最大限に引き出すことができます。

 

しかし・・・です。

本当にお金がないわけではありません。

これは、あくまでも錯覚なのです。

家に帰れば貯金箱の中には、節約の成果とし集められた500円だまがギッシリ。

貯金箱に詰まった500円玉は、家計を節約できた栄光の証というわけです。

 

1枚はシングル、2枚はダブル、3枚はトリプル、4枚は・・・

500円玉貯金を成功させるために「公言する」という方法があります。

「私は500円玉貯金をやっているんだ!今日は2枚貯まった!」と他人に言い切るのです。

すると友達も、

「面白そうだなぁ。私も始めてみようかな」と、始めるかもしれません。

誰もが1度や2度やったことがある500円玉貯金。

人にきっかけを与えてもらうと、「私も!」となるものです。

実際著者も公言し始めてからというもの、友達も始めて、LINEの「500円玉貯金グループ」ができたほど。

 

さらに、その日何枚貯まったかを表すために、枚数ごとにネームを付けました。

1枚・・シングル

2枚・・ダブル

3枚・・トリプル

4枚・・ミラクル

こうして楽しむことで、盛り上がって貯まるスピードも増していきます。

 

 

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明日は、うまく500円玉を貯めていくちょっとした習慣について読んでいきます。

 

昔、500円玉貯金をして途中まで貯まったけれど、キツイ月に家計の足しにして以来、挫折していました。

でも、必要な時に使ってもいい、という感覚でもいいようです。

それより、日々のお金の使い方を楽しみながら節約モードにできるなら、面白いので気軽に今度はやってみようと思います。

来週、いくら貯まったか、発表します。

 

ちなみに、家計簿がずっとうまく継続・活用できていなかったのですが、スマホアプリ「レシーピ」で、ズボラなワタシでも2か月の継続ができました。

レシートを写メっていくものですが、金額をちょっと覚えて置いたりレシートをポケットに入れて置いて、信号待ちなどのときに手入力で20秒で済ませる、というのが一番時短で現実的な使い方でした。

 

しかも、支出の円グラフが自動的に出るので、驚きの事実がたくさん出てきました。

一番出費していたと思い、日々苦々しく反省していた食費は思ったよりも低額だったり。

衣服にかかっていた費用が思ったより大きかったり(笑)。

ヒートテックも数枚買っていると、結構家計を圧迫するなぁ。

何よりやばいのは、スマホで見るマンガ代金。

今月中に上限設定の仕方をマスターして、徹底的に抑えていこうと思います。

 

冬を超えて春になったときに、何か楽しいことができるかも?

そんなワクワクした気分を乗せて、500円玉貯金をしてみたいと思います。

 

今日もお疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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イヤなことを忘れる7つの行動習慣~『イヤなことを忘れる技術』石井貴士

イヤなことが起こると、1日立ち直れない人がいます。

それに対して、1分間で立ち直る人もいます。

立ち直るために必要なのは、いったん、マイナスをゼロにすることです。

マイナスをいきなりプラスにもっていこうとするから、できなくてさらに落ち込むのだとか。

ワタシもまさにそうです!

 

大事なことは、「ゼロベース」に戻す。それだけ。

プラスにするまで、と欲張らないことが、すぐに忘れるための大事な考え方。

 

そこで、イヤなことを1分で忘れる7つの習慣を今日は読んでいきます。

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1 口をあけて、上を向く

人は1日に「4万5千回」も、「自分には無理だ、できない」と考えていると言われています。

「信号を渡ろうかな。無理だ」

「美人が歩いているぞ。声をかけよう。無理だ」

「お金持ちになりたいなぁ。無理だ」

と、1日に4万5千回も、考えては否定するサイクルを繰り返しています。

イヤなことがあった直後は、なおさらマイナス思考になります。

 

そこで、いったん何も考えないようにすること。

そのために必要なのは、上を向いて、口をポカンとあけることです。

ワタシもトライしてみましたが、やってみると本当に何も考えられないことが分かります。

 

心理学者で、うつ病の研究をした人がいます。

彼は、うつ病になる人の特徴は、いつも下を向いていることだということを発見しました。

本当にそうなるのかどうか、実際に、自分自身でいつもうつむいていたら、本当に自分もうつ病になってしまったのです。

逆に言えば、いつも上を向いていたら、マイナス思考はできないことになります。

上を向くと、何も考えられなくなります。

いったん思考がゼロベースになるのです。

 

これを習慣づければ、あなたは落ち込み癖から解放されます。

2 紙にイヤなことを書いて、丸めてごみ箱に捨てる

イヤなことがあったら、今あった出来事を紙に書いて、丸めてごみ箱に捨てるのが効果的です。

もちろん、ほかの人に見られると困るので、会社でしたら家に持ち帰って捨てましょう。

 

紙に書くことは、「思考の外部化」と言われる作業です。

 

子どものころの、「痛いの痛いの、飛んでいけ~」をしてもらったことがあるかもしれません。

これも「痛みの外部化」です。

 

イヤなことは、頭の中でもやもやしているから、イヤなことのままなのです。

いったん、自分の頭の外に出して、丸めて捨ててしまえば、イヤなことが外に飛んでいくのです。

3 大声を出すと、イヤな気持ちを忘れられる

「大きな声を出してすっきりした」

という経験を持つ人は多いと思います。

これも心理学的にもしっかりした理由があります。

 

「インディアンワーク」という心理学のワークがあります。

ネイティブアメリカンは、キャンプファイヤーの周りを「あわわわわわ!」と大声を叫びながら踊ります。

なぜ大声を出すかというと、大声を出すと自我が飛ぶからです。

自我は「私が、ワタシが、という心」のこと。

大声を出しているとほかのことを考えることができません。

つまりマイナス思考さえ、できなくなるのです。

 

なかなか大声を出す場所はないかもしれません。

そんなときは、ほんの30分の1人カラオケに行きましょう。

ほかのことを忘れる時間を持つことで、かなり忘れることができます。

カラオケは日本人にとっての「インディアンワーク」なのです。
 

4 静かな空間にこもる

インディアンワークの逆の手法が、静かな場所にこもるというやり方。

具体的には、マンガ喫茶インターネットカフェに行くのがおすすめ。

マンガ喫茶にこもるのは、「沈黙」というストレス解消法です

イヤなことは、

①大声を出す

②黙ってほかのことに没頭する

この2つのどちらかで、消えていきます。

マンガ喫茶で、好きな漫画に没頭すると、漫画の世界に入り込み、現実世界のイヤなことを忘れられます。

とくに、努力と根性がメインストーリーであれば、「これくらいでへこたれてはダメだな。もっとがんばらないと」と自然と思えてきますよね。

 

イヤなことを忘れるだけではなく、やる気をチャージできるのが、マンガ喫茶に行くという行動なのです。

 

5 イヤなことがあるたびに、美容院に行く習慣をつける

イヤなことがあって、何も手につかない時こそ、美容院に行くチャンスです。

髪型を変えると、イヤなことがあったときの自分から、新しい自分へと生まれ変わります。

美容師の方に愚痴を聞いてもらうことで、イヤなことも吐き出すことができます。

 

美容院には、「気分転換をするときに利用する」と決めておくのが理想的です。

よくないのは、「毎月何日に髪を切る」と予約を取って決めてしまうこと。

そうなると、「何日には美容院に行かなければならない」という「しなければならない予定」が、美容院に行くという行動になります。

 

「イヤなことがあると美容院に行く」という習慣をつけると、2週間に1度だったり、逆に2か月美容院に行かないこともあります。

「髪が伸びてきたなぁ。そういえば、最近イヤなことがないな」

という髪の長さを調子のバロメーターにもできます。

 

6 イヤなことがあったら、映画館に行く

イヤなことがあって、「あと3時間ぐらい時間があるぞ」と思ったら、迷わず映画館に行きましょう。

映画を観ようと思っても、仕事が絶好調のときは、忙しくてなかなか観に行くことができません。

イヤなことがあって仕事が手につかなくなったら、映画館のホームページを検索して、見ようと思っていた映画を観に行きます。

家でじっとしているよりも、外に出た方が、イヤな気持ちを忘れられます。

イヤなことがあったら、映画を観るチャンスだおと思えば、マイナスな気持ちをプラスに転換することができます。

 

「その3時間がとれない」という方は、スマホで映画を観ることもできます。

「イヤなことがあったら、映画を観る」と決めておけば、イヤなことがあっても1分気持ちを切り替えることができるのです。

7 木火土金水がそろっている「温泉」に行く

最強の忘却ツールは「温泉」です。

なかでも「スーパー銭湯に行く」というのは、イヤなことを忘れるための最強の行動習慣でもあると言えます。

 

木火土金水がそろっているところに行くと、気持ちをリセットできます。

木・・露天風呂には木が生えていた李、木目調のお風呂がある場合が多い

火・・ぐつぐつと、下から熱いお湯が沸いている

土・・露天風呂には、土がある

金・・お風呂のシャワーなど、金属でできているものがある

水・・その名の通り、温泉なので水場である

 

温泉は、人間に必要なこの5要素があるので、リラックスできるというわけです。

スーパー銭湯の中には、カラオケがあったり、マンガが置いてあるところもあります。

3時間以上時間があれば、スーパー銭湯に行くと決めておきましょう。

 

時間がどれくらいあるか、で行動を変える

イヤなことがあって、そのあとの時間が自由になることもあれば、すぐに仕事に向かわなくてはならないときもあります。

つまり、「時間がどれくらいあるか」で、以上の7つから行動習慣を選択することができるのです。

 

10秒→口をあけて、上を向く

1分→イヤなことを紙に書いて、ごみ箱に捨てる

30分→1人カラオケに行く

1時間→マンガ喫茶インターネットカフェに行く

2時間→美容院に行く

3時間→映画に行く

3時間以上→スーパー銭湯に行く

 

と、自由に使える時間に応じて、あらかじめやることを決めておけば、立ち直りが早くなります。

多くの人は、イヤなことがあったら、その場でマイナス思考のスパイラルにはまってしまいます。

イヤなことがあって、次に何をしたらいいのかをあらかじめ決めておかないから、さらにマイナスなことばかりを考えてしまうわけです。

 

そんな中、「次は何をするべきか?」というプランBを決めておくだけで、イヤな気持ちは半減できるのです。

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ワタシは一度落ち込むと、足元をじっと眺めてしまう癖があるので、上を向こうと思います。

イヤなことを紙に書いて捨てる、もお金がかからないからいいですね。

1人カラオケも、うまく使うとものすごく安いんですよね。

マンガ喫茶は、まだ1度しか使ったことがないのですが、これからもう少し挑戦してみたい分野。

 

今日も1日、お疲れさまでした。

冬の空気は澄んでいるので、景色がきれいな季節でもありますね。

ゆっくり休んで、素敵な夢を。

では、また。

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マインドチェンジのコツ~『イヤなことを忘れる技術』石井貴士

イヤなことを、イヤなことのまま忘れてしまうのは、もったいないのです。

実は、そこには億万長者になれる神様のメッセージが入っていることもあります。

レストランのコールボタンは、「引っ込み思案だから、自分からレストランの店員さんに話しかけたくない。にもかかわらず、レストランの店員が気づいてくれない」というイヤなことがきっかけで、誕生しています。

ポテトチップスは、「フライドポテトがぶ厚すぎて、イヤだ!」という不満を言った人がいて、「それなら薄くします」というところから生まれた発明です。

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イヤなことがあったら、アイディアだと考える

万年筆は、アメリカの保険外交員のウォーターマンの発明だそうです。

保険の大口契約の際に、ペンのインクが漏れてしまい、契約書が汚れてしまったのです。

「ひどいペンだ。それなら、自分が作ってやる」と言ってできたのが、万年筆。

このアイディアで、ウォーターマンは億万長者になりました。

イヤな思いをしたら、それは億万長者になるヒントかも?

 

「一億円の法則」で落ち込まなくなる?

落ち込まなくなるために考え方で、著者が提唱しているのが「一億円の法則」です。

 

イヤなことがあったとしたら、「もし、いま手元に1億円あったとしても、落ち込むか?」と考えるのです。

 

たとえば上司からいびられて「お前なんか会社を辞めてしまえ!」と言われたら、普通だったら落ち込みます。

ですが、もし昨日、宝くじで1億円当たって入金されたばかりだとしたら、どうでしょう?

それでも上司は悪者でしょうか?

「え?いいの?

それなら会社都合退職になっちゃうから、退職金もすぐにもらうけど?

1億円あるから、ゆっくり条件のいい会社を探しちゃうよ?」

と考えるはずです。

そう考えると、悪いのは上司ではなく、「1億円の預金がないあなたが悪い」ということになります。

 

1億円あっても落ち込むことであれば、落ち込むべきです。

ですが、1億円あるなら落ち込まないということなのであれば、悪いのは、自分。

貯金しましょう!

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今日も1日、お疲れさまでした。

では、また。

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ダメだったときは「方法がわかった」と切り替える~『1分間でイヤなことを忘れる技術』石井貴士

うまくいかなかったときに、

「自分がダメだからだ」

と自分を責める人がいます。ワタシもまさにそうです。

そうではなく、

「方法がわかった」

という発見の機会である、と考える習慣を持っていくことで、イヤなことをすぐに忘れることができます。

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ここでわかったことは?

エジソンは電球を発明するときに、1万通り以上の材質をタメに、失敗を失敗ととらえずに、

「この材料ではうまくいかないことがわかった」

ととらえました。

プレゼンで企画が通らなかったら、

「プレゼンの仕方が悪かったからか、企画そのものが悪かったか、両方で悪かったのか、いずれかがわかった」

と考えれば、自分の弱点に対して、発見の機会があったことになります。

 

著者は編集者と書籍の企画会議に、100冊分のタイトルを印刷して持っていくそうです。

「この中で、どのタイトル化を選んでいただければ、それを書きますし、ここにないものであっても、言っていただければ書きます」と提示するそうです。

すると、たいていの編集者のパターンは3つ。

①100タイトルの中から、編集者がピンとくるものがある

②100タイトルを見て、それをもとに、別のタイトルを編集者が思いつく

③100タイトル見ても、編集者がピンとこない

 

③のときも、著者はイヤな気持ちにはならないそうです。

「そうか。この編集者がほしかったタイトルは、この中にはなかったのか」

と分かっただけだからだそうです。

 

プランBを用意しておく

著者はひっきりなしに出版社のオファーが来ていると言われがちです。

しかし、この本を書いている時点であと2冊分のオファーがある状態。

多い時でも、5冊分のオファーがあるくらいです。

しかし、書くペースが格段に速いので、書くスピードがオファーを追い抜く場合もあります。

そのときには、「オファーの来ないダメ作家だ」と落ち込んだりしません。

「よし、ここで書きたい本のストック原稿を書くチャンスだ」と思って、本を書いています。

 

①執筆依頼がないとき→書きたい原稿を書くチャンス

②執筆依頼があるとき→本を出版してもらえるチャンス

としておくことで、どちらの場合も正解にできます。

 

イヤだなぁと落ち込む原因というのは、「Aでなければダメだ」と思い込んでいるからです。

AでダメなときはプランBを、プランBもダメならプランCを用意しておけば、落ち込むことはなくなります。

「執筆依頼があり、出版社の企画会議も通kして、完成原稿を書いたのに、そのあとにボツになる」という場合もあるそうです。

「がんばって書いたのに、すべてがムダになってしまった」

と考えたら、イヤな気持ちになります。

しかし、

「ストック原稿ができただけだ」

とフラットに考えられると、すぐに次の仕事に移ることができます。

 

「人生の苦難は、執着することから生まれる」

そうお釈迦様は言います。

リストラして落ち込むのは、勤めている会社に対する執着があるからです。

離婚して落ち込むのは、妻(夫)への執着があるからです。

執着を減らしていくためには、プランBやプランCがあればいいわけです。

 

著者が言うには、ですが・・・いまの妻(夫)と別れたら、Bさんと結婚する。

Bさんと別れたら、Cさんと結婚するという、すでに決まった相手がいたとしたら、落ち込まないはずです。

そりゃそうだ(笑)

会社をリストラされても、B社からもC社からも好条件のスカウトがあれば、落ち込みません。

大学受験でも、第一志望に落ちても、第二志望に受かっていれば、その差がそれほど大きくなければ落ち込みません。

 

常に、プランBやプランCを用意しておくことで(恋人の用意は、どうかと思います)、執着を減らして、イヤなことをすぐに忘れることができるのです。

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今日も1日お疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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78:22の法則で生きる~『1分間でイヤなことを忘れる技術』石井貴士

人生を100点満点で考えると、完璧主義に陥りがちです。

実は人生は、100点満点ではなく、78点満点です。

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「78:22の法則」

これは、宇宙は「78:22」の割合で成り立っているというものです。

地球上は、海が78%、陸地が22%。

空気中の窒素は78%、酸素などの窒素以外が22%。

人間の体は水が78%、それ以外が22%。

会社の売り上げも、上位22%の人が全体の78%の売り上げを上げていると言われています。

 

この法則に照らし合わせて考えれば、満点は78点ということになります。

地球上で78%以上が海でも困りますし、窒素が78%以上でも困ります。

人生のルールも100点満点ではなく、78点満点で考えれば、楽に生きることができるのです。

 

自分自身は78点分の努力をして、22点分はほかの人に任せる。

78点までは取るように努力するが、22点はいずれの改善点として残す。

「100点満点で、100点を取らなければならない」

と思って生きるよりも、

「78点満点なのだから、どれだけ頑張っても78点だぞ」

と思って生きた方が、落ち込む回数も減ります。

もし、100点満点が取れるとしたら、それは問題が簡単すぎるということ。

小学生の問題であれば満点をとれますが、社会に出て満点が取れるような簡単な問題はめったにありません。

常に78点しか取れないレベルの問題に挑戦しているというのが、社会人としての正しいあり方です。

65点主義で行こう!

78点満点で、合格ラインは何点でしょうか?

毎日の合格ラインは65点です。

65点をクリアしたら、その日はいい1日だったと、自分をほめるクセを付けます。

 

100の仕事が目の前にあって、今日中に100のすべてをこなさなければならないと思うと完璧主義になります。

がんばったとしても78で終わらせて、残りの22は明日に残しておきます。

合格ラインは65、満点を78にしていくと、長続きします。

 

もし、100の仕事を1日でやりきったら、翌日に疲れがどっと出てしまい、

「昨日アレだけやったんだからいいや」

と逆にパフォーマンスが落ちてしまう可能性があります。

短距離ランナーではなく、長距離ランナーを目指して生きることが大切です。

毎日がんばりすぎてしまうと、必ずどこかで反動が出ます。

 

「運動する時間を見つけられないものは、病気になる時間を見つけるだろう」

という格言があります。

常に余力を持つことの方が、毎日健康的に生きることができます。

 

今日がんばったから100点、よくいつは疲れて何もしなかったから0点、次の日はがんばったから100点、その次の日は疲れて何もせずに0点という人と、65点で4日間仕事をした人であれば、4日後の総得点は、前者は200点、後者は260点です。

 

しかも、後者の方が、仕事以外のこともできるので、人生をエンジョイすることもできます。

65点主義で、がんばったとしても78点で止めておく。

こうしたことで、落ち込み癖が減り、最終的なパフォーマンスも上がるのです。

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100点満点を目指してしまいがちな自分を、反省。

周りの人にも、「力を抜け!!」と常々指摘されているんで、「78:22」を今年の最後の習慣づけに持っていくことにしました。

 

空気が澄んで、ちょっとした商店街のイルミネーションだってなかなか素敵に見える季節。

眺めているだけで「一人デート」な気分になりました。

誰か隣にいてほしい人を妄想して、一緒にイルミネーションを見ているというシチュエーションを脳内で楽しむのも可能なのが、今ですね!

だってすぐ暗くなるし、マスクやストール、マフラーや襟元で顔を隠せますもん。

 

今日もお疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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忘れるための方法「準備をしておく」~『1分間でイヤなことを忘れる技術』石井貴士

冬は曇天に気持ちもどうしても落ち込みがちです。

今日は、「いつまでも落ち込み続ける」クセを脱却する方法を読みます。

「忘れたいことは、さっさと忘れられる」ために、心の習慣としてつけたいものを1つ。

 

今日読むのは、「ちょっと準備をしておくこと」。

 

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準備をすると、落ち込まなくなる

アリとキリギリスの童話に出てくる、キリギリスのような人生を送っていて、将来の準備をしていなければ、突然の不幸に落ち込んでばかりの人生になります。

逆に、アリのように、いつも準備をしておけば、突然の不幸な出来事に、落ち込む回数が減ります。

 

ブラック企業に入ってしまった」という場合、そもそも就職活動のときに、準備が足りなかったことが原因します。

就職のための勉強や情報集めが足りないままに決めてしまえば、ブラック企業に入ってしまうリスクは当然高くなりますよね。

そうした若者のエントリーシートは、かなりもやっとした感じになるので、「採用しても使える人材に育ちそうもないな・・・」という印象を受けますね。

 

著者はアナウンサーになりたくて、就職予備校に100万円以上つぎこみ、そこまで準備して27社目にアナウンサーに内定しました。

誰にも負けない準備をしていたという自負があると、26社から「ノー」を突き付けられても、前向きに頑張れたそうです。

 

イチロー選手さえ、6割以上はヒットが打てずに失敗します。

でも、そのたびに落ち込むのではなく、誰にも負けないくらいストレッチや練習を丁寧に重ねていきます。

うまくいかなくて落ち込んでしまうときは、それはまだ準備が足りなかった、ということです。

 

「プレゼンに失敗した」と落ち込む人は、おそらくシュミレーションも模擬練習もしていません。

お金をかけて「プレゼンのための話し方セミナー」にも行ったことがないでしょう。

スティーブ・ジョブズのスピーチは完璧だ」と思った方もワタシを含めていると思います。

しかし彼ほどの人物でも、スピーチコンサルタントをつけて、「ここで笑顔を作る」「ここでガッツポーズをする」というところまで、細部にまで練りこみ、練習を重ねたから、最高のスピーチができたわけです。

 

わたしたちが落ち込んだ理由は、準備不足が原因だった可能性が高いのです。

万全の準備をすれば、落ち込みは最小限になるはずなのです。

誰よりもバットを振れば、落ち込まなくなる

「野球選手には、人間関係で悩む暇などない。

そんな暇があったら、バットを振る」

という長嶋茂雄さんの言葉があります。

上手になれなくて悩んでいるならば、上手になるための練習をする時間に当てればいいのです。

「話が下手なんです」というコンプレックスを持っている人は、「スピーチレッスンに行ったことがありますか?」というと、たいていはないのだそうです。

「お金がなくて困っています」というのであれば、「そうしたセミナーに行ったことがありますか」と聞くと、ないのだそうです。

 

気が付くと、バットを1度もふらずに「困った」と言ってしまうものなのかもしれません。

バットを振っていれば、悩んでいる暇など、無くなります。

一度でもバットを振ると、イヤなことが起きても、またバットを振るだけなので、落ち込んでいる時間そのものがゼロになるのです。

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今日もお疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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「思い込み」の捨て方~『1分間でイヤなことを忘れる技術』石井貴士

アルバート・エリス博士によれば、昨日読んだ【B】(信念)には、2種類あるとのこと。

①ラショナル・ビリーフ(合理的な信念)

②イラショナル・ビリーフ(非合理的な信念)

この2つです。

多くに人は、非合理的信念があるから、落ち込みます。

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「イラショナル・ビリーフ」を捨てると、前向きになれる

たとえば多くの人は、「好きな人にふられた」というAがあると、「自分に魅力がなかったんだ」というイラショナル・ビリーフ(非合理的な信念)を信じ込んでしまい、へこんでしまいます。

 

しかし、「自分に魅力がないからフラれた」というのは、100%合理的に正しいのでしょうか?

たまたま、相手にすでに恋人がいたのかもしれません。

来週、結婚式を迎えている人だったのかもしれません。

仕事にイライラしているときに告白されて、それどころではなかったのかもしれません。

相手に見る目がなかっただけかもしれません。

 

以前著者の友人がプロ野球選手と合コンして、一目ぼれされ、出会った当日に

「結婚を前提に付き合ってほしい」

と言われたそうです。

ですが彼女は、

「どうせ2軍選手なんでしょ?

1軍選手が合コンに来るわけないし。

あなたとなんか、付き合うはずがないじゃないの」

と言って、その日に断ってしまいました。

翌日プロ野球選手名鑑を見ると、彼はバリバリの1軍選手で、年俸3億円と書いてありました。

「どうしたら、やり直せるのかしら」

と後悔しましたが、結局連絡が取れないまま、彼はほかの女性と結婚しました。

お金で男性を判断する傾向の強い、ゲンキンな女性ではありましたが、彼女のイラショナル・ビリーフはこういうものです。

「年俸3億円の選手が、私の目の前に現れて突然『結婚してくれ』と言ってくるわけがない」

「合コンに来るようなプロ野球選手は、2軍だけだ」

という【B】(信念)です。

「世の中、何が起きてもおかしくない」

という【B】(信念)を持っていれば、相手の連絡先くらいは聞いていたはずです。

 

「男は年収だ」という信念もイラショナル・ビリーフです。

いまお金持ちでも、10年後には破産しているかもしれませんし、今貧乏でも10年後には大金持ちになっているかもしれません。

決めつけ癖をなくすには

「財布は、落とさないものだ」

と思っていて、財布を落としたら、落ち込みます。

「財布は落とすものだ。

だから、キャッシュカードとクレジットカードと現金は、別のところに入れておけば、落とした時に落ち込みが緩和される」

と思っていれば、ショックは少なくて済みます。

 

「会社は定年まで勤めあげるものだ」

と決めつけていると、会社の倒産があると落ち込みます。

「会社の寿命は、定年まで持たないだろう。

だからこそ、いつでも起業できるように準備をしておくべきだ」

と考えていれば、リストラされても落ち込みは軽減されます。

 

「老後は、夫婦水入らずで過ごしたい」

と思っていたら、定年と同時に離婚届を出される熟年離婚

「離婚届は出されないはずだ」

という決めつけが原因で、激しく落ち込みます。そうした人は、熟年離婚をされないための対策を、新婚のときからしていたのでしょうか?

子どもが生まれる1か月前は、毎日妻に付き添っていたのか。

出産に立ち会っていたのか。

子どもが3歳になるまで、週2回以上お風呂に入れていたのか。

それらを聞くと、熟年離婚された男性の大半は、していないそうです。

悪くなる原因がたくさんあったのに、良い結果しかあるはずがないと決めつけていると、悪い結果が出た時に、その落差に落ち込みます。

 

常日頃から、

「そうかもしれないが、そうではないかもしれない」

と考える習慣を持つことで、落ち込み癖はなくなります。

決めつけ癖があると、裏切られる結果ばかりが目の前に現れてしまうのです。

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思い込みは強いワタシなので、何かと落ち込んでいたんだなぁと思いました。

 

今日も寒い1日を、おつかれさまでした。

ビタミンをたくさんとって、冬を楽しみましょうね~。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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