猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

忘れるための方法「準備をしておく」~『1分間でイヤなことを忘れる技術』石井貴士

冬は曇天に気持ちもどうしても落ち込みがちです。

今日は、「いつまでも落ち込み続ける」クセを脱却する方法を読みます。

「忘れたいことは、さっさと忘れられる」ために、心の習慣としてつけたいものを1つ。

 

今日読むのは、「ちょっと準備をしておくこと」。

 

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準備をすると、落ち込まなくなる

アリとキリギリスの童話に出てくる、キリギリスのような人生を送っていて、将来の準備をしていなければ、突然の不幸に落ち込んでばかりの人生になります。

逆に、アリのように、いつも準備をしておけば、突然の不幸な出来事に、落ち込む回数が減ります。

 

ブラック企業に入ってしまった」という場合、そもそも就職活動のときに、準備が足りなかったことが原因します。

就職のための勉強や情報集めが足りないままに決めてしまえば、ブラック企業に入ってしまうリスクは当然高くなりますよね。

そうした若者のエントリーシートは、かなりもやっとした感じになるので、「採用しても使える人材に育ちそうもないな・・・」という印象を受けますね。

 

著者はアナウンサーになりたくて、就職予備校に100万円以上つぎこみ、そこまで準備して27社目にアナウンサーに内定しました。

誰にも負けない準備をしていたという自負があると、26社から「ノー」を突き付けられても、前向きに頑張れたそうです。

 

イチロー選手さえ、6割以上はヒットが打てずに失敗します。

でも、そのたびに落ち込むのではなく、誰にも負けないくらいストレッチや練習を丁寧に重ねていきます。

うまくいかなくて落ち込んでしまうときは、それはまだ準備が足りなかった、ということです。

 

「プレゼンに失敗した」と落ち込む人は、おそらくシュミレーションも模擬練習もしていません。

お金をかけて「プレゼンのための話し方セミナー」にも行ったことがないでしょう。

スティーブ・ジョブズのスピーチは完璧だ」と思った方もワタシを含めていると思います。

しかし彼ほどの人物でも、スピーチコンサルタントをつけて、「ここで笑顔を作る」「ここでガッツポーズをする」というところまで、細部にまで練りこみ、練習を重ねたから、最高のスピーチができたわけです。

 

わたしたちが落ち込んだ理由は、準備不足が原因だった可能性が高いのです。

万全の準備をすれば、落ち込みは最小限になるはずなのです。

誰よりもバットを振れば、落ち込まなくなる

「野球選手には、人間関係で悩む暇などない。

そんな暇があったら、バットを振る」

という長嶋茂雄さんの言葉があります。

上手になれなくて悩んでいるならば、上手になるための練習をする時間に当てればいいのです。

「話が下手なんです」というコンプレックスを持っている人は、「スピーチレッスンに行ったことがありますか?」というと、たいていはないのだそうです。

「お金がなくて困っています」というのであれば、「そうしたセミナーに行ったことがありますか」と聞くと、ないのだそうです。

 

気が付くと、バットを1度もふらずに「困った」と言ってしまうものなのかもしれません。

バットを振っていれば、悩んでいる暇など、無くなります。

一度でもバットを振ると、イヤなことが起きても、またバットを振るだけなので、落ち込んでいる時間そのものがゼロになるのです。

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今日もお疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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