ふだんの生活の中で、ちょっと交通機関を変えるだけでも、プチ旅行が楽しめることがあります。
電車をバスに変えるだけでも、見える景色が驚くほど違って見えます。
気分は「路線バスの旅」。
マンネリ化した気分も一新するショートトリップです。
エンターテイメント性にあふれる交通機関としては、水上バスも挙げられます。
交通機関を変えるということは、時間がかかるので、帰り道にお勧めです。
ちなみに「ひとり時間」上級編を飛ばしております。ごめんなさい。
それは、「ひとりでバーに行く」です。
お酒が苦手なので、飛ばします。
出張帰りに各駅停車を使う
今や乗り物はスピードを競う時代。
その分、移動の楽しみは忘れられがちですが、本来乗り物は楽しいものです。
急ぎではない出張の帰り道に、ちょっと各駅停車を使ってみると、「プチひとり旅」ができます。
線路わきに咲くかわいらしい花に気がつくことができたり。
仕事に追われる毎日では見えなかった景色が見えてきます。
ひとり旅をしてみる
どうして人はひとり旅をしたくなるのでしょう?
ひとり旅は、宿泊料金や夕食のことを考えると、まったくお得とは言えません。
それでもあえてひとり旅がしたくなるのは、「精神的に得るもの」が大きいからだと著者は考えます。
なれて著者が初めて一人旅をしたのは海外で、しかもハワイでした。
当時は新婚旅行のメッカでした。
ホテルのレストランもガイドブックに載っている店のほとんどもカップル仕様で、ひとりに慣れている著者でも困りました。
でもファーストフードだけなんて、納得いきません。
ホテルのフロントで聞いてお店を見つけ、お店ではカウンターでスタッフと会話しながら、おすすめの1品を注文したのです。
ちょうどよい量で、スタッフも気さく、ひとりにはぴったりのお店でした。
この旅で著者は自分に自信が付き、「なにごとにもチャレンジ精神が必要」ということを身をもって知ることができました。
国内旅行でもひとり旅で同じようなものを得ることができます。
前向きな心と確固たる自信を一人旅を通して得ることができます。
曇っていた視界が一瞬にして晴れ渡る、そんな爽快感があるそうです。
手軽な温泉気分
「プチひとり旅」として、地元の銭湯もおすすめです。
東京都浴場組合によると、「大きな湯船につかると、アルファ波が出る」とホームページでも書いてあるそうです。
穴場の時間帯は開店直後です。
人が少なくてゆっくりできるうえ、いちばんに風呂に入る優越感も感じられます。
また、銭湯では年間を通して、菖蒲湯などのイベント風呂の日もあったりします。
スーパー銭湯もたくさんの湯船を楽しめて最高ですね。
温泉は日帰り入浴でも十分
出張帰りや帰省の帰り道に、近隣の温泉地に足を延ばすことができるチャンスもあるかもしれません。
そんなときは、駅の観光案内所が実力を発揮します。
日帰り入浴ができる宿(ネットには載っていないような)を聞くことができるのです。
「温泉に行ったら、いい旅館に泊まって、日ごろの疲れを一気に放出したい」
と誰もが思いますが、それには時間もお金もかかります。
そこで「気軽なプチひとり旅」です。
ここ数年、多くの旅館では「日帰りコース」を設定するところが増えてきました。
コースには休息するための部屋とランチが付いているものも。
ただ、宿泊客を重視している旅館もあるので、入浴を目的として行くならば事前のチェックをお忘れなく。
さらにひとり旅を楽しむために・・・
楽しい気兼ねないひとり旅。
ただ、準備を怠ると、家族はおろか多くの人に迷惑をかけてしまうこともあるので、最低限3つの準備をしましょう。
①緊急時の連絡先を明確にする
運悪く事故などに巻き込まれた場合を想定し、緊急時の連絡先を用意しておきましょう。
緊急時の連絡先を書いたメモを財布の中にしのばせておけば、必ずその番号に連絡がいきます。
その相手には、行く場所、帰る日、宿泊場所を伝えればベスト。
②身分証明書を携帯する
③チェーンキーを持参する
トランクなどの大きな荷物を持っている場合、トイレにトランクをに持ち込むのも一苦労するもの。
チェーンキーを持っていると便利です。
バスで帰宅するだけでも、けっこう楽しそうです。
「ぶらり路線バスの旅」の気分ですね。
こんな旅館も、お風呂だけ入りに行くならば、けっこう安かったりしますよね。
最近銭湯も行っていないから、寒いこの時期にチャレンジしてみたくなりました。
富士山の壁絵、なんて最高です。
寒いですね。ゆっくり休んで、素敵な夢を。
では、また。