「自分を追い詰めないようにすること。
その方法は、何にでも「たかが」をつけて考えることです。
何も思いつめることはないや、という気になってくるのは、
おもしろいことです」
著者自身、この言葉に何度も救われたことがあります。
物事に追いつめられていると感じた時、
「たかが、~じゃないの」
とこころの中でつぶやくのです。
「たかが仕事」「たかが恋」「たかがお金」「たかが常識」「たかが自己」「たかが借金」「たかが失業」・・・・なんてことも?!
ほとんどのことは、「たかが」で片付けられることに気づきます。
「ま、生きる死ぬの問題じゃないけれど、やれるだけのことはやってみよう」
と前向きな気持ちになってくるのです。
先週に続き、人生の先輩たちのこころのお守りになることばを。
あなたにとって、ひとつでもお守りになることばが見つかったら嬉しいです。
1日10回、感動すること。それが長生きの秘訣です。~加藤シヅエ
私たちの脳の奥には偏桃体というものがあります。
アーモンドの形をしたをした1.5センチほどの2つの神経細胞です。
偏桃体は、5感から情報をキャッチして、感情をつかさどります。
この偏桃体が、感動して興奮すると、快感や意欲をつくる脳内ホルモン、ドーパミンが分泌されます。
つまり、感動することで、脳の働きが活発になり、ワクワク感や、やる気、好奇心がでてくるというわけです。
人生とはおもしろいものです。
何か1つを手放したら、それよりずっといいものがやってくるものです。
~サマセット・モーム(劇作家)
手放す必要が無い時は、手放さなくていい。
でも、人生には
「もう抱えきれないな」
「新しいものを手に入れたい」
と、なにかを手放す必要性を感じるときも。
そう思ったら、すんなり前に進めたりしませんか。
多数に追随すれば必ず自分を見失う。
孤独を恐れずにしたいことを続けるしかない。
~安藤忠雄
周りの空気に合わせてみても、どこかでズレが生じることが多いことってありますよね。
自分の頭で考えること。
多数の道で安心していると、我慢が必要なことが起きてきます。
自由な道は孤独と不安が待っています。
が、自分がやりたいことを我慢することほど、辛いことはありませんよね。
地上に生きる者の最上のしあわせは、ただ自分らしく生きること。
~ゲーテ
これほど簡単に「しあわせ」を定義している言葉はないでしょう。
しかし、”自分らしさ”って、わかりにくいもの。
現代社会では、生き方の選択肢が広がっている分、「あれもいい」「これもいい」と自分の道を見失いがち。
自分は「どんなときに楽しいのか」
自分は「どんなことに夢中になれるのか」
自分は「どんな世界にしっくりくるのか」
自分を喜ばせてくれるものを、経験を重ねながら、じっくりと見つけていけばいいのです。
コロナ禍で、イライラしている人がたくさにます。
それでも、こんなブログを見てくださるあなたは、きっと優しい心を持ち続けてがんばっているのだと思います。
ゆっくり休んでくださいね。
では、また。