「どうして、自分を責めるんですか?
他人がちゃんと必要なときに 責めてくれるんだから、いいじゃないですか」
私たちはつい失敗した自分を責めてしまいますが、そんなこと本当は必要ない!とアインシュタインが言っています。
未来の心配も、過去の後悔も、必要ないもの。
本書には、こんなふうなたくさんの偉人や作家、地方の言い伝えなどの言葉があつめられています。
あなたのこころをフワッとさせるものが、ひとつでも見つかったら嬉しいです。
今週はごく短めです。
迷ったら、魂の喜ぶほうを選ぶわ 匿名
著者の尊敬する女性が言った言葉。
なるほどと思い、著者も実践してきました。
仕事、恋愛、住む場所、旅行する国、休みの日の過ごし方、会う人、食べ物、着る服・・・
「正しいか」「損か得か」「大変なのか楽なのか」で決めてしまいがちですが、魂が喜ぶなら、成長させてくれる道に間違いありません。
「本当のところ、どうしたいの?」
と、心の奥にある本音を聞き出してみましょう。
欠点は隠すものではない。利用するものだ。 宇野千代
著者は美人に生まれない分だけ、見てくれで判断しない人と付き合えてよかったと言います。
おっちょこちょいだからこそ、不思議と手を差し伸べてくれる人も多いとか。
欠点はチャームポイント。
失敗も同じで、一面では大きな学びと逆転のチャンスですもんね。
おのれの運を信ずる者くらい、運のいい者はいない ドイツのことわざ
「私は運がいい!」と確信した人は、根拠のない自信で、とてつもないパワーを発揮するものです。
この”根拠のない自信”というのが、すさまじいエネルギーを持っています。
受験勉強の結果に対しても、恋愛でも、「自分は運がいい」と思っていれば、同じ結果でも次の展開がまるで違ってきます。
そして、幸運の神様は本当に運が良いと思っている人に微笑むものです。
嘘だと思うなら、試してみてください。
上機嫌は、人が着ることのできる最上の衣装である サッカレー(作家)
「ご機嫌」な人ほど、人を惹きつける人はいませんよね。
どんな高価なドレスも、完璧なメイクも叶わないですよね。
パーティでも職場でも、道を聞くときでも決まって寄っていくのは”ご機嫌オーラ”が出ている人。
ご機嫌さんには「なんだか楽しそう」「ちょっと笑える」「幸せそう」「優しそう」「親しみやすそう」・・・といろいろなタイプがいます。
ベースになっているのは、”明るさ”。
カリスマのある人、勢いのある人、人の中心にいる人、だれからも愛される人は、たいてい突き抜けた明るさを持っています。
明るいと人は安心するし、元気をもらえるのです。
これは自分の習慣でなれるものです。
「ご機嫌な自分」のイメージで振舞ってもいいし、「あんなふうになりたい」というご機嫌な人になりきって振舞うのもいいでしょう。
楽しいことを考えたり、ユーモアを取り入れるのもいい。
そのうちご機嫌はクセになってきます。
人生は恐れなければ、とてもすばらしいものなんだよ。人生に必要なもの。それは勇気と想像力、そして少しのお金だ。 チャーリー・チャップリン
世の中が混とんとしていて、八方ふさがりに感じる状態の今であっても、悲観することはないのです。
私たちが脳内で不安になったり恐れたりしていることの9割は、実際は起きないのだとか。
勇気と想像力、少しのお金。
それがあれば、なんとかなるんです。
働く女に必要なのは、「強さ」ではなく「しなやかさ」 有川真由美
元来、女性の構造は、戦うためにできていません。
その代わり、受け入れたり、受け流したり、防御したりするなど、柔軟性をもって対応する方が、目的を達成できるようにできています。
戦略的に必要なのは、柔軟さでありしなやかさ。
このコロナ禍ではさらにこの「しなやかさ」が脚光を浴びています。
常に温かく誠実な一人の女性があるとしたら、社会的にどんなに見映えのしない存在であろうとも、そのひとこそ世の中を善くする大きな原動力であると思います。長谷川町子
どんな立派な人よりも、どんなに仕事ができる人よりも、だれもがそばにいてほしいと願うのは、にっこり微笑んでいてくれる、こころの温かい女性です。
その人がいるだけでホッとする。
その人にねぎらいの声をかけてもらうと、救われる。
その人の誠実な働き方を見ると勇気がもらえる。
近くの人を大切にできる女性、小さな仕事を大事にする女性こそ、貢献度が高いのです。
目の前にある現実だけを見て、幸福だとか不幸だとか判断してはいけない。その時は不幸だと思っていたことが、あとで考えてみると、より大きな幸福のために必要だったということがよくあるの。 フジ子・ヘミング
一生のうち何度かは、”なんでこんなに悲しいことが”と思うことが起こるものです。
でも、ずっとそのままということは、絶対にないこと。
そして、必ず「あんなことがあったおかげで、今がある」と感謝を覚えるときがくるものです。
だから、悲しいことや苦しいことも、「これは不幸」と決めつけてはもったいない。
あなたの人生の目指す場所に行きつくためには、すべての歴史が必要条件なのです。
今週もお疲れさまでした。
ゆっくり休んでくださいね。
では、また。