近年、睡眠に関する書籍が多く読まれています。
「睡眠のゴールデンタイム」と呼ばれる22時から2時の時間帯に眠ると成長ホルモンが活性化して1日の疲れを回復してくれます。
でも、現代日本ではそんな早い時間にうまく眠りに入るのはなかなか難しかったりしませんか。
そんな場合でも、1時間でいいのでゴールデンタイムに眠ることを著者は勧めています。
長年の夜型生活が染みついていると、ゴールデンタイムに入っても眠くならないこともあるかもしれません。
であれば、目を閉じて身体を横たえているだけでも、心身が休まりその効果を得られます。
早寝早起きがしんどい人は、こうした方法で少しずつ体を慣らしていくことがステップになるそうです。
あきらめずに続けていれば、次第にゴールデンタイムに眠くなるようになってくるそうです。
仕事などで成果を出すことが求められているならば、なおさら心身を健康に保ち、しっかりと眠ってフレッシュな状態で目覚めることが必要です。
徹夜は、特に論外だそうです。
睡眠時間の確保こそ、現代人における最重要課題だと著者は断言します。
午前のパフォーマンスを最高にする方法
著者に言わせると午前中は「動」のゴールデンタイム。
1日で最もブレインワークに向いている時間です。
それはまず朝に神経伝達物質のひとつであるドーパミンが大量に分泌され、この働きにより記憶や認知作用をつかさどる脳の中枢神経が強化されるからだそうです。
また、同じく神経伝達物質の1つであるアドレナリンの分泌もあり、集中力が向上するのです。
そして、この最高のゴールデンタイムを手にするためにも、朝は「ゆっくりはじめる」ことが肝心だそうです。
1日の始まりの交感神経の働きはなだらかな右肩上がりの曲線を描きます。
あわただしく1日を初めてこの動きが一気に上がると、自律神経が乱れます。
すると理想的な「動」のゴールデンタイムを得ることができなくなるのです。
ですから、ぜひ「朝はゆっくりはじめて、午前中にブレインワークに集中」することを著者は勧めています。
パフォーマンスが劇的に上がること請け合いだそうです。
ちょっと早起きして、気持ちの良いゆっくりした朝!
とても素敵な習慣ですね。
10分だけアラームを早めにセットすることにしました。
昨日の読んだところでは、「1時間早起き」とあるので、ちょっとずつのトライです・・・。へへへ。
今日も1日、お疲れさまでした。
ゆっくり休んでくださいね。
では、また。