成功者と呼ばれる人ほど、多くの苦難や苦しい局面を乗り越えて幸運をつかんでいる、とたくさんの成功者をロンドンで施術してきた著者は感じてきました。
常に上り調子は行かず、時に不運に見舞われます。
不幸を幸運に展示させる思考法
世界的に活躍する脚本家を夫に持つサラがいます。
サラ曰く、「人生はサーフィンのようなもの」。
ビックウエーブが来るときもあれば、バランスを崩しいて海に放り出されることもあり、それは避けようのないことなのかもしれません。
大事なのは、逆境に直面したときの心の持ちようだそうです。
サラの夫はどんなときでも、「自分はこの逆境を乗り越える価値がある」と自分を信じるプライドが揺るがないそうです。
彼は試練に対する耐性を引き締まった筋肉のごとく身につけています。
試練という波が次々と押し寄せてくる時、人はおおよそハンドリングできなくなります。
そんなときさらにその夫は試練の波を全身で受け止めつつ、試練の原因を徹底井的に分析に、打開策を探るのです。
結果、不運だと思っていたことが素晴らしい幸運を引き寄せることがしばしばあるとか。
ファッション業界の第一線で働くシャーロットは、スランプになると、情報、モノ、つきあいを含め、あらゆるものを極限まで断ち切ってみるそうです。
不用品は捨て、惰性で続けていた趣味や娯楽はやめ、情報を遮断し、つきあいの場に顔を出すのも控えます。
極限まで切り詰めると、思考が研ぎ澄まされ、アイデアを生み出す勘が戻ってくるそうです。
またシャーロットは、どんなに気持ちが落ち込んでも下を向かないそうです。
心の落ち込みは態度に出てしまい、無意識に伏し目がちになります。
だからこそ、落ち込んでいるときほどあごを上げることを意識します。
彼女はウエスト周りに存在感のあるネックレスをあえて身に着けています。
そうすることにより、適度な緊張感が生まれて姿勢も良くなり、食べすぎも抑えられるとか。
あごを上げれば目線が上がり、遠くの景色まで見渡せます。
遠くの景色が見えれば、その先にほのかに光るチャンスを見逃すことはありません。
年末は寒さに猫背になったり下を向いたりしてしまいがちですが、ちょっとあごを上げていこうと思います。
今日もお疲れさまでした。
ゆっくり休んで素敵な夢を。
では、また。