猫のメメとモエ

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過去を手放して、「今」に生きる方法~『さあ、本当の自分に戻り 幸せになろう~人生をシンプルに正しい軌道に戻す9つの習慣』マーク&エンジェル・チャーノフ

あなたは手放すことが得意ですか?ワタシは苦手です。断捨離の進みが遅いです。

過去の失敗や良かった出来事を思い出して、これからやろうとすることを止めてしまったりすることさえあります。

ベテランの悪い癖です!過去の経験は、財産になりますが重い荷物にもなります。

あなたにもし、手放したい過去や記憶があったら、この機会にワタシと一緒に読んで消していきませんか?

本著では具体的な手放し方や手放すべきものが挙げられています。

 

ワタシは、自分の過去のうまくいった時期の思い出に縛られています。

たとえば、仕事でとてもうまくいっていた時期の記憶。

最高のスタッフと共感してくれる環境のなか、のびのびと仕事ができていた過去。

「あの頃はよかった」という記憶とともに、どうしても今の現状を否定させてしまいます。カッコ悪いです。

カッコ悪いだけではなく、この昔の記憶に囚われていて、数年前大失敗しました。

「もっと自分はできるはずなのに、今の職場の環境が悪い」

「自分が結果が出せないのは、あの人のせいだ」

などの最悪な思考が浮かんでしまいました。

思っていれば、どこかしらでそのキモチが態度に出ていたのでしょう。もめてしまいました。

今ここにある目の前の問題と向き合うことができていなかったんです。

きっと、過去に囚われている自分を周りに見透かされたんだと思います。

今でもそれを打ち消すのに必死です。

昔は昔、、!そう言い聞かせているのですが、、、。

 

若いころ、ベテランが酒の席や休憩の時間に語ってきた「昔の武勇伝」。

心底うんざりしたものでした。

でも、自分も過去に囚われていたから、同じだったんだと反省です。

ああ、みっともない。もう絶対に昔語りはやりたくないのです!

 

今日こそ、過去を手放します。

 

 

人間は、「〇〇が起こるべきだったのに」「〇〇はこうあるべきだ」という考えに足らわれてしまうものだそうです。

こうした考えは、あなたの肩に重くのしかかり、今すぐあなたが最善の一歩を踏み出す力を奪います。

これは、現実ではないことへの執着でもあるそうです。

 

著者は親友が急に病死し、直後に実の兄が自殺しました。

深い悲しみの中、現実を受け入れられずにいました。

しかし、「何とかして2人を取り戻したい」という願いを手放した途端、兄や親友との思い出を慈しみ、二人が心の中に生き続ける方法を見出すことができたそうです。

 

こうした「終わり」は忌まわしく思われがちですが、終わりが無ければまた「ありがたい」という気持ちを抱くこともできないのだ、と著者は言います。

 

 

その他のほんの日常的な場面でも、手放すべきものはあります。

新しい年を迎え、思考の断捨離をして、一緒に身軽になりましょう!

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人間関係を手放すときもある~友達など

著者の夫のマークには、付き合いの長い幼なじみジョンがいました。

ジョンは違う惑星の住人であるかのように、人生に対する価値観が、まったく異なっていました。

ジョンは正しい生き方はひとつだと信じていました。

それは大学に入って学位をとり、就職して、人生の持てる時間すべてを出世に捧げるという生き方です。

 

夫のマークには別の計画がありました。

彼は大学卒業後、よい会社に就職して働いていましたが、プライベートでは大切な人を亡くした喪失感と闘いながら、ブログに記事を書き始めていました。

ところが、ブログの閲覧数がのびるにつれて、ジョンは毎日のようにマークの成功にケチをつけるようになりました。

その後、フルタイムでブログに専念するためにマークが会社を辞めた時は、猛反対。

ついにマークは「お前の意見は聞いていない」と言い返し、友情は終わりました。

ジョンと言う友人を手放すのは、マークにとってつらいことでしたが、彼自身の幸せや成長のためには必要なことでした。

 

何をしても、自分の気持ちをどれだけ説明しても、自分が人生で重視していることを理解されず、自分の理想とする人物像から次第に離れていく人たちがいます。

本当のあなたを取り戻し、最高のあなたになるのを邪魔するような人間関係や人の意見は、手放すか、少なくとも一時的に距離を置く覚悟をしましょう。

ここでは、その手順を紹介しています。

「手放しどき」のサインをキャッチしよう

自分にとって有害な人間関係や、悪い習慣、あなたの願いとは真逆にあること、愛する人の死について、私たちは向き合う必要があります。

それが何であろうと、それを手放す時期を見きわめるのは、必ずしも簡単なことではありません。

 

でも、次の6つのサインのいずれかに心当たりがあるなら、今の自分の状況を見直し、何かしら手放すことを見きわめるときかもしれません。

手放しどきのサイン1 「本来のあなたではない誰か」でいることをいつも期待される

素晴らしい人間関係には2つの要素があります。

第1に、おたがいの共通点を理解していること。

第2に、おたがいの違いを尊重していることです。

ですから、誠心誠意向き合いながらも、相手がそれを望んでいる、あるいは相手があなたにとってそれがベストだと思っているからと言って、他人のために本来のあなたをすっかり変えてしまってはいけません。

もし、本来のあなたではない誰かでいることを期待されているなら、一歩引いてください。

あなたが他の誰かのふりをして関係を損なわずにいるよりも、ありのままのあなたでいて関係を失う方が、よほど賢明です。

手放しどきのサイン2 「言葉」と「行動」が矛盾している人が身近にいる

周りに、あなたが聞きたいことしか言わない人はいませんか?

そういう相手には警戒しましょう。

その人の行動に着目しましょう。

行動は言葉より雄弁で、真実を語ります。

あなたは、明日が来るのが楽しみになるような相手と一緒にいるべきです。

不誠実な仲間と居るよりも、ひとりでいるほうがましです。

どんな行動をとっているか、そこに注目しましょう。

手放しどきのサイン3 落ち込んで自分を哀れむ癖がある

何か気に入らないことがあれば、それを変えてください。

変えられないようなら、それに対する自分の考え方を変えることです。

傷つくことは自分でコントロールできませんが、惨めになるのは常に自分の選んだ結果です。

あなた次第で、どんな悪い状況もさらに悪くしてしまいます。

ネガティブ思考は、ネガティブな結果を生み、ポジティブな思考は、ポジティブな結果を生みます。

明日からあなたの人生の可能性を唯一制限するのは、今日あなたが口にする「でも」という言葉なのです。

幸せとは、問題がないことではなく、問題にうまく対処できていることです。

手放しどきのサイン4 楽な道を選ぶクセが染みついている

あなたの殻を破るタイミングは常に「今」です。

とにかく挑戦し、失敗して、そこから得られること、学べることに真剣に向き合ってみましょう。

手放しどきのサイン5 今の状況が気に入らない

大切なのは、こわれたものを修復することだけではありません。

時に振り出しに戻って、新しいものをつくることも大切です。

また、ものごとをはっきり見定めるには、自分自身と距離を置くことも必要です。

人生をカスタマイズできるのに、初期設定のままで甘んじてはいけません。

あなたの目標やニーズは変わるのに、かつてあなたにとって正しかったことが、今のあなたにあてはまるかは、わかりません。

あなたの変化を自覚し、新しい真実によって1からやり直すことが、何かを手放す最大の難所になる場合もあります。

でも、新しいことを学べていないと感じたら、手放すタイミングかもしれません。

手放しどきのサイン6 気が付けば過去に執着し、過去に生きている

もう存在しないものにしがみつき、身動きがとれなくなっている人が大勢います。

私たちは人生の大半を過去のできごとを語ることに費やし、過去を参考に未来の進路を決めています。

もしすべての行動がすでにおきた出来事の追体験になっているとしたら、あなたはチャンスを逃しています。

別の時間や、別の場所で生きようとして、時間を無駄にしてはいけません。

過去を手放しましょう!

 

新しいものを築くには、終わりを受け入れる必要があります。

過去のドアは、どこにも通じていません。

プライドや無力感、エゴのためではなく、未来のために今日、そのドアを閉めてしまいましょう。

 

過去の出来事への怒り、恨み、憎しみを背負っていると、身動きが取れないばかりか、今の幸せのチャンスも疎外されてしまします。

ひどくつらい時期を過ごしても、やがてあなたは心の痛みを乗り越え、涙を流した理由やその痛みをもたらした相手を忘れます。

必ず忘れられます。

幸せと自由を手に入れる秘訣は、コントロールや復讐ではなく、物事を自然の流れに任せ、ゆっくりと時間をかけて、その経験から学ぶことです。

そして、意識的に過去を手放せば、もっと早く学ぶことができます。

過ぎたできごとを手放すことによって、心にスペースが生まれ、より価値のある新しいもので、そのスペースを埋めるチャンスを得られます。

 

あなたの思考をあらゆる視点から観察しよう

人生のすべての場面で、「こうならなければならない」という思い込みを捨てていきましょう。

こうした自分を解放につなげる「捨てる作業」を行う時に大切なのが、自分を悩ませている思考の客観的な「目撃者」になる習慣を身につけることです。

大半のストレスの根本原因はストレスフルな思考に固執するかたくなな姿勢。

私たちは自分のイメージ通りに物事が運ぶという理想に執着して、理想が現実にならないと、人生をとてつもなくややこしくしてしまうのです。

 

目隠しをされたまま大きなプールの真ん中で立ち泳ぎをしているところを想像してください。

あなたはプールの縁が近くにあると思って必死でつかもうとしますが、実施はかなり遠くにあります。

あてどなく水しぶきを跳ね上げて、そこにない想像上のプールの縁を手探りでつかもうとしているうちに、イライラして疲れ果ててしまいます。

では次に、少し休んで深呼吸して、近くにつかまるものは何もなく、周りには水しかないと認識するところから想像してください。

あなたは存在しないものをつかもうとしてもがき続けることもできれば、周りに水しかないことを受け入れ、リラックスして見ずに浮くこともできます。

これが手放すコツです。

 

そもそも執着すべきものは何もないと理解すれば、それを手放すことは可能です。

 

人生に、現実に、ゆるぎなく永遠に存在するかのように、私たちが必死で把握しようとする状況、問題、心配事、理想、期待などの大半は、実際には存在しません。

仮に何らかの形で存在しても、変わりやすく、不安定で、一時的で、たいていは自分の頭の中でつくりあげたものです。

そうとわかれば、人生に対処するのがずいぶんとラクになります。

そして、それはあなたの思考から始まるのです。

目撃者の視点で今の思考を観察し、手放す

周囲の世界が混乱し、混沌としているからと言って、あなたの内面世界もそうなる必要はまったくありません。

自分の思考を、ただの目撃者として眺めることによって、他人や過去、コントロール不可能なできごと、ふだんの考え方がもたらす内面の混乱や混沌を取り除くことはできます。

まずは、干渉せず、判断も下さずに、ただ自分の内面に注意を向けてください。

請求に判断してしまうと、純粋な目撃者になれないからです。

「思考の目撃」と「思考への反応」の間に空白を作るまでには、少し時間がかかります。

しかし、いったん空白ができると、あなたはただの目撃者になり、その思考を手放し、気持ちを変えて、混乱を乗り越えることができます。

これこそが「マインドフルネス」の極意です。

ほとんどの場合、自分の気持ちは「自分で選んだ気持ち」であり、自分の反応は「自分で選んだ反応」です。

思考や懸念を自分がふさわしいとみなす小さなスペースに当てはめようとするのではなく、それを手放すことに全力を尽くしましょう

どんなつらい過去があったとしても、必ずできます。

 

あるがままを受け入れ、今の自分の思考を観察し、手放し、前へ進むことは、現実に直面したときに誰もが学ばなければならないスキルですが、それを身につけるには時間がかかります。

そこで、少しでも早くこのスキルを身につけるための新たな視点が10個紹介されています。

 

何かひとつでも、あなたが過去を手放すためにやってみようと思う行動の視点があれば、幸いです。

手放すための視点1 経験を受け入れて、感謝する

手放すということは、自分を笑わせたり、泣かせたり、学びや成長を後押ししてくれた経験に感謝するということです。

それは、自分が持っているすべてのもの、かつて持っていたすべてのもの、さらには前途の可能性を受け入れることを意味しています。

感謝して人生の変化を受け入れる強さを身につけるのです。

手放すための視点2 しばらく自分自身と距離を置いてみる

時には、数歩下がって、今直面する状況をはっきり把握する必要があります。

ひと休みして、しばらく他のことを考えるのがベストです。

それからスタート地点に戻って、新しい視点で物事を眺めましょう。

それによって、周囲のあなたへの見方も変わるかもしれません。

スタート地点へのドルことは、その場からずっと離れないこととはまったく異なる結果をもたらします。

手放すための視点3 「変えられること」だけに集中する

人生には変えられないものや完全に理解できないものがあります。

人生を楽しみ、手放すべきものは手放し、自分ができることを把握しましょう。

自分では変えられないことについて思い悩んで、エネルギーを無駄遣いするのではなく、自分で変えられることだけに集中しましょう。

もし気に入らないことを自分で変えられない時は、それに対する自分の考え方を変えればよいのです。

選択肢を見直し、気に入らないことへの見方を変えて、より素晴らしいことを成し遂げるための出発点とみなしましょう。

手放すための視点4 人生の手綱を握っているのは自分だと自覚する

あなたに対して責任を負う人は、あなた以外に誰もいません。

あなたの人生の手綱を握っているのはあなたです。

これまでの生涯を通して、責任を負うべきは両親や教師、上司、さらには教育制度や国、社会などであって、自分にはその責任がない、あるいは自分は被害者だと思ってきたかもしれません。

でも、責任は常に自分にあります。

何かを変えたければ、あるいは手放すべきものを手放し、本気で自分の人生を生きたければ、それを実現できるのは自分しかありません。

手放すための視点5 自分の内面に集中する

人を助けることも大事ですが、まずは自分を助けることから始めなければなりません。

自分に合う場所や影響力を発揮する方法を見つけようとして外ばかり見ているのなら、自分の内面にも目を向けてください。

今の自分のライフスタイル、生きている実感を与えてくれるものを見直し、これらを大切にはぐくみ、より良いものにすることで、自分を成長させましょう。

そして現状を打開しましょう。

手放すための視点6 新しい仲間に目を向ける

周りの人たちのためにあなたの幸せや可能性を犠牲にしなければならなくなったときは、一緒に過ごす相手を変えるタイミングです。

地域の集まりやオンラインで人とつながったり、もっと支えになる仲間を見つけるときです。

手放すための視点7 心から許す

許すことは、痛みより幸せを、抵抗より需要を選ぶゆるぎない姿勢です。

誰でも間違いを犯し、どんなに優れた人でも深刻な結果を招く愚かなことをしでかす場合があります。

でも、それを理解して受け入れましょう。

許すには時間がかかるかもしれません。

許す強さが必要ですし、許すときには相手を全力で愛さなければならないからです。

こうした真の許しを経て、「この経験をさせてくれてありがとう」と心から言えるようになるのです。

手放すための視点8 自分の変わった癖や間違いを認め、人生を学びの場として受け入れる

人生は旅です。

物事は変化し、人も変化しますが、あなたはいつまでもあなたです。

ですから、自分を偽ってはいけませんし、誰かや何かのために本当の自分を犠牲にしてはいけません。

自分がどんなに驚くような人間か、あるいは変わった人間かが明らかになっても、今この瞬間に勇気をもって、ありのままの自分でいなければなりません。

ひどく弱っているときも、学ぶ意欲があれば、少しだけ強くなれると自覚することが大切です。

トラブルやつらい仕事がもたらす最高の成果が、時にあなたの成長であることはまちがいありません。

手放すための視点9 自尊心を軸にする

「自分は本当の幸せを手に入れるたびに値するのだろうか?」

そう迷うことが、旅の最大の難所となることがあります。

もちろん、あなたはその旅に値します!

ですから、自分の心の動きに気を付けて、自虐的な思考はやめましょう。

自分は申し分のない人だと信じられた時、世界は応え始めます。

常にそう思えるわけではなくても、自尊心を持ち続ければ、ポジティブな変化が起こり始めます。

手放すための視点10 何をするにも親切であること

難しい状況にあるときこそ、何をするにも親切であることを心がければ、より効果は上がります。

何を話すにも親切な言葉で表現すれば、必ず相手の心をより強く動かします。

ほんの一瞬の親切な行為が、生涯相手にポジティブな影響を与え続ける場合もあります。

だから、毎日親切でいる選択をしてください。

そうすれば、本当の意味で、ストレスの少ない、幸せに満ちた世界に生きることができます。

 

最後に、「手放すことはあきらめることではない」と繰り返し自分に言い聞かせましょう。

手放すとは、特定の人、結果、状況に対する不健全な執着を捨てることです。

物事が決まりきった一定の方向に展開するのを期待せず、毎日最高の自分になり、自分にできる最善を尽くそうという意思を持って、人生に臨むことです。

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中学時代の友達と長く仲良くしていたころがありました。

しかし、子育てをする頃から何だか考え方が大きく違ってしまい、距離をおくことにしました。

そのときは「あんなに昔は仲が良かったのに・・・。」と落ち込んだものです。

でも、一緒にいることがすべてではなかった、と今になるとわかりました。

 

大切なひとを亡くしたこともあります。

無くしたことを認められず、泣いていたこともありました。

でも、「ありがとう」と告げることで、「どうしていなくなっちゃったんだろう」という思いを少し切り離していけるようになりました。

 

昔の良かった時代を思い返して、「それを取り戻したい」と思うことは執着なんですね。

そうではなく、「あの時は楽しかった。感謝しよう」と手放していくこと。

それから「今の現状にも感謝」すること。

そうやって、もっと「今」に集中して、今の場所とスタッフと新しい場所を切り拓いていきたいものです。

愚痴は今日でおしまいです。

現状にある問題から目をそらし、過去に逃げていたんだ、とこれを読んで文字に打っているうちにわかってきました。

 

光り輝く過去に逃げるのは、ラクです。

ラクな方に逃げてしまうのは、生き物の性かもしれません。

でも、ベテランとして、そんなカッコ悪い姿で仕事なんかできません。

ベテランのおばちゃんなんですから、「困った現状」に対しては、「それなら、どうする?」の問いを続けていきたいと思います。

あらゆる引き出しを引っ張り出して、若い子たちと新しい引き出しを作って、コロナだろうと人員不足だろうと、打開していく。

それがベテランの生き方ってもんです。

 

若い人たちは変化する世の中に順応する力がありますね。

私たちベテランは、もっとラクだった時代を知っているだけに、現状を批判しがちです。ちょっと恥ずかしいです。

だって、批判で終わっては、結局「今」を変えることはできませんもんね。

 

若い人たちだけに、時代を変えさせてよいのでしょうか?

ベテランは、その経験を「ノウハウのひとつ」として提供し、コロナの混乱を超えるための手段をいくつか見出していけばいいのではないかと思うんです!

時代の変わり目には、変化できないひとたちが「評論家」を気取ります。

リーマンショックの時もそうですが、古くは西暦1000年のころ、貴族社会から武士の世の中に変化するとき、「末法の世」(ある意味「世紀末」の意)と呼ばれました。

貴族の人たちから見れば、「この世の終わり」だったからです。

しかし、武士たちから見れば「俺たちの時代の始まり」。

リーマンショック後の世の中は、バブルがはじけましたが、生活に根差した金額で身の丈に合った生き方を見つけていった社会だと思います。

「今」の世の中に自分をバージョンアップさせられるか。

現状はひとつでも、思考やものの見方はひとの数だけありますもんね。

 

自分も今の場所でしっかり花を咲かせていけるよう、謙虚に頑張りたいなぁと思うのです!

オバチャンのひとりごとでした。

 

今週もお疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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