4月は環境の変化から、疲れます。
今年は同僚が昨年とちがうので、不安がマックスです。
でも、負けないぞ、と取り組むのですが、援護射撃が少なめなので、やる気が持続しません。
スタート時期だからこそ、ダッシュをかけたい!
さっさと仕事を終わらせて、リフレッシュの時間も取りたい。
それなのに、1人で抱えてはつい残業が長引いたり、、。
そこで「すぐやるメソッド」。
とりあえず始めちゃう力を取り戻します!
もっとも大切なのは、「最初の10秒」
実のところ、成功する人としない人に大きな違いはないのだと著者は言います。
そこにある大きな違いは、「すぐに行動に移せるかどうか」。
本気でやりたいと思ったことができたときに、10秒で動けるかどうかです。
人間には怠け癖があります。
やりたくない、変わりたくないのが本性です。
しかし、10秒のうちに「やろう!」と決断できる人は、すごい行動力を手にすることができます。
行動には「慣性の法則」が働いています。
自転車を漕ぎ出してしまえばい、それほど力を入れなくてもスイスイ進みます。
行動は「気分」で決まる
基本的に人は「正しい思考」と「正しい行動」を繰り返していれば、良い結果を出せます。
せっかくのチャンスを失う人は、この2つに問題がある場合が多いのだとか。
実はチャンスより大事なのが「気分」です。これは「モチベーション」とは違います。
モチベーションが高く、それを達成したいと思いながらも、行動が伴わないこともあります。
気分が下がっていると、人はなかなか行動できないのです。
「視座の転換」で行動力が高まる
「気分」と同じくらい大切なのが、「視座の転換」です。
人は対立や衝突があると、フリーズして動けなくなります。
そうした状態になるのは、自分の視座からしかものを見ず、関係者の意見を「相手の視座」に立って見ていないからです。
「何をやるか」よりも「やると決める」ことが大事
行動を起こす時は、「何をやるか」よりも「やると決める」ことが重要です。
たとえば会社を辞めて独立するか、会社にのこるか迷っているとします。
その場合、どちらが正しいかをかんがえるのではなく、あなたが「決めること」が重要です。辞めたいのに会社に居続けるなら、会社のためにもあなたのためにもなりません。
しかし、一度決めると全てが回り始めます。決断すれば、迷いがなくなり、チャンスが増えます。
ストレスから解放され、不安から自由になります。
本気の決断が、あなたを動かす大きなエネルギーになります。
「一つのこと」に集中する
なかなか行動を起こさない人は、ものごとを複雑に考えすぎてしまう傾向があるのだとか。
仕事や人間関係、人生そのものは、基本的にはシンプルに考えた方が上手くいきます。
しかし、「〜でなければならない」「成功するには、〜をしなくてはならない」といった思い込みが人生を複雑にしています。
あなたが「抱え込みすぎている」からなのです。
人の脳はたくさんのことを同時に行なっていると、コンピュータ同様にフリーズします。
パフォーマンスが落ちて、動けなくなるのです。
多すぎる仕事、お金や恋愛などの欲望、面倒な人間関係。
他にも、不安、イライラなどの負の感情。
「しなければならない」という、思い込み。
あなたを複雑にしているそれらを一度手放し、「本当にやるべきただ一つのこと」に集中することで、全てがうまくいくようになります。
「自分の力」で解決できることは限られている
時間を何倍も活用するには、「自分1人でがんばる」という発想を捨てることが大切です。
時間がかかり、結果できなくなったりするからです。
大切なのは「他力」を使うことです。
「自分で解決できない」と思ったら、
①ヒトを使う
②モノを使う
③カネを使う
④知識・情報を使う
⑤スキル・ノウハウを使う
⑥その他使えるモノを使う
こと。
常に「何か解決してくれる他力がないか?」と考える癖をつけましょう。
この他
・リスクのないものなど存在しない
・人は誰しも失敗を繰り返す
・決断の先延ばしが行動を鈍らせる
・誰かの決定より、自分の気持ちが大事
・行動すれば、あとはどうにかなる・「悩む」のではなく「考える」を意識する
・具体的なシュミレーションが行動を促す
・プロセスを分解して「小さな一歩」から始める
・能力の有無の前に何が必要か把握する
・朝の15分が1日の行動を変える
・直感に従い、まずはやってみる
・行動するために、「気分」をあげる
・全体を俯瞰する癖をつける
・いらない選択肢を払い落とす
・不安をいったん脇に置く〔頑丈なふたのついた箱に入れてしまうことを想像する〕
・心を空にして、「今、ここ」に集中する
など、たくさんのワークがあります。
図で示されたとてもわかりやすい本なので、ぜひ本屋さんで眺めて見てください。
お疲れさまでした。
ゆっくり休みましょう。
では、また。