猫のメメとモエ

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ムリなく、楽しく、素敵に!ずぼら流片付け術~『1分片づけ術 収納・整理編』すはらひろこ

スキマ時間の1分だけを最大限に使う「1分片づけ術」です。

 

片づけというと、「面倒くさい!」のと感じてしまうことがワタシも多くあります!

でも、それは「きちんとしなきゃ」と思うあまり、中途半端にしかできなていないと思ってしまうことが原因だと著者は言います。

・雑誌で見るような完璧な部屋にしたい

・キッチリしまって、いつもキレイにしておかなきゃ

多くの人が、この考えに縛られて「片づけストレス」を抱えているそうです。

この思い込みを捨てましょう。

完璧・正解は片づけに存在しないというのが著者の持論です。

・モノが出ていても心地いい

・お気に入りに囲まれて気持ちよく過ごしたい

・頑張らなくてもマイペースでいい

 

人それぞれに違っている「求めているもの」。

あなたに合った方法を一緒に見つけ、あなたの身の回りがちょっと快適になる。

そんなキッカケがつかめる本です。

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1分片づけの5つのメリット

片づけを習慣化すると、部屋がきれいになるだけでなく、こんなうれしいメリットがいっぱいついてきます。

1時間短縮の癖がついて、段取り上手になれる

わざわざ時間をつくるのではなく、「ついでに」で片づけをすることに、とても大きなメリットがあります!

スキマの1分、という時間を最大限に利用するので、とても低いハードルになります。

そしてトライしてもらいたいと著者が言うのは、「スキマの1分」を最大限に利用すること。

できることから片づけることが、1番のポイントだそうです。

 

歯磨きしながら、空いている方の手で小物をしまう。

お湯を沸かしている間に、調理台をふさいでいる皿を1枚洗う。

電話で話しながら、読みかけの雑誌をマガジンラックに入れる・・・・。

ついでの時間を使ってちょっと実行するだけで、部屋がみるみる片づいていくという、まさしく最強の時短作戦。

メインの用事が済んだ時点で、片づけもそうじもおしまい。

こんなストレスフリーなやり方なら、続けられるかもしれません。

不要なものを買わなくなり、節約できる

安売りで買い物をすると、得した気分になるけれど、クローゼットの肥やしになるだけだったり。

この最大の原因は、自分が持っているものを把握していないから。

これが「モノをあるべき場所に置く」という習慣ができることで、足りているモノ、不足しているモノがはっきり。

ムダな買い物が避けられるようになります。

心地よい時間を過ごせて、心に余裕ができる

厳しいルールで縛りすぎないことが、片づけ上手になる第一歩です!

片づけが苦手な人は、好き好んで散らばっている部屋にいるわけではないことがほとんどです。

本当はきれいな部屋にしたいけれど、どうしても片づける気分になれず、自分はダメだ・・・そんな負のスパイラルに陥っていることが多いそうです。

それよrも、自分が心地よければそれを合格!にすることが大切。

「片づけなきゃ」「掃除しなきゃ」の呪縛から、あなた自身を開放してあげましょう。

あなたが気持ちよく、過ごしやすい部屋にできれば、十分合格点です。

それくらいのゆるい気持ちで始めましょう。

すると気持ちにゆとりができるとポジティブな考え方になります。

そうしていくうちに、自然と心地よい空間へと部屋が変化していきます。

習慣化することで、自信につながる

「1分だけ」の積み重ねで、部屋は見違えるほどきれいになります!

「1分だけ」というごく低いハードルならば、習慣は意外と簡単に変えることができます。

「あとでやろう」

「今度の週末にまとめてやればいいかな」

これが積もり積もって、部屋をごちゃごちゃになっていたということもよくあること。

それならば、その考えを、片付く方向にシフトチェンジ。

 

そこで魔法の口グセ。

「1分だけやっちゃおう」です。

たった1分だけ、モノをキレイに並べる、ホコリを払う。

それだけOK。

それを繰り返しているうちに、いつの間にか部屋がだんだん片付いていきます。

「自分もやればできるんだな!」

とあなたが思えたら、しめたもの。

あなたは決して片づけができない人なのではなく、悪い習慣を繰り返していただけなのです。

「1分間片づけ」を習慣にしてしまえば、大きな自信につながります。

迷いがなくなって、人生が充実

モノに振り回される日々にサヨナラです。

人生の主役はあなた自身になります。

「いる・いらない」が3秒で決断できるようになります。

モノをため込んでしまう人の特徴的だと著者が指摘するのは

「いつか使うかも」

「まだ使えるから」

という考えにとらわれていること。

 

でも、そうやってとっておいたモノで、本当に必要だったモノはどれくらいあるでしょう?

結局は1度も使わず、ムダに場所をとっているだけということが大半です。

ワタシも、いっぱいあります!

 

そんな捨てられない病を治すには、モノを捨てるときに「3秒ルール」を徹底することがだそうです。

判断する基準は、「今、自分が使うか使わないか」。

3秒以内に「いる・いらない」を決定します。

 

あなたの人生の主役はモノではなく、あなた自身です!

自分基準にモノの「いる・いらない」を判断できるようになれば、モノに振り回されることが無くなります。

すると、余計なことで悩んだり、迷ったりすることが無くなり、心の曇りも晴れてくるはずです。

身のまわりから余分なモノが無くなると、気持ちもクリアになり、本当に大切なモノ、本当にやりたいことが見えてくるようになります。

そうすれば、充実した新しい人生を切り拓いていくことができるのです。

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では、明日はさらに1分間片づけの詳しいやりかたについて。

 

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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片付けで自律神経を整える?~『読むだけで自律神経を整える名医の言葉』小林弘幸

著者は心身の調子が「なんだかちょっと変だな?」と感じるときは、身の回りの片づけをするようにしています。

ふだんは散らかっていてもあまり気にならないタイプだそうです。

でも、疲れを感じたら片づけをするようにしているのだそうです。

この時の片付けの仕方は、1か所集中。

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1か所20分の片付けが「小さな怒り」を解放していく

このときの片づけは1か所。

しかも20分だけと決めているそうです。

片づけは自律神経のバランスを整える効用がありますが、始めると副交感神経の働きが上がり、20~30分すると交感神経の働きも上がり始めます。

そうなると逆に片付けに夢中になってしまうので、その前にストップをかける必要があるのです。

あくまでも、「心身を整えるための片付け」というわけです。

 

身の回りがごちゃごちゃしていると、それだけでも心の余裕がなくなりイライラが募ります。

これはいわば「小さな怒り」をためている状態と同じで、こうした「小さな怒り」を解放するには、短時間での片付けが有効なのです。

自律神経の変動リズムから見ても、残業していると結果は残せない

午後にいったん副交感神経の働きが高くなった後、15時から18時にもう一度、自律神経のバランスが整う「勝負の時間帯」が訪れるそうです。

ですから、大切な仕事を午前中に終えられなくても大丈夫。

午前中ほど交感神経の働きは高くないけれど、この時間に備えて昼食後に「作業」の仕事を終えておきましょう。

そしてすっきりした頭で1日の最後のクリエイティブな「仕事」に取り掛かってください。

 

なぜ「勝負の時間帯」なのかと言うと、18時を過ぎると、今度は副交感神経が圧倒的に優位になるからだそうです。

身体はどんどん眠りに近づいていくのです。

18時以降に後れを巻き返そうとしても、自律神経のリズムから考えると、効果はどんどん落ちていきます。

 

つまり、「18時になっても仕事が終わらないなら残業するしかない」などと考えていたら、いつまでたっても仕事は終わりません。

 

「18時に必ず退社する。

むしろ、残業しているから結果が残せないのだ」

 

そのようにとらえて、自律神経の変動リズムによって証明された「勝負の時間帯」に集中。

その日の仕事を一気に終わらせてしまいましょう。

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今週もお疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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自律神経が整う休憩と集中のバランス~『読むだけで自律神経を整う名医の言葉』小林弘幸

30歳を過ぎたら、ぜひ知ってほしいと著者が願っていることがあります。

それは仕事でも勉強でも、思い切り集中できるのはせいぜい45分だということ。

そもそも人間が集中し続けられるのは90分が限界とされています。

そしてそれは年齢を経るにつれその時間が減っていきます。

そこで著者が勧めるのは「45分+15分」。

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45分集中して、15分休憩する

著者自身が行っている方法です。

時間を45分+15分のひとつのブロックに区切って、45分集中し、15分休憩するのを繰り返す方法です。

コツは、集中する45分にどのような作業を割り当てるかを決めることです。

この時間帯にはメール返信などのルーティンワークではなく、創造的な仕事を割り当てます。

そして、思い切り集中できるよう、著者ならばスマホの電源もオフにして、メールチェックも一切しないそうです。

15分の休憩では、例えば顔をお洗ったり、空を見上げたり、軽く散歩するなどのリフレッシュを。

時間が余ったら、次の45分に思い切り手中することを決めるのも良いそうです。

いわゆる「フリータイム」で、こうした時間の使い方の工夫をすると、さらに集中力が増し、パフォーマンスがどんどん上がっていくそうです。

 

確かに休憩なしでがんばっていても、必ず息切れするものですよね。

忙しいからと言って、そんな状態でがんばり続けても大して成果が上がらないものです。

「忙しいなぁ」と感じるときこそ、集中と休憩を繰り返してメリハリをつけることが大事なのだそうです。

 

昼食中に水を飲み、ゆっくり食べると午後の眠気が無くなる

著者の仕事では、集中力が午前より落ちやすい午後にも手術が入ることがあるそうです。

そんな時に「眠い」と言っていられませんし、睡魔に襲われてはプロ失格。

そこで、ドクターである著者が午後眠くならないためにしていること。

 

まず、昼食前に300~500mlの水をゆっくり飲むこと。

それで胃結腸反射が起こって腸が動き始め、あらかじめ副交感神経の働きが高まります。

昼食はよく噛んで、ゆっくり食べることが大切です。

猛烈な勢いで昼食を食べているビジネスパーソンがよくいます。

しかし、その食べ方では午前中にもともと高かった交感神経の働きがますます高くなり、自律神経が激しく乱れてしまうそうです。

そして、副交感神経が一定以上高まると、眠くなるというサイクルに陥ります。

同じく、大量に食べるのも禁物です。

腹八分目を心がけて、ゆっくりよく噛んで食べること。

食物をゆっくりかむと、咀嚼することで副交感神経がゆっくりと高まってくるそうです。

この方法を実践することで、著者は午後眠くなることが無くなったそうです。

ちょっと眠気が襲ってきたときには、短時間で集中する

どうしても午後眠くなった時には、あえて「交感神経の働きを上げる」のもひとつの方法です。

いままで読んできたように、「ゆっくり動く=副交感神経の働きが上がる」ので、逆に「時間に追われる」ように自分を追い込むように行動することで、やる気や集中力を上げるのです。

 

たとえばちょっと眠くなってきたら、「30分後まで」「10分後まで」と短く時間を区切って作業します。

作業に合わせてだらだらと時間を消費するのではなく、短時間でもその時間だけは集中し、休憩を頻繁に挟むことを繰り返します。

すると、結果的に作業が進んでいきます。

 

また、1回10~20分を目安に、身の回りの片づけをするのも著者のおすすめです。

短時間ですから、机上や引き出し1段分など小さなエリアに区切って、できれば時間を計りながら行うとより刺激になって自然と頭も冴えてきます。

このように、自律神経の特性を生かしてそのリズムに合わせていけば、眠くなる時間帯でも疲れを遠ざけながら物事に取り組めるようになるのです。

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今日も1日お疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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朝時間の使い方であなたのパフォーマンスを上げる!~『読むだけで自律神経を整える名医の言葉』小林弘幸

近年、睡眠に関する書籍が多く読まれています。

「睡眠のゴールデンタイム」と呼ばれる22時から2時の時間帯に眠ると成長ホルモンが活性化して1日の疲れを回復してくれます。

でも、現代日本ではそんな早い時間にうまく眠りに入るのはなかなか難しかったりしませんか。

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そんな場合でも、1時間でいいのでゴールデンタイムに眠ることを著者は勧めています。

長年の夜型生活が染みついていると、ゴールデンタイムに入っても眠くならないこともあるかもしれません。

であれば、目を閉じて身体を横たえているだけでも、心身が休まりその効果を得られます。

早寝早起きがしんどい人は、こうした方法で少しずつ体を慣らしていくことがステップになるそうです。

 

あきらめずに続けていれば、次第にゴールデンタイムに眠くなるようになってくるそうです。

仕事などで成果を出すことが求められているならば、なおさら心身を健康に保ち、しっかりと眠ってフレッシュな状態で目覚めることが必要です。

 

徹夜は、特に論外だそうです。

睡眠時間の確保こそ、現代人における最重要課題だと著者は断言します。

 

午前のパフォーマンスを最高にする方法

著者に言わせると午前中は「動」のゴールデンタイム。

1日で最もブレインワークに向いている時間です。

それはまず朝に神経伝達物質のひとつであるドーパミンが大量に分泌され、この働きにより記憶や認知作用をつかさどる脳の中枢神経が強化されるからだそうです。

また、同じく神経伝達物質の1つであるアドレナリンの分泌もあり、集中力が向上するのです。

 

そして、この最高のゴールデンタイムを手にするためにも、朝は「ゆっくりはじめる」ことが肝心だそうです。

1日の始まりの交感神経の働きはなだらかな右肩上がりの曲線を描きます。

あわただしく1日を初めてこの動きが一気に上がると、自律神経が乱れます。

すると理想的な「動」のゴールデンタイムを得ることができなくなるのです。

 

ですから、ぜひ「朝はゆっくりはじめて、午前中にブレインワークに集中」することを著者は勧めています。

パフォーマンスが劇的に上がること請け合いだそうです。

 

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ちょっと早起きして、気持ちの良いゆっくりした朝!

とても素敵な習慣ですね。

10分だけアラームを早めにセットすることにしました。

昨日の読んだところでは、「1時間早起き」とあるので、ちょっとずつのトライです・・・。へへへ。

 

今日も1日、お疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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自律神経を整える習慣~『読むだけで自律神経が整う名医の言葉』小林弘幸

著者は順天堂大学教授のスポーツドクターです。

『聞くだけで自律神経が整うCDブック』の著者さんです。

 

私たちは心身の健康を保つために、交感神経と副交感神経のバランスがとれていなければなりません。

しかし、現代日本人の多くは「交感神経が優位」になりがち。

また、それらの影響力から、ストレスを感じることが増えて、副交感神経の働きを下げています。

そして、ますます自律神経のバランスが崩れてしまうのです。

 

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著者も若いころは大学でラグビーをしていたこともあり、徹夜も平気で働き続けて生きてきました。

しかし、30才を過ぎてから不調があり、身体の衰えを感じ始めました。

「これも歳のせいか?」

 

始めはそうとも思えましたが、実は自律神経のバランスが乱れたことが原因でした。 

 

私たちは自分が思っているよりも、はるかに弱い

 

2016年の国内の自殺者数は、2万1897人だったそうです。

近年こそ減少傾向にありますが、それでもいまだに世界的に見ても非常に高い水準です。

もちろんほの全ての人が「うつ傾向」ではなかったでしょう。

しかし、彼らは何故命を絶ったのでしょう?

彼らは他にとることのできる手段が無かったのでしょうか?

 

 

そうならざるを得ないほどに、「何も判断できなくなっていた」。

そこに問題があります。

人間という生き物は、自分が思っているよりも弱い、ということを忘れてはいけないのです。

過剰なストレスにさらされ続けると恐ろしいことがあります。

自身がストレスに耐え切れないところまで来ていることさえ「気づけなくなっていく」のです。

 

著者も経験したことだそうですが、日曜日の夜に明日を思ってとてつもなく暗い気持ちになったら、要注意だそうです。

ほかにも、眠れない、起きられない、何をするにもやる気がでない、感動もしない、という状況はかなり危険です。

あなたが人間関係で強いすとれすにさらされている可能性もあります。

こうした兆候があれば、ただちに積極的に休息をとってください。

 

本当の休息

疲れているから身体を休める。

このことでも、もちろんストレスは多少緩和されます。

しかし、むしろ大切なのは、本当に疲れる原因となっているストレスそのものとのつきあい方です。

 

毎日の生活のストレスを上手に扱うスキルを見つけるこたで、本当の疲れを手放して本当の休息を手に入れていくことができます。

「休息=動かないこと」ではありません。

実はウイークデーでも日中でも、とり方次第で休息はできます。

仕事と休息は両立できます。 

 

まずは、フィジカル面から自律神経を変えていく方法です。

「体」を変えると「心」も自ずとついてくる 

 強いメンタルを養うためのノウハウは、世の中にたくさんあります。

しかし、著者は「体」を変えることで、「心」も養えると考えています。

体を整える小さな習慣として、次のものを紹介しています。

 

 一時間早く起きる

 ちょっとだけ早起きすることを習慣にしてみることを著者は提案しています。

そしてその時間で、「何か」を始めるのではありません。

洗顔、歯みがき、着替え、朝食、荷物のチェックなどいつもしていることを丁寧にすること。

これで、一日の充実度が全く変わります。

 

ゆっくり動く

 「自然に深い呼吸をする」のは、けっこう難しいものです。

意識すると、かえって上手に呼吸できなかったりしませんか。

そこで、ゆっくりした自然な深い呼吸を自然に行うために、まずは「ゆっくり動く」ことを著者は提案しています。

 

すると血液が全身に行き渡るので、自律神経のバランスが整います。

心も落ち着いて、あたまも冴えてきます。

 

また、短時間で多くの作業をしなければならないときも、まずは「ゆっくり始める」。

ついでに全体像の把握や道筋も見えてきます。

やみくもに頑張るよりもパフォーマンスが上がるのです。

 

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今日もお疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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アフタヌーン・ハック 仕事編~『RERAX HACKS!仕事と生活を調和させながら創造性を高めるテクニック』小山龍介+小室淑恵

午後に最高のパフォーマンスを出すために、リラックスしていくことは重要です。

仕事での緊張感のある時間にも、失敗を防ぐには適度なリラックスが余裕を持った対処をあなたにもたらします。

昼間、仕事を気持ちよくこなしていくのはリズムです。

頭のすっきりしている午前中と、疲れがたまってきている夕方はリズムが違います。

このリズムをうまくコントロールすることが、リラックスにつながります。

 

例えば、午前中は複雑な思考を駆使するアウトプット中心。

午後は、それほど頭を使わないルーティンワーク。

作業に切り替えを行うなど、1日の中でもギアチェンジは必要です。

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ランチで1日をデザインする

午後の作業の切り替えになるランチタイムは、1日のリズムを作るうえで重要です。

まず、食事内容。

午後にこなす業務が多い日は軽めのランチで。

そうすると、午前中のギアのまま、午後も質の高いアウトプットができます。

食べ物の消化には、身体は結構な量のエネルギーを使うので、頭に血が回らなくなるのです。

たとえばうどんやサンドイッチなどの軽食にすることで、午後のあなたの集中力は途切れません。

 

午後、人に合う予定がある場合は、少し気分をリラックスさせるようなランチにしてもいいでしょう。

愉しませてくれる空間で、仲間との会話を楽しむのもいいですね。

 

今日はいまひとつ仕事に集中できない、気持ちが乗らない時には、オフィスから少し離れた場所まで行って、今までは行ったことのないお店でランチしてみるのも。

質の高い仕事には、マンネリは大敵です。

ランチの場所で脳に刺激を与えることができます。

 

高層ビルでの食事も、気分転換になります。

視界が変わるだけで、気持ちはかなり晴れやかになるからです。

午後、柔軟なアイディアを出したいときには、物理的に視界を変えるのは効果的です。

 

何かを達成したときのご褒美ランチを決めておくというのも、おすすめです。

目標設定ごとにご褒美とセットにしておくのです。

パワーランチで人とのつながりを作る

著者小山龍介さんは、シリコンバレーインターンをしていたころ、せっかくなので現地でたくさんの人に会っていました。

シリコンバレーでは気軽に社外の人ともランチします。

情報交換や人脈を広げるためだったりと、目的はさまざま。

シリコンバレーでは、転職の頻度が高いので、昨日までライバル会社の社員だった人が今日は机を並べて働いていることも起こります。

それが「シリコンバレーはひとつの会社ではないか」と言われるゆえんです。

それでも打ち合わせのようにかしこまって会うのでは、気軽な話ができません。

ディナーでは、重い。

あえて、ランチで軽く話をすること。

 

会社の中の人とばかり過ごしていると、つい鬱憤もたまりストレスがちになりますので、軽い打ち合わせを兼ねた「パワーランチ」は有効です。

テーマを決めて1枚ずつ写真を撮る

仕事だけに集中している人は、仕事がうまくいっているときはいいのですが、そうでない時に追い詰められてしまいます。

よく、定年後に趣味のない人は老けるといいます。

人生全体の幸せを考えた時、仕事人生は決して幸福な状態ではないでしょう。

 

ワーク・ライフバランスを考えることのメリットは、仕事と生活のどちらも充実させることで、精神的な安定が得られるということ。

プライベートの充実のひとつとして、1日1枚写真を撮ることを著者は勧めています。

2分でできることは、すぐ退治しよう!

ToDo管理もまた、リラックスの敵です。

あまりに多くのToDoが溜まってしまい処理しきれないと、それに比例してストレスもたまります。

こうすると、ToDo管理そのものをサボりがちになり、その結果「やり忘れていた!」が頻発するようになります。

多くの人に迷惑をかけ、ストレスが倍増する負のスパイラルに突入です。

そうならないよう、ToDoにおぼれずに管理するには、ToDoを減らすことと、「2分でできることであれば、すぐにやる!」。

2分で処理できるのに、リストにわざわざ書き込むなんて、手間の方がもったいないのです。

たとえば電話がかかってきて、「〇〇さんについて□□さんにメールしておいて」という指示がきたとします。

もう、速攻でメールする。

 

こうした2分の仕事でも積み重なると、ストレスになるのです。

 

もちろん、その2分間、とりかかっている仕事はストップします。

「緊急の仕事を後回しにするのか」という議論もあります。

そこで必要なのが、2分という区切りです。

2分なら、トイレに行ったり、ちょっと休憩しているくらいの長さです。

急ぎの業務に気持ちを奪われますが、そこをすばやく切り替えて2分のToDoを退治する。

この切り替えというのは、生産性向上のキーワードでもあるのです。

「2分で退治する!」は、切り替える力を鍛えることになります。

素早い切り替えを身につけると、複数の業務を同時にこなす状態にはいれるようになります。

ひとつずつ集中して対処し、終わった瞬間に別のことに素早く切り替えていくことができます。

ノートは1冊にまとめよう

プロジェクトごとにノートを分けたくなるのが人間ですが、それをあえて分けずに1冊にまとめることで、リラックスして働くことができます。

仕事の内容というものは多岐にわたるものです。

著者小山龍介さんは、会社の仕事も、そのほかのプロジェクトも、全部1冊のノートにまとめているそうです。

これで、このノートさえ持ち歩けば、「情報をなくしてしまった!」ということは無くなります。

ただ、ひとつの難点は、検索が難しいこと。

その解決策は「日付を記入すること」。

どこに何を書いたかを忘れたら、手帳に戻ってその打ち合わせの日を確かめます。

これで著者は5年前のノートの記述でも見つけ出すことができるのです。

そのためには、日付順にノートを使っていくことが大事です。

違う自分を演じてクレームのダメージを減らす

人間ですから、失敗もあり、クレームも当然あります。

そんなときは自分を責めてしまいがちです。

自責の念は、あなた自身を必要以上に追い詰めてしまいます。

でも、他人のせいにするのはよくないです。

ちゃんと自分の責任を認識すると、成長できます。

失敗のストレスを避け、かつ失敗を成長の機会として生かすためのハック。

 

失敗は時間を戻せないので、「コントロールできないもの」と考え、コントロールできることに集中します。

すなわち、これからやることにフォーカスするのです。

その時のあなたは「必殺仕事人」。

無理難題を華麗に解決するイメージを持って、その仕事に挑むのです。

失敗してしまった自分のセルフイメージを引きずるのではなく、それはいったんリセットして、まるで違う人間のようにふるまう。

そうした「演技」も、精神的に余裕をもって対処するためには、大切なことなのです。

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今日もお疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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環境からハックする~『RERAX HACKS!仕事と生活を調和させながら創造性を高めるテクニック』小山龍介+小室淑恵

人は環境からの影響を受けやすいもの。

であれば、それを逆手にとって、環境で気持ちを変化させてみましょう。

近年、色の与える影響はさまざまなところで研究されています。

たとえば病院では、昔は清潔感を表現するためにしろや水色が多かったのですが、最近は暖色系の温かみのある色を採用しているところが多くなってきています。

オフィスでもあなたの周りにそうした工夫をすることができます。

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色で気分を入れ替えよう

たとえば著者は、いつも目にしているオフィスのノートはオレンジです。

コクヨと一緒に開発したラインナップもオレンジだそう。

オレンジは、集中力を高め、創造力を発揮する色です。

黄色も注意をひく色ですが、刺激が強いため集中力が長続きしません。

赤も興奮させ、仕事に勢いを持たせますが、これもまた短時間向きで、長い時間では疲れを伴うこともあります。

ほかには緑色もおすすめです。

緑色は気持ちを落ち着け、安らぎを与えてくれるので、パソコンの壁紙やちょっとした小物にもいいでしょう。

観葉植物もオフィスに緑色を与えてくれるのでお勧め。

木目調も同様で、無機質になりがちなオフィスに、緑やブラウンを配色すると、ぐっと働きやすくなります。

特にパソコンなどの周りは、木目のマウスを使うと、パソコン作業のストレスが軽減されます。

ほかにも濃いブルーは格式を感じさせる色として、歴史あるホテルや信用が重要になる企業のロゴになっていますね。

間違いの許されない確実な作業を行うときには、ブルーを周りにおいておくと効果があります。

電話機のそばに癒しを置くとクレーム対応に効果あり

植物は、小ぶりのものでもあるとないとでは気分が全く違います。

電話機の横にハイドロカルチャーなどの土を使わない植物やカプセルプランツなどを置くと、効果があります。

電話は人とのコミュニケーションツールですから、クレームがきたり、こちらから難しいお願いをすることもあります。

時に感情的になることも、少なくないでしょう。

そんなとき、感情の波を落ち着かせる効果が植物にはあります。

ハイドロカルチャーは、水やりはかえって少ない方がいいくらいです。

カプセルプランツやケースに入った植物は、水やりがごく少なくて大丈夫です。

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f:id:understandLove:20180204102351p:plain←カプセルプランツ

香りで集中力をコントロールしよう

アロマもオフィス環境を変えるにはうってつけ。

午前中は目の覚めるために柑橘系やハーブ系が向きます。

午後はストレス解消してくれる樹木系が向きます。

夜は疲れをいやすフローラル系。

時間によって、アロマを使い分けることで、あなたの気持ちをコントロールすることができます。

カフェインをあなたの完全な味方につける方法!

カフェインは緑茶などにも多く含まれますが、タンニンと結びつくために、コーヒーのような興奮作用は弱く穏やかに作用するとのこと。

カフェインを摂ってから興奮作用が現れるまでは、30分ほどかかります。

仮眠をとりたい人は、カフェインを少しだけ飲んでから眠ると、仮眠の寝覚めをすっきりさせることができるそうです。

この30分を基準に「大切な打ち合わせの30分前にコーヒーを飲む」というような使い方もできます。

 

ただ、カフェインは中毒性もあります。

摂りすぎには注意が必要です。

コーヒーを飲むと頭が痛くなる、などの症状があったらカフェイン中毒の可能性もあるそうです。

家に帰る前に、コーヒーを飲んで帰る

家に帰ればのんびりできるわけですが、ついのんびりモードに入って、集中して読書したり勉強したり、という作業はなかなかできないもの。

「家に帰ると仕事ができない」ことは、悪いことではありません。

そもそも我が家は、自分が最も落ちついてリラックスできる場所。

家ではリラックスを心がけ、仕事の本や勉強系は仕事から家に帰るまでの時間に済ませてしまいましょう。

学生時代を思い出しても、自宅で勉強していると睡魔が襲ってきたりしませんでしたか?

すると、勉強が片付かないので、著者はよくミスタードーナッツを使っていたそうです。

その時の成果が分かっているから、今でも仕事で本を読んだり書いたりするときは、あえて家にまっすぐ帰らずに喫茶店に立ち寄り、ひと書きひと読書してから変えるようにしているそうです。

 

とはいっても、30分ぐらい。

でも、1日30分でも大きな成果を生み出すことができます。

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今日も1日お疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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