猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

「根拠は3点あります」と言うとメモが始まる~『1分で話せ』伊藤羊一

1分で話せない人、がんばっているのに伝わっていない人は、結論を先に出していません。

「Aさんもいいと言っていました」

「お得意さんも喜んでいました」

「実際に数字も上がっています、以上」

で、終わる。

もったいないことです。

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逆に言えば、

「これが結論です」

「理由はAでBでCだからです」

「わかった、了解」

これだけでいいのです。

伝える骨組み、つまり結論と根拠のセットを構築すると、もっと話は伝わります。

逆に言うなら、根拠となるデータを延々と語っても、相手には伝わりません。

事実やデータは結論ではないからです。

そのデータを加工して結論を構築する必要があるのです。

 

そして、もうひとつ。

考えるつもりで悩んでいることがあります。

人間の頭は実はそう賢くないですから、頭を何となく動かしていると、いつまでたっても結論が出ません。

これは、「悩んでいる状態」です。

ぐるぐる回って、結果無限ループにはまっている状態です。

それを避けるために、機械的に「考える」=結論を出す習慣を作るのです。

そのために、自分に問う。

黄金の質問は、「だから何?」「本当か?」「ファイナルアンサー?」です。

 

企画を出す場合において、「こういう企画です」と「これは売れます」ということと、どっちが結論なんだ?ということがあります。

正解は「これは売れます。だから、やりましょう」が結論です。

 

結論とは、相手に動いてほしい方向です。

根拠は3つ

結論を言うからには、根拠があります。

話が長い人は、根拠をたくさん話します。

でも、根拠が1つしかないと心もとなくなります。

なぜなら、論破されたり、反対されたら終わってしまうからです。

たとえばみんなでランチに行くとき。

「あの店に行こう。美味しいから!」

だけよりも、

「美味しくて、安くて、雰囲気もいいから、あの店に行こうよ」

と言えば、言ってみようと思う可能性が高まるわけです。

 

多くのコンサルタント的な方は「理由は3つあります」と言って話を始めることが多くあります。

3次元に生きる私たちは「縦・横・高さ」の3軸がイメージしやすく、「ホップ・ステップ・ジャンプ」など、覚えやすくリズミカルに受け止めてもらいやすいのです。

 

結論を先出しして、3つの根拠で話をすると、相手も「聞こう」という体勢になります。

例えば、講演なら「理由は3点あります」と指を3本出して伝えた瞬間、聞いている人たちは手元を動かし、ノートにメモを始めるのです。

これはぜひ、ためしてほしいのですが、驚くほど聞き手は「3点あります」に反応します。

著者もびっくりでした。

何回やってもそうなるそうです。

おそらくノートに

「理由1

   2

   3             」

と書き始めるんだと思います。

 

プレゼンは、「相手の自分が伝えたいことの骨組みや中身を『移植していく』作業」だと著者は言います。

だから、「ああ、結論はこうなのだな」「そしてそこに根拠が3点あって、それぞれこういうことなのだな」と自分の頭の中にその骨組みを作り、それを伝えていけばいいのです。

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今日も1日お疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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