そうじ力を手に入れるには、7つのマインドを頭の片隅に入れておくことが大切だそうです。
それは、「素直にやる」「劣等感の染みついたものは捨てる」「見えないところも」「続ける」「自分を受け入れる」「自分にプライドを持つ」「最後には自己信頼をゲットする」ということです。
成功マインド1 「素直さ」
成功者になるにはまず、とにかく「素直に」やってみること。
ビジネス本にもよく書いてあることですが、成功する人たちは「素直さ」を必ず持ち合わせています。
学校でもアルバイトでも、後輩を持った人はわかることですが、自己流のやり方を押し通す後輩は伸びないし、辞めていったりしていますよね。
とりあえず、そうじを「素直に」始めましょう。
成功マインド2 「さわやかさ」 劣等感を表すものは捨てる
成功哲学の本には、書いてあったりなかったりする内容です。
「自分の劣等感を表しているものは、さわやかに捨てる」。
これも大切。
成功している人の2大マインドとして著者が断言するのは、素直であることとさわやかであることで、それは絶対条件だそう。
なかには、成功しているけれどどす黒い人もいますね。
が、あなたのまわりのそうしたどす黒くて成功している人を良く見てみてください。
私生活などで大きく失敗したり、周囲から恨まれたりしていませんか。
また、さわやかさの裏には「いさぎよさ」があるのがわかります。
このいさぎよさ、磨いていくには方法があります。
日々の判断に対して直観力をもって決断し、その結果に責任を取ること。
この力を磨いていくことで、「さわやかさ」「いさぎよさ」が外見的にもついてきます。
生活の中でできることには、「捨てる」の行動が挙げられます。
捨てられないものは、その人それぞれに違います。
その中で「捨てられないもの」が表しているのが、あなたの劣等感です。
例えば本が捨てられない人は、記憶力の弱さを劣等感に持っていたりすることも。
本を見せびらかすことで、カバーしようとしていても、根本的には解決していません。
そんな人は、ただ置いてある本、読み終わって必要のない本は処分してしまえば、劣等感との戦いに終止符が打たれます。
そんなひとは、とにかく記憶力の弱さを認めてしまうがいいですよね。
ぐちぐち悩む時間を、それこそ新しい記憶力の分野の読書にあてること。
また、どんなメモなら持ち歩けるのかとか、ポケットに入る筆記具とか、どうすれば覚えやすいのかを新しい本やものを通じて手に入れれば、前に進めます。
成功マインド3 「礼儀正しさ」 見えないところの汚れを取る
見えるところをきれいにするのは、他人のため。
そうではなく、自分に対して「礼儀正しさ」を持つなら、見えないところのそうじです。
そうじというと、どうしても「人から見えるところを、恥ずかしくないように」ということが主眼になります。
でも、裏を掃除するのは、「あなたのため」だけ。
あなたのためだけ、だからこそ、あなたはあなたにフェアでいる習慣がつきます。
それは、必ず外ににじみ出てきます。
自分に対しても誠実な人は、目上の人や周りの人にも、誠実であることがふつうになりますから、信頼を得ることができるのです。
成功マインド4「謙虚さ」 成功してもそうじ力を続ける
そうじ力を実践すると、あなたには小さな成功が積み重なります。
そして、あなたは必ず発展、反映していきます。
その自信がついた瞬間に陥りやすいのが、中ぐらいの成功で、天狗になりがちなこと。
あなたは、もっと上に行けます。
傲慢さは似合いません。
ここで立ち止まらないのは、大事なことです。
継続しましょう。
成功マインド5「寛容さ」 どんな状態の部屋でも受け入れる
あなたのまわりに、仕事もできて、プレゼンも人間関係もうまいく、成果もあげているのに、成功しない惜しい人っていますよね。
そんな人の中に、「寛容さ」が足りない人がいませんか?
あなたは、寛容さを手に入れるために、できることがあります。
①あなたの部屋が忙しさに乱雑であっても、「今日は仕方ない」といったん受け入れること。
②そこからくるイライラ感情をセーブします。
③原因を追究します。
それを何度も繰り返すのが、寛容さを磨くトレーニングになります。
これを繰り返すと、相手の欠点ではなく長所を客観的に探し、能力を伸ばしてあげる力を持てるようになります。
成功マインド6「気高さ」 真の成功者になる
よくいわれる「エレガント」というのも気高さです。
1~5のそうじ力がついてくると、最終的には気高さになり、あなた全体のオーラとして表れてきます。
これが身につけられるのがそうじ力の醍醐味です。
成功マインド7「自己信頼」 6つのマインドが身についたとき
1日が24時間であることは、みんな同じです。
でも、どう生きるかが大きく異なるのは、この「自己信頼」の有無です。
成功者のどの人にも共通しているのは、自分のことをよく知っていて、自分の分野には大きな自信を持っているということ。
いっぽう、自分が得意でない分野では謙虚に学ぶという姿勢も共通しています。
1~6のマインドは、必ずあなたに「自己信頼」をもたらします。
そうじは「目の前のごみを拾って捨てる」「小さな汚れをとる」から始まる、ごくごく小さなことから始めましょう。
しかし、それはあなたを変え、やがて社会を変える力になると著者は言います。
ちょっとずつ。
今日できないとしても、そんな自分も許しつつ。
仏教でもそうじの業もあるように、そうじであなたをスキルアップなのです。
今日もお疲れさまでした。
ゆっくり休んで素敵な夢を。
では、また。